34 / 40
第2章 呪われし者
ある男 2
しおりを挟む
──名前がないのか?
──あぁ、『おい』とか『お前』とか……そんな呼び方しかされたことがない
周りの人間にとって、自分はその程度の男だからと答えると、まだ幼かった頃の彼の顔が、悲しみの涙に歪んだ。
──ここじゃ普通のことだ。俺と似たような境遇の奴は腐るほどいるからな
悲観するわけじゃない。今までだってそうやって生きてきた。なんて話せば、ますます表情が暗くなる。男は考えた。なぜ他人の為に、彼は涙を流してくれるのだろうかと。しかし、考えても分からなかった。ただ、男の胸の中には経験したことのない温もりが、じわりじわりと全身へ広がるのを感じていた。
「楽しい時間というのは、あっという間に過ぎていきますね」
ゆらゆらと揺れるカップの水面。そこに写った儚げなアリの表情に、犬飼は気づかない。
「ご当主は賑やかな人ですから」
──私はこれで失礼しますが、ゆっくりして下さいね
──はい、ありがとうございます
ついさっきまで隣で笑っていた虎之助は、会議へ出席する為に先に席を立った。
──いつかまた此処に来て下さい……というのは、意地悪ですかね?
意味ありげな言葉を残して。その問いにアリが答えることはなかったが。
「不思議な人でした。たった数時間ご一緒させていただいただけなのに、私の全てを見透かされたみたいで」
まるで母のようだと笑う。どうやらアリ自身は、虎之助の能力について何も知らされていないらしい。
「……不思議といえば、」
そこで一端言葉を切る。アリの瞳は犬飼の背後を捕らえていた。
「あなた方の運命の流れも変わっていますね……」
複数を指す言い回し。一人は犬飼、恐らくもう一人は、向こうの方から歩いて来る狼子のことだろう。父親を見送るため彼女は、しばしの間席を離れていた。
(全く同じだ……寸分の狂いもない。まるで──)
「王子……?」
黙りこくったまま話そうとしないアリに声をかける。
「僕と狼子さんが何か……?」
「……いえ、」
偶然じゃなく必然。例えそれが修羅へ続く道だとしても。今はまだ彼がその事実を知る必要はない。
(運命の流れは変えられない。でも、あなたなら──)
この男なら……と、そんな気を起こさせる。
「あなた方は、互いに運命の相手なのでしょうね」
叶いはしなかったが母とあの兵士のような。そんな相手に自分が出逢うことはない。アリは二人が純粋に羨ましい、そう思った。
(なんだかはぐらかされたような……でも、)
自然と目尻が下がる。犬飼自身、彼女が運命の女だということは自負している。けれど逆もまたしかりで、いつか狼子もそんな風に思ってくれたなら、どんなに幸せだろうか。
「王子、お待たせいたしました。お部屋へ戻られますか?」
「はい」
「……犬飼、行くぞ?」
(僕と狼子さんが運命だということは、もしかして彼女は、僕のお嫁さんに──!?)
幸せな妄想に浸っている彼に、狼子の声は届かない。
「……い、犬飼?」
「狼子様、先に王子を連れてお戻り下さい。新入りは私が連れて行きますので」
気持ち悪い笑みを浮かべる犬飼に若干引いている。そんな狼子に笑顔の鹿乃が話す。
「こういった任務は久しぶりなので、少しばかり疲れてきたのでしょう」
2、3発気合いを入れれば治ります、なんて物騒な物言い。冗談ではなく、きっと彼女の本音なのだろう。
「そうか、なら頼んだ」
「えっ? いいんですか?」
言葉に甘えてと、心配そうな王子に問題ないと伝え、共に先へ行く。ヒラヒラと手を振り見送る鹿乃、狼子たちの姿が見えなくなると、たちまちその表情は一変した。
「……『おかえりなさい、あなた』なんて言われたらどうしよう!」
「そんな日は一生来ないから、安心して死ね!!」
袖口に隠したナイフを手に取ると、妄想を戯れ言として垂れ流す犬飼に向かって、一目散に投げ捨てる。シュッと右頬を掠めたナイフは、キーンと甲高い音を立てテーブルへと突き刺さった。
「────っ!?」
「ちっ、外したか」
流石は元エリート警官。掠りはしたが殺気を纏ったナイフを寸でのところで避けられ、思わず舌打ちをした。
「し、しかのさん……?」
一体何を……。そう尋ねる。
「決まってるでしょ? 腑抜けの新入りに気合いを入れてるのよ」
「いや、でも……今のは明らかに」
「は? なに?」
「いいえ、なんでもないです……」
自分を殺そうとしていたような気がするとは、口に出せなかった。
「あ、あれ? 狼子さんたちは?」
「先に部屋に戻られたわよ、あんたがぼけっとしてる間にね」
「すいません!」
テーブルに刺さったナイフを抜き、また袖口へと戻す。
「本当は2、3発殴ってやろうかと思ったけど、目は覚めてるみたいだから許してあげるわ」
愛しい主君の声を無視する輩は万死に値する。次はないと警告して鹿乃はさっさと歩いて行く。
「あ、待って下さい!」
(何が運命よ……笑わせるんじゃないわよ)
この世で一番嫌いな言葉。狼子にとって、運命がどんなに苦しい言葉か知らない癖に。鹿乃は唇を噛みしめ泣きそうな表情を見せまいと、後続の犬飼を振りきるように、歩くスピードを速めるのだった。
◇◇◇
──なら、お前に名をつけよう
一頻り悲しみに暮れた彼は、何かを吹っ切るようにそう言った。
──名前? 別にいい
誰かに必要とされるわけでもないのだから。
──今まで通り『おい』とか『お前』で構わないさ
だだの男のまま死んでいくのも、存外悪くない。
──それじゃ駄目だ
──なぜ?
──私が呼ぶ時に困るだろう? いつも『おい』とか『お前』じゃ、私の家臣達も困るしな
──あんた、何を……?
──そうは言っても私のセンスは破滅的だしな
よく長兄に馬鹿にされるのだと、彼は笑った。
──下の弟とさして変わらないだがな
──ちょっ、待て……それじゃあ、
自分を必要としているみたいじゃないか。困惑する男に彼はこう続けた。
──そうだ! ラジュル……なんて、どうだろうか?
──ラジュル?
──あぁ、言葉の意味は『男』。ただの男で在りたいと言うのなら、ピッタリだと思うが?
──ラジュル……
男は何度も口ずさむ。ラジュル、ラジュル……と。まるで呪文のように。
──す、まない……そんなに嫌だったか?
やはり自分のセンスは破滅的なんだと、彼は落ち込んだ表情で男の顔を覗き見た。
──泣くほど嫌なんだろ?本当にすまない……
──えっ?
そう言われ初めて気付いた。頬を伝う熱い涙に。
(泣いて、いるの……か?)
なぜ自分は泣くのか、手に取った涙を男はジッと眺める。
──おい? どうした
(……そうか俺の名はラジュルだったのか)
涙を流すことなんて、生涯一度もないと思っていたのに。
──気に入ったよ、ラジュル。今日から俺をそう呼んでくれ
シンファ。そう伝えると、彼はとても嬉しそうに笑って、泣いていた。
──そ、そうか! 気に入ったか!
──あぁ、
──ラジュル! 今日からお前はラジュルだ!
──あぁ……シンファ。今日から俺はラジュルだ
そうして二人でまた笑って泣いた。空っぽだった男に生命が宿った瞬間だった。
──あぁ、『おい』とか『お前』とか……そんな呼び方しかされたことがない
周りの人間にとって、自分はその程度の男だからと答えると、まだ幼かった頃の彼の顔が、悲しみの涙に歪んだ。
──ここじゃ普通のことだ。俺と似たような境遇の奴は腐るほどいるからな
悲観するわけじゃない。今までだってそうやって生きてきた。なんて話せば、ますます表情が暗くなる。男は考えた。なぜ他人の為に、彼は涙を流してくれるのだろうかと。しかし、考えても分からなかった。ただ、男の胸の中には経験したことのない温もりが、じわりじわりと全身へ広がるのを感じていた。
「楽しい時間というのは、あっという間に過ぎていきますね」
ゆらゆらと揺れるカップの水面。そこに写った儚げなアリの表情に、犬飼は気づかない。
「ご当主は賑やかな人ですから」
──私はこれで失礼しますが、ゆっくりして下さいね
──はい、ありがとうございます
ついさっきまで隣で笑っていた虎之助は、会議へ出席する為に先に席を立った。
──いつかまた此処に来て下さい……というのは、意地悪ですかね?
意味ありげな言葉を残して。その問いにアリが答えることはなかったが。
「不思議な人でした。たった数時間ご一緒させていただいただけなのに、私の全てを見透かされたみたいで」
まるで母のようだと笑う。どうやらアリ自身は、虎之助の能力について何も知らされていないらしい。
「……不思議といえば、」
そこで一端言葉を切る。アリの瞳は犬飼の背後を捕らえていた。
「あなた方の運命の流れも変わっていますね……」
複数を指す言い回し。一人は犬飼、恐らくもう一人は、向こうの方から歩いて来る狼子のことだろう。父親を見送るため彼女は、しばしの間席を離れていた。
(全く同じだ……寸分の狂いもない。まるで──)
「王子……?」
黙りこくったまま話そうとしないアリに声をかける。
「僕と狼子さんが何か……?」
「……いえ、」
偶然じゃなく必然。例えそれが修羅へ続く道だとしても。今はまだ彼がその事実を知る必要はない。
(運命の流れは変えられない。でも、あなたなら──)
この男なら……と、そんな気を起こさせる。
「あなた方は、互いに運命の相手なのでしょうね」
叶いはしなかったが母とあの兵士のような。そんな相手に自分が出逢うことはない。アリは二人が純粋に羨ましい、そう思った。
(なんだかはぐらかされたような……でも、)
自然と目尻が下がる。犬飼自身、彼女が運命の女だということは自負している。けれど逆もまたしかりで、いつか狼子もそんな風に思ってくれたなら、どんなに幸せだろうか。
「王子、お待たせいたしました。お部屋へ戻られますか?」
「はい」
「……犬飼、行くぞ?」
(僕と狼子さんが運命だということは、もしかして彼女は、僕のお嫁さんに──!?)
幸せな妄想に浸っている彼に、狼子の声は届かない。
「……い、犬飼?」
「狼子様、先に王子を連れてお戻り下さい。新入りは私が連れて行きますので」
気持ち悪い笑みを浮かべる犬飼に若干引いている。そんな狼子に笑顔の鹿乃が話す。
「こういった任務は久しぶりなので、少しばかり疲れてきたのでしょう」
2、3発気合いを入れれば治ります、なんて物騒な物言い。冗談ではなく、きっと彼女の本音なのだろう。
「そうか、なら頼んだ」
「えっ? いいんですか?」
言葉に甘えてと、心配そうな王子に問題ないと伝え、共に先へ行く。ヒラヒラと手を振り見送る鹿乃、狼子たちの姿が見えなくなると、たちまちその表情は一変した。
「……『おかえりなさい、あなた』なんて言われたらどうしよう!」
「そんな日は一生来ないから、安心して死ね!!」
袖口に隠したナイフを手に取ると、妄想を戯れ言として垂れ流す犬飼に向かって、一目散に投げ捨てる。シュッと右頬を掠めたナイフは、キーンと甲高い音を立てテーブルへと突き刺さった。
「────っ!?」
「ちっ、外したか」
流石は元エリート警官。掠りはしたが殺気を纏ったナイフを寸でのところで避けられ、思わず舌打ちをした。
「し、しかのさん……?」
一体何を……。そう尋ねる。
「決まってるでしょ? 腑抜けの新入りに気合いを入れてるのよ」
「いや、でも……今のは明らかに」
「は? なに?」
「いいえ、なんでもないです……」
自分を殺そうとしていたような気がするとは、口に出せなかった。
「あ、あれ? 狼子さんたちは?」
「先に部屋に戻られたわよ、あんたがぼけっとしてる間にね」
「すいません!」
テーブルに刺さったナイフを抜き、また袖口へと戻す。
「本当は2、3発殴ってやろうかと思ったけど、目は覚めてるみたいだから許してあげるわ」
愛しい主君の声を無視する輩は万死に値する。次はないと警告して鹿乃はさっさと歩いて行く。
「あ、待って下さい!」
(何が運命よ……笑わせるんじゃないわよ)
この世で一番嫌いな言葉。狼子にとって、運命がどんなに苦しい言葉か知らない癖に。鹿乃は唇を噛みしめ泣きそうな表情を見せまいと、後続の犬飼を振りきるように、歩くスピードを速めるのだった。
◇◇◇
──なら、お前に名をつけよう
一頻り悲しみに暮れた彼は、何かを吹っ切るようにそう言った。
──名前? 別にいい
誰かに必要とされるわけでもないのだから。
──今まで通り『おい』とか『お前』で構わないさ
だだの男のまま死んでいくのも、存外悪くない。
──それじゃ駄目だ
──なぜ?
──私が呼ぶ時に困るだろう? いつも『おい』とか『お前』じゃ、私の家臣達も困るしな
──あんた、何を……?
──そうは言っても私のセンスは破滅的だしな
よく長兄に馬鹿にされるのだと、彼は笑った。
──下の弟とさして変わらないだがな
──ちょっ、待て……それじゃあ、
自分を必要としているみたいじゃないか。困惑する男に彼はこう続けた。
──そうだ! ラジュル……なんて、どうだろうか?
──ラジュル?
──あぁ、言葉の意味は『男』。ただの男で在りたいと言うのなら、ピッタリだと思うが?
──ラジュル……
男は何度も口ずさむ。ラジュル、ラジュル……と。まるで呪文のように。
──す、まない……そんなに嫌だったか?
やはり自分のセンスは破滅的なんだと、彼は落ち込んだ表情で男の顔を覗き見た。
──泣くほど嫌なんだろ?本当にすまない……
──えっ?
そう言われ初めて気付いた。頬を伝う熱い涙に。
(泣いて、いるの……か?)
なぜ自分は泣くのか、手に取った涙を男はジッと眺める。
──おい? どうした
(……そうか俺の名はラジュルだったのか)
涙を流すことなんて、生涯一度もないと思っていたのに。
──気に入ったよ、ラジュル。今日から俺をそう呼んでくれ
シンファ。そう伝えると、彼はとても嬉しそうに笑って、泣いていた。
──そ、そうか! 気に入ったか!
──あぁ、
──ラジュル! 今日からお前はラジュルだ!
──あぁ……シンファ。今日から俺はラジュルだ
そうして二人でまた笑って泣いた。空っぽだった男に生命が宿った瞬間だった。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
妻を蔑ろにしていた結果。
下菊みこと
恋愛
愚かな夫が自業自得で後悔するだけ。妻は結果に満足しています。
主人公は愛人を囲っていた。愛人曰く妻は彼女に嫌がらせをしているらしい。そんな性悪な妻が、屋敷の最上階から身投げしようとしていると報告されて急いで妻のもとへ行く。
小説家になろう様でも投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
家出したとある辺境夫人の話
あゆみノワ@書籍『完全別居の契約婚〜』
恋愛
『突然ではございますが、私はあなたと離縁し、このお屋敷を去ることにいたしました』
これは、一通の置き手紙からはじまった一組の心通わぬ夫婦のお語。
※ちゃんとハッピーエンドです。ただし、主人公にとっては。
※他サイトでも掲載します。
後宮の棘
香月みまり
キャラ文芸
蔑ろにされ婚期をのがした25歳皇女がついに輿入り!相手は敵国の禁軍将軍。冷めた姫vs堅物男のチグハグな夫婦は帝国内の騒乱に巻き込まれていく。
☆完結しました☆
スピンオフ「孤児が皇后陛下と呼ばれるまで」の進捗と合わせて番外編を不定期に公開していきます。
第13回ファンタジー大賞特別賞受賞!
ありがとうございました!!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
だってお義姉様が
砂月ちゃん
恋愛
『だってお義姉様が…… 』『いつもお屋敷でお義姉様にいじめられているの!』と言って、高位貴族令息達に助けを求めて来た可憐な伯爵令嬢。
ところが正義感あふれる彼らが、その意地悪な義姉に会いに行ってみると……
他サイトでも掲載中。
男装官吏と花散る後宮〜禹国謎解き物語〜
春日あざみ
キャラ文芸
宮廷で史書編纂事業が立ち上がると聞き、居ても立ってもいられなくなった歴史オタクの柳羅刹(りゅうらせつ)。男と偽り官吏登用試験、科挙を受験し、見事第一等の成績で官吏となった彼女だったが。珍妙な仮面の貴人、雲嵐に女であることがバレてしまう。皇帝の食客であるという彼は、羅刹の秘密を守る代わり、後宮の悪霊によるとされる妃嬪の連続不審死事件の調査を命じる。
しかたなく羅刹は、悪霊について調べ始めるが——?
「歴女×仮面の貴人(奇人?)」が紡ぐ、中華風世界を舞台にしたミステリ開幕!
アデンの黒狼 初霜艦隊航海録1
七日町 糸
キャラ文芸
あの忌まわしい大戦争から遥かな時が過ぎ去ったころ・・・・・・・・・
世界中では、かつての大戦に加わった軍艦たちを「歴史遺産」として動態復元、復元建造することが盛んになりつつあった。
そして、その艦を用いた海賊の活動も活発になっていくのである。
そんな中、「世界最強」との呼び声も高い提督がいた。
「アドミラル・トーゴーの生まれ変わり」とも言われたその女性提督の名は初霜実。
彼女はいつしか大きな敵に立ち向かうことになるのだった。
アルファポリスには初めて投降する作品です。
更新頻度は遅いですが、宜しくお願い致します。
Twitter等でつぶやく際の推奨ハッシュタグは「#初霜艦隊航海録」です。
【完結】君は私を許してはいけない ーーー 永遠の贖罪
冬馬亮
恋愛
少女は、ある日突然すべてを失った。
地位も、名誉も、家族も、友も、愛する婚約者も---。
ひとりの凶悪な令嬢によって人生の何もかもがひっくり返され、苦難と苦痛の地獄のような日々に突き落とされた少女が、ある村にたどり着き、心の平安を得るまでのお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる