【R18】自称作家の無職ですが、なんとか生き延びています

朝日みらい

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女子高生にはいろいろ刺激を受けています

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楓は「あああああんっ…」と喘ぎ声を上げながら、身体をヒクヒク痙攣させている。
楓の額から大粒の汗が、噴きこぼれて落ちた。
そしてゆっくりと玩具を引き抜いた時、棒の端に血が付いているのが分かった。
楓は立ち上がれないのか、荒い息をしたまま伏せっている。
圭吾は、ショルダーバックからポケットテッシュを取り出して、尻周りを丁寧に拭った。
それから、ぬるくなったジンジャーエールを飲んでいると、楓は散らかした衣類をまとめ始めた。
着替えをしている間、圭吾は時間つぶしに高校時代にはやったバンドの歌謡曲を歌い出した。
「この曲、知ってるわ」
圭吾が歌い終わると、楓がリボンタイを付け直しながら言った。
「パパがこのバンド好きだったから、いつも車ステレオで聞かされてた」
「へえ、そうなんだ。もう、解散したけどね」
圭吾は言った。
楓はブレザーを羽織り、スマホを見ながら乱れた髪を直した。
そして、圭吾に向き直り笑顔を見せた。
「あのさ、オジサンの本、結構面白かったよ」
「ああ。それは、どうも」
「でも、 一読者としては納得いかないところもあるの。異世界のエロお弁当屋さんだけど、 ラノベにしては言葉が妙に古臭いんだよね」
「ふうん。そんなもんかな」
圭吾は話を聞きながら、初めて他人の意見を聞く新鮮さを感じていた。
楓は随分と深く自分の作品を読んでくれたらしい。
楓のいう話は的を得ていることが多かった。
異世界という舞台なのに、なぜかエッチするのはカラオケボックスや遊園地、電車の中での痴漢行為ばかりであることがどう見ても違和感があるというのだ。
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