精霊王達は人間達を翻弄する

りん

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ヤミーside

私は、闇の精霊。今から、人間と契約している精霊達に釘をさしに行くの。って言っても、精霊王の共同スペースのテラスで呼びかけるだけなんだけどね!

普通、精霊王達は仲が悪いと思われがちだけどそうじゃないんだよねー。うちらは仲が良い方かな・・・。
勿論、属性が違う者同士対立する時はあっても、すぐ仲直りしちゃうんだもん。逆に、対立する属性同士で仲が良い精霊もいるんだ!

さてと

「みんなー。闇の精霊王『ヤミー』が命じます。人間達との思念伝達をやめなさい!そして、今からは人間界に行くのを禁止します。私達、精霊王の誰かが許可するまで此処(精霊界)から出ないこと!!」

「人間界からの王子は、どうするのですか?」

「うん。それはね、お招きしません!あちらから戦争が起こるようなことをしてきたのだから、因果応報です。反対する者はおりませんね?」

『はい!いません。(多分・・・。)』

「宜しい!今、私達は共同で人間共にどうやって報復するか考えています。手伝いたい者達もいると思いますので待っててね。」

『はい。』

素直でいいわね・・・。でも、何があるかわかんないし、見張りは置いておこうかしら。

「闇。貴方が残りなさい。後で、他の属性の子達も来るように言っておきます。」

「了解致しました。」
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