上 下
5 / 8

5

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

花に祈り

海乃うに
ライト文芸
 森に囲まれたヴィラ・フロレシーダは、すこし離れたところに位置する大きな町ジャルディン・ダ・ライーニャの名家バレット家が管理する静かで美しい村である。ある日その村にエリザベス・バレットというひとりの女性が越してくることになった。バレット家の当主ローズ・バレットの手紙によればエリザベスは療養のため自然の多いところで暮らす必要があるのだという。しかし実際にやってきたエリザベスには病気らしいところは見受けられない。彼女はすこしずつ村人たちと打ち解けヴィラ・フロレシーダでの暮らしを楽しんでいた。  エリザベスの身の回りの世話係には村いちばんの料理上手と言われるアゼリア・メロが選ばれた。アゼリアの料理と優しさに触れるうち、エリザベスはすこしずつ彼女に心を開くようになってゆき、またエリザベスの身の上を知ったアゼリアはなんとか彼女の心に寄り添おうとする。  ある日、アゼリアは春になったら一緒に雪を見ようとエリザベスに持ちかけた。雪の積もらないヴィラ・フロレシーダでそれも春に、ということにエリザベスは首を傾げたが、約束の日アゼリアはエリザベスを連れ出した。目の前に広がる雪景色のあまりの美しさに胸を打たれたエリザベスは、その景色を見せてくれたアゼリアとの出会いに感謝するのだった。

ブラックホールをふき飛ばせ

早稲 アカ
ファンタジー
笑ったり、泣いたりできない「あたし」・・・。不思議なクリニックで起こる、おかしくて、ほのぼのするお話です。

屁理屈娘と三十路母

小川 梓
ライト文芸
屁理屈な娘と三十路の母の話

伊緒さんの食べものがたり

三條すずしろ
ライト文芸
いっしょだと、なんだっておいしいーー。 伊緒さんだって、たまにはインスタントで済ませたり、旅先の名物に舌鼓を打ったりもするのです……。 そんな「手作らず」な料理の数々も、今度のご飯の大事なヒント。 いっしょに食べると、なんだっておいしい! 『伊緒さんのお嫁ご飯』からほんの少し未来の、異なる時間軸のお話です。 「エブリスタ」「カクヨム」「すずしろブログ」にても公開中です。 『伊緒さんのお嫁ご飯〜番外・手作らず編〜』改題。

ゆるりと春

なつめのり
ライト文芸
隣の席の春原くん。いつも眠たげでどこか不思議でおもしろい人。 そんな彼は天然なのか計算なのか。 ポンコツ少女 × ポンコツ少年(?) ののほほんラブコメディ!

「生きる」〜七日目の決意

吉永吉人
ライト文芸
     はじめに 七日目の決意とは日本の有名バンドのUVERworldさんの音楽家TAKUYA∞さんが作詞した曲です。 今回、七日目の決意の曲をもとにした小説です。 「生きる」とは強く生きるという意味を込めたものです。  七日目の決意はTAKUYA∞さんが夢の内容を描いた曲でした。  今回の「生きる」〜七日目の決意の小説は、蝉のように七日しか生きられない、冬まで生きたくても生きられない、一週間の命しかない七日間の一日一日を描いた作品です。

颯(はやて)

おりたかほ
ライト文芸
小さな女子校の小さな出来事。 美術部部長と引きこもり顧問の話。 感染症対策に明け暮れた青春の記録。 当時図らずも染みた漱石「こころ」へのオマージュ作品です。

『ヘブン』

篠崎俊樹
ライト文芸
私と、今の事実婚の妻との馴れ初めや、その他、自分の身辺のことを書き綴る、連載小説です。毎日、更新して、書籍化を目指します。ジャンルは、ライトノベルにいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

処理中です...