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時を超えた裏切り者を追え!
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俺とミウ、カノン、レイナ、セレーネ、リンが茶色のテーブルに腰掛けている。
ミウが立ち上がり、指導者のように俺たちに問いをかけた。
「まずお聞きしますが、何故私たちがこの世界に呼ばれたと思いますか?」
カノンが何を今更そんなことを聞くのかと、呆れ顔で言う。
「女神が話してたじゃない。最低クラスで事故に遭うから、チャンスで呼んだって。」
「私はそれが嘘だと思うのですん。最低クラスなんて主観ですん。もっと最悪なクラスなんていくらでもありますぅ。」
それは確かに。俺は頷く。
「魂因子を持ってる人達がそのクラスに多かった?」
レイナが手を顎に当て神妙に答えた。
「そうですぅ! さすがレイナですん。」
笑顔でミウが褒め、言葉を続けた。
「でもそれは問題ではなく、女神様が嘘を何故ついたかってことが問題なのですぅ。」
首を傾げ、カノンが不思議そうに尋ねる。
「何故?」
「私がアキラに買ってもらった指輪を見てくださいですぅ!」
「自慢かな?」
カノンが俺を睨んで言う。
「違いますぅ! この指輪無意識に買いましたが、女神様と同じ指輪だったのですん。つまり女神様は私だったのですん。」
「どう言うこと? ちょっと分かるように説明して!」
カノンが目を見開いて言う。
はいとミウが返事を返し、咳払いをして続けた。
「セレーネが言ってました。魔王が忽然と姿を消して、私たちの遺体があったと。」
カノンが椅子から立ち上がり、両手をテーブルにつける。
「つまり魔王を誰がやったか? って言う謎?」
ミウが首を振り、腰が抜けるかと思うほど、衝撃の一言を発した。
「違いますん。私達を誰がやったかですん。つまりこの中に裏切り者がいるかもですぅ!」
な…そんな訳ないだろ!
大体セレーネが嘘言ってるかもしれないのに。
心でそう呟くと、セレーネが捕捉するように話す。
「そうなの。でも遺体も時間経ったら忽然と姿を眩ましたの。」
「私の遺体とアキラの遺体とリンの遺体。
つまり、私とアキラ、リンは犯人から除外されますん。」
彼女の推理が冴えてきた。その推測に同意するように言う。
「当たり前だよ、俺がやるわけない。」
「そしてレイナは、ヒーラーですん。私達をやるのは無理なので除外されますぅ。」
確かにな。でもレイナが別の犯人と組めば話は別だろうが、結局彼女が犯人なわけないので、俺は黙っていた。
「もちろん、裏切りるわけない。」
冷静にレイナが答えた。彼女の真剣な表情が、場の空気を重くした。
それを簡単に変えるミウが、恐らく冗談だろうことを言う。
「ということは、カノンが犯人ですぅ!」
「こら! そんな言い掛かり辞めなさい!」
テーブルを叩いて、苛立ちながらカノンがミウを叱る。
「頭が悪い振りしているかもですぅ!」
かなり失礼ねあんたと、カノンが鼻でフンと言う。
そして、話を戻した。
「大体女神だった話はなんだったのよ? あんた女神で生きてたんじゃないの?」
「ふふふ、カノンを揶揄いましたー。そうですぅ、犯人が私の遺体を操ってる可能性が高いのですん。」
口を抑えて、目に微笑みを浮かべて言う。
「死体を操る? なんの話よ?」
両手を広げて、カノンが意味不明ねこいつと愚痴った。
「やっぱりカノン怪しいですぅ! アキラなら分かりますけど、私がやられるなんて、カノン以外あり得ないですん。」
俺はカノンが怪しいとは思わないが、ミウをやれるやつというと、信用出来ないやつには、不可能だと考えた。
「支離滅裂なんだけど?」
救いを求めるようにカノンが辺りを見渡すし、リンがまぁまぁと、宥める。
「整理しましょう! 私とアキラ、リンの死体があった。この3人を倒せるほどの戦力を持つ者…カノン!」
実は強さを褒めてるだけか? ミウは、以前カノンが弟のことを考えさせないようにって言ってたのを思い出す。
それでも疑うのは気分が良くないので、そろそろ俺がミウと話をつけようと思い椅子から立ち上がると、カノンが物騒な事を言う。
「ここで殺そうかな?」
怖い…俺は唾を呑んで言葉を発した。
「ちょっといいか? まず魔王に何人かやられて死んだ。」
手を挙げて、俺は続けて言った。
「でも魔王がミウに乗り移ってるとか、実は魔王は殺されてなくて、俺たちが負けた可能性もあるだろ? もしくは同士討ちしたとか。」
「あり得ないですん。魔王に私がやられるという可能性がないですぅ。油断して殺されたと考えるのが普通ですん。」
ミウが言いながら頬に手を置き、言い終わると口を結んだ。
「いや、俺が殺されて動揺したとか?」
それしか考えられない。そんなので動揺しないと言われたら恥ずかしいなと思い、口を手で隠す。
「そんなことは分かってますぅ~。私が動揺して殺されたのは。でもレイナがいて、回復せずに即死だとすると、死体が残ってるということは、やはり裏切り者にアキラがやられた。」
分かってますか、はいはい。彼女が捲し立てるように喋る。
「レイナをなんらかの方法で、拉致した。
その後に動揺した私を殺した。ってことですぅ!」
「ちなみに私の魂因子のスキル、テレポートですぅ! なので自分だけ逃げようと思えば逃げれますん。」
テレポートかなり有用じゃないか! リンと場所交代したのはそのスキル使ったのか。
俺は便利なスキルだなと言うと、そうでもない、制限が結構あるので使い所が難しいと彼女が言う。
「まず、第一に反論するけどカノンが裏切りは絶対ない。俺が1番初めに勧誘したんだ。クラスで1番まともなんだ。あり得ない。」
そう、殺人犯から最も遠い存在。彼女が裏切りをしていたとしたら、もう誰も信用出来ない。
「アキラ! 信じてくれてありがとう!」
カノンが目を輝かせて俺の手を取った。
当たり前だろと言いミウを叱るように言った。
「それに、プリンの件でミウ疑われて嫌な思いしたろ? それを今カノンにやるのは良くない。」
公平ねと、レイナが手をパチパチと拍手喝采した。
「忘れてましたぁ! 確かに。でもカノン疑ってないですぅ。冗談ですん。」
ミウが手を頭に置き、笑って誤魔化してるように思えた。
「冗談で人を犯人扱いはどうなんだ?」
少し語気を荒げるように言う。
「はい、アキラの言う通りですぅ。ごめんなさいですん。」
俺の指摘を受けて、目を伏せて謝る。
両手を組んで、カノンが叱り飛ばす。
「ふん、全く…反省しなさい!」
さて、仲間内で犯人探しは辞めにして、女神様の話に戻そうと提案した。
「女神様がミウと同一人物ってなんで言い切れるの?
もしかしたら魔族が変装してたりする可能性もなくないか?」
「アキラの予測は的外れですぅ! そんなこと私も思いましたが、この指輪の説明がつかないのですん。」
ミウが手にはめた指輪を見せる。
「ああ指輪ね。確かに同じだとしたら、説明つかないね。納得いく。」
「でも待てよ、ミウ殺されてるなら指輪を奪ったんじゃない? だからバレないよう同じのつけてる!」
「アキラの癖に鋭い指摘しますぅ。」
お互い言い合いながら、推理をする。彼女は一言余計だなと、自著気味に笑った。
「癖にってなんだよ。村長に化けた奴に騙されたんだから当たり前だろ?」
「でも青いですぅ! まず1つ、女神様は魔王を倒せと言いましたん。忘れてました? 魔族が魔王を倒せと命令するでしょうかぁ?」
「二つですけど、そんなフリしてクラスメイトの誰かに殺されるかもしれないのに、そんなリスク犯さないですぅ! そこまではしないと、私たちのこと良く知ってないと、説明付きません。」
「3つ、死体と一緒に指輪が消えたってセレーネが言ってましたん。指輪取った可能性は少ないですぅ。」
彼女の名推理を一旦頭で整理する。魔族が魔王討伐、これはバレたら大変だ。クラスメイトに変装を見破るスキル持ちがいたら、これも大変。
セレーネが? だがこれは彼女が本当のことを言っている前提の話だ。
でも待てよ、疑う訳じゃないがセレーネが脅されたりして嘘をやむを得ずついてる可能性0には出来ないのではとミウに言うと、今まで黙っていたリンが口を挟む。
それについては私のスキルで嘘がないことは、はっきりしてるとのこと。でもこのスキルもリスクがあるので簡単には使えないと説明された。
それは1番早く先に言ってと俺は文句を言った。だからミウは、セレーネの話本当だと前提に言っていたのか。
「最初に言わないのも考えてのことですぅ! 嘘を見破るスキルを使えば、ここにいるみんなの嘘を見破れますぅ。」
試したのか、それと疑いを晴らしたいと言う気持ちか? 恐らく後者だろう。
「つまり、最初に暴露してしまったら、黙秘されるかもですん。
もちろん使わないのは信じてるからですけど。」
確かに今それを言われたら、犯人だったら焦るよな。俺は心で納得した。
リンがスキルの説明をするけど、いいかと聞き、全員が同意した。
「ちなみにリスクだけど、私の具現化した鳥を使わないといけないんだけど、あまり使い過ぎると、病気になっちゃうの。」
なるほど、それなら仕方ない。全員に犯人か聞くより、的を絞る方法を取るのは、当然だろう。
「ミウからエリクサー貰って治ったけど。」
大喜利大会の景品やはり、リンに渡していたのか。
俺はまたミウに聞きたいことがあると伝えて、どうぞと、彼女が返答をした。
「それと2つ目の反論だが。」
ミウが立ち上がり、指導者のように俺たちに問いをかけた。
「まずお聞きしますが、何故私たちがこの世界に呼ばれたと思いますか?」
カノンが何を今更そんなことを聞くのかと、呆れ顔で言う。
「女神が話してたじゃない。最低クラスで事故に遭うから、チャンスで呼んだって。」
「私はそれが嘘だと思うのですん。最低クラスなんて主観ですん。もっと最悪なクラスなんていくらでもありますぅ。」
それは確かに。俺は頷く。
「魂因子を持ってる人達がそのクラスに多かった?」
レイナが手を顎に当て神妙に答えた。
「そうですぅ! さすがレイナですん。」
笑顔でミウが褒め、言葉を続けた。
「でもそれは問題ではなく、女神様が嘘を何故ついたかってことが問題なのですぅ。」
首を傾げ、カノンが不思議そうに尋ねる。
「何故?」
「私がアキラに買ってもらった指輪を見てくださいですぅ!」
「自慢かな?」
カノンが俺を睨んで言う。
「違いますぅ! この指輪無意識に買いましたが、女神様と同じ指輪だったのですん。つまり女神様は私だったのですん。」
「どう言うこと? ちょっと分かるように説明して!」
カノンが目を見開いて言う。
はいとミウが返事を返し、咳払いをして続けた。
「セレーネが言ってました。魔王が忽然と姿を消して、私たちの遺体があったと。」
カノンが椅子から立ち上がり、両手をテーブルにつける。
「つまり魔王を誰がやったか? って言う謎?」
ミウが首を振り、腰が抜けるかと思うほど、衝撃の一言を発した。
「違いますん。私達を誰がやったかですん。つまりこの中に裏切り者がいるかもですぅ!」
な…そんな訳ないだろ!
大体セレーネが嘘言ってるかもしれないのに。
心でそう呟くと、セレーネが捕捉するように話す。
「そうなの。でも遺体も時間経ったら忽然と姿を眩ましたの。」
「私の遺体とアキラの遺体とリンの遺体。
つまり、私とアキラ、リンは犯人から除外されますん。」
彼女の推理が冴えてきた。その推測に同意するように言う。
「当たり前だよ、俺がやるわけない。」
「そしてレイナは、ヒーラーですん。私達をやるのは無理なので除外されますぅ。」
確かにな。でもレイナが別の犯人と組めば話は別だろうが、結局彼女が犯人なわけないので、俺は黙っていた。
「もちろん、裏切りるわけない。」
冷静にレイナが答えた。彼女の真剣な表情が、場の空気を重くした。
それを簡単に変えるミウが、恐らく冗談だろうことを言う。
「ということは、カノンが犯人ですぅ!」
「こら! そんな言い掛かり辞めなさい!」
テーブルを叩いて、苛立ちながらカノンがミウを叱る。
「頭が悪い振りしているかもですぅ!」
かなり失礼ねあんたと、カノンが鼻でフンと言う。
そして、話を戻した。
「大体女神だった話はなんだったのよ? あんた女神で生きてたんじゃないの?」
「ふふふ、カノンを揶揄いましたー。そうですぅ、犯人が私の遺体を操ってる可能性が高いのですん。」
口を抑えて、目に微笑みを浮かべて言う。
「死体を操る? なんの話よ?」
両手を広げて、カノンが意味不明ねこいつと愚痴った。
「やっぱりカノン怪しいですぅ! アキラなら分かりますけど、私がやられるなんて、カノン以外あり得ないですん。」
俺はカノンが怪しいとは思わないが、ミウをやれるやつというと、信用出来ないやつには、不可能だと考えた。
「支離滅裂なんだけど?」
救いを求めるようにカノンが辺りを見渡すし、リンがまぁまぁと、宥める。
「整理しましょう! 私とアキラ、リンの死体があった。この3人を倒せるほどの戦力を持つ者…カノン!」
実は強さを褒めてるだけか? ミウは、以前カノンが弟のことを考えさせないようにって言ってたのを思い出す。
それでも疑うのは気分が良くないので、そろそろ俺がミウと話をつけようと思い椅子から立ち上がると、カノンが物騒な事を言う。
「ここで殺そうかな?」
怖い…俺は唾を呑んで言葉を発した。
「ちょっといいか? まず魔王に何人かやられて死んだ。」
手を挙げて、俺は続けて言った。
「でも魔王がミウに乗り移ってるとか、実は魔王は殺されてなくて、俺たちが負けた可能性もあるだろ? もしくは同士討ちしたとか。」
「あり得ないですん。魔王に私がやられるという可能性がないですぅ。油断して殺されたと考えるのが普通ですん。」
ミウが言いながら頬に手を置き、言い終わると口を結んだ。
「いや、俺が殺されて動揺したとか?」
それしか考えられない。そんなので動揺しないと言われたら恥ずかしいなと思い、口を手で隠す。
「そんなことは分かってますぅ~。私が動揺して殺されたのは。でもレイナがいて、回復せずに即死だとすると、死体が残ってるということは、やはり裏切り者にアキラがやられた。」
分かってますか、はいはい。彼女が捲し立てるように喋る。
「レイナをなんらかの方法で、拉致した。
その後に動揺した私を殺した。ってことですぅ!」
「ちなみに私の魂因子のスキル、テレポートですぅ! なので自分だけ逃げようと思えば逃げれますん。」
テレポートかなり有用じゃないか! リンと場所交代したのはそのスキル使ったのか。
俺は便利なスキルだなと言うと、そうでもない、制限が結構あるので使い所が難しいと彼女が言う。
「まず、第一に反論するけどカノンが裏切りは絶対ない。俺が1番初めに勧誘したんだ。クラスで1番まともなんだ。あり得ない。」
そう、殺人犯から最も遠い存在。彼女が裏切りをしていたとしたら、もう誰も信用出来ない。
「アキラ! 信じてくれてありがとう!」
カノンが目を輝かせて俺の手を取った。
当たり前だろと言いミウを叱るように言った。
「それに、プリンの件でミウ疑われて嫌な思いしたろ? それを今カノンにやるのは良くない。」
公平ねと、レイナが手をパチパチと拍手喝采した。
「忘れてましたぁ! 確かに。でもカノン疑ってないですぅ。冗談ですん。」
ミウが手を頭に置き、笑って誤魔化してるように思えた。
「冗談で人を犯人扱いはどうなんだ?」
少し語気を荒げるように言う。
「はい、アキラの言う通りですぅ。ごめんなさいですん。」
俺の指摘を受けて、目を伏せて謝る。
両手を組んで、カノンが叱り飛ばす。
「ふん、全く…反省しなさい!」
さて、仲間内で犯人探しは辞めにして、女神様の話に戻そうと提案した。
「女神様がミウと同一人物ってなんで言い切れるの?
もしかしたら魔族が変装してたりする可能性もなくないか?」
「アキラの予測は的外れですぅ! そんなこと私も思いましたが、この指輪の説明がつかないのですん。」
ミウが手にはめた指輪を見せる。
「ああ指輪ね。確かに同じだとしたら、説明つかないね。納得いく。」
「でも待てよ、ミウ殺されてるなら指輪を奪ったんじゃない? だからバレないよう同じのつけてる!」
「アキラの癖に鋭い指摘しますぅ。」
お互い言い合いながら、推理をする。彼女は一言余計だなと、自著気味に笑った。
「癖にってなんだよ。村長に化けた奴に騙されたんだから当たり前だろ?」
「でも青いですぅ! まず1つ、女神様は魔王を倒せと言いましたん。忘れてました? 魔族が魔王を倒せと命令するでしょうかぁ?」
「二つですけど、そんなフリしてクラスメイトの誰かに殺されるかもしれないのに、そんなリスク犯さないですぅ! そこまではしないと、私たちのこと良く知ってないと、説明付きません。」
「3つ、死体と一緒に指輪が消えたってセレーネが言ってましたん。指輪取った可能性は少ないですぅ。」
彼女の名推理を一旦頭で整理する。魔族が魔王討伐、これはバレたら大変だ。クラスメイトに変装を見破るスキル持ちがいたら、これも大変。
セレーネが? だがこれは彼女が本当のことを言っている前提の話だ。
でも待てよ、疑う訳じゃないがセレーネが脅されたりして嘘をやむを得ずついてる可能性0には出来ないのではとミウに言うと、今まで黙っていたリンが口を挟む。
それについては私のスキルで嘘がないことは、はっきりしてるとのこと。でもこのスキルもリスクがあるので簡単には使えないと説明された。
それは1番早く先に言ってと俺は文句を言った。だからミウは、セレーネの話本当だと前提に言っていたのか。
「最初に言わないのも考えてのことですぅ! 嘘を見破るスキルを使えば、ここにいるみんなの嘘を見破れますぅ。」
試したのか、それと疑いを晴らしたいと言う気持ちか? 恐らく後者だろう。
「つまり、最初に暴露してしまったら、黙秘されるかもですん。
もちろん使わないのは信じてるからですけど。」
確かに今それを言われたら、犯人だったら焦るよな。俺は心で納得した。
リンがスキルの説明をするけど、いいかと聞き、全員が同意した。
「ちなみにリスクだけど、私の具現化した鳥を使わないといけないんだけど、あまり使い過ぎると、病気になっちゃうの。」
なるほど、それなら仕方ない。全員に犯人か聞くより、的を絞る方法を取るのは、当然だろう。
「ミウからエリクサー貰って治ったけど。」
大喜利大会の景品やはり、リンに渡していたのか。
俺はまたミウに聞きたいことがあると伝えて、どうぞと、彼女が返答をした。
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