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学生編
新入生代表!
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入学式の新入生代表は既定路線なら皇太子殿下だったんだって…
1位を私が取ってしまったから職員会議で大モメしたらしいよ?
正直そういう人前に出ることは好きじゃないから皇太子殿下にお願いして欲しいと辞退したんだけど、向こうは私が首席入学だから慣例通りで挨拶をすればいいと。
ちなみにアンちゃんパパから公爵家の養女にならないかとも言われたんだけど…
お断りしました。
アンちゃんは姉妹になれると思ったのにと残念がられたけど、今の家族が大好きだから名前だけでも出来れば養女になりたいと思えないんだ。
その事をパパやママに話したら大泣きされたけど、
「ユーナが危険な目に合う事があるかも知れないからその時は公爵家の養女になるべきなのかもしれないが、もう少し私たちの娘でいてくれ。」
って言われてしまったよ。
「危ない目に会うことは考えられないけど気をつけていつまでも2人の娘でいたいな。もし養女になっても2人は私のパパとママだよ!」
そういうと号泣されちゃったけど、私は本気だよ?
もちろん養女になる気は無いけどもしそうなっても家族を守る力は身につけないといけないね。
スローライフとはちょっと離れちゃってるけど今はやりたい事が出来てるしこれはコレで良いかな?
まぁ後は新入生代表挨拶だよ!
そんな経緯もあるし目立つ事は避けたいんだよね。
ほんとどうにかならないのかなぁ。
1人で悩んでも仕方が無いのでアンちゃんに手紙を出し相談してみるとソッコーで返事が帰ってきて今夜アンちゃんパパが居るから一緒に相談乗ってもらおうという事でついでにお泊まりもしてね。
という事だったので急いで家に連絡してお泊まりの準備をする。
お泊まりの許可も降りたので夕方お迎えに来た公爵家の馬車にのってむかう。
「ユーナ、いらっしゃい。」
「アンジェリカ様、お邪魔致します。」
到着するとサロンで優雅にお茶をしているアンちゃんの所に通される。
手土産は急だったので、ドライフルーツとこっそり仕込んでおいた蒸留酒いわゆるブランデー(まだ3年しか寝かせてないから微妙かもだけど)。
地味に色々作ってるんだけどこの辺はまだ出し渋りしたかったけど仕方が無いね、権力者に媚び売った方がいいもん。
「な、なんだコレは…」
封切りを目の前でして近くならふわっと香りが香り、毒味をした侍従さんが名残惜しそうに問題ないことを告げるとアンちゃんパパが1口飲んだ途端固まっちゃった。
「ブランデーという酒精の強めのお酒になります。飲み過ぎには注意してください。そのまま飲まれるのも良いのですが、氷を入れて見るとまた美味しいですよ。酒精が強ければ水で割って飲んでもいいですね。」
私的にはまだ香りが足りないかなーって熟成も初期に作った3年ものだからまだ改良の余地が大いにあるしね。
「ふむ、こんな極上の酒は初めて飲んだよ。ユーナ君コレは君の父親の商会で売っているものかな?」
うん、とっても気に入って貰えたらしい。
「実は申し訳お話なのですがまだコチラは試作品でして、私の父にもまた見せてないモノになっていますが、ひとまず人様にお出しできるものになったので今回手土産にさせて頂きました。」
普通なら試作品を公爵様にお出しするなんて不敬といわれても仕方が無いけど現存してる酒よりもクオリティの高いものだと試飲してくれたマークが言っていたので何とかなるとかけたんだよね。
「なんと!コレでまだ試作品とは。ではこれを飲んだものは私以外はほとんどいないと?」
「はい、私の護衛のモノと私づきのメイドが少し試飲しているだけなので瓶に入れてお渡ししたのは閣下が初めてです。お気に召した様でしたらあと少しばかり用立てできますので後日お届けいたします。」
まだ寝かせたいから今飲みきるわけに行かないんだよね。
「では、お願い出来るかな?」
「はい。」
まぁその後はスムーズにお願いをする事が出来て、心配事は何とかしてくれると言う事だった。
1位を私が取ってしまったから職員会議で大モメしたらしいよ?
正直そういう人前に出ることは好きじゃないから皇太子殿下にお願いして欲しいと辞退したんだけど、向こうは私が首席入学だから慣例通りで挨拶をすればいいと。
ちなみにアンちゃんパパから公爵家の養女にならないかとも言われたんだけど…
お断りしました。
アンちゃんは姉妹になれると思ったのにと残念がられたけど、今の家族が大好きだから名前だけでも出来れば養女になりたいと思えないんだ。
その事をパパやママに話したら大泣きされたけど、
「ユーナが危険な目に合う事があるかも知れないからその時は公爵家の養女になるべきなのかもしれないが、もう少し私たちの娘でいてくれ。」
って言われてしまったよ。
「危ない目に会うことは考えられないけど気をつけていつまでも2人の娘でいたいな。もし養女になっても2人は私のパパとママだよ!」
そういうと号泣されちゃったけど、私は本気だよ?
もちろん養女になる気は無いけどもしそうなっても家族を守る力は身につけないといけないね。
スローライフとはちょっと離れちゃってるけど今はやりたい事が出来てるしこれはコレで良いかな?
まぁ後は新入生代表挨拶だよ!
そんな経緯もあるし目立つ事は避けたいんだよね。
ほんとどうにかならないのかなぁ。
1人で悩んでも仕方が無いのでアンちゃんに手紙を出し相談してみるとソッコーで返事が帰ってきて今夜アンちゃんパパが居るから一緒に相談乗ってもらおうという事でついでにお泊まりもしてね。
という事だったので急いで家に連絡してお泊まりの準備をする。
お泊まりの許可も降りたので夕方お迎えに来た公爵家の馬車にのってむかう。
「ユーナ、いらっしゃい。」
「アンジェリカ様、お邪魔致します。」
到着するとサロンで優雅にお茶をしているアンちゃんの所に通される。
手土産は急だったので、ドライフルーツとこっそり仕込んでおいた蒸留酒いわゆるブランデー(まだ3年しか寝かせてないから微妙かもだけど)。
地味に色々作ってるんだけどこの辺はまだ出し渋りしたかったけど仕方が無いね、権力者に媚び売った方がいいもん。
「な、なんだコレは…」
封切りを目の前でして近くならふわっと香りが香り、毒味をした侍従さんが名残惜しそうに問題ないことを告げるとアンちゃんパパが1口飲んだ途端固まっちゃった。
「ブランデーという酒精の強めのお酒になります。飲み過ぎには注意してください。そのまま飲まれるのも良いのですが、氷を入れて見るとまた美味しいですよ。酒精が強ければ水で割って飲んでもいいですね。」
私的にはまだ香りが足りないかなーって熟成も初期に作った3年ものだからまだ改良の余地が大いにあるしね。
「ふむ、こんな極上の酒は初めて飲んだよ。ユーナ君コレは君の父親の商会で売っているものかな?」
うん、とっても気に入って貰えたらしい。
「実は申し訳お話なのですがまだコチラは試作品でして、私の父にもまた見せてないモノになっていますが、ひとまず人様にお出しできるものになったので今回手土産にさせて頂きました。」
普通なら試作品を公爵様にお出しするなんて不敬といわれても仕方が無いけど現存してる酒よりもクオリティの高いものだと試飲してくれたマークが言っていたので何とかなるとかけたんだよね。
「なんと!コレでまだ試作品とは。ではこれを飲んだものは私以外はほとんどいないと?」
「はい、私の護衛のモノと私づきのメイドが少し試飲しているだけなので瓶に入れてお渡ししたのは閣下が初めてです。お気に召した様でしたらあと少しばかり用立てできますので後日お届けいたします。」
まだ寝かせたいから今飲みきるわけに行かないんだよね。
「では、お願い出来るかな?」
「はい。」
まぁその後はスムーズにお願いをする事が出来て、心配事は何とかしてくれると言う事だった。
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