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過去は絶望を率いて
月が響鳴-カナデ-るカプリッチオ 49話
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研究所内部。
カイム「……レクイエム……」
レクイエム「なあにパパ」
カイム「……以前、赤い髪と、銀髪の奴が来てただろう」
レクイエム「フェズとサラテリだね」
カイム「あいつらのせいで魔物との融合実験での失敗作共は全て消された…
残っているのは、最近作った魔物と魔物の融合体だが…防衛には至らんだろう…
ここまで誰かが来たら、レクイエム。お前が頼りだ…」
レクイエム「…うん、わかった。
…ねえ、パパ。私を、エレジェフィアとは、呼んでくれないの?
もうあの子、いないんだよ? ……ねえ」
それにカイムは答えない。
その頃…
ゼニス「円閃舞!!」
ゼニスの範囲攻撃で大体の敵は蹴散らす。
アスター「以前より、腕が上がった気がするな」
ゼニス「激戦の日々だからね…これぐらいに手こずっていられないよ」
フクシア「エレジェフィア様は下がってて。
雑魚だけど、戦えない人じゃ危険すぎる」
エレジェフィア「ええ…」
自身が神の身であるからか、戦えない事が辛そうだった。
見てるだけというのが心苦しいらしい。
パリス「…エレジェフィア様。その服は一体…」
エレジェフィア「私が生前通っていた学校の服です。
父は、この姿が一番記憶にあると思うので…」
ソレイユ「可愛い制服ですよね! 立派な学校なのかな…」
サルファー「ラディル大陸にある名門校だったはずです。
神聖魔術で有名だとか」
レクイエムの暗黒魔法とは真逆か…
エルブ「エレジェフィア様って、神様だったら、もしかして…」
そこまでエルブが話すと、ゼニスの流変剣が一瞬光った。
エルブ「あ……」
エレジェフィア「どうかしましたか?」
エルブ「い、いえ、なんでもないです!!」
ゼニス「どうした?」
ゼルシェード「…いや、ここで話すのはちょっとな…」
???
しばらく魔物を倒しながら最奥まで走り続ける。
と、鍵も何もない扉。横にはあからさまに怪しい入力装置。
ビオレ「入力装置…暗号って何か分かる?」
……誰もわからない。
ゼニス「……暗号探しに行かないと駄目なのかな?」
エレジェフィア「いいえ、私が分かります」
そう言ってエレジェフィアが装置の前に立つ。
エルブ「暗号って何なんですか?」
エレジェフィア「……ベレイザ」
そう呟くと、扉が音を立てて開いた。
ソレイユ「女神の名前…」
サルファー「貴方は、いつから女神ベレイザの仕業だと?」
エレジェフィア「…私が死んでから、義理の父となってくれた神です。
今から一万年以上前からの神で、色々見て来ていたんです」
なるほど……誰なんだろう。その神は…
ゼニス「…取りあえず、行こう。いる。この先に」
アスター「いいか、エレジェフィア様には手を出させるな。
俺とフクシアはレクイエムが出すであろうクローン四体の討伐。」
フクシア「ゼニス達は、レクイエムをお願いね!」
全員頷き、その扉の奥に進む。
しばらく暗い道を歩くと、急に視界が開けた。
いたのはレクイエムと…科学者…恐らくカイムだろう。
レクイエム「いらっしゃーい! あれだけやられたのに、のこのこ戻ってくるとか馬鹿?」
ゼニス「……今度は全員でお前を相手にする。
前みたいに負けない」
レクイエム「あっはは、やっぱり馬鹿っぽい!
というより……」
レクイエムが見ているのはエレジェフィアだ。
レクイエム「何でそいつがいるの」
エレジェフィア「レクイエム……」
レクイエム「……お姉ちゃん。何しに来たの?」
一歩エレジェフィアが前に出た。
エレジェフィア「お父さんを、元に戻しに来たのよ」
レクイエム「させるわけないじゃん」
そう言って、四体のクローンを召喚してきた。
アスター「お前達! 行け!」
フクシア「ここは私達が抑える!」
ゼニス「わかった!」
奥へ行こうとするが、やっぱりレクイエムが立ちはだかる。
ビオレ「風殺剣!」
エルブ「裂氷・魔法剣!!」
レクイエム「うっ…!」
レクイエムを弾き飛ばして壁際に寄せて追い詰める。
ソレイユ「エレジェフィア様! お父さんを!!」
エレジェフィア「ありがとう…!」
エレジェフィアがどうやってお父さんを正気に戻すのか、よく分からない。
なにか策があるのだろうが。
エレジェフィア「お父さん…!」
カイム「……お前、誰だ…?」
エレジェフィア「っ…私よ、エレジェフィアよ!」
カイム「エレジェフィア……?」
自分の娘の事が分からない状態だ。
かなり記憶が混濁している。
ソレイユ「燃え盛れ…イフリティア!」
ゼニス「連絶剣!」
サルファー・パリス「貫け! セイクリッドシルフィ!」
アスター「アビスナイト!」
フクシア「セイントジャッジメント!」
後ろでは、ゼニス達が戦っている。
ずっと、足止めしてくれている。
エレジェフィア(洗脳の類…それを解くには、と…彼が渡してくれたもの…)
エレジェフィアが召喚したのは、一つの杖。
その杖が光を放つと同時に、カイムが苦しみだした。
カイム「う、ぐ…!?」
エレジェフィア「お父さん!」
カイム「ぐあ…!? 頭、が…割れる……!!」
エレジェフィア「思い出して、自分を取り戻して!」
カイム「がああああ!?」
刹那、パリン、と何かが割れる音がして、カイムがぐったりとその場に座り込む。
エレジェフィア「お父さん!!」
カイム「……エレジェフィア…か…?」
エレジェフィア「…そうよ、お父さんの娘の、エレジェフィアよ…!」
カイムの目から、涙がこぼれた。
カイム「エレジェフィア…今まで、すまなかった……
…何があったか覚えていない…が、何年も…待たせたのだろう…?」
レクイエム「くっ! 邪魔!」
一撃強力な魔法をゼニス達に放ってカイムとエレジェフィアの方へ転移する。
ゼニス「しまっ!!」
レクイエム「パパ! そいつと喋っちゃ駄目!
そいつはパパの邪魔をする、とっても悪い奴なの!!」
カイム「………」
それを聞いて、カイムがレクイエムの方を向く。そして……
カイム「……君は……誰だ…?」
レクイエム「…っ!!」
その一言は、レクイエムに相当なダメージを与えてしまった。
レクイエム「……わたしノ、パパが…お姉チャンに…殺さレ…タ…?」
自分の事を忘れた=自分の知ってるカイムは死んだ。
そういう考え方か!?
エレジェフィア「レクイエム……あなた…」
レクイエムの後ろにゼニス達が立つ。
サルファー「ここまでですよ。レクイエム。」
レクイエム「…………あはっ。…許さない。
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
許さない許さない許さない許さない…!」
その瞬間、レクイエムの真下に一気に魔法陣が描きあがる。
速すぎて間に合わない!
レクイエム「許サナイーッ!!!」
発動したのはメギド。喰らったのは、カイムだ。
ゼニス「!!」
エレジェフィア「お父さん!!」
血まみれになったカイムをエレジェフィアが支える。
カイム「……エレジェフィア……幸せに…なっ…て…っ」
パリス「嘘……」
ソレイユ「そんな……」
カイムの息が止まった。ぐったり腕が下ろされて、目を開けない。
エレジェフィア「……くっ…レクイエム!
どうしてお父さんを殺したの!? 貴方の父親でもあったんでしょう!?」
レクイエム「きゃはっ、アハハハハハハ!!!
私のパパは、もういないの…私のパパはぁ…
あんたに殺されたのよ!!!」
その時、クローン三体を片付けたアスターとフクシアがこっちに合流した。
アスター「クローンは全て片付いた!」
フクシア「後はレクイエムだけだよ!」
エレジェフィアを後ろに下げさせて、武器を再度構える。
レクイエム「みんな消えていなくナレ!!!」
明らかな暴走状態。もう正常じゃない。話し合いなど不可能だ。
ゼニス「レクイエム! お前の暴走は、僕達が止める!!」
カイム「……レクイエム……」
レクイエム「なあにパパ」
カイム「……以前、赤い髪と、銀髪の奴が来てただろう」
レクイエム「フェズとサラテリだね」
カイム「あいつらのせいで魔物との融合実験での失敗作共は全て消された…
残っているのは、最近作った魔物と魔物の融合体だが…防衛には至らんだろう…
ここまで誰かが来たら、レクイエム。お前が頼りだ…」
レクイエム「…うん、わかった。
…ねえ、パパ。私を、エレジェフィアとは、呼んでくれないの?
もうあの子、いないんだよ? ……ねえ」
それにカイムは答えない。
その頃…
ゼニス「円閃舞!!」
ゼニスの範囲攻撃で大体の敵は蹴散らす。
アスター「以前より、腕が上がった気がするな」
ゼニス「激戦の日々だからね…これぐらいに手こずっていられないよ」
フクシア「エレジェフィア様は下がってて。
雑魚だけど、戦えない人じゃ危険すぎる」
エレジェフィア「ええ…」
自身が神の身であるからか、戦えない事が辛そうだった。
見てるだけというのが心苦しいらしい。
パリス「…エレジェフィア様。その服は一体…」
エレジェフィア「私が生前通っていた学校の服です。
父は、この姿が一番記憶にあると思うので…」
ソレイユ「可愛い制服ですよね! 立派な学校なのかな…」
サルファー「ラディル大陸にある名門校だったはずです。
神聖魔術で有名だとか」
レクイエムの暗黒魔法とは真逆か…
エルブ「エレジェフィア様って、神様だったら、もしかして…」
そこまでエルブが話すと、ゼニスの流変剣が一瞬光った。
エルブ「あ……」
エレジェフィア「どうかしましたか?」
エルブ「い、いえ、なんでもないです!!」
ゼニス「どうした?」
ゼルシェード「…いや、ここで話すのはちょっとな…」
???
しばらく魔物を倒しながら最奥まで走り続ける。
と、鍵も何もない扉。横にはあからさまに怪しい入力装置。
ビオレ「入力装置…暗号って何か分かる?」
……誰もわからない。
ゼニス「……暗号探しに行かないと駄目なのかな?」
エレジェフィア「いいえ、私が分かります」
そう言ってエレジェフィアが装置の前に立つ。
エルブ「暗号って何なんですか?」
エレジェフィア「……ベレイザ」
そう呟くと、扉が音を立てて開いた。
ソレイユ「女神の名前…」
サルファー「貴方は、いつから女神ベレイザの仕業だと?」
エレジェフィア「…私が死んでから、義理の父となってくれた神です。
今から一万年以上前からの神で、色々見て来ていたんです」
なるほど……誰なんだろう。その神は…
ゼニス「…取りあえず、行こう。いる。この先に」
アスター「いいか、エレジェフィア様には手を出させるな。
俺とフクシアはレクイエムが出すであろうクローン四体の討伐。」
フクシア「ゼニス達は、レクイエムをお願いね!」
全員頷き、その扉の奥に進む。
しばらく暗い道を歩くと、急に視界が開けた。
いたのはレクイエムと…科学者…恐らくカイムだろう。
レクイエム「いらっしゃーい! あれだけやられたのに、のこのこ戻ってくるとか馬鹿?」
ゼニス「……今度は全員でお前を相手にする。
前みたいに負けない」
レクイエム「あっはは、やっぱり馬鹿っぽい!
というより……」
レクイエムが見ているのはエレジェフィアだ。
レクイエム「何でそいつがいるの」
エレジェフィア「レクイエム……」
レクイエム「……お姉ちゃん。何しに来たの?」
一歩エレジェフィアが前に出た。
エレジェフィア「お父さんを、元に戻しに来たのよ」
レクイエム「させるわけないじゃん」
そう言って、四体のクローンを召喚してきた。
アスター「お前達! 行け!」
フクシア「ここは私達が抑える!」
ゼニス「わかった!」
奥へ行こうとするが、やっぱりレクイエムが立ちはだかる。
ビオレ「風殺剣!」
エルブ「裂氷・魔法剣!!」
レクイエム「うっ…!」
レクイエムを弾き飛ばして壁際に寄せて追い詰める。
ソレイユ「エレジェフィア様! お父さんを!!」
エレジェフィア「ありがとう…!」
エレジェフィアがどうやってお父さんを正気に戻すのか、よく分からない。
なにか策があるのだろうが。
エレジェフィア「お父さん…!」
カイム「……お前、誰だ…?」
エレジェフィア「っ…私よ、エレジェフィアよ!」
カイム「エレジェフィア……?」
自分の娘の事が分からない状態だ。
かなり記憶が混濁している。
ソレイユ「燃え盛れ…イフリティア!」
ゼニス「連絶剣!」
サルファー・パリス「貫け! セイクリッドシルフィ!」
アスター「アビスナイト!」
フクシア「セイントジャッジメント!」
後ろでは、ゼニス達が戦っている。
ずっと、足止めしてくれている。
エレジェフィア(洗脳の類…それを解くには、と…彼が渡してくれたもの…)
エレジェフィアが召喚したのは、一つの杖。
その杖が光を放つと同時に、カイムが苦しみだした。
カイム「う、ぐ…!?」
エレジェフィア「お父さん!」
カイム「ぐあ…!? 頭、が…割れる……!!」
エレジェフィア「思い出して、自分を取り戻して!」
カイム「がああああ!?」
刹那、パリン、と何かが割れる音がして、カイムがぐったりとその場に座り込む。
エレジェフィア「お父さん!!」
カイム「……エレジェフィア…か…?」
エレジェフィア「…そうよ、お父さんの娘の、エレジェフィアよ…!」
カイムの目から、涙がこぼれた。
カイム「エレジェフィア…今まで、すまなかった……
…何があったか覚えていない…が、何年も…待たせたのだろう…?」
レクイエム「くっ! 邪魔!」
一撃強力な魔法をゼニス達に放ってカイムとエレジェフィアの方へ転移する。
ゼニス「しまっ!!」
レクイエム「パパ! そいつと喋っちゃ駄目!
そいつはパパの邪魔をする、とっても悪い奴なの!!」
カイム「………」
それを聞いて、カイムがレクイエムの方を向く。そして……
カイム「……君は……誰だ…?」
レクイエム「…っ!!」
その一言は、レクイエムに相当なダメージを与えてしまった。
レクイエム「……わたしノ、パパが…お姉チャンに…殺さレ…タ…?」
自分の事を忘れた=自分の知ってるカイムは死んだ。
そういう考え方か!?
エレジェフィア「レクイエム……あなた…」
レクイエムの後ろにゼニス達が立つ。
サルファー「ここまでですよ。レクイエム。」
レクイエム「…………あはっ。…許さない。
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
許さない許さない許さない許さない…!」
その瞬間、レクイエムの真下に一気に魔法陣が描きあがる。
速すぎて間に合わない!
レクイエム「許サナイーッ!!!」
発動したのはメギド。喰らったのは、カイムだ。
ゼニス「!!」
エレジェフィア「お父さん!!」
血まみれになったカイムをエレジェフィアが支える。
カイム「……エレジェフィア……幸せに…なっ…て…っ」
パリス「嘘……」
ソレイユ「そんな……」
カイムの息が止まった。ぐったり腕が下ろされて、目を開けない。
エレジェフィア「……くっ…レクイエム!
どうしてお父さんを殺したの!? 貴方の父親でもあったんでしょう!?」
レクイエム「きゃはっ、アハハハハハハ!!!
私のパパは、もういないの…私のパパはぁ…
あんたに殺されたのよ!!!」
その時、クローン三体を片付けたアスターとフクシアがこっちに合流した。
アスター「クローンは全て片付いた!」
フクシア「後はレクイエムだけだよ!」
エレジェフィアを後ろに下げさせて、武器を再度構える。
レクイエム「みんな消えていなくナレ!!!」
明らかな暴走状態。もう正常じゃない。話し合いなど不可能だ。
ゼニス「レクイエム! お前の暴走は、僕達が止める!!」
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