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でも気持ちよさには勝てなくて、アネットの体はもっと欲しいと腰を揺らしてしまう。
ぴちゃぴちゃと音を立てながら舐められて、もう恥ずかしさなんてどこかに行ってしまった。
「ここも弱いみたいだね」
そう言うと、クリトリスを甘噛みされる。
「や、あ……っ! フェリックス!」
快感が強すぎて腰が浮いてしまうのに、逃げようとする体を抑えつけられてしまった。
それでもなんとか快感から逃れたくて、フェリックスの頭を押しのけようとすると、今度は指が入ってきた。
「や! だめ……っ!」
「アネット、もう降参かい? もうびしょ濡れだけど?」
そして中に入った指がくいっと折り曲げられて、気持ちいいところを刺激される。
「あ、ああん!」
「カ・イ・カ・ン、かい?」
フェリックスは指の腹で優しく押しながら、中を広げるようにバラバラに動かされて、アネットはもう何も考えられない。
でもあと少しでイきそうで、思わず腰を揺らしてしまう。
そんなアネットを見てフェリックスが笑ったような気がしたが、それすら快楽になってしまう。
「も……ひどい……」
そしてフェリックスが、アネットの一番感じるところを指で強く押された瞬間、目の前に星が飛んだ。
「んあ!」
びくんと腰が跳ねて、体の奥からは熱いものが溢れてしまう。
「いい子だ。上手にいったじゃないか!」
アネットがもう体に力が入らなくてぐったりしていると、フェリックスは「ご褒美だ」と言ってもう一度キスをされる。
それだけでまた奥が疼いてしまって、指をきゅっと締め付けてしまう。
同時に、フェリックスのモノもすっかり赤く充血して硬くなっていた。
そして思わずキュンと締め付けてしまったそこにモノをあてがわれて、思わず彼の顔を見上げてしまった。
「欲しい、ほしくない、どっち?」
「あ…ん、欲しいです…」
アネットが素直にそう告げると、すっかりフェリックスの形になったモノは簡単に彼を奥まで受け入れてしまう。
そしてフェリックスにも気持ちよくなって欲しくて、必死で腰を揺らしてしまう。
「は……っ!」
「そんなに締めないでくれよ…」
フェリックスの余裕のない声が降ってきて、それが嬉しくてアネットはまた締め付けてしまった。
するとフェリックスは、アネットの腰を掴むと激しく腰を打ち付けてきた。
もう意味のある言葉なんて出てこなくて、ただ喘ぐだけだ。
それでもフェリックスは嬉しそうに笑っていて、アネットも嬉しくなる。
「あっ、あああ……っ!」
気持ちよくて、思わずフェリックスに手を伸ばすと、ぎゅっと抱きしめられた。
ぴちゃぴちゃと音を立てながら舐められて、もう恥ずかしさなんてどこかに行ってしまった。
「ここも弱いみたいだね」
そう言うと、クリトリスを甘噛みされる。
「や、あ……っ! フェリックス!」
快感が強すぎて腰が浮いてしまうのに、逃げようとする体を抑えつけられてしまった。
それでもなんとか快感から逃れたくて、フェリックスの頭を押しのけようとすると、今度は指が入ってきた。
「や! だめ……っ!」
「アネット、もう降参かい? もうびしょ濡れだけど?」
そして中に入った指がくいっと折り曲げられて、気持ちいいところを刺激される。
「あ、ああん!」
「カ・イ・カ・ン、かい?」
フェリックスは指の腹で優しく押しながら、中を広げるようにバラバラに動かされて、アネットはもう何も考えられない。
でもあと少しでイきそうで、思わず腰を揺らしてしまう。
そんなアネットを見てフェリックスが笑ったような気がしたが、それすら快楽になってしまう。
「も……ひどい……」
そしてフェリックスが、アネットの一番感じるところを指で強く押された瞬間、目の前に星が飛んだ。
「んあ!」
びくんと腰が跳ねて、体の奥からは熱いものが溢れてしまう。
「いい子だ。上手にいったじゃないか!」
アネットがもう体に力が入らなくてぐったりしていると、フェリックスは「ご褒美だ」と言ってもう一度キスをされる。
それだけでまた奥が疼いてしまって、指をきゅっと締め付けてしまう。
同時に、フェリックスのモノもすっかり赤く充血して硬くなっていた。
そして思わずキュンと締め付けてしまったそこにモノをあてがわれて、思わず彼の顔を見上げてしまった。
「欲しい、ほしくない、どっち?」
「あ…ん、欲しいです…」
アネットが素直にそう告げると、すっかりフェリックスの形になったモノは簡単に彼を奥まで受け入れてしまう。
そしてフェリックスにも気持ちよくなって欲しくて、必死で腰を揺らしてしまう。
「は……っ!」
「そんなに締めないでくれよ…」
フェリックスの余裕のない声が降ってきて、それが嬉しくてアネットはまた締め付けてしまった。
するとフェリックスは、アネットの腰を掴むと激しく腰を打ち付けてきた。
もう意味のある言葉なんて出てこなくて、ただ喘ぐだけだ。
それでもフェリックスは嬉しそうに笑っていて、アネットも嬉しくなる。
「あっ、あああ……っ!」
気持ちよくて、思わずフェリックスに手を伸ばすと、ぎゅっと抱きしめられた。
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