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二魂の心は相違して
月が響鳴-カナデ-るカプリッチオ 57話
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ビオレ「誰?」
出て来た黄色い龍に聞く。
トニートゥラ「私はトニートゥラ。プリムローズ様の武器から生み出された龍」
ゼルシェード(こんなことまでできるようになったのか……)
サルファー「さしずめ、ここの門番という事ですか?」
トニートゥラ「そう。ゼニス以外は殺せと。
捕虜を逃がさせるわけにもいかないので」
「駄目…勝ち目がないですよ…!」
心配して声を上げる人達。でも、退けない。
ゼニス「ソレイユ」
ソレイユ「わかった! 守護せよ…バリアフィールド!」
ソレイユの魔法で牢の人達に結界が張られる。
これで彼らに攻撃が飛んでも危険はない。
ゼニス「どうか安心してください」
パリス「不思議な見た目してますね…メデューサみたい…」
龍を目の前に雑談開始。
肝が据わったというか、怖いもの知らずというか…
トニートゥラ「お喋りとは余裕な…私をなめている?」
ビオレ「そうかもね。あんたは目標の一つでしかないのよ。
邪魔よ。プリムローズに辿り着くために、ここで討たせてもらうわ!」
ゼニス「いくよ!!」
ゼルシェード「プリムローズの武器から生み出されたなら、
あいつの属性は雷だ!」
という事は、弱点は土属性……!
サルファー「ゼニスの能力が鍵ですね!」
ソレイユ「水属性持ちの人は気を付けて!
攻撃も、水属性は使わない方がいいかも!」
なんというか、土属性がこのメンバーだと不在だ。
……戦力が何とかならないか…。
ゼルシェード「ゼニス、今のお前ならできるかもしれん。
属性変換・共鳴を使ってみろ!」
ゼニス「何それ!?」
ゼルシェード「ゼファがこの剣を使っていた頃にやった力だ。
全員に属性変換で纏った属性を一時的に追加させられる!」
元の能力通り、その属性で使えるのは魔法剣・魔法弾・魔法矢など、そういう系だが、
戦力には確実になる。
ゼニス「やってみる。属性変換・共鳴!」
ゼニスに土属性がつくのと同時に、仲間にもついたようだ。
エルブ「さすがです、ゼニス師匠!!」
パリス「これなら何とか…!」
トニートゥラ「弱点を突けるようになったぐらいで、私が倒せると…!?」
威勢は良いが、明らかに動揺した。
ソレイユ「勝てるよ!」
サルファー「私達は、四零士に勝ちに行こうとしているのですから!」
開幕からサンダーブレスが飛んで来る。
パリス「っ! 裂土・魔法弾!」
ビオレ「風刃華!」
パリスが弱点を突いたところへ、自身の得意属性を打ち込む。
この形だと、耐性が無い限りは結構ダメージが通るようだ。
トニートゥラ「雷翼旋!!」
ビオレ「っ!! なに、これ!?」
ビオレの右腕が動かない。
サルファー「麻痺!? パリス、治療を!
裂土・魔法矢!!」
ゼニス「僕も…五連斬!!」
二人が気をそらしている間に、パリスは麻痺の治療。
パリス「邪を払え…リキュペレイト!」
パリスのこの魔法は、もろもろのステータス低下も含め、状態異常の治療が可能だ。
ビオレ「あ、ありがとう…」
ソレイユ「今、何で麻痺が??」
パリス「多分、あの翼です…あれに当たった腕が麻痺したから…」
いつの間にか接近戦にエルブも加わっている。
ソレイユ「ああもう! 危なっかしいな!
燃え盛れ…イフリティア!!」
遠距離援護はパリスとサルファー以外は弱点が突けないが仕方ない。
トニートゥラ「うっ…!?」
エルブ「ソレイユさん…! 土裂・魔法剣!!」
それをトニートゥラはかわして告げる。
トニートゥラ「エルブ様。ゼファ様。どうして貴方方はそちらに?
プリムローズ様の話だと、貴方方はこちら側のはず」
どこまで話しているんだ…
エルブ「僕は、彼らを止めるつもりで、こっちにつきました!」
ゼニス「僕は…彼らにつくつもりはない」
……
トニートゥラ「エルブ様は殺しても構わないと言われています…
ゼファ様には、お戻りいただきます。クレセディアへ…」
サルファー「エルブ! ゼニス!」
ビオレ「二人とも!」
駆け出そうとしたビオレの前にパリスが立った。
ソレイユ「パリス?」
パリス「ビオレさんは、プリムローズと一騎打ちするのがあります。
今、力を使い切るわけにはいきません!」
メイスを前に構えて前意識を集中させる。
トニートゥラ「ヴォルトウィンディア!!」
ゼルシェード「エルブ、ゼニス避けろ!?」
でも…
パリス「涙の意味を…光よ貫け! ライトティアーレイ!!」
後ろからパリスの奥義が、ゼニスとエルブの頭の上を通過。
トニートゥラ「なっ!?」
それは見事にトニートゥラに直撃。その場に崩れ落ちる。
ゼニス「……トニートゥラ……」
トニートゥラ「あなたは…どうして…
……ゼファ様……。
彼らが話すには…貴方の意識が戻っていてしかるべきなはず…」
………
ゼニス「……僕はゼニスだ。ゼファとして彼らに協力する気は無い。
……けど、殺す事はしないつもりだ。」
それに、トニートゥラが顔を上げる。
ゼニス「生かして、罪を償わせる…処刑なんてさせないし、僕らだって殺さない。」
トニートゥラ「…やはり、聞いていた通りの方だと、思う…。
……プリムローズ様を、お願いします……」
それを最後に消滅した。
エルブ「ゼニス師匠……」
ゼニス「……大丈夫だよ。
ゼファもトニートゥラとは面識はないみたいだし…それより…」
後ろにいるみんなに向き直る。
ゼニス「援護、ありがとう。特にパリス。」
パリス「いえ、私にできる事を…役に立ちたかっただけです!」
ビオレ「…頼りになるようになっちゃって…助けられちゃったわね」
サルファーが駆け寄ってくる。
サルファー「ビオレは怪我は大丈夫ですか?」
ビオレ「平気平気。パリスが治してくれたから」
それを見ていた人々は…
「すごい…倒した…」
「彼らだけが希望か……」
「ゼファって?」
色々感想はあるようだ。
…律零王の名前を知っている人はいなさそうだな。
サルファー「私達はこれから、プリムローズと戦ってきます。
貴方方はギルドへ避難を。」
他国はまだ侵攻されているから、帰すわけにはいかない。
一度ギルドでマスター達にかくまってもらう事に。
腕の立つ貴族もいたので、護衛は彼らに任せ、自分達は先へ急ぐことに。
ゼルシェード「もう行けるか?」
ゼニス「うん、急いだ方がいいと思うし」
各国解放しないと、国として機能しない。
民の不安も強くなって、負が余計溜まってしまう。
ビオレ「……プリムローズ…」
ソレイユ「ねえ、どうしてプリムローズと決着つけたいの?」
疑問だった。とりわけ因縁は…
ビオレ「火山で戦ったのもあるけど、嫌いなのよ。
人を殺す事に、躊躇いが無いような人。…私が止めてやるわ」
ゼニス「……ごめん」
つい謝罪してしまった。生かす方向で決めてしまったから。
ビオレ「良いの。言ったでしょ。別に構わないって。
死んだほうが楽よ、きっとね。だから、私も生かしてやるわ」
……
パリス「……私も…」
エルブ「パリス??」
ううん、と慌てて首を振る。
サルファー「では行きましょう。さっきの分岐を真っ直ぐですね」
次は、プリムローズと決着だ。
出て来た黄色い龍に聞く。
トニートゥラ「私はトニートゥラ。プリムローズ様の武器から生み出された龍」
ゼルシェード(こんなことまでできるようになったのか……)
サルファー「さしずめ、ここの門番という事ですか?」
トニートゥラ「そう。ゼニス以外は殺せと。
捕虜を逃がさせるわけにもいかないので」
「駄目…勝ち目がないですよ…!」
心配して声を上げる人達。でも、退けない。
ゼニス「ソレイユ」
ソレイユ「わかった! 守護せよ…バリアフィールド!」
ソレイユの魔法で牢の人達に結界が張られる。
これで彼らに攻撃が飛んでも危険はない。
ゼニス「どうか安心してください」
パリス「不思議な見た目してますね…メデューサみたい…」
龍を目の前に雑談開始。
肝が据わったというか、怖いもの知らずというか…
トニートゥラ「お喋りとは余裕な…私をなめている?」
ビオレ「そうかもね。あんたは目標の一つでしかないのよ。
邪魔よ。プリムローズに辿り着くために、ここで討たせてもらうわ!」
ゼニス「いくよ!!」
ゼルシェード「プリムローズの武器から生み出されたなら、
あいつの属性は雷だ!」
という事は、弱点は土属性……!
サルファー「ゼニスの能力が鍵ですね!」
ソレイユ「水属性持ちの人は気を付けて!
攻撃も、水属性は使わない方がいいかも!」
なんというか、土属性がこのメンバーだと不在だ。
……戦力が何とかならないか…。
ゼルシェード「ゼニス、今のお前ならできるかもしれん。
属性変換・共鳴を使ってみろ!」
ゼニス「何それ!?」
ゼルシェード「ゼファがこの剣を使っていた頃にやった力だ。
全員に属性変換で纏った属性を一時的に追加させられる!」
元の能力通り、その属性で使えるのは魔法剣・魔法弾・魔法矢など、そういう系だが、
戦力には確実になる。
ゼニス「やってみる。属性変換・共鳴!」
ゼニスに土属性がつくのと同時に、仲間にもついたようだ。
エルブ「さすがです、ゼニス師匠!!」
パリス「これなら何とか…!」
トニートゥラ「弱点を突けるようになったぐらいで、私が倒せると…!?」
威勢は良いが、明らかに動揺した。
ソレイユ「勝てるよ!」
サルファー「私達は、四零士に勝ちに行こうとしているのですから!」
開幕からサンダーブレスが飛んで来る。
パリス「っ! 裂土・魔法弾!」
ビオレ「風刃華!」
パリスが弱点を突いたところへ、自身の得意属性を打ち込む。
この形だと、耐性が無い限りは結構ダメージが通るようだ。
トニートゥラ「雷翼旋!!」
ビオレ「っ!! なに、これ!?」
ビオレの右腕が動かない。
サルファー「麻痺!? パリス、治療を!
裂土・魔法矢!!」
ゼニス「僕も…五連斬!!」
二人が気をそらしている間に、パリスは麻痺の治療。
パリス「邪を払え…リキュペレイト!」
パリスのこの魔法は、もろもろのステータス低下も含め、状態異常の治療が可能だ。
ビオレ「あ、ありがとう…」
ソレイユ「今、何で麻痺が??」
パリス「多分、あの翼です…あれに当たった腕が麻痺したから…」
いつの間にか接近戦にエルブも加わっている。
ソレイユ「ああもう! 危なっかしいな!
燃え盛れ…イフリティア!!」
遠距離援護はパリスとサルファー以外は弱点が突けないが仕方ない。
トニートゥラ「うっ…!?」
エルブ「ソレイユさん…! 土裂・魔法剣!!」
それをトニートゥラはかわして告げる。
トニートゥラ「エルブ様。ゼファ様。どうして貴方方はそちらに?
プリムローズ様の話だと、貴方方はこちら側のはず」
どこまで話しているんだ…
エルブ「僕は、彼らを止めるつもりで、こっちにつきました!」
ゼニス「僕は…彼らにつくつもりはない」
……
トニートゥラ「エルブ様は殺しても構わないと言われています…
ゼファ様には、お戻りいただきます。クレセディアへ…」
サルファー「エルブ! ゼニス!」
ビオレ「二人とも!」
駆け出そうとしたビオレの前にパリスが立った。
ソレイユ「パリス?」
パリス「ビオレさんは、プリムローズと一騎打ちするのがあります。
今、力を使い切るわけにはいきません!」
メイスを前に構えて前意識を集中させる。
トニートゥラ「ヴォルトウィンディア!!」
ゼルシェード「エルブ、ゼニス避けろ!?」
でも…
パリス「涙の意味を…光よ貫け! ライトティアーレイ!!」
後ろからパリスの奥義が、ゼニスとエルブの頭の上を通過。
トニートゥラ「なっ!?」
それは見事にトニートゥラに直撃。その場に崩れ落ちる。
ゼニス「……トニートゥラ……」
トニートゥラ「あなたは…どうして…
……ゼファ様……。
彼らが話すには…貴方の意識が戻っていてしかるべきなはず…」
………
ゼニス「……僕はゼニスだ。ゼファとして彼らに協力する気は無い。
……けど、殺す事はしないつもりだ。」
それに、トニートゥラが顔を上げる。
ゼニス「生かして、罪を償わせる…処刑なんてさせないし、僕らだって殺さない。」
トニートゥラ「…やはり、聞いていた通りの方だと、思う…。
……プリムローズ様を、お願いします……」
それを最後に消滅した。
エルブ「ゼニス師匠……」
ゼニス「……大丈夫だよ。
ゼファもトニートゥラとは面識はないみたいだし…それより…」
後ろにいるみんなに向き直る。
ゼニス「援護、ありがとう。特にパリス。」
パリス「いえ、私にできる事を…役に立ちたかっただけです!」
ビオレ「…頼りになるようになっちゃって…助けられちゃったわね」
サルファーが駆け寄ってくる。
サルファー「ビオレは怪我は大丈夫ですか?」
ビオレ「平気平気。パリスが治してくれたから」
それを見ていた人々は…
「すごい…倒した…」
「彼らだけが希望か……」
「ゼファって?」
色々感想はあるようだ。
…律零王の名前を知っている人はいなさそうだな。
サルファー「私達はこれから、プリムローズと戦ってきます。
貴方方はギルドへ避難を。」
他国はまだ侵攻されているから、帰すわけにはいかない。
一度ギルドでマスター達にかくまってもらう事に。
腕の立つ貴族もいたので、護衛は彼らに任せ、自分達は先へ急ぐことに。
ゼルシェード「もう行けるか?」
ゼニス「うん、急いだ方がいいと思うし」
各国解放しないと、国として機能しない。
民の不安も強くなって、負が余計溜まってしまう。
ビオレ「……プリムローズ…」
ソレイユ「ねえ、どうしてプリムローズと決着つけたいの?」
疑問だった。とりわけ因縁は…
ビオレ「火山で戦ったのもあるけど、嫌いなのよ。
人を殺す事に、躊躇いが無いような人。…私が止めてやるわ」
ゼニス「……ごめん」
つい謝罪してしまった。生かす方向で決めてしまったから。
ビオレ「良いの。言ったでしょ。別に構わないって。
死んだほうが楽よ、きっとね。だから、私も生かしてやるわ」
……
パリス「……私も…」
エルブ「パリス??」
ううん、と慌てて首を振る。
サルファー「では行きましょう。さっきの分岐を真っ直ぐですね」
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