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この世界の事柄
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レイナが、リビングルームで俺に話しかけた。
「私宗教嫌いって言ったでしょ?」
「ああ。」
「何故だか聞いてくれる?」
「もちろん、興味あるな。」
深い話がこれから始まるのか、たまにはレイナとそういう話も悪くないなと思った。
「優し~い! じゃあ話すけど、私の親が宗教にハマっててね。私姉がいたんだけど、姉さんが親と揉めてね…見てて辛かった。」
「そうか…別に嫌いでも良いさ。宗教は偏見もあるだろうけど、救いもある。まさに諸刃の剣みたいなもんだろう。」
「善と悪…表裏一体の物だと思うから、関わりたくないなら、無視すれば良い。」
俺はそう言って、結構知的なことも言えるなと、心で自分を褒めて、クスッとした。
レイナがそれには気が付かなかったのか、無視したのだろうか? 目には悲しみを宿していた。
「親がハマってるとそうは言ってられないのよ。
私精神的にノイローゼになって鬱になったり。」
彼女が時折り目を閉じて、軽く胸を叩いた。
「そうか…苦しかったんだな。」
頷きながら、ミウと一緒で親の問題に苦労したのだろうと、胸が切なくなった。
「はぁ~でね! そんな時ラノベにハマって現実逃避よ! 宗教が本でハマるなら、私は別の本に救いを求めたって話し。」
「重い話でもあるけど、救いのある話だな。」
「でしょ? そしたら今は異世界にきてしまいましとさ。」
「はは、でも気になるのが親と姉はどうなったの? その後は?」
「それ聞きますか? 結構アキラって、内面にぐさりと入り込むよねー?」
「そうだな、やっぱり心配だから。」
「あらあら、優しいこと言うじゃない…泣いちゃうぞ? 」
「いや、当たり前だろ?」
「その当たり前がね~、出来ない人ばかりなのよ。ちなみに解決する前に、ここに飛ばされたから、結局はなんともならなかったの。」
レイナが肩を落として、口を閉じた。
なんともならなかった…すぐに解決するもんじゃないんだな。
言葉巧みにレイナの親を洗脳したのか、それとも心の拠り所を求めて自分から入信したのだろつか?
前者か、後者どちらがマシなのだろうか?
「そうか…残してきてやっぱり気がかり?」
「そうね…うん。」
レイナが頷きながら、目に涙を溜めていた。
「ちょっと、宗教のことなら私も喋らせて!」
近くのテーブルに置いた玉にいる、セレーネが口を挟む。
玉を持ち上げて、ことの成り行きをレイナが教えた。
「ふむふむ、宗教と言えば魔王教みたいなものだから、魔族にとっては。だから、信仰の自由もないから、その辺は羨ましいかもしれない。」
セレーネが眉を寄せて言う。
魔法も宗教から作られたのかなと、疑問に思いセレーネに聞いた。
「この世界の魔法は、ゼノという大賢者が創り出したと言われているわ。」
ゼノ…通貨の名称そこからきていたのか。
それって人間? 魔族?
「未来人と言われているのよね。正体は誰にも分からない。」
「初めに接触したのが魔族と伝説では伝えられてる。」
「その魔族がエルフに伝え、エルフが人間に教えた。って言われてて、実際そのエルフが今も生きてるから、嘘ではないようよ。」
エルフか、まだこの世界に来て会ったことはない。
人里離れた所に住んでいるからだ。
それにしても、小さな玉から普通に声が聞こえて、この玉も不思議なものだと感じた。
ゼノ…それが本名なのかすら俺は疑いを持った。そしてもう一つの疑問を彼女に聞いた。
「そのゼノって言うのが、何故未来人だと?」
「未来を予言したからね。」
「なるほど、分かりやすいな。」
どんな未来を教えてくれたのだろうか? そしてその人は何故来たのだろうか?
しかし、セレーネとこうして普通に話が出来るようになるなんてな。
彼女が人の血を引いているからかな。
「まさか魔族が教えるなんてな。その魔族も生きてるの?」
セレーネの様に会話が出来る魔族なのだろうな。
「生きてない。その魔族私と血が繋がってる。だから時を操れる。」
「じゃあ魔王も?」
「魔王は時を操れないけど、乗り移ることは出来る。」
乗り移り? とんでもない情報じゃないか?
さりげなく言ったが、俺が倒したら乗り移られそうだな。
「だから詳しいんだ? セレーネって歳いくつなの?」
「それ聞いては駄目でしょう。そこは褒めるべき。空気呼んで下さいね。」
セレーネが俺に注意する様に言う。プライドの高さからだろうか? それとも歳を聞くのは御法度か。
「つまり闇堕ちして、魔王が妻を復活させようとしてってこと?」
実は奥さん思いの優しい魔王か? そうだすると珍しい魔王だな。
「そうなんだけど、順序が逆かな。
すぐ諦めたのよ、と言っても50年経ってだけど。」
「つまり、セレーネは50年以上。」
「それ以上言ったら、口聞かない。」
「はい、辞めます。」
臍を曲げられないよう俺は謝った。
レイナがセレーネに色々尋ねていた。
この世界の事と、魔族の幹部たちのことを。
セレーネが私を殺さなくて良かったわねと言った。
その理由はお兄様に恨みを買って殺されずに済んだからだと言う。
そのお兄様も時を止める魔法を使えるのか聞いた。
未来を予知出来るらしいが、それを知ったらつまらないから、封印しているらしい。
戦闘狂のエリオット男
時の魔術師セレーネ女
死の案内人クルーシン男
無比のミリアルド男
氷の貴公子アルバート男
神速のハリュード男
襲来のガビーネ男
万能のルーネス男
残虐無慈悲のダークネス女
不死鳥のシャルロッテ女
勝負師ヴィクター男
吸血姫アイラ女
人形使いのソーニャ女
魔王の幹部達の名前を紙に書いておいた。
襲来のガビーネは俺が倒したので死亡付けておくか?
戦闘狂のエリオットがセレーネの兄らしい。
クルーシンがデスロードの本名か。
俺たちをセレーネが襲った理由を聞いた。
やはり1番気になる。3人の魔族の大幹部連中が、急に襲いに来た理由。
それは信じられない話だった。
魔王が忽然と姿を消して、俺たちの死体が側にあった。そして、時が戻された…そんな訳の分からない話だった。
彼女だけは時が戻ろうと、記憶を維持出来るのだと。
レイナも信じられないと言い、俺も同意した。
俺は情報を整理したいから、暫くこの話はしまってくれとセレーネに頼んだ。
「私宗教嫌いって言ったでしょ?」
「ああ。」
「何故だか聞いてくれる?」
「もちろん、興味あるな。」
深い話がこれから始まるのか、たまにはレイナとそういう話も悪くないなと思った。
「優し~い! じゃあ話すけど、私の親が宗教にハマっててね。私姉がいたんだけど、姉さんが親と揉めてね…見てて辛かった。」
「そうか…別に嫌いでも良いさ。宗教は偏見もあるだろうけど、救いもある。まさに諸刃の剣みたいなもんだろう。」
「善と悪…表裏一体の物だと思うから、関わりたくないなら、無視すれば良い。」
俺はそう言って、結構知的なことも言えるなと、心で自分を褒めて、クスッとした。
レイナがそれには気が付かなかったのか、無視したのだろうか? 目には悲しみを宿していた。
「親がハマってるとそうは言ってられないのよ。
私精神的にノイローゼになって鬱になったり。」
彼女が時折り目を閉じて、軽く胸を叩いた。
「そうか…苦しかったんだな。」
頷きながら、ミウと一緒で親の問題に苦労したのだろうと、胸が切なくなった。
「はぁ~でね! そんな時ラノベにハマって現実逃避よ! 宗教が本でハマるなら、私は別の本に救いを求めたって話し。」
「重い話でもあるけど、救いのある話だな。」
「でしょ? そしたら今は異世界にきてしまいましとさ。」
「はは、でも気になるのが親と姉はどうなったの? その後は?」
「それ聞きますか? 結構アキラって、内面にぐさりと入り込むよねー?」
「そうだな、やっぱり心配だから。」
「あらあら、優しいこと言うじゃない…泣いちゃうぞ? 」
「いや、当たり前だろ?」
「その当たり前がね~、出来ない人ばかりなのよ。ちなみに解決する前に、ここに飛ばされたから、結局はなんともならなかったの。」
レイナが肩を落として、口を閉じた。
なんともならなかった…すぐに解決するもんじゃないんだな。
言葉巧みにレイナの親を洗脳したのか、それとも心の拠り所を求めて自分から入信したのだろつか?
前者か、後者どちらがマシなのだろうか?
「そうか…残してきてやっぱり気がかり?」
「そうね…うん。」
レイナが頷きながら、目に涙を溜めていた。
「ちょっと、宗教のことなら私も喋らせて!」
近くのテーブルに置いた玉にいる、セレーネが口を挟む。
玉を持ち上げて、ことの成り行きをレイナが教えた。
「ふむふむ、宗教と言えば魔王教みたいなものだから、魔族にとっては。だから、信仰の自由もないから、その辺は羨ましいかもしれない。」
セレーネが眉を寄せて言う。
魔法も宗教から作られたのかなと、疑問に思いセレーネに聞いた。
「この世界の魔法は、ゼノという大賢者が創り出したと言われているわ。」
ゼノ…通貨の名称そこからきていたのか。
それって人間? 魔族?
「未来人と言われているのよね。正体は誰にも分からない。」
「初めに接触したのが魔族と伝説では伝えられてる。」
「その魔族がエルフに伝え、エルフが人間に教えた。って言われてて、実際そのエルフが今も生きてるから、嘘ではないようよ。」
エルフか、まだこの世界に来て会ったことはない。
人里離れた所に住んでいるからだ。
それにしても、小さな玉から普通に声が聞こえて、この玉も不思議なものだと感じた。
ゼノ…それが本名なのかすら俺は疑いを持った。そしてもう一つの疑問を彼女に聞いた。
「そのゼノって言うのが、何故未来人だと?」
「未来を予言したからね。」
「なるほど、分かりやすいな。」
どんな未来を教えてくれたのだろうか? そしてその人は何故来たのだろうか?
しかし、セレーネとこうして普通に話が出来るようになるなんてな。
彼女が人の血を引いているからかな。
「まさか魔族が教えるなんてな。その魔族も生きてるの?」
セレーネの様に会話が出来る魔族なのだろうな。
「生きてない。その魔族私と血が繋がってる。だから時を操れる。」
「じゃあ魔王も?」
「魔王は時を操れないけど、乗り移ることは出来る。」
乗り移り? とんでもない情報じゃないか?
さりげなく言ったが、俺が倒したら乗り移られそうだな。
「だから詳しいんだ? セレーネって歳いくつなの?」
「それ聞いては駄目でしょう。そこは褒めるべき。空気呼んで下さいね。」
セレーネが俺に注意する様に言う。プライドの高さからだろうか? それとも歳を聞くのは御法度か。
「つまり闇堕ちして、魔王が妻を復活させようとしてってこと?」
実は奥さん思いの優しい魔王か? そうだすると珍しい魔王だな。
「そうなんだけど、順序が逆かな。
すぐ諦めたのよ、と言っても50年経ってだけど。」
「つまり、セレーネは50年以上。」
「それ以上言ったら、口聞かない。」
「はい、辞めます。」
臍を曲げられないよう俺は謝った。
レイナがセレーネに色々尋ねていた。
この世界の事と、魔族の幹部たちのことを。
セレーネが私を殺さなくて良かったわねと言った。
その理由はお兄様に恨みを買って殺されずに済んだからだと言う。
そのお兄様も時を止める魔法を使えるのか聞いた。
未来を予知出来るらしいが、それを知ったらつまらないから、封印しているらしい。
戦闘狂のエリオット男
時の魔術師セレーネ女
死の案内人クルーシン男
無比のミリアルド男
氷の貴公子アルバート男
神速のハリュード男
襲来のガビーネ男
万能のルーネス男
残虐無慈悲のダークネス女
不死鳥のシャルロッテ女
勝負師ヴィクター男
吸血姫アイラ女
人形使いのソーニャ女
魔王の幹部達の名前を紙に書いておいた。
襲来のガビーネは俺が倒したので死亡付けておくか?
戦闘狂のエリオットがセレーネの兄らしい。
クルーシンがデスロードの本名か。
俺たちをセレーネが襲った理由を聞いた。
やはり1番気になる。3人の魔族の大幹部連中が、急に襲いに来た理由。
それは信じられない話だった。
魔王が忽然と姿を消して、俺たちの死体が側にあった。そして、時が戻された…そんな訳の分からない話だった。
彼女だけは時が戻ろうと、記憶を維持出来るのだと。
レイナも信じられないと言い、俺も同意した。
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