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学生編
ついに正体がばれた
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スノウリリーのデザイナーである事は学校卒業後に発表する予定だったんだけどさ、喋っちゃったみたいなんだよね、お針子部隊の新人が。
スノウリリーも学校の実習着を作るようになり定期的に新人が入ってくる大所帯になったから仕方がないんだけどね。
魔法契約してる事を忘れてポロッと喋っちゃったらしいんだよ。
ちなみに罰則ありきの契約書じゃないから魔法契約書が違反があっても赤く光る仕組みで、本人に確認したら友人に話してしまったと言うことらしい。
お粗末なことに契約書をしっかり読んで理解したかの確認までしたのにちゃんと聞いてなかったという強者ぶり。
そんな者を採用した私の責任ですと、サライが泣きながら謝っていたけどむしろ今までよくバレなかったなーと。
そら産業スパイとかは結構来てたよ?最近では類似品や偽物も出回ってるけどねそれは仕方がないとは思っているけど全てのデザインは商品化する前に必ず特許は取ってるよ。
最近では商業ギルドにモルグ商会系列専用窓口が出来たとかなんとかって言ってたかも。
どんだけ私の商品が売れてるか分かるよね…
自重してたつもりでも今やモルグ商会の名前を知らない人は居ないくらい大商会になったよ。
もちろんパパや兄さんたちの力があったからこそ私の商品がコレだけ売れているしトラブルも少なくて済んでいるんだと感謝してるんだ。
普通なら金づるとしてもっとなにか作れってなってもおかしくないし、こういう状況になってもパパもママも兄さんも私を可愛がって愛してくれる。
こんなに幸せでいいのかな?とは思うけど、唯一の不満は恋愛がしたい事!なかなか学校では平民は少ないので恋愛には発展しないんだ、擦り寄ってくるのは跡取りに慣れない三男とかがウチの資産目当てで来たりとかだしなぁ。
アンちゃんには相変わらず仲良くしてもらっているし皇太子殿下にもなにかとお世話になってるけどさ、身近に私のことを好きな人がいるんだけどねーってアンちゃんには言われたけどいたかな?
アンちゃん派閥の下級貴族子息と、カイリに皇太子殿下位しか仲良くしてる方は居ないし。
デザイナーの正体がバレた事で婚約者になりたがる金なしプライド高い子息達が群がるだろうから早めに婚約者は見つけなさいとアンちゃんからのアドバイスは貰ったけど、所詮平民の娘だから政略結婚とは縁遠いと思ってたのになぁ。
そんな感じで手をこまねいていたらハイエナが案の定集ってきました。
以前も実家のお金目当てで振られた子息達がより貪欲に私を追いかけ回して酷いと人影のない部屋に連れ込んで既成事実を作ろうとしてたりと片時も1人になれない状態で工房にすら帰れなくなってしまったんだよ。
ひとまずアンちゃんの家に避難したんだけどもううんざり。
「ユーナ大丈夫?」
アンちゃんの家に何故かある私の自室でぐったりしているとアンちゃんが入ってくる。
「うーん、もう勘弁して欲しいかなぁ。今日なんてトイレに行った時に堂々と押し入って来たバカが出た時にはホント参ったけどね。」
「あのバカにはきっちり制裁してあげるわ。」
うゎ、アンちゃんの目がこわい。
ここは黙って任せておこう、きっと退学だけて済まないんだろうなとは思うけど。
「ユーナはこの人が良いとかは無いなら私が決めてあげるわよ?アナタ恋愛には鈍いしね。」
「うぅぅぅ、それは最終手段でお願い。」
私は恋愛に向いてないのかなぁ…
スノウリリーも学校の実習着を作るようになり定期的に新人が入ってくる大所帯になったから仕方がないんだけどね。
魔法契約してる事を忘れてポロッと喋っちゃったらしいんだよ。
ちなみに罰則ありきの契約書じゃないから魔法契約書が違反があっても赤く光る仕組みで、本人に確認したら友人に話してしまったと言うことらしい。
お粗末なことに契約書をしっかり読んで理解したかの確認までしたのにちゃんと聞いてなかったという強者ぶり。
そんな者を採用した私の責任ですと、サライが泣きながら謝っていたけどむしろ今までよくバレなかったなーと。
そら産業スパイとかは結構来てたよ?最近では類似品や偽物も出回ってるけどねそれは仕方がないとは思っているけど全てのデザインは商品化する前に必ず特許は取ってるよ。
最近では商業ギルドにモルグ商会系列専用窓口が出来たとかなんとかって言ってたかも。
どんだけ私の商品が売れてるか分かるよね…
自重してたつもりでも今やモルグ商会の名前を知らない人は居ないくらい大商会になったよ。
もちろんパパや兄さんたちの力があったからこそ私の商品がコレだけ売れているしトラブルも少なくて済んでいるんだと感謝してるんだ。
普通なら金づるとしてもっとなにか作れってなってもおかしくないし、こういう状況になってもパパもママも兄さんも私を可愛がって愛してくれる。
こんなに幸せでいいのかな?とは思うけど、唯一の不満は恋愛がしたい事!なかなか学校では平民は少ないので恋愛には発展しないんだ、擦り寄ってくるのは跡取りに慣れない三男とかがウチの資産目当てで来たりとかだしなぁ。
アンちゃんには相変わらず仲良くしてもらっているし皇太子殿下にもなにかとお世話になってるけどさ、身近に私のことを好きな人がいるんだけどねーってアンちゃんには言われたけどいたかな?
アンちゃん派閥の下級貴族子息と、カイリに皇太子殿下位しか仲良くしてる方は居ないし。
デザイナーの正体がバレた事で婚約者になりたがる金なしプライド高い子息達が群がるだろうから早めに婚約者は見つけなさいとアンちゃんからのアドバイスは貰ったけど、所詮平民の娘だから政略結婚とは縁遠いと思ってたのになぁ。
そんな感じで手をこまねいていたらハイエナが案の定集ってきました。
以前も実家のお金目当てで振られた子息達がより貪欲に私を追いかけ回して酷いと人影のない部屋に連れ込んで既成事実を作ろうとしてたりと片時も1人になれない状態で工房にすら帰れなくなってしまったんだよ。
ひとまずアンちゃんの家に避難したんだけどもううんざり。
「ユーナ大丈夫?」
アンちゃんの家に何故かある私の自室でぐったりしているとアンちゃんが入ってくる。
「うーん、もう勘弁して欲しいかなぁ。今日なんてトイレに行った時に堂々と押し入って来たバカが出た時にはホント参ったけどね。」
「あのバカにはきっちり制裁してあげるわ。」
うゎ、アンちゃんの目がこわい。
ここは黙って任せておこう、きっと退学だけて済まないんだろうなとは思うけど。
「ユーナはこの人が良いとかは無いなら私が決めてあげるわよ?アナタ恋愛には鈍いしね。」
「うぅぅぅ、それは最終手段でお願い。」
私は恋愛に向いてないのかなぁ…
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