精霊王達は人間達を翻弄する

りん

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完全に遅刻!!!

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ー1週間後ー

今日は、精霊王が各々の準備の確認の為に集う日であるはずなのだが・・・。

ジュー  「遅い・・・💢」
ふうり   「本当にいつまで待たせる気だ。」
ヤミー    「まあまあ。そんな怒らなくてもいいんじゃないかしら。アイリに限っては、もう遅刻の常連というか王様だしね?怒りを抑えて。」
こうき    「ヤミー。無理だと思うぞ。」
ヤミー     「でも、こうき。責任者に押し付けたの私たちだし。ちょっとの遅刻は、許そうよ。今までもこんなん何回もあったし・・・。」
どう        「でもな、あやつ1時間も遅刻してるんだぞ?しかも、何も言ってこない。ジュー達が怒るのも分かってやってくれ。ていうか、お前が優しすぎるんだ。」
こうき    「いや、どう。ヤミーは、心が広いは広いが、アイリに優しくしてるんじゃない。諦めてるんだ。というか、達観の姿勢に入っとる。」
ジュー    「ほんとだ。後で怖いだろうな・・・。ヤミー、怒ると本当に怖いから。」
  
『・・・・・・・・・。』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それから3時間後・・・

アイリ  「ごめん。遅くなりました。」
ヤミー   「集合の時間から何時間たっていると思うの?貴方が責任者よね?仕事の量増やして欲しいかな?さあ、どうなの?」
アイリ    「ひぃー。ごめんね。本当に・・・。」

『・・・・・・・・・』

ヤミーの説教は続き、結局集会が始まったのは、アイリが到着してから4時間後のことだった。
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