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わたしは荒い呼吸を繰り返していた。
お兄様はそんなわたしを抱きしめてくれると、優しくキスをしてくれる。
それだけで幸せな気分になれるのだから不思議だ。
(もっと欲しい……)
わたしは無意識のうちにお兄様の背中に腕を回していた。
彼もそれに応えるように強く抱きしめてくれる。
お互いを求めるように何度も唇を重ね合ううちに自然と舌が絡み合っていた。
お互いの唾液を交換しあうような激しいキスが続いたが、彼はゆっくりと唇を離すと耳元で囁いた。
「もう我慢できない……入れてもいいか?」
その言葉にドキッとしたが、同時に胸が高鳴った。
わたしは小さくうなずくと、お兄様は嬉しそうに微笑んだ。
そしてゆっくりと彼が入ってくるのを感じる。
痛みはあったがそれ以上に喜びの方が大きかったように思う。
(ああ……幸せ)
わたしは幸福感に包まれていた。
愛する人と一つになれた喜びに心が満たされていくようだ。
お兄様はゆっくりと腰を動かし始めたが、その動きが徐々に速くなっていった。
パンッ!パァン!という肌同士がぶつかり合う音が小屋の中に響く度に快感が増していくような気がする。
「あんっ……あっ……!」
わたしは無意識のうちに甘い声で鳴いていた。
お兄様はそんなわたしを愛おしげに見つめながら腰を動かし続けている。
その度に頭の中が真っ白になって何も考えられなくなるほどだった。
(ああ……好き……大好き)
わたしは心の中で何度も呟いた。
その気持ちに応えるように彼はさらに強く抱きしめてくれる。
肌と肌が密着する感覚はとても心地よかった。
「クラリス、愛してるよ」
彼はそう言って唇を重ねてきた。
その瞬間、お腹の下あたりがきゅっと熱くなるのを感じた。
それと同時に身体中を駆け巡るような快感に襲われる。
わたしは必死に彼にしがみついた。
すると、彼もそれに応えるように強く抱きしめてくれる。
その瞬間、頭の中が真っ白になって何も考えられなくなってしまった。
「ああ……」
(お兄様のモノがびくびくしてる……)
彼のモノが脈打っているのを感じたわたしは彼が絶頂を迎えようとしていることを悟る。
それと同時に自分もまた限界に達しようとしていた。
「あぁ……イく!」
お兄様はわたしの一番奥まで突いてくるとそこで動きを止める。
次の瞬間、熱い液体が流れ込んでくる感覚があった。
それが子宮の入り口に触れた瞬間、目の前がチカチカとして意識を失いそうになった。
お兄様はそんなわたしを抱きしめてくれると、優しくキスをしてくれる。
それだけで幸せな気分になれるのだから不思議だ。
(もっと欲しい……)
わたしは無意識のうちにお兄様の背中に腕を回していた。
彼もそれに応えるように強く抱きしめてくれる。
お互いを求めるように何度も唇を重ね合ううちに自然と舌が絡み合っていた。
お互いの唾液を交換しあうような激しいキスが続いたが、彼はゆっくりと唇を離すと耳元で囁いた。
「もう我慢できない……入れてもいいか?」
その言葉にドキッとしたが、同時に胸が高鳴った。
わたしは小さくうなずくと、お兄様は嬉しそうに微笑んだ。
そしてゆっくりと彼が入ってくるのを感じる。
痛みはあったがそれ以上に喜びの方が大きかったように思う。
(ああ……幸せ)
わたしは幸福感に包まれていた。
愛する人と一つになれた喜びに心が満たされていくようだ。
お兄様はゆっくりと腰を動かし始めたが、その動きが徐々に速くなっていった。
パンッ!パァン!という肌同士がぶつかり合う音が小屋の中に響く度に快感が増していくような気がする。
「あんっ……あっ……!」
わたしは無意識のうちに甘い声で鳴いていた。
お兄様はそんなわたしを愛おしげに見つめながら腰を動かし続けている。
その度に頭の中が真っ白になって何も考えられなくなるほどだった。
(ああ……好き……大好き)
わたしは心の中で何度も呟いた。
その気持ちに応えるように彼はさらに強く抱きしめてくれる。
肌と肌が密着する感覚はとても心地よかった。
「クラリス、愛してるよ」
彼はそう言って唇を重ねてきた。
その瞬間、お腹の下あたりがきゅっと熱くなるのを感じた。
それと同時に身体中を駆け巡るような快感に襲われる。
わたしは必死に彼にしがみついた。
すると、彼もそれに応えるように強く抱きしめてくれる。
その瞬間、頭の中が真っ白になって何も考えられなくなってしまった。
「ああ……」
(お兄様のモノがびくびくしてる……)
彼のモノが脈打っているのを感じたわたしは彼が絶頂を迎えようとしていることを悟る。
それと同時に自分もまた限界に達しようとしていた。
「あぁ……イく!」
お兄様はわたしの一番奥まで突いてくるとそこで動きを止める。
次の瞬間、熱い液体が流れ込んでくる感覚があった。
それが子宮の入り口に触れた瞬間、目の前がチカチカとして意識を失いそうになった。
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