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過去と現在は手を取り合って
月が響鳴-カナデ-るカプリッチオ 87話
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フィレイド城
ゼファ「……ああ、もうすぐ来るかな」
エピナール「…ソレイユさん達がですか?」
セピア「いよいよですわね…」
こちらは乗り込んで来る日まで、待機していた。
ゼファ「…それにしても、フロスティはともかく、
四零士も完全に彼らに加担してしまうとは、誤算だね…」
エピナール「……陛下は…」
「彼らの本心をご存じですか?」と聞こうとしてやめた。
エピナール「……いえ、私達も持ち場に付きましょうか?」
ゼファ「そうだね。頼むよ。
色々予定が狂ったけど、負は今日で必要分溜まる。
今日中に世界は変えられるよ。
…君達には、オーブの使用を許可する。」
セピア「かしこまりましたわ」
エピナール「貴方様をお守りいたします」
そう言って二人は転移していく。
ゼファ「……ベレイザ…あいつがいなければ…
我らも、この時代の人々も…戦う事はなかったのにね…」
………
ゼファ「ああ…そこは、君に任せても良いかな。
…うん、じゃあ、よろしく」
玉座でドラゴンの咆哮が轟いた。
再び、セリディアス大陸に降り立った一行。
サラテリ「じゃあ、頑張って来てね」
フェズ「俺達はここの防衛してるからよ」
ソレイユ「うん、ありがとう」
お見送りに四零士が来てくれている……やっぱり違和感だ。
ロココ「あたし達もギルドの防衛頑張る!」
バレヌ「お前達に一番の大役を任せてすまないな」
いや、ギルドが無いと困るから。ギルドの防衛はかなりありがたい。
ビオレ「何か気を付ける事ある?」
プリムローズ「まず…セピアとエピナールはオーブを使って来ると思う」
グラファイト「後…門番にもしかしたらドラゴンがいるかもしれない」
サルファー「…ドラゴン?」
今まで見た奴みたいな…? とも思ったが…
フロスティ「多分、もっと大きいじゃろうな。
メリディエムやテネブリエのように召喚されたのではなく、
兄に直接仕えているドラゴンじゃ。その者も兄に助けられたのじゃ。
知能もあるから喋れる。」
うーん…厄介そうな……。
フロスティ「まあ、平気じゃろう。そなた達は今や一番の強者じゃ。
全員が全員能力持ち。我らを打ち負かした実力者」
フェズ「おまけに流変剣もあるからな?」
エルブ「……皆さん…」
今日は、以前と違い、真正面からの突破だ。
細工無しの直行。
シオン「城までのルートは俺達でできるだけ確保する。」
アイリス「みんなはそのまま進んで行ってね」
ブローディア「あんまり消耗もできないだろうしね」
シオン達もセリディアス大陸に来てくれていた。
シュロ「ゼファに勝てるとしたら、君達だけだ」
レオノティス「内部の事は任せたぞ」
アスター「何度も実力は見ているから自信持ってくれ」
フクシア「頑張って!」
シオン達は突破口を開くために参加している。
城に入るまで、ここで戦ってくれる。
シスル「しっかりしろよ」
リナリア「ゼニスの事、助けてあげて」
パリス「……心強いですね…」
ソレイユ「当然よ。…行こう! フィレイド城へ!」
城への道はぜんっぜん楽勝だった。
シオン達が国の安定化手伝いをしていた、前回と違って、
今回は居てくれるおかげで、魔物はどんどん倒されている。
シオン「虹華祈翼斬!!」
アイリス「レインスコール!」
ブローディア「大海の螺旋渦…すべて飲み込め、シュトゥルーデル!」
シュロ「イーグルスウォープ!」
フクシア「アンジュ・ロウ!」
レオノティス「業火翔弾!」
アスター「デス・ルーイン!」
リナリア「秋桜・鈴華閣!」
シスル「暗牙邪閃!」
次々にあっけなく魔物を倒していくので唖然。
ソレイユ「す、すごい…」
サルファー「さすがは魔王を倒した方々…」
ビオレ「ただの魔物如き造作も無いってわけね」
何はともあれ、これで自分達は消耗を減らして城へ行ける。
パリス「行きましょう」
エルブ「僕達は僕達のやる事を…!」
そして…ソレイユ達は城前の橋までやって来た。
入り口は目の前。門番はいない。ように見えるが…
四零士の話からすると、居るはずだ。
ゼルシェード「……いるな……上だ!」
ゼルシェードに言われるまま上を見上げると、翼が羽ばたく音が聞こえ…
影が覆った。
見た目に似合わず静かに降り立ったその影は…言われていた通りのドラゴンだった。
インフェヌム「朕はインフェヌム。ゼファのために、ここで足止めさせてもらう」
ソレイユ「……勝てるつもり…?」
インフェヌム「お前達の強さは知っている。
だから…勝てずとも、世界を変えるまでの時間稼ぎぐらいはしてくれる…!」
それはそれでかなり痛い話だ…。
実質向こうの味方の誰が死んでも、世界を変えることさえできれば、
その者達は生き返れるのだ。
ビオレ「ここで負けてられないのよ!」
サルファー「ここから先、まだ強敵がいます。」
パリス「門番がいることは覚悟していました。」
エルブ「押し通らせてもらいます!」
そう言うと、インフェヌムは咆哮をあげた。
インフェヌム「いいだろう。その力、ゼファに届かせられるか見極めよう…!」
ビオレ「風刃華!」
ソレイユ「空天翔!」
相手の鱗に違和感…。
サルファー「アクアアロー!」
エルブ「氷刃・一刀!」
パリス「彼の者に枷を…セイントクロス!」
……やっぱりおかしい。
そう思っている間にも反撃。無属性のブレス…!
エルブ「このドラゴンは、無属性です! でも、光以外があまり効かない!?」
インフェヌム「属性自体は無属性だが、朕の鱗は闇その物だ。
光以外などさして通らん…!」
ゼルシェード「相手が闇出ないのなら、光を付与しても不利にはならん…!
ソレイユ!」
ソレイユ「了解! 属性変換・共鳴!」
光属性を全員に付与させる。
サルファー「闇だからなんですか! 絶光・魔法矢!」
ビオレ「光で攻める! 絶光・魔法剣!」
インフェヌム「ぐっ! 流変剣…やはりゼファの言ったとおり扱えているのか」
前までのソレイユならゼルシェードの助けありで一、二度が限界だった。
今なら、もう魔力が適合している。
インフェヌム「ならば…! 無旋翼!」
インフェヌムが翼を広げて向かって来る。
ソレイユ「守護せよ…バリアフィールド!」
直撃するというところで、見えない壁に阻まれる。
インフェヌム「今のは…壁か!?」
ソレイユ「っ、この威力だと一度防ぐのが限界だけど、充分よ!」
パリス「力を…フィジシスアップ!」
パリスが全体の攻撃力を上げた。
ビオレ「貫く意志!」
ビオレの刃がインフェヌムを斬りつける。
攻撃力が上がった上に、防御力無視の力は、かなりの大ダメージ。
インフェヌム「があっ!? 今のは…能力…!?」
ゼルシェード「さすがに俺の空間での出来事までは見えていないようだな。
ここに居る者は全員、能力を習得している!」
けど、だからと言って退く相手でもない。
インフェヌム「良いだろう…これを…防いでみるが良い!
インペリアルウィンディア!!」
広範囲の奥義だ。それを真っ向から迎え撃つ。
ソレイユ「アモーラプラウディット!」
ビオレ「リュージュランダーム!」
サルファー「クストスペルマーネント!」
三人の万等属性奥義がインフェヌムの奥義と衝突。
相手の奥義は、万等属性奥義三人がかりで、ようやく押し返した。
インフェヌム「これが…ゼファに立ち向かおうとする者の力か…!」
インフェヌム「…く、…行かせるわけには…
ゼファの望みを…ゼファに救われた魔物の存続を…」
…なるほど…死なせたくないわけだ。
あの魔物達を、できるだけ生かす事が目的だ。
ソレイユ「私たち、ゼファに救われた魔物との共存は視野に入れてるよ?」
インフェヌム「なに?」
ソレイユの一言に顔を上げる。
エルブ「実際、メリディエムさんとテネブリエさんが纏めてくれています」
そこへ、話の二体が飛んできた。
テネブリエ「本当の話です。我らは戦闘に参加していない魔物の説得をしています」
メリディエム「これ以上…あ、争わないために…!」
インフェヌム「………そう、なのか?」
………
インフェヌム「…わかった。一度この場は退こう…
だが、朕が手を貸すのはゼファが敗れたらの話だ。いいな?」
ビオレ「それでいいわ」
パリス「ありがとうございます」
インフェヌムはそれで去っていった。
テネブリエ「やれやれ……お前達、後は任せたぞ」
メリディエム「説得は思いのほか順調です…!
私達を受け入れてくれる人達も出てきました…! 頑張ってください!!」
二体はそういって元の持ち場に戻る。
ゼルシェード「……さあ、俺達は城内の攻略に取り掛かるぞ」
ソレイユ「うん、世界の破滅は絶対に阻止する…!」
ゼファ「……ああ、もうすぐ来るかな」
エピナール「…ソレイユさん達がですか?」
セピア「いよいよですわね…」
こちらは乗り込んで来る日まで、待機していた。
ゼファ「…それにしても、フロスティはともかく、
四零士も完全に彼らに加担してしまうとは、誤算だね…」
エピナール「……陛下は…」
「彼らの本心をご存じですか?」と聞こうとしてやめた。
エピナール「……いえ、私達も持ち場に付きましょうか?」
ゼファ「そうだね。頼むよ。
色々予定が狂ったけど、負は今日で必要分溜まる。
今日中に世界は変えられるよ。
…君達には、オーブの使用を許可する。」
セピア「かしこまりましたわ」
エピナール「貴方様をお守りいたします」
そう言って二人は転移していく。
ゼファ「……ベレイザ…あいつがいなければ…
我らも、この時代の人々も…戦う事はなかったのにね…」
………
ゼファ「ああ…そこは、君に任せても良いかな。
…うん、じゃあ、よろしく」
玉座でドラゴンの咆哮が轟いた。
再び、セリディアス大陸に降り立った一行。
サラテリ「じゃあ、頑張って来てね」
フェズ「俺達はここの防衛してるからよ」
ソレイユ「うん、ありがとう」
お見送りに四零士が来てくれている……やっぱり違和感だ。
ロココ「あたし達もギルドの防衛頑張る!」
バレヌ「お前達に一番の大役を任せてすまないな」
いや、ギルドが無いと困るから。ギルドの防衛はかなりありがたい。
ビオレ「何か気を付ける事ある?」
プリムローズ「まず…セピアとエピナールはオーブを使って来ると思う」
グラファイト「後…門番にもしかしたらドラゴンがいるかもしれない」
サルファー「…ドラゴン?」
今まで見た奴みたいな…? とも思ったが…
フロスティ「多分、もっと大きいじゃろうな。
メリディエムやテネブリエのように召喚されたのではなく、
兄に直接仕えているドラゴンじゃ。その者も兄に助けられたのじゃ。
知能もあるから喋れる。」
うーん…厄介そうな……。
フロスティ「まあ、平気じゃろう。そなた達は今や一番の強者じゃ。
全員が全員能力持ち。我らを打ち負かした実力者」
フェズ「おまけに流変剣もあるからな?」
エルブ「……皆さん…」
今日は、以前と違い、真正面からの突破だ。
細工無しの直行。
シオン「城までのルートは俺達でできるだけ確保する。」
アイリス「みんなはそのまま進んで行ってね」
ブローディア「あんまり消耗もできないだろうしね」
シオン達もセリディアス大陸に来てくれていた。
シュロ「ゼファに勝てるとしたら、君達だけだ」
レオノティス「内部の事は任せたぞ」
アスター「何度も実力は見ているから自信持ってくれ」
フクシア「頑張って!」
シオン達は突破口を開くために参加している。
城に入るまで、ここで戦ってくれる。
シスル「しっかりしろよ」
リナリア「ゼニスの事、助けてあげて」
パリス「……心強いですね…」
ソレイユ「当然よ。…行こう! フィレイド城へ!」
城への道はぜんっぜん楽勝だった。
シオン達が国の安定化手伝いをしていた、前回と違って、
今回は居てくれるおかげで、魔物はどんどん倒されている。
シオン「虹華祈翼斬!!」
アイリス「レインスコール!」
ブローディア「大海の螺旋渦…すべて飲み込め、シュトゥルーデル!」
シュロ「イーグルスウォープ!」
フクシア「アンジュ・ロウ!」
レオノティス「業火翔弾!」
アスター「デス・ルーイン!」
リナリア「秋桜・鈴華閣!」
シスル「暗牙邪閃!」
次々にあっけなく魔物を倒していくので唖然。
ソレイユ「す、すごい…」
サルファー「さすがは魔王を倒した方々…」
ビオレ「ただの魔物如き造作も無いってわけね」
何はともあれ、これで自分達は消耗を減らして城へ行ける。
パリス「行きましょう」
エルブ「僕達は僕達のやる事を…!」
そして…ソレイユ達は城前の橋までやって来た。
入り口は目の前。門番はいない。ように見えるが…
四零士の話からすると、居るはずだ。
ゼルシェード「……いるな……上だ!」
ゼルシェードに言われるまま上を見上げると、翼が羽ばたく音が聞こえ…
影が覆った。
見た目に似合わず静かに降り立ったその影は…言われていた通りのドラゴンだった。
インフェヌム「朕はインフェヌム。ゼファのために、ここで足止めさせてもらう」
ソレイユ「……勝てるつもり…?」
インフェヌム「お前達の強さは知っている。
だから…勝てずとも、世界を変えるまでの時間稼ぎぐらいはしてくれる…!」
それはそれでかなり痛い話だ…。
実質向こうの味方の誰が死んでも、世界を変えることさえできれば、
その者達は生き返れるのだ。
ビオレ「ここで負けてられないのよ!」
サルファー「ここから先、まだ強敵がいます。」
パリス「門番がいることは覚悟していました。」
エルブ「押し通らせてもらいます!」
そう言うと、インフェヌムは咆哮をあげた。
インフェヌム「いいだろう。その力、ゼファに届かせられるか見極めよう…!」
ビオレ「風刃華!」
ソレイユ「空天翔!」
相手の鱗に違和感…。
サルファー「アクアアロー!」
エルブ「氷刃・一刀!」
パリス「彼の者に枷を…セイントクロス!」
……やっぱりおかしい。
そう思っている間にも反撃。無属性のブレス…!
エルブ「このドラゴンは、無属性です! でも、光以外があまり効かない!?」
インフェヌム「属性自体は無属性だが、朕の鱗は闇その物だ。
光以外などさして通らん…!」
ゼルシェード「相手が闇出ないのなら、光を付与しても不利にはならん…!
ソレイユ!」
ソレイユ「了解! 属性変換・共鳴!」
光属性を全員に付与させる。
サルファー「闇だからなんですか! 絶光・魔法矢!」
ビオレ「光で攻める! 絶光・魔法剣!」
インフェヌム「ぐっ! 流変剣…やはりゼファの言ったとおり扱えているのか」
前までのソレイユならゼルシェードの助けありで一、二度が限界だった。
今なら、もう魔力が適合している。
インフェヌム「ならば…! 無旋翼!」
インフェヌムが翼を広げて向かって来る。
ソレイユ「守護せよ…バリアフィールド!」
直撃するというところで、見えない壁に阻まれる。
インフェヌム「今のは…壁か!?」
ソレイユ「っ、この威力だと一度防ぐのが限界だけど、充分よ!」
パリス「力を…フィジシスアップ!」
パリスが全体の攻撃力を上げた。
ビオレ「貫く意志!」
ビオレの刃がインフェヌムを斬りつける。
攻撃力が上がった上に、防御力無視の力は、かなりの大ダメージ。
インフェヌム「があっ!? 今のは…能力…!?」
ゼルシェード「さすがに俺の空間での出来事までは見えていないようだな。
ここに居る者は全員、能力を習得している!」
けど、だからと言って退く相手でもない。
インフェヌム「良いだろう…これを…防いでみるが良い!
インペリアルウィンディア!!」
広範囲の奥義だ。それを真っ向から迎え撃つ。
ソレイユ「アモーラプラウディット!」
ビオレ「リュージュランダーム!」
サルファー「クストスペルマーネント!」
三人の万等属性奥義がインフェヌムの奥義と衝突。
相手の奥義は、万等属性奥義三人がかりで、ようやく押し返した。
インフェヌム「これが…ゼファに立ち向かおうとする者の力か…!」
インフェヌム「…く、…行かせるわけには…
ゼファの望みを…ゼファに救われた魔物の存続を…」
…なるほど…死なせたくないわけだ。
あの魔物達を、できるだけ生かす事が目的だ。
ソレイユ「私たち、ゼファに救われた魔物との共存は視野に入れてるよ?」
インフェヌム「なに?」
ソレイユの一言に顔を上げる。
エルブ「実際、メリディエムさんとテネブリエさんが纏めてくれています」
そこへ、話の二体が飛んできた。
テネブリエ「本当の話です。我らは戦闘に参加していない魔物の説得をしています」
メリディエム「これ以上…あ、争わないために…!」
インフェヌム「………そう、なのか?」
………
インフェヌム「…わかった。一度この場は退こう…
だが、朕が手を貸すのはゼファが敗れたらの話だ。いいな?」
ビオレ「それでいいわ」
パリス「ありがとうございます」
インフェヌムはそれで去っていった。
テネブリエ「やれやれ……お前達、後は任せたぞ」
メリディエム「説得は思いのほか順調です…!
私達を受け入れてくれる人達も出てきました…! 頑張ってください!!」
二体はそういって元の持ち場に戻る。
ゼルシェード「……さあ、俺達は城内の攻略に取り掛かるぞ」
ソレイユ「うん、世界の破滅は絶対に阻止する…!」
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