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 アテナは彼の胸に頬ずりをして、幸せそうに微笑んだ。

「私の邸に来て……」

 アテナはオルティスを館に招き入れた。

 寝室で、アテナはそっとの上着のボタンを外し、オルティスは彼女の肩を露出させた。

 そしてアテナの首元に口付けをする。

「んっ……」

とアテナは小さく声を上げたが、そのまま彼のキスを受け入れる。

 そして今度は彼の舌が鎖骨から首筋へと伝っていくのを感じた。

 その感覚に、彼女はぞくぞくとした感覚を覚えた。

「あっ……んっ……あっ……」

 やがてオルティスの手は彼女の胸元に伸びていった。

 彼女の柔らかな胸を優しく揉みしだくようにして刺激を与えていく。

 アテナはその快感に耐えかねて身体をくねらせた。

「んっ……あんっ……オルティス様……」

 彼女の口から甘い吐息が漏れる。

 アテナは潤んだ瞳でオルティスを見つめた。

 その瞳には情欲の色が宿っていた。

 そんな彼女に見つめられて、オルティスもまた興奮し始めていた。

 彼は再びアテナの唇を塞いだ後、彼女の胸の先端を口に含んだ。

 舌で舐め上げたり吸ったりしているうちに、それは徐々に硬くなっていく。

「ああっ……んっ」

 彼女は身体をのけ反らせて反応した。

「君の胸はとても柔らかいね」

とオルティスは言った。

 そしてそのまま彼女の胸を弄び続ける。

 やがてアテナは立っていられなくなって、その場に崩れ落ちそうになったが、オルティスが抱きとめた。

「ベッドへ行こう」

と言ってオルティスはアテナをお姫様抱っこで運んだ。

 そして彼女をベッドに寝かせると、その上に覆い被さった。

「恥ずかしい……」

とアテナは言った。

 彼女は顔を赤くして目をそらす。

 しかし、その瞳には期待の色が浮かんでいた。

「君は美しい」

とオルティスはささやいた。

 そして彼はゆっくりと彼女の服を脱がせ始めた。

 一枚ずつ丁寧に脱がせていき、ついに彼女は下着姿になった。

「綺麗だ……」

とオルティスは感嘆の声を上げた。

 彼の視線を感じて、アテナは頬を染める。

 そして両手を胸の前で合わせて隠した。

「そ、そんなこと……」

とアテナは言ったが、その声は震えていた。

 恥ずかしさのあまり逃げ出したい衝動に駆られたが、同時にもっと見てほしいとも思っていた。

 オルティスはアテナの耳元で囁いた。

「隠さないで、君の全てを見せてほしい」

 アテナはビクッと身体を震わせた。
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