71 / 132
第一章
第71話 目覚めと一つの約束
しおりを挟む
「……ん」
僕が目を覚ました時、最初に感じたのは眩しさだった。
薄目を開け、無意識に額の上に手をかざそうとして、腕が動かない事に気づいた。
別に麻痺しているとか肘から先がなくなっているとか、そういう病的な事ではない。
何かが乗っているのだ。
「何……?」
利き手である右手を見る。白い布団の上に、淡い空色が見えた。
左手がある部分の上にも、同じものが見える。
「これは……」
ベッドに仰向けになっていた体を少しだけ持ち上げてみる。
予想通り、それらは人の頭だった。
「シャル、エリア」
二人を起こそうとしたわけではないので、決して大声ではなかった。
むしろ、つぶやき程度の小さな声だった。
それでも、寝息まで立てて熟睡していたはずの二人は、「遅刻よ!」とお母さんに怒鳴られた朝の学生よろしく飛び起きた。
大きく見開かれた二対の空色の瞳に向かって、僕は笑いかけた。
「おはよう、シャル、エリア」
呆けた表情を浮かべていた二人の瞳にジワリ、ジワリと雫が溜まっていく。
「えっ? ちょ、あの、二人とも——」
「ノア君……!」
「ノアーーーー!」
姉は噛みしめるように、妹は溜まっていたものを吐き出すように僕の名を呼びながら、姉妹は揃って飛びついてきた。
「おおっ」
幸い、上半身を起こし切ってはいなかったし、下はふかふかのベッドだったため、二人を支えきれずに倒れ込んでも身体的には問題はなかった。
ただ、精神的にはそうではなかった。
「あの、シャル、エリア」
いくら名前を呼んでも、二人はわんわん泣くのみで、会話にならないのだ。
それほどまで喜んでくれているのは嬉しいのだが、反面どうしたものかと困惑もしてしまう。
しかし、その状況は長くは続かなかった。
ハンナ先生が姿を見せたのだ。
呆れたような笑みを浮かべながら近づいてくる。
「すごいわね。生まれたての赤ん坊のようなエネルギーだわ」
「確かにそうですね。あの、他の患者さんは大丈夫ですか?」
先程はおはようと言ったが、外は暗い。
夜にこんな大声を出すのは、病院のマナー的によろしくないのではないだろうか、という事を心配しての質問だったが、
「問題ないわよ。こうなる事を見越していたのでしょうね。ルーカスさんがこの部屋に遮音の結界を張ってくれているわ」
「さすが二人の師匠ですね」
「ええ」
「あれ、でもそれならハンナ先生はどうしてここに?」
ルーカスほどの達人が張った遮音の結界なら、まず音は漏れていないはずだが。
「かすかに二人の泣き叫ぶ声が聞こえてきてね。ルーカスさんの結界を貫通するなんて、途方もないパワーだわ」
「マジですか」
未だに声を枯らす事なく泣いている二人の頭を撫でる。
飛びついてきた時に咄嗟に両手を広げて迎え入れたため、腕の拘束は解かれていた。
「同級生の男の子が見ていたら、刺されていてもおかしくない状況ね」
「まぁ……そうですね」
傍から見れば、美少女二人に抱きつかれているのだから、ハンナの言う事は間違いではないだろう。
もっとも、僕としては思ったよりも困惑が大きいのだが。
「気分はどう?」
「嘘みたいにスッキリしています。ハンナ先生が治してくださったのですか? 僕、割と死にそうだったと思うんですけど」
比喩ではなく本当に頭が割れたんじゃないかって思ったからね。
ハンナ先生は口元を緩めて首を横に振った。
「私じゃなくて、今あなたに引っ付いている二人よ」
「えっ、シャルとエリアが?」
「そう。最上級治癒魔法の【同調】を使ってね」
「そうだったんですか……ありがとう、二人とも」
僕は二人の頭に手を乗せた。
「でも、【同調】って魔法が使えなくなるリスクもあったよね? いくら一卵性双生児で魔力の波長が似てるからって、無茶しないでよ」
「ノアには言われたくない!」
「ノア君には言われたくありませんっ」
飛びついてきてからずっと顔を埋めていた二人が、異口同音に抗議をしてくる。
涙を溜めつつも唇を尖らせている表情は、本当にそっくりだ。
僕は思わず笑ってしまった。
すると、「何笑ってんの」「何笑っているのですか」と、両頬をつねられた。
どちらも十秒ほど離してくれなかった。
普通に結構痛かったけど、甘んじて受け入れた。
「ノア君」
頬をさすっていると、シャルが改まった口調で僕の名を呼んだ。
エリアは数歩下がっている。
「泣くより前にまず先にこれを伝えるべきでした。命を救っていただき、本当にありがとうございます」
「当然だよ。だって——」
自然と頬が緩む。
「——シャルは、僕の最愛の彼女なんだからさ」
「っ~!」
シャルがポッと頬を真っ赤に染めた。
まるで顔を隠すように、胸に飛び込んでくる。
「命懸けで助けてくださった事は、本当に感謝しています。ですが、もう二度とこんな危ない真似はしないでください……!」
後半、シャルの声は涙交じりだった。
相当辛かったのだろう。
自分が弱かったばかりにシャルに【統一】を使わせてしまい、結果的に彼女に生死を彷徨わせた僕としては、シャルの心の痛みはすごく理解できた。
だから、僕は言った。
「シャルには悪いけど、その約束はできないよ」
「っ……!」
ビクッとシャルの体が震えた。
「シャルを助けるためなら、僕は何度でも命を懸けるよ。シャルがそうしてくれたようにね」
「ノア君……! ですがっ……!」
シャルは顔を歪めた。
今にも泣き出しそうだった。
「でも、代わりに一つだけ約束する」
「何ですか……?」
「命を懸けなきゃいけないような状況が来ないよう、これからは僕が全力で君を守るって」
「っ……!」
シャルが目を見開いた。
その口元が徐々に緩んでいく。
どこか呆れたような、それでいて幸せそうな笑みだった。
「……もう、本当にノア君はずるいです」
シャルがぽすんと胸に頭を預けてくる。
「そんな事を言われてしまったら、もう何も言えなくなってしまうではないですか」
「あはは、ごめんごめん。でも、全部僕の紛れもない本心だからさ」
「わかっていますよ、それくらいは。ですが——」
シャルがニヤリと笑って見上げてくる。
「——守られているだけの女だとは思わないでください。私だって、全力でノア君の事をお守りしますから」
「ありがとう。頼りにしてるよ」
「本当に頼りにしてくださいよ? ノア君は人にはやれ頼れだの甘えろだの言うくせに、自分の事になると一人で頑張ってしまうのですから」
「ごめんごめん」
不満げなシャルが可愛くて、ついつい頭を撫でてしまう。
「またそうやって機嫌を取ろうとする……」
唇を尖らせつつも満更でもない様子のシャルが愛おしくて、僕はさらに笑みを浮かべた。
おそらくはそれに対して文句を言おうとシャルが口を開いた時、
「んんっ」
咳払いが聞こえて、僕らは我に返った。
「仲睦まじくイチャついているところ申し訳ないんだけど、師匠とイーサンもきたよ」
「えっ?」
呆れた表情のエリアの視線を追えば、確かにそこにはルーカスさんと執事さんがいた。
ルーカスさんは仏頂面で、執事さんはニコニコと微笑んでいた。
まじか。全然気づかなかった。
「二人とも、もはや私とハンナ先生がいる事すら忘れてたでしょ」
エリアがニヤけながら僕とシャルの頬を突いてくる。
図星だったので、僕は頬に熱を持つのを自覚しながら視線を逸らした。
シャルも同様の仕草をしていた。
「……ごめんなさい」
「……申し訳ありません」
二人同時に謝る。
「まあ私は別にいいけどね。居心地の悪そうにしている師匠っていうレアなものも見れたし」
「黙れ」
「おおっ⁉︎」
エリアの体に鎖が巻き付く。
目にも止まらぬ早業だ。鎖はルーカスさんから伸びていた。
彼は腕を一振りし、一寸の躊躇いも見せずにエリアを地面に転がした。
「ちょ、師匠⁉︎ ほどいてください!」
喚く弟子には一切目もくれず、こちらに向かって歩いてくる。
その瞳は真剣だった。
「ノア。タイミングが良くねえのはわかってるが、聞いとかなきゃいけねえから聞いておくぞ。遮音の結界はさっきまでとは比べ物にならねえ最高強度のやつを張ってる。外に漏れる可能性は気にするな」
「はい」
そこは心配していない、という意思表示のために、僕は顎を引いた。
獲物を前にした獣さながらの鋭い目つきで僕を見つめながら、スーア星随一の魔法師は尋ねてきた。
「お前、サター星人との混血だな?」
僕が目を覚ました時、最初に感じたのは眩しさだった。
薄目を開け、無意識に額の上に手をかざそうとして、腕が動かない事に気づいた。
別に麻痺しているとか肘から先がなくなっているとか、そういう病的な事ではない。
何かが乗っているのだ。
「何……?」
利き手である右手を見る。白い布団の上に、淡い空色が見えた。
左手がある部分の上にも、同じものが見える。
「これは……」
ベッドに仰向けになっていた体を少しだけ持ち上げてみる。
予想通り、それらは人の頭だった。
「シャル、エリア」
二人を起こそうとしたわけではないので、決して大声ではなかった。
むしろ、つぶやき程度の小さな声だった。
それでも、寝息まで立てて熟睡していたはずの二人は、「遅刻よ!」とお母さんに怒鳴られた朝の学生よろしく飛び起きた。
大きく見開かれた二対の空色の瞳に向かって、僕は笑いかけた。
「おはよう、シャル、エリア」
呆けた表情を浮かべていた二人の瞳にジワリ、ジワリと雫が溜まっていく。
「えっ? ちょ、あの、二人とも——」
「ノア君……!」
「ノアーーーー!」
姉は噛みしめるように、妹は溜まっていたものを吐き出すように僕の名を呼びながら、姉妹は揃って飛びついてきた。
「おおっ」
幸い、上半身を起こし切ってはいなかったし、下はふかふかのベッドだったため、二人を支えきれずに倒れ込んでも身体的には問題はなかった。
ただ、精神的にはそうではなかった。
「あの、シャル、エリア」
いくら名前を呼んでも、二人はわんわん泣くのみで、会話にならないのだ。
それほどまで喜んでくれているのは嬉しいのだが、反面どうしたものかと困惑もしてしまう。
しかし、その状況は長くは続かなかった。
ハンナ先生が姿を見せたのだ。
呆れたような笑みを浮かべながら近づいてくる。
「すごいわね。生まれたての赤ん坊のようなエネルギーだわ」
「確かにそうですね。あの、他の患者さんは大丈夫ですか?」
先程はおはようと言ったが、外は暗い。
夜にこんな大声を出すのは、病院のマナー的によろしくないのではないだろうか、という事を心配しての質問だったが、
「問題ないわよ。こうなる事を見越していたのでしょうね。ルーカスさんがこの部屋に遮音の結界を張ってくれているわ」
「さすが二人の師匠ですね」
「ええ」
「あれ、でもそれならハンナ先生はどうしてここに?」
ルーカスほどの達人が張った遮音の結界なら、まず音は漏れていないはずだが。
「かすかに二人の泣き叫ぶ声が聞こえてきてね。ルーカスさんの結界を貫通するなんて、途方もないパワーだわ」
「マジですか」
未だに声を枯らす事なく泣いている二人の頭を撫でる。
飛びついてきた時に咄嗟に両手を広げて迎え入れたため、腕の拘束は解かれていた。
「同級生の男の子が見ていたら、刺されていてもおかしくない状況ね」
「まぁ……そうですね」
傍から見れば、美少女二人に抱きつかれているのだから、ハンナの言う事は間違いではないだろう。
もっとも、僕としては思ったよりも困惑が大きいのだが。
「気分はどう?」
「嘘みたいにスッキリしています。ハンナ先生が治してくださったのですか? 僕、割と死にそうだったと思うんですけど」
比喩ではなく本当に頭が割れたんじゃないかって思ったからね。
ハンナ先生は口元を緩めて首を横に振った。
「私じゃなくて、今あなたに引っ付いている二人よ」
「えっ、シャルとエリアが?」
「そう。最上級治癒魔法の【同調】を使ってね」
「そうだったんですか……ありがとう、二人とも」
僕は二人の頭に手を乗せた。
「でも、【同調】って魔法が使えなくなるリスクもあったよね? いくら一卵性双生児で魔力の波長が似てるからって、無茶しないでよ」
「ノアには言われたくない!」
「ノア君には言われたくありませんっ」
飛びついてきてからずっと顔を埋めていた二人が、異口同音に抗議をしてくる。
涙を溜めつつも唇を尖らせている表情は、本当にそっくりだ。
僕は思わず笑ってしまった。
すると、「何笑ってんの」「何笑っているのですか」と、両頬をつねられた。
どちらも十秒ほど離してくれなかった。
普通に結構痛かったけど、甘んじて受け入れた。
「ノア君」
頬をさすっていると、シャルが改まった口調で僕の名を呼んだ。
エリアは数歩下がっている。
「泣くより前にまず先にこれを伝えるべきでした。命を救っていただき、本当にありがとうございます」
「当然だよ。だって——」
自然と頬が緩む。
「——シャルは、僕の最愛の彼女なんだからさ」
「っ~!」
シャルがポッと頬を真っ赤に染めた。
まるで顔を隠すように、胸に飛び込んでくる。
「命懸けで助けてくださった事は、本当に感謝しています。ですが、もう二度とこんな危ない真似はしないでください……!」
後半、シャルの声は涙交じりだった。
相当辛かったのだろう。
自分が弱かったばかりにシャルに【統一】を使わせてしまい、結果的に彼女に生死を彷徨わせた僕としては、シャルの心の痛みはすごく理解できた。
だから、僕は言った。
「シャルには悪いけど、その約束はできないよ」
「っ……!」
ビクッとシャルの体が震えた。
「シャルを助けるためなら、僕は何度でも命を懸けるよ。シャルがそうしてくれたようにね」
「ノア君……! ですがっ……!」
シャルは顔を歪めた。
今にも泣き出しそうだった。
「でも、代わりに一つだけ約束する」
「何ですか……?」
「命を懸けなきゃいけないような状況が来ないよう、これからは僕が全力で君を守るって」
「っ……!」
シャルが目を見開いた。
その口元が徐々に緩んでいく。
どこか呆れたような、それでいて幸せそうな笑みだった。
「……もう、本当にノア君はずるいです」
シャルがぽすんと胸に頭を預けてくる。
「そんな事を言われてしまったら、もう何も言えなくなってしまうではないですか」
「あはは、ごめんごめん。でも、全部僕の紛れもない本心だからさ」
「わかっていますよ、それくらいは。ですが——」
シャルがニヤリと笑って見上げてくる。
「——守られているだけの女だとは思わないでください。私だって、全力でノア君の事をお守りしますから」
「ありがとう。頼りにしてるよ」
「本当に頼りにしてくださいよ? ノア君は人にはやれ頼れだの甘えろだの言うくせに、自分の事になると一人で頑張ってしまうのですから」
「ごめんごめん」
不満げなシャルが可愛くて、ついつい頭を撫でてしまう。
「またそうやって機嫌を取ろうとする……」
唇を尖らせつつも満更でもない様子のシャルが愛おしくて、僕はさらに笑みを浮かべた。
おそらくはそれに対して文句を言おうとシャルが口を開いた時、
「んんっ」
咳払いが聞こえて、僕らは我に返った。
「仲睦まじくイチャついているところ申し訳ないんだけど、師匠とイーサンもきたよ」
「えっ?」
呆れた表情のエリアの視線を追えば、確かにそこにはルーカスさんと執事さんがいた。
ルーカスさんは仏頂面で、執事さんはニコニコと微笑んでいた。
まじか。全然気づかなかった。
「二人とも、もはや私とハンナ先生がいる事すら忘れてたでしょ」
エリアがニヤけながら僕とシャルの頬を突いてくる。
図星だったので、僕は頬に熱を持つのを自覚しながら視線を逸らした。
シャルも同様の仕草をしていた。
「……ごめんなさい」
「……申し訳ありません」
二人同時に謝る。
「まあ私は別にいいけどね。居心地の悪そうにしている師匠っていうレアなものも見れたし」
「黙れ」
「おおっ⁉︎」
エリアの体に鎖が巻き付く。
目にも止まらぬ早業だ。鎖はルーカスさんから伸びていた。
彼は腕を一振りし、一寸の躊躇いも見せずにエリアを地面に転がした。
「ちょ、師匠⁉︎ ほどいてください!」
喚く弟子には一切目もくれず、こちらに向かって歩いてくる。
その瞳は真剣だった。
「ノア。タイミングが良くねえのはわかってるが、聞いとかなきゃいけねえから聞いておくぞ。遮音の結界はさっきまでとは比べ物にならねえ最高強度のやつを張ってる。外に漏れる可能性は気にするな」
「はい」
そこは心配していない、という意思表示のために、僕は顎を引いた。
獲物を前にした獣さながらの鋭い目つきで僕を見つめながら、スーア星随一の魔法師は尋ねてきた。
「お前、サター星人との混血だな?」
104
お気に入りに追加
369
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる