異世界でオトコを手玉にとります～前世の職業が異世界でスキルになったので有効活用します！～

幼少期

デビューの準備

デビューまで残りひと月
私の初モノを目当てに押しかける客を捌くのにオーナーが日に日に憔悴してきてるのはなんだか申し訳なかったけど仕方がないよね……

そんなオーナーをよそに私はおじ様からのドレスのプレゼントや部屋持ちになるので自分の部屋の家具などを揃えていたのだけどこれまたおじ様やお酌していた時のお客様からのプレゼントで全てがまかなえてしまったりして自腹を切る必要が無かったのは儲けだよね♪
普通は新人の部屋は数人の共同で固定客が付いたら部屋持ちになれて、その上売れっ子になると部屋が広くなるというランクアップ方式。
だけど、満場一致で部屋持ちかついちばん広い部屋がずっと空いてたのでそこになるという。
「オーナー」
「んー？」
「今までありがとう！これからもよろしくお願いします。」
様子を見に来てくれたオーナーにお礼を言うとびっくりした顔をされた。

「ちょっとなんて顔してるの？」
「い、いや、なんというかちょっと予想外のセリフだったからな。」
「失礼しちゃう。」
「悪い悪い、でもあんなに小さかったリリィがこんなセクシーになるなんてなぁ……」
そうなんだよね……
10歳まではちゃんとご飯食べれなかったりもあったからガリガリの小柄な体型だったけど、ここに来てから栄養満点でおなかいっぱいまで食べられたから今では少し背は低めだけど前世のドロボー3世に出てくる美女のような素晴らしいボディに恵まれた。（前世では平均サイズのお胸だったからちょっと嬉しいのはナイショ♡）
「うふふ、オーナーもドキドキするくらいにはなれた？」
「じゅーぶんドキドキしてるよ、正直叔父上が羨ましいさ。」
「あら、じゃそのうち私を買ってね♡」
「なっ、ったく……そのうちな」
私知ってるんだよね、茶引きの姐さんをこっそり買ってるの。
自分のためなのか、優しさなのかは分からないけどね。
「お前なら一瞬でナンバーワンだろうな。」
「それがいつまで続くか分からないけど頑張ってみるよ。」
「ああ、楽しみにしてる。」


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短めですが、これで幼少期編おわりです。
次は娼婦編です。
エロ表現が出てきますので苦手な方はこの先はお控えください

えろ話の時は話の先頭に注意書きはする予定です。