【完結】公爵令嬢は聖女になって身を引いたのに、殿下の愛は止まらない。

(27)

　手のひらには柔らかくも弾力のある感触があった。

　乳首に触れるとピクリと体が震えるのがわかったが、セラフィーは嫌がる素振りは全く見せず、むしろ嬉しそうな表情を浮かべている。

　指先で軽く摘まんでみると、甘い声が上がる。

「あああんっ……」

「もっと強くしてほしいんだよね……」

　アーマンドが少し力を入れると、彼女は嬉しそうな声を上げた。

　どうやら痛くはないらしい。

　ア―マンドは調子に乗って、両手で二つの大きな胸を揉み始めた。

　柔らかい感触が伝わってくると同時に、彼女もまた感じているらしく、時折体をビクつかせていた。

　しばらくすると彼女の口から熱い吐息が漏れ始めたので、一旦手を止めることにする。

「はぁ……はぁ……うれしい」

　そう言うとセラフィーは下着の布のバンドを外した。

　すると支えを失った胸が重力に従って垂れ下がり、大きな果実が二つ現れた。

　サイズはア―マンドの手のひらより一回り大きいくらいだ。白い肌にピンク色の乳頭がよく映えており、とても魅力的だった。

「ねぇ……舐めていい？」

　アーマンドは彼女の胸にしゃぶりつくと、口の中に甘い味が広がるのを感じた。

　ちゅうっと吸い上げると、彼女は気持ちよさそうな声を上げながらこちらの頭を優しく撫でてくれた。

　しばらく堪能した後、口を離すと、唾液まみれになった乳房がいやらしく光っていた。

　次にアーマンドはショーツに手をかけようとしたのだが、その前に彼女が制止してきた。

「わたしだけの女神、生まれたままの姿になってほしい」