【完結】医師で子爵の彼にお世話になりすぎです。

朝日みらい

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 ビクビクと身体を痙攣させながら絶頂を迎えてしまったアネットを見下ろしながら、フェリックスは満足そうな表情を浮かべていた。

 しかし、それでもまだ終わりではないらしい。

 今度は三本もの指を入れられてしまい、激しく出し入れされる事になった。

 その度にグチュリッグチャッという音が聞こえてくる度に羞恥心を煽られる。

 だが、それ以上に快感の方が勝ってしまい、結局最後まで流され続けてしまった。

 そしてようやく終わった頃には完全に脱力しきっており、指を動かす事すらままならない状態になっていた。

 そんなアネットを見下ろしながら、フェリックスは言った。

「それでは、そろそろ本番にする?」

 そう言ってフェリックスがズボンを脱いでいく姿を見ていると、これから起こるであろう出来事を想像してしまい子宮が疼いてしまうのを感じた。

 そして、アネットの両脚を抱え上げると一気に挿入してきたのである。

 その瞬間目の前が真っ白になり、一瞬意識を失いかけたものの、何とか耐える事に成功した。

 しかし、それでも尚、ピストン運動は続き容赦無く子宮口を突き上げられる。

 その度に意識が飛びそうになる程の強烈な快楽に襲われる事となった。

 パンッパチュパチュングチョッグヂュブチュグチョ。

 ヌチャッグポォオオッ。ズパンッパンパンパァアアンッ。

 激しいピストン運動によって結合部から溢れ出した愛液が飛び散った。

 辺り一面に飛び散っていく光景を目の当たりにしながら、絶頂を迎えたアネットは完全に蕩けきっていた。

 そしてそのまま意識を失ってしまった。

 このように、フェリックスにはケアと称して、アネットを内面から幸福に満たされるように愛の処置を施したのだった。

 そして二人は抱き合いながら眠りについた。




 翌朝、アネットが目を覚ますと隣にはフェリックスがいた。

 彼はまだ眠っており、その寝顔は穏やかで幸せな気持ちにさせてくれるものだった。

(ああ、私はなんて幸せ者なんだろう)

 アネットは心からそう思った。

「アネット、よく眠れた?」

「ええ、ぐっすりよ。フェリックス、ありがとう」

 二人は朝食を共にし、湖畔の景色を見ながら散歩をした。

 フェリックスはアネットの手を取りながらゆっくりと歩き、彼女のペースに合わせてくれた。

「アネット、私は君を大切にしたい」

 彼は優しく微笑みながら言った。

「私も同じ気持ちよ」

 アネットも笑顔で答える。

 そんな二人の様子を湖面に映る美しい風景が見守っていた。


 こうして、アネットは湖畔の別荘で、主治医の特別療養を終えたのだった。
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