【完結】公爵令嬢は聖女になって身を引いたのに、殿下の愛は止まらない。

朝日みらい

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 二人の体が密着し、お互いのぬくもりを感じ合った。そして理性でもなく、彼女の体が彼を求め始めたのだ。

「あぁん! ア―マンド様!」

「セラフィー、永遠に離さない」

(私も永遠に……)

 二人の想いが通じ合い、彼女の心は彼への愛情に満たされていった。

 激しく口づけを交わしながら、お互いの体を密着させる。

「ああああぁん……くうっ……」

(もう私を離さないで……!)

 愛欲に染まったセラフィーの心は、彼の愛情を受け入れ、彼への想いを膨らませていく。

「もう、感じているだろう、わたしの気持ち……」

「ア―マンド様っ……!」

 彼の愛はセラフィーの心に広がり続け、彼女の心を幸福で満たしていく。

「あぁん……す、好きよ!」

 セラフィーは、無意識で叫んでいた。

 アーマンドの愛撫が彼女の体を支配し、快楽で支配していった。

「本当は好きなんだな?」

「はあい……ああぁん……もっと……ください」

(アーマンド様、愛して! あなただけのものにしてください!)

「僕は君を裏切ったりしないよ、セラフィー」

「ア―マンド様……」

 6年の時を経て再会した二人の心はようやく1つになり、二人はお互いの愛を確かめ合う。

「セラフィー、君を愛している! 一生、離さない!」

 アーマンドのプロポーズに、セラフィーは涙を流しながら答える。

「うれしい……」

(ずっと、お慕いしていたから………)
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