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学生編

実習は手を抜きましょう

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えーーーーー

はい、このクラス1番上のクラスなんだよね?

パッと見で実力が本当に有りそうなのは、アンちゃんと皇太子殿下と他数人。
その中に後でスノウリリーに行こうと行っていた3人もいたのには驚いたよ。

ちなみに私のことを睨んでいたメンバーは特に言うことも無いくらい微妙だ。

一応成績の逆順で披露しているので私1番最後じゃん?
みんなの視線がねー
平民のくせにってのももちろん混ざってるんだけど首席ってどんなもんじゃ!って感じになってるよぉー。

テストの時は的に全部当てちゃったけどあれは調子が良かったってことで10個中6個当てて見たんだよねぇ…
それでも皇太子殿下よりちょっと劣るけどアンちゃんとは大差ないくらいだったんだよ。
ちなみに新入生代表の話の時に聞いたんだけど、私筆記も実技も満点だったって…
皇太子殿下も学科はほぼ満点だったらしいけどね。

そんなこんなで手を抜いた上に更に加減をしてもまだ年齢を考えたらできる方になってしまうという事をちゃんと知っておけば良かったよ…
試験勉強もコレなら今更要らないはずだよね。
学科は卒業レベルあるということだしひたすら今後のために人脈を築く事とは言われたけど既にめんどくさい、私はスローライフがしたいだけなのに。

まぁボヤいても仕方がないね、とりあえずローブの注文を受け付けるためにもまずは店に行くとしますか。

店の2階には一応応接室があるんだけどね、これまた魔法を駆使して趣味丸出しな他にはない家具をチマチマ作って配置してあるんだけどアンちゃんに見せた時猫足のキャビネットをみて私も欲しい!と興奮してたよ。

今気が向いた時にたまに作り進めている所ね。
それは置いておいて、高級家具も基本曲線的な家具はほとんど作られていないので物珍しく思うらしい。
これほどの家具は王宮にも無いと断言されたし。
イメージはアンティークで彫刻が凝っているやつね。
まぁ暇暇見つけて少しづつ作ってたら家はコンプしたから次は店の応接室でもう少ししたら店のディスプレイとかにも使えそうなの作ろうかとは思ってたりする。

とにかく初めて見る人は目が釘付けになること間違いなしな家具だらけの部屋ってこと。
「ユーナさん、このお部屋凄いですわ。」
「本当です、このソファーもデザインだけでなく座り心地も素晴らしいですわ。」
「こんな家具に囲まれて生活したいです。」
「「はっ!」」
「どちらでご購入されたのですか?」
「是非コチラも注文を!」

とまぁこの三人娘よく喋るねー。

「コレはちょっと教えられないのですがそんなに欲しいのでしたらちょっと商会の商品として取り扱えないか父に確認してみますね。」
私が作るのも趣味だし、いつか広まるならデザインを書いて誰かに作ってもらう方が良いのかもしれないね。

「その時は是非私たちに教えてください!」

「その時は皆様にお伝えいたしますね。」

この後はローブなどをどんな色にするか、レースはいるのかいらないのかなどの打ち合わせをしてもらった。
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