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1.始まりの春
6.
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「結婚⁈ 結婚なんて、私にはまだ……」
早い、と言う前に、先回りするように祖父が畳み掛けた。
「恵舞。お前さんもまもなく二十九だ。結婚してもおかしくないだろう。それに、儂にはそろそろあの世からの迎えが来る。ひ孫の顔は見られずとも、せめて花嫁姿を冥土の土産にしたいんじゃ」
祖父は演技掛かった口調で大袈裟に言ったあと、着物の袖で自分の顔を覆う。
(歌舞伎の女形じゃないんだから……)
泣き真似をする祖父に呆れはするが、言われたことは尤もだ。祖父だって高齢で、今は元気にしているけどそれがずっと続く保証などない。
かと言って、会ったばかりの人と結婚するどころか、結婚すること自体、御免被りたいのが本音だ。
「お、おじいちゃん。私だって、おじいちゃんに花嫁姿を見せたいよ。でも今は仕事も充実してるところだし……」
実際仕事は充実している。自分の能力を最大限発揮できる環境で、日々やり甲斐を感じているのだから。
「恵舞さんは、宮藤で社内通訳をされているんですよね。ハワードでも、宮藤の通訳の能力は高いと話題に上っていますよ」
彼はやっと自分のほうを見て、取って付けたようなお世辞を述べる。そもそも会社にいる社内通訳は一人ではない。こんなことを言われるのは、同期のほうだろう。
曖昧な笑みを返すと、彼はまだ続ける。
「私は構いません。結婚したからと言って会社を去る必要性などありませんし」
すでに結婚前提で話しをする彼の態度が面白くない。少し苛つきながら、負けじと返した。
「去るつもりなど、さらさらありません。私の仕事は時間も不規則ですし、家庭との両立が難しいと思ったまでです」
取り繕うことも忘れて、素を曝け出し強めに言い返してしまう。こういうところは可愛げがないと思われる部分だが、今更どう思われようが平気だ。
「まあまあ恵舞。それくらいで。儂も結婚したからと言って家庭に入って欲しいなどと思っておらん。ただ人生の良きパートナーがいればよいと思ったまでじゃ」
祖父が自分を思ってこの場を設けてくれたのは理解できる。今ここで、結婚などしないと言い切るのは簡単だが、そうなると祖父の面目は丸潰れになりそうだ。
(どうしよう……。何かいい手は……)
思案を巡らせていると、ふと一つの案が浮かんだ。
「おじいちゃん、私のことを考えてくれてありがとう。それで一つ、提案があるんだけど……」
「何だ? 提案とは」
おずおずと申し出た自分に、祖父は耳を貸してくれるようだ。私はその案を切り出した。
「交際から……ならいいよ。と言っても、日本の交際とアメリカの交際は意味合いが異なるの。アメリカではデーティングって言ってね、本格的な交際を始める前にお試し期間を設けるのよ」
アメリカでは一般的に行われているこの文化は、日本には全く無いと言っていい。自分も大学に入って早々に失敗し、トラウマになったほどだ。
けれどアメリカ育ちの彼なら理解してくれるだろう。
「ですよね? 竹篠さん」
彼に顔を向けると、同意を求めるように尋ねた。
これでYESと言われなければ終わってしまう。祈るような気持ちで見つめると、彼は頷いた。
「えぇ。アメリカでは普通です。では恵舞さん。デーティングから始めましょうか」
安堵して息を吐き出す。これで祖父の顔を潰さず、交際を断る方向へ持っていけるはずだ。
このデーティング。実際は色々と暗黙の了解があり、面倒ではあるのだが仕方がない。お試しでデートを重ねた結果、やっぱり合わないとなれば成功なのだから。
「なんだがよくわからんが、二人が承知の上ならそれでよい」
祖父は満足そうに何度も頷いていた。
話しがひと段落し、とりあえず連絡先を交換し合う。彼が当たり前のようにアメリカでは主流のメッセンジャーアプリを開くのを見て、アメリカに住んでいるのを実感した。
「それはそうと、竹篠さん。日本とアメリカを行き来するのは、大変じゃないですか?」
彼はニューヨーク在住なのだから、このままでは遠距離交際になる。飛行機代だけでもバカにならないだろう。そんな心配をしつつ尋ねると、彼は口角を上げた。
「大変ではないですよ。……そう言えば、今日出来上がったばかりのカードがあるのですが……。会長、恵舞さんにお渡ししてもよろしいですか?」
彼は唐突に祖父に断りを入れる。祖父がそれに「構わんよ」と返事をすると、彼は上着の内側から白いカードを取り出す。それをテーブルに置くと、スッと自分に差し出した。
(……名刺?)
漢字の羅列する、日本ではよくある内容の名刺。アメリカでも名刺のようなものはあるが、そう重要視されていないのだ。
その名刺に目を凝らして、よくよく見てみる。
「えっ!」
そこに記載された文字を読んで、ようやく祖父に了承を取った意味を理解した。
顔を上げるとパチッと視線が絡む。彼は、今日一番の不敵な笑みを浮かべていた。
(……この人、本当は、凄く意地が悪いんじゃ……)
唖然としながらそんなことを思う。
名刺には、"宮藤ホールディングス株式会社 経営戦略部 部長 竹篠 依澄"と書かれていたのだ。
早い、と言う前に、先回りするように祖父が畳み掛けた。
「恵舞。お前さんもまもなく二十九だ。結婚してもおかしくないだろう。それに、儂にはそろそろあの世からの迎えが来る。ひ孫の顔は見られずとも、せめて花嫁姿を冥土の土産にしたいんじゃ」
祖父は演技掛かった口調で大袈裟に言ったあと、着物の袖で自分の顔を覆う。
(歌舞伎の女形じゃないんだから……)
泣き真似をする祖父に呆れはするが、言われたことは尤もだ。祖父だって高齢で、今は元気にしているけどそれがずっと続く保証などない。
かと言って、会ったばかりの人と結婚するどころか、結婚すること自体、御免被りたいのが本音だ。
「お、おじいちゃん。私だって、おじいちゃんに花嫁姿を見せたいよ。でも今は仕事も充実してるところだし……」
実際仕事は充実している。自分の能力を最大限発揮できる環境で、日々やり甲斐を感じているのだから。
「恵舞さんは、宮藤で社内通訳をされているんですよね。ハワードでも、宮藤の通訳の能力は高いと話題に上っていますよ」
彼はやっと自分のほうを見て、取って付けたようなお世辞を述べる。そもそも会社にいる社内通訳は一人ではない。こんなことを言われるのは、同期のほうだろう。
曖昧な笑みを返すと、彼はまだ続ける。
「私は構いません。結婚したからと言って会社を去る必要性などありませんし」
すでに結婚前提で話しをする彼の態度が面白くない。少し苛つきながら、負けじと返した。
「去るつもりなど、さらさらありません。私の仕事は時間も不規則ですし、家庭との両立が難しいと思ったまでです」
取り繕うことも忘れて、素を曝け出し強めに言い返してしまう。こういうところは可愛げがないと思われる部分だが、今更どう思われようが平気だ。
「まあまあ恵舞。それくらいで。儂も結婚したからと言って家庭に入って欲しいなどと思っておらん。ただ人生の良きパートナーがいればよいと思ったまでじゃ」
祖父が自分を思ってこの場を設けてくれたのは理解できる。今ここで、結婚などしないと言い切るのは簡単だが、そうなると祖父の面目は丸潰れになりそうだ。
(どうしよう……。何かいい手は……)
思案を巡らせていると、ふと一つの案が浮かんだ。
「おじいちゃん、私のことを考えてくれてありがとう。それで一つ、提案があるんだけど……」
「何だ? 提案とは」
おずおずと申し出た自分に、祖父は耳を貸してくれるようだ。私はその案を切り出した。
「交際から……ならいいよ。と言っても、日本の交際とアメリカの交際は意味合いが異なるの。アメリカではデーティングって言ってね、本格的な交際を始める前にお試し期間を設けるのよ」
アメリカでは一般的に行われているこの文化は、日本には全く無いと言っていい。自分も大学に入って早々に失敗し、トラウマになったほどだ。
けれどアメリカ育ちの彼なら理解してくれるだろう。
「ですよね? 竹篠さん」
彼に顔を向けると、同意を求めるように尋ねた。
これでYESと言われなければ終わってしまう。祈るような気持ちで見つめると、彼は頷いた。
「えぇ。アメリカでは普通です。では恵舞さん。デーティングから始めましょうか」
安堵して息を吐き出す。これで祖父の顔を潰さず、交際を断る方向へ持っていけるはずだ。
このデーティング。実際は色々と暗黙の了解があり、面倒ではあるのだが仕方がない。お試しでデートを重ねた結果、やっぱり合わないとなれば成功なのだから。
「なんだがよくわからんが、二人が承知の上ならそれでよい」
祖父は満足そうに何度も頷いていた。
話しがひと段落し、とりあえず連絡先を交換し合う。彼が当たり前のようにアメリカでは主流のメッセンジャーアプリを開くのを見て、アメリカに住んでいるのを実感した。
「それはそうと、竹篠さん。日本とアメリカを行き来するのは、大変じゃないですか?」
彼はニューヨーク在住なのだから、このままでは遠距離交際になる。飛行機代だけでもバカにならないだろう。そんな心配をしつつ尋ねると、彼は口角を上げた。
「大変ではないですよ。……そう言えば、今日出来上がったばかりのカードがあるのですが……。会長、恵舞さんにお渡ししてもよろしいですか?」
彼は唐突に祖父に断りを入れる。祖父がそれに「構わんよ」と返事をすると、彼は上着の内側から白いカードを取り出す。それをテーブルに置くと、スッと自分に差し出した。
(……名刺?)
漢字の羅列する、日本ではよくある内容の名刺。アメリカでも名刺のようなものはあるが、そう重要視されていないのだ。
その名刺に目を凝らして、よくよく見てみる。
「えっ!」
そこに記載された文字を読んで、ようやく祖父に了承を取った意味を理解した。
顔を上げるとパチッと視線が絡む。彼は、今日一番の不敵な笑みを浮かべていた。
(……この人、本当は、凄く意地が悪いんじゃ……)
唖然としながらそんなことを思う。
名刺には、"宮藤ホールディングス株式会社 経営戦略部 部長 竹篠 依澄"と書かれていたのだ。
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