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少年との出会い
月が響鳴-カナデ-るカプリッチオ 32話
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森の中、グラファイトと対峙してしまったサルファー達は、
ゼニスとソレイユがいない状態で、戦闘を開始する事になっていた。
ビオレ「嵐裂!!」
サルファー「シルフィアロー!」
技を連続で仕掛けるが、鎌に弾かれる。
グラファイト「遅いよ…! 亜水鎌!!」
パリス「弾けよ…バブルスプラッシュ!」
パリスの魔法もグラファイトの技の前に相殺される。
グラファイト「水属性に水属性で挑んでも、馬鹿を見るだけだけど」
グラファイトも水属性。
こちらは闇属性・風属性のビオレ、風属性・水属性のサルファー、光属性・水属性のパリス。
二種類ずつ属性を持っているとはいえ、水属性を持っている人が二人もいる。
相性が悪い。
ビオレ「もう、厄介ね! 女みたいな顔して!」
…禁句を踏んだ。
グラファイト「は? …もっかい言ってみな、よ!?」
グラファイトの蹴りがビオレに向かうが、間一髪で避ける。
喰らっていたら、骨の一本ぐらい持って行かれていたかもしれない。
ビオレ「あ、っぶな!?」
グラファイト「ちっ…どいつもこいつも女女って…」
小声でぶつぶつ言い始めた。
……
サルファー「パリス! 視界の遮断を!」
パリス「は、はい! 視界を閉ざせ…フラッシュスクリーン!」
パリスの魔法で相手の視界は恐らく閉ざされている。
サルファー「今のうちに…!」
サルファーがシールアローを撃ち込んで、魔法も封じようとしたが、
それより先にグラファイトの魔法が早かった。
グラファイト「アクアサーペント!」
撃たれた! でも、当たらないはず。なのに…
パリス「きゃ!?」
ビオレ「っあ!?」
サルファー「うっ…!」
全員に直撃。視界は閉ざされている。
グラファイト「この魔法ね。追尾するんだよ。
暗かろうが、曇っていようがお構いなく、敵対相手を追い続ける」
追尾型の魔法…それは、魔法が封じられていないと、絶対に防ぐのは無理だ。
グラファイト「…どうする? というか、能力使うまででもないよね。
…まあ、使った方が確実だし、使うけど…」
グラファイトの能力…何だ…
ジューンに病を与えたのなら、病に関わるもの…?
使われた事のない三人には、推測の域を出なかったが、
何となく、そんな感じはしていた。
グラファイト「……苦しむ…」
まずい、使われる。
そう思った時だった。
ゼニス「歪みの阻止!」
カンっと、グラファイトの鎌の辺りで音が鳴る。
グラファイト「っ!?」
サルファー「ゼニス! ソレイユ!」
ソレイユ「みんな! 無事!?」
無事、とは言えないかもしれない。が、
戦闘不能というほどではない。
グラファイト「ゼニス……!」
ゼニス「グラファイト。…一つ、聞いていいかな?」
聞きたい事、それはシーサーペントの指揮者が誰なのか。
ゼニス「シーサーペントを指揮しているのは、お前か?」
グラファイト「何でそう思う?」
ゼニス「…セピアは自分の使い魔を持っているから除外だ。
シーサーペントは元々いたのに、最近急に指揮されたような動きをするようになった。
…そして、お前が今ここに居る。
何より、お前の能力「苦しむ獣」。
…獣を…いや、人間以外の生物を操る力を持っている証拠じゃないのか?」
グラファイトは無言。それこそが、「そうだ」と言っているような感じがした。
そして、その予想は見事当たっていて…
グラファイト「そう。フェズは生命力を奪う以外に、攻撃もできただろ?
僕のもそういう感じで別の使い方があってさ。
相手に病を付与する以外に、生命体を操る使い道がある。
シーサーペントはそれで操ったんだ。お前達をここに引きずり込むために」
ソレイユ「やっぱり…!」
おおかた、ここから出られないようにする、ここで始末する、あわよくば溺死、
なんて考えていたんだろう。
ビオレ「二人とも! 私達も加勢する、から!」
ソレイユ「みんなは休んでいて、私達が…!」
サルファー「いえ、ゼニス、ソレイユ。ビオレも…下がっていてください。」
サルファーが制止して立ち上がる。
パリス「サルファーさん…わた、私も、手伝わせてください…」
少し悩んだが、二人の意志を汲もうと考え、
ゼニス「分かった。けど、危なくなったら加わるから」
サルファー「歪みの阻止が発動しています。
私達でも、平気ですよ…」
グラファイト「…ゼニスみたいにまだ奥義も使えないくせに、何する気?
勇気と無謀は違うよ?」
サルファー「無謀かどうかは、その身で受けてから判断してください…!」
グラファイト「水神刈り!!」
サルファーの言葉が切れた瞬間に攻撃を繰り出してくる。
正直言って、遠距離二人はそれを受け止めるための剣はないので躱すしかない。
邪魔になるといけないので、ゼニス達は少し距離を取る。
一応、すぐに飛び掛かれる位置で。
サルファー「風裂弓!」
パリス「彼の者に枷を…セイントクロス!」
グラファイト「ぐっ…!?」
グラファイトはサルファーの矢こそ弾いたものの、
パリスの魔法は直撃。
グラファイト「この程度…!」
でも、サルファーとパリスの方が早い!
サルファー「パリス、光を!」
パリス「任せて、ください…!」
サルファーが空に向かってサルファーがシルフィアローを放ち、
それに向かってパリスがセイントクロスを唱えた。
サルファー・パリス「貫け! セイクリッドシルフィ!」
光と風を纏った矢はグラファイトのもとへ落下する。
その眩しさに、ゼニス達も目を覆う。
ゼニス「今、のは…!?」
ビオレ「心が通っていないと、できない、連携技…!」
ソレイユ「すごい…!」
でも、グラファイトはぎりぎりで躱したのか、
肩から出血しているだけで終わっている。
グラファイト「やって、くれたな…」
サルファー「パリス、あなたはもう下がってください。あとは私が…」
パリス「サルファーさん…」
言われたとおり、パリスが一歩下がる。
それと同時に…
グラファイト「水刃鎌没抄!」
サルファー「風と水に…裂けろ弾けよ…風裂水泡弓!!」
鎌の衝撃波とサルファーの一本の矢がぶつかり合った。
普通に考えれば、矢の方が折れるだろう、けど、折れない。
サルファー「………!」
グラファイト「嘘、だろ!?」
ピシャンと水が割かれたような音がした後、見ると、
グラファイトの怪我をした肩丁度の所に、サルファーの矢が刺さっている。
ソレイユ「…サルファーの技が勝った…?」
グラファイト「…くっ、この…っ」
でも、片腕の負傷は鎌を振り続けるのにも影響が出る。
サルファー「どうしますか、まだ続けますか?」
少しの沈黙のあと、静かに答えた。
グラファイト「…僕は退くよ…けど、シーサーペントの指揮は解除しない。
シーサーペントに喰い殺されればいい…じゃあね」
そう言って転移で立ち去る。
パリス「サルファー! 大丈夫ですか?」
ソレイユ「とにかく、治療を! 光よ癒せ…エーテルキュア!」
パリス「光の雨を…エードヒーリア!」
ソレイユとパリスの回復魔法で、全員の傷は癒えた。
ゼニス「…サルファー」
サルファー「どうやら私も奥義習得できたようです。
意志の力とは、強い者ですね。パリスとジューン様の事を考えたら、自然とできましたよ」
前、サルファーは自分の事を、執事としては失格なんてことを言っていたが、
全然執事の鑑ではないだろうか…少なくとも、ジューンとパリスにとっては。
ビオレ「少し休んだら浜辺に移動しましょ。
シーサーペントを倒して、ここを出ないと」
ゼニス「ああ。ここに辿り着いてしまった外界の人達も外に出してあげないとね」
そんな話をしていると、ゼルシェードが割って入ってきた。
ゼルシェード「サルファー。…疲れていないか? ゼニスみたいに、気を失うほどの疲れだ」
サルファー「いえ、そこまでは無いですよ。
魔力の差でしょうか…ゼニスの奥義が魔力の消費量が多い感じでは?」
ゼルシェード「………そうか」
納得しているが、どこか気にしているようだ。
そこへ、ゼニスにだけ聞こえるように頭の中に語り掛けてきた。
ゼルシェード「ゼニス、後で話がある。ここを出たら、話す時間をくれ」
こうなると、他者には聞かれたくないのだろうから、こっちも声には出さずに答える。
ゼニス「わかったよ。後で時間つくる」
ゼルシェード「…頼む」
ゼルシェード(それにしても、グラファイト…変わってしまったな…)
ゼニスとソレイユがいない状態で、戦闘を開始する事になっていた。
ビオレ「嵐裂!!」
サルファー「シルフィアロー!」
技を連続で仕掛けるが、鎌に弾かれる。
グラファイト「遅いよ…! 亜水鎌!!」
パリス「弾けよ…バブルスプラッシュ!」
パリスの魔法もグラファイトの技の前に相殺される。
グラファイト「水属性に水属性で挑んでも、馬鹿を見るだけだけど」
グラファイトも水属性。
こちらは闇属性・風属性のビオレ、風属性・水属性のサルファー、光属性・水属性のパリス。
二種類ずつ属性を持っているとはいえ、水属性を持っている人が二人もいる。
相性が悪い。
ビオレ「もう、厄介ね! 女みたいな顔して!」
…禁句を踏んだ。
グラファイト「は? …もっかい言ってみな、よ!?」
グラファイトの蹴りがビオレに向かうが、間一髪で避ける。
喰らっていたら、骨の一本ぐらい持って行かれていたかもしれない。
ビオレ「あ、っぶな!?」
グラファイト「ちっ…どいつもこいつも女女って…」
小声でぶつぶつ言い始めた。
……
サルファー「パリス! 視界の遮断を!」
パリス「は、はい! 視界を閉ざせ…フラッシュスクリーン!」
パリスの魔法で相手の視界は恐らく閉ざされている。
サルファー「今のうちに…!」
サルファーがシールアローを撃ち込んで、魔法も封じようとしたが、
それより先にグラファイトの魔法が早かった。
グラファイト「アクアサーペント!」
撃たれた! でも、当たらないはず。なのに…
パリス「きゃ!?」
ビオレ「っあ!?」
サルファー「うっ…!」
全員に直撃。視界は閉ざされている。
グラファイト「この魔法ね。追尾するんだよ。
暗かろうが、曇っていようがお構いなく、敵対相手を追い続ける」
追尾型の魔法…それは、魔法が封じられていないと、絶対に防ぐのは無理だ。
グラファイト「…どうする? というか、能力使うまででもないよね。
…まあ、使った方が確実だし、使うけど…」
グラファイトの能力…何だ…
ジューンに病を与えたのなら、病に関わるもの…?
使われた事のない三人には、推測の域を出なかったが、
何となく、そんな感じはしていた。
グラファイト「……苦しむ…」
まずい、使われる。
そう思った時だった。
ゼニス「歪みの阻止!」
カンっと、グラファイトの鎌の辺りで音が鳴る。
グラファイト「っ!?」
サルファー「ゼニス! ソレイユ!」
ソレイユ「みんな! 無事!?」
無事、とは言えないかもしれない。が、
戦闘不能というほどではない。
グラファイト「ゼニス……!」
ゼニス「グラファイト。…一つ、聞いていいかな?」
聞きたい事、それはシーサーペントの指揮者が誰なのか。
ゼニス「シーサーペントを指揮しているのは、お前か?」
グラファイト「何でそう思う?」
ゼニス「…セピアは自分の使い魔を持っているから除外だ。
シーサーペントは元々いたのに、最近急に指揮されたような動きをするようになった。
…そして、お前が今ここに居る。
何より、お前の能力「苦しむ獣」。
…獣を…いや、人間以外の生物を操る力を持っている証拠じゃないのか?」
グラファイトは無言。それこそが、「そうだ」と言っているような感じがした。
そして、その予想は見事当たっていて…
グラファイト「そう。フェズは生命力を奪う以外に、攻撃もできただろ?
僕のもそういう感じで別の使い方があってさ。
相手に病を付与する以外に、生命体を操る使い道がある。
シーサーペントはそれで操ったんだ。お前達をここに引きずり込むために」
ソレイユ「やっぱり…!」
おおかた、ここから出られないようにする、ここで始末する、あわよくば溺死、
なんて考えていたんだろう。
ビオレ「二人とも! 私達も加勢する、から!」
ソレイユ「みんなは休んでいて、私達が…!」
サルファー「いえ、ゼニス、ソレイユ。ビオレも…下がっていてください。」
サルファーが制止して立ち上がる。
パリス「サルファーさん…わた、私も、手伝わせてください…」
少し悩んだが、二人の意志を汲もうと考え、
ゼニス「分かった。けど、危なくなったら加わるから」
サルファー「歪みの阻止が発動しています。
私達でも、平気ですよ…」
グラファイト「…ゼニスみたいにまだ奥義も使えないくせに、何する気?
勇気と無謀は違うよ?」
サルファー「無謀かどうかは、その身で受けてから判断してください…!」
グラファイト「水神刈り!!」
サルファーの言葉が切れた瞬間に攻撃を繰り出してくる。
正直言って、遠距離二人はそれを受け止めるための剣はないので躱すしかない。
邪魔になるといけないので、ゼニス達は少し距離を取る。
一応、すぐに飛び掛かれる位置で。
サルファー「風裂弓!」
パリス「彼の者に枷を…セイントクロス!」
グラファイト「ぐっ…!?」
グラファイトはサルファーの矢こそ弾いたものの、
パリスの魔法は直撃。
グラファイト「この程度…!」
でも、サルファーとパリスの方が早い!
サルファー「パリス、光を!」
パリス「任せて、ください…!」
サルファーが空に向かってサルファーがシルフィアローを放ち、
それに向かってパリスがセイントクロスを唱えた。
サルファー・パリス「貫け! セイクリッドシルフィ!」
光と風を纏った矢はグラファイトのもとへ落下する。
その眩しさに、ゼニス達も目を覆う。
ゼニス「今、のは…!?」
ビオレ「心が通っていないと、できない、連携技…!」
ソレイユ「すごい…!」
でも、グラファイトはぎりぎりで躱したのか、
肩から出血しているだけで終わっている。
グラファイト「やって、くれたな…」
サルファー「パリス、あなたはもう下がってください。あとは私が…」
パリス「サルファーさん…」
言われたとおり、パリスが一歩下がる。
それと同時に…
グラファイト「水刃鎌没抄!」
サルファー「風と水に…裂けろ弾けよ…風裂水泡弓!!」
鎌の衝撃波とサルファーの一本の矢がぶつかり合った。
普通に考えれば、矢の方が折れるだろう、けど、折れない。
サルファー「………!」
グラファイト「嘘、だろ!?」
ピシャンと水が割かれたような音がした後、見ると、
グラファイトの怪我をした肩丁度の所に、サルファーの矢が刺さっている。
ソレイユ「…サルファーの技が勝った…?」
グラファイト「…くっ、この…っ」
でも、片腕の負傷は鎌を振り続けるのにも影響が出る。
サルファー「どうしますか、まだ続けますか?」
少しの沈黙のあと、静かに答えた。
グラファイト「…僕は退くよ…けど、シーサーペントの指揮は解除しない。
シーサーペントに喰い殺されればいい…じゃあね」
そう言って転移で立ち去る。
パリス「サルファー! 大丈夫ですか?」
ソレイユ「とにかく、治療を! 光よ癒せ…エーテルキュア!」
パリス「光の雨を…エードヒーリア!」
ソレイユとパリスの回復魔法で、全員の傷は癒えた。
ゼニス「…サルファー」
サルファー「どうやら私も奥義習得できたようです。
意志の力とは、強い者ですね。パリスとジューン様の事を考えたら、自然とできましたよ」
前、サルファーは自分の事を、執事としては失格なんてことを言っていたが、
全然執事の鑑ではないだろうか…少なくとも、ジューンとパリスにとっては。
ビオレ「少し休んだら浜辺に移動しましょ。
シーサーペントを倒して、ここを出ないと」
ゼニス「ああ。ここに辿り着いてしまった外界の人達も外に出してあげないとね」
そんな話をしていると、ゼルシェードが割って入ってきた。
ゼルシェード「サルファー。…疲れていないか? ゼニスみたいに、気を失うほどの疲れだ」
サルファー「いえ、そこまでは無いですよ。
魔力の差でしょうか…ゼニスの奥義が魔力の消費量が多い感じでは?」
ゼルシェード「………そうか」
納得しているが、どこか気にしているようだ。
そこへ、ゼニスにだけ聞こえるように頭の中に語り掛けてきた。
ゼルシェード「ゼニス、後で話がある。ここを出たら、話す時間をくれ」
こうなると、他者には聞かれたくないのだろうから、こっちも声には出さずに答える。
ゼニス「わかったよ。後で時間つくる」
ゼルシェード「…頼む」
ゼルシェード(それにしても、グラファイト…変わってしまったな…)
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