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第四章
第七十六話 九条家護衛隊隊長・野中優作
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恭一の目の前で、身体を切り刻まれた【スカイ・ビースト】が絶叫した。
恭一は後ろを振り向いた。
「九条家護衛隊隊長、野中優作……⁉︎」
「遅れてすまない!」
恭一たち【陽光】を援護したのは優作だった。彼の背後には、二十名ほどの隊員の姿がある。
「【スカイ・ビースト】は任せてくれ——【風刃】!」
再び優作が風の刃を放った。それに呼応するように、他の隊員も次々と魔法を放つ。
そして、【陽光】がほとんど傷すらつけられなかったAランクの魔物は、あっという間に倒された。
これが貴族界最強の護衛集団か——。
恭一は感嘆せざるを得なかった。
しかし、護衛隊としての彼らの真価が発揮されたのはその後だった。
息つく暇もなく移動し、魔物の大群の先頭に追いついた優作たちは、それぞれが様々な属性の障壁を発動して、Sランク冒険者パーティ【夜】をもってしても止められなかった魔物の大群の足を、完全に止めてみせたのだ。
「なっ、何だっ?」
「何が起こった⁉︎」
その場にざわめきが広がる。しかし、そのざわめきはすぐに歓喜の声に変わった。
「野中隊長……!」
「九条家だ!」
「九条家護衛隊の増援だ!」
冒険者、そして避難途中の市民が揃って歓声を上げた。
「皆さん、聞いてください!」
横倒しに生成した【魔の障壁】に乗り、空中で優作は叫んだ。
「我々はこれより、カイス沼に魔物たちを引き込み、そこで足を取られた魔物を一網打尽にします! どうか、皆さんもご協力ください!」
「カイス沼に……⁉︎」
恭一は思わず優作を見た。
カイス沼は九条家の目と鼻の先にある。そこまで魔物を引き込むというのか。
周りを見れば、【陽光】のメンバーや他の冒険者たちも一様に困惑の表情を浮かべていた。
——しかし、誰よりも衝撃を受けていたのは彼ら冒険者ではなく、第五隊の小隊を率いていた上村桐子だった。
◇ ◇ ◇
「我々はこれより、カイス沼に魔物たちを引き込み、そこで足を取られた魔物を一網打尽にします! どうか、皆さんもご協力ください!」
「なっ……⁉︎」
優作の言葉を聞き、桐子は絶句した。
カイス沼に引き込むという作戦は、人的被害を減らせる代わりに九条家のリスクが大きくなる。
貴族である九条家がそんな作戦をを取るとは、桐子は想像だにしていなかった。
しかし、桐子はやがて冷静さを取り戻した。
周囲の冒険者の間にも戸惑いが広がっていたからだ。
「カイス沼にだって?」
「あそこまではまだ距離があるぞ。間にある民家とかはどうするんだっ?」
不安や疑念の混じったざわめきが広がっている今こそがチャンスだ。
桐子は大きく息を吸った。
「勝手に仕切らないでいただきたい!」
皆の視線が一斉に集まる。桐子は深呼吸をしてから続けた。
「遅れておいて、何を勝手にお決めになっているのですかっ? 第一、カイス沼にまで引き込むとなれば、そこまでの民家などは全て犠牲になります! 市民のことをもっと考えていただきたい!」
桐子のもっともらしい意見には、市民から同意の声が上がった。
「確かにそうだよな……」
「家とか財産とか全部消えるわけだろ? それはやばくね?」
「九条家は領民のことなんでどうでも良いのか⁉︎」
桐子はほくそ笑んだ。
市民を味方につけることができれば、いくらでもその場を仕切ることができる。
優作の鋭い視線が、桐子を射抜いた。
「カイス沼に引き込むのは、南東地域に比べて避難の遅れている南西地域に魔物を向かわせないための、苦肉の策です」
「なっ……⁉︎」
桐子は再び絶句した。
言い方こそ遠回しだが、その真意は明らかだった。
カイス沼に引き込むのは、さっさと避難を完了させられなかった第五隊のせいだ——。
優作はそう言ったのだ。
「し、しかし——」
「しかしもクソもねえだろ!」
一人の冒険者が、なおも足掻こうとする桐子を怒鳴りつけた。
「無能なくせにてめえらがクソみたいなプライドを守るために協力しねえから、南西地域は未だに避難が完了してねえんだろうが! ここでさらにゴネて犠牲を増やすのが第五隊の使命か⁉︎ ああっ⁉︎」
「あっ、あっ……」
冒険者の圧に、桐子は完全に気圧されてしまっていた。
彼女は自分の顔が引き攣り、膝が震えているのを自覚した。
ただし自覚はしても、それを認めることは彼女のプライドが許さなかった。
(怯えている? 私が? 冒険者なんぞに? ——あり得ない!)
しかし、いくら心の中で強がってみても、彼女が怖気付いていることは、周囲の人間には明白だった。
嘲りの視線が彼女に突き刺さる。
「あいつ、クソだせえな!」
「あんなんでも一応は一級魔法師じゃねえのかよ……」
「腰抜かしてやがるぜっ」
「頼りねえなー、第五隊って」
冒険者、そして市民が桐子を袋叩きにする。
桐子にできることは、羞恥と怒りに肩を振るわせることだけだった。
もっとも、現状ではそんな態度すらも冒険者や市民のおもちゃにしかならなかったのだが。
「おい、見ろよあの顔!」
「一丁前に睨みつけてやがるぜ!」
魔物の大群が街になだれ込むという前代未聞の緊急事態の中、ほとんど役に立っていなかった第五隊に対して、募っていた不満が爆発したのだろう。
その場はもはや、桐子や第五隊を糾弾する声で埋め尽くされていた。
どうするか、とベテラン冒険者である守は思案した。
非は第五隊にあるとはいえ、よってたかって彼らを非難する今の状況は決して良いものではない。桐子たちはかなりの精神的ダメージを受けている。この事態を収束させるには少しでも戦力は多いほうが良いし、ヤケになられても困る。
しかし同時に、第五隊という共通の敵によって、冒険者や市民のまとまりが強くなっているのも事実だった。ここで下手に第五隊を庇えば、皆の士気に影響する。
「皆さん!」
優作が再び大声を張り上げた。
守は期待を込めて九条家護衛隊隊長を見た。彼は、どうやってこの場をまとめ上げるのだろうか。
「今ここには我々九条家、国防軍第五隊、冒険者、そして市民の皆さんがいます。その間には協力関係もあれば対立関係もあり、それは個々の間でもそうです。それぞれの思惑や考えだってあるでしょう。しかし、未曾有の危機に直面している今、人の命が第一であるという思いだけは、ここにいる全員が共通して持っているはずです!」
気がつけば、ざわめきは皆無になっていた。
「それが簡単でないことはわかっていますが、家も財産も、皆で協力し合えば取り戻せます。しかし、命だけは取り戻せないんです!」
優作が一人一人の顔を見回し、
「どうか皆さん、我々に協力してください!」
腰を深く折り曲げ、頭を下げた。
最初はポツリポツリと起こった拍手は、瞬く間に広がっていった。
「だが、具体的にどうするのじゃ? カイス沼に魔物を引き込むのじゃろう?」
守は聞いた。
「アーク街の南東側からカイス沼に向かって、障壁を緩やかにカーブさせるようにどんどん生成していき、壁沿いに走るよう誘導します」
「なるほど……」
良い作戦だ、と守は思った。
正面からのぶつかり合いでは押し負ける強度であっても、斜めに生成すればその限りではない。
「それならいけそうだな!」
「ああ、さすが九条家だ!」
あちこちで賛成の声が上がった。
「もうしばらくは我々が魔物の侵攻を食い止めます! 【身体強化】を使える人はカイス沼までのルートに人が残っていないかの確認を、その他の皆さんは我々を援護してください!」
「おう!」
野太い声をあげ、冒険者たちが一斉に行動を開始した。
少し遅れて行動を開始する第五隊を見て、守はほっと息を吐いた。
恭一は後ろを振り向いた。
「九条家護衛隊隊長、野中優作……⁉︎」
「遅れてすまない!」
恭一たち【陽光】を援護したのは優作だった。彼の背後には、二十名ほどの隊員の姿がある。
「【スカイ・ビースト】は任せてくれ——【風刃】!」
再び優作が風の刃を放った。それに呼応するように、他の隊員も次々と魔法を放つ。
そして、【陽光】がほとんど傷すらつけられなかったAランクの魔物は、あっという間に倒された。
これが貴族界最強の護衛集団か——。
恭一は感嘆せざるを得なかった。
しかし、護衛隊としての彼らの真価が発揮されたのはその後だった。
息つく暇もなく移動し、魔物の大群の先頭に追いついた優作たちは、それぞれが様々な属性の障壁を発動して、Sランク冒険者パーティ【夜】をもってしても止められなかった魔物の大群の足を、完全に止めてみせたのだ。
「なっ、何だっ?」
「何が起こった⁉︎」
その場にざわめきが広がる。しかし、そのざわめきはすぐに歓喜の声に変わった。
「野中隊長……!」
「九条家だ!」
「九条家護衛隊の増援だ!」
冒険者、そして避難途中の市民が揃って歓声を上げた。
「皆さん、聞いてください!」
横倒しに生成した【魔の障壁】に乗り、空中で優作は叫んだ。
「我々はこれより、カイス沼に魔物たちを引き込み、そこで足を取られた魔物を一網打尽にします! どうか、皆さんもご協力ください!」
「カイス沼に……⁉︎」
恭一は思わず優作を見た。
カイス沼は九条家の目と鼻の先にある。そこまで魔物を引き込むというのか。
周りを見れば、【陽光】のメンバーや他の冒険者たちも一様に困惑の表情を浮かべていた。
——しかし、誰よりも衝撃を受けていたのは彼ら冒険者ではなく、第五隊の小隊を率いていた上村桐子だった。
◇ ◇ ◇
「我々はこれより、カイス沼に魔物たちを引き込み、そこで足を取られた魔物を一網打尽にします! どうか、皆さんもご協力ください!」
「なっ……⁉︎」
優作の言葉を聞き、桐子は絶句した。
カイス沼に引き込むという作戦は、人的被害を減らせる代わりに九条家のリスクが大きくなる。
貴族である九条家がそんな作戦をを取るとは、桐子は想像だにしていなかった。
しかし、桐子はやがて冷静さを取り戻した。
周囲の冒険者の間にも戸惑いが広がっていたからだ。
「カイス沼にだって?」
「あそこまではまだ距離があるぞ。間にある民家とかはどうするんだっ?」
不安や疑念の混じったざわめきが広がっている今こそがチャンスだ。
桐子は大きく息を吸った。
「勝手に仕切らないでいただきたい!」
皆の視線が一斉に集まる。桐子は深呼吸をしてから続けた。
「遅れておいて、何を勝手にお決めになっているのですかっ? 第一、カイス沼にまで引き込むとなれば、そこまでの民家などは全て犠牲になります! 市民のことをもっと考えていただきたい!」
桐子のもっともらしい意見には、市民から同意の声が上がった。
「確かにそうだよな……」
「家とか財産とか全部消えるわけだろ? それはやばくね?」
「九条家は領民のことなんでどうでも良いのか⁉︎」
桐子はほくそ笑んだ。
市民を味方につけることができれば、いくらでもその場を仕切ることができる。
優作の鋭い視線が、桐子を射抜いた。
「カイス沼に引き込むのは、南東地域に比べて避難の遅れている南西地域に魔物を向かわせないための、苦肉の策です」
「なっ……⁉︎」
桐子は再び絶句した。
言い方こそ遠回しだが、その真意は明らかだった。
カイス沼に引き込むのは、さっさと避難を完了させられなかった第五隊のせいだ——。
優作はそう言ったのだ。
「し、しかし——」
「しかしもクソもねえだろ!」
一人の冒険者が、なおも足掻こうとする桐子を怒鳴りつけた。
「無能なくせにてめえらがクソみたいなプライドを守るために協力しねえから、南西地域は未だに避難が完了してねえんだろうが! ここでさらにゴネて犠牲を増やすのが第五隊の使命か⁉︎ ああっ⁉︎」
「あっ、あっ……」
冒険者の圧に、桐子は完全に気圧されてしまっていた。
彼女は自分の顔が引き攣り、膝が震えているのを自覚した。
ただし自覚はしても、それを認めることは彼女のプライドが許さなかった。
(怯えている? 私が? 冒険者なんぞに? ——あり得ない!)
しかし、いくら心の中で強がってみても、彼女が怖気付いていることは、周囲の人間には明白だった。
嘲りの視線が彼女に突き刺さる。
「あいつ、クソだせえな!」
「あんなんでも一応は一級魔法師じゃねえのかよ……」
「腰抜かしてやがるぜっ」
「頼りねえなー、第五隊って」
冒険者、そして市民が桐子を袋叩きにする。
桐子にできることは、羞恥と怒りに肩を振るわせることだけだった。
もっとも、現状ではそんな態度すらも冒険者や市民のおもちゃにしかならなかったのだが。
「おい、見ろよあの顔!」
「一丁前に睨みつけてやがるぜ!」
魔物の大群が街になだれ込むという前代未聞の緊急事態の中、ほとんど役に立っていなかった第五隊に対して、募っていた不満が爆発したのだろう。
その場はもはや、桐子や第五隊を糾弾する声で埋め尽くされていた。
どうするか、とベテラン冒険者である守は思案した。
非は第五隊にあるとはいえ、よってたかって彼らを非難する今の状況は決して良いものではない。桐子たちはかなりの精神的ダメージを受けている。この事態を収束させるには少しでも戦力は多いほうが良いし、ヤケになられても困る。
しかし同時に、第五隊という共通の敵によって、冒険者や市民のまとまりが強くなっているのも事実だった。ここで下手に第五隊を庇えば、皆の士気に影響する。
「皆さん!」
優作が再び大声を張り上げた。
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「今ここには我々九条家、国防軍第五隊、冒険者、そして市民の皆さんがいます。その間には協力関係もあれば対立関係もあり、それは個々の間でもそうです。それぞれの思惑や考えだってあるでしょう。しかし、未曾有の危機に直面している今、人の命が第一であるという思いだけは、ここにいる全員が共通して持っているはずです!」
気がつけば、ざわめきは皆無になっていた。
「それが簡単でないことはわかっていますが、家も財産も、皆で協力し合えば取り戻せます。しかし、命だけは取り戻せないんです!」
優作が一人一人の顔を見回し、
「どうか皆さん、我々に協力してください!」
腰を深く折り曲げ、頭を下げた。
最初はポツリポツリと起こった拍手は、瞬く間に広がっていった。
「だが、具体的にどうするのじゃ? カイス沼に魔物を引き込むのじゃろう?」
守は聞いた。
「アーク街の南東側からカイス沼に向かって、障壁を緩やかにカーブさせるようにどんどん生成していき、壁沿いに走るよう誘導します」
「なるほど……」
良い作戦だ、と守は思った。
正面からのぶつかり合いでは押し負ける強度であっても、斜めに生成すればその限りではない。
「それならいけそうだな!」
「ああ、さすが九条家だ!」
あちこちで賛成の声が上がった。
「もうしばらくは我々が魔物の侵攻を食い止めます! 【身体強化】を使える人はカイス沼までのルートに人が残っていないかの確認を、その他の皆さんは我々を援護してください!」
「おう!」
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