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第2話
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ある日、ママが管理してる図書館で見た悪魔の実図鑑
そこで見つけたビスケットの悪魔の実
一目魅たときに
俺は運命を確信した
俺にはこれしかないと思った。
いつでもビスケットが食べれるなんて夢見たいな能力だ!
それに俺ならどんな能力でも使いこなして最強になれるだろう
なぜだか分からないけど不思議と自信があった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
パーティーの翌日 クラッカーの自室にて
早速自分の悪魔の実の力を試してみた
俺の予想だと
・自分の体が小さなビスケットに分かれて攻撃を受け流す
・体から直接弾丸のようにビスケットを射出する
・触れた対象をビスケットに変える
あたりだろうな
しばらく色々試した
だが変化はない。
「あれ?なんで? 」フンッ!
どんだけ力んでも念じても何も起こらなかった。
「変身しろ!」 変身しない。
「出ろッ!」 出ない。
「ビスケットになれ!」ならない。
??????????????????
「だぁーっ!
なんで何も起きない! ちくしょう!」
バンッ!
冗談みたいな状況に怒り、思い切り机を叩いた
ポトッ
ん?
何だ?今机を叩いたら…ビスケットが出た…
「…もしかして」 バンッ
ポンッ!
今度は手を叩いてみよう パンッ
ポンッ!
パパパパパッ!
ボポポポポンッ
…間違いない、これは …この能力は…
『『手をたたくとビスケットを生み出すことができる能力』』
ってことか
でも何で「手を叩く」っていう謎の条件が付いてるんだ?
カタクリ兄さんもペロスペロー兄さんも何もしないでもポンポン出してたのに…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「…あ」
* 暫く考えた後、ある事実に気付く。
いや、まさか…そんなはずない…
,
* 青ざめた顔で最後の一言の場面を再生していた。
だって…
「だって そ…そんな馬鹿なことが…」
〆☀︎ 俺は明確に…確実に…手を叩いていた。そうだ 俺はあのとき
《三本締め》をしていた。
「あ、あれで決まったのか?ひょっとして…嘘だろ? えぇ…本気で言ってんのか!?
おいおいおいおい 冗談だろ 」
くそったれ……
「クソッタレえええええええええええええええええええええええッ!」
悲痛な叫びを孕んだ怒気が島中を轟かせた
それはまさに悪魔の咆哮、化け物の癇癪さながらだった
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第2話 慟哭
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