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狼さんのはじまり
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その日、雅和は絵里とは一緒に帰らずに理人の家に来ていた。
理人は、楓と結婚して新婚生活を満喫中。ぶーぶー文句を言いながらも、楓は雅和にお茶と茶請けを用意してくれた。「勝手に話してれば? 私は部屋にいるから!!」と言いながら、気を遣ってくれたようだ。
「で、やっぱり……アレか? 我慢できなくなって……」
「……ない……」
「えっ、まだシテないの?!」
「んっ」
「うっわぁぁぁ!! ほんっとうに? 辛いだろ?」
「……んっ……その……」
会話の成り立つ理由。もう、分からないが……この雅和の口数の少なさというか、理解出来る者の方が珍しいのだ。なにせ、幼い頃から大きな屋敷に会話という会話をする相手がいなかったのだ。雅和には。
たまに来る、弟の朝と理人くらい。ばあやが、「坊ちゃんのためです!!」とか言いながら、人を選び話す相手も選び続けたためだ。
坂口家の家のため。というのを、はき違えて教育をしてきた。というのが、本当の理由だったのだが。
理人は自身の経験を踏まえて話したが……驚愕に値するように思えてきた。
つまり、坂口の血が濃い男は雄としての力も強く自分の子孫を強く残すための力も強く……超絶倫だ、そうだ。まぁ、持久力に、激しさ、どれもこれもが……らしい。
何故、そうなのか? というのは、家の逸話に由来すると云われている。
「お前も坂口の人間なら、ニホンオオカミの存在は分かるだろ?」
「……あぁ……」
「ニホンオオカミと贄に捧げられた村姫巫女が結ばれて、子をたくさん為したのが始まり」
「んっ」
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昔、むかし。あるところの小さな村。村姫巫女さまが住まう社。村の周りの大災があり、姫巫女さまは毎日まいにち祈祷をされていました。
村人たちは、それはそれは姫巫女さまに大災を何とか鎮めて欲しいと願うばかり。彼女自身も、村人たちを救いたいと身を粉にして働き、捧げ物は村人たちの貧しいものにも分け与えていました。
ある日、村の権力者が村人たちに云うのです。
『われわれが苦しいのは、捧げ物が足らぬのでは?』
『ささげもの?』
『そう、この村周りを護ってくださっている神に捧げるモノが……ヒメミコさま自身が我々を救ってくださるはず』
『ささげる……ヒメミコさま』
そして、社の周りには多くのひとびとが集まり。姫巫女さまに云うのです。
『大災を鎮めるため、我々を助けるため、捧げものになってください!!』
『捧げものに!!』
毎日、毎晩、1日中。何日も、なんにちも……。そして、姫巫女さまは涙しました。このままでは、村人たちが大切な社さえも壊してしまう。村人たちの心までも……嘆き哀しみ、暗い涙を流していました。
ある夜、動物の咆哮がします。社の裏山から。
大きなニホンオオカミ。神の大神。
『タイサイをしずめてほしいか? ムラビトたちよ?』
『しずめてください!!』
『では、ムラのなかからヒトリ。キムスメをわがヨメとして。ツガイとしてむかえいれよう!!』
『よめ? つがい?』
ザワザワと騒ぐ村人の前にでたのは、姫巫女さま。
『わたしが、あなた様のツガイとなります』
そのひと言で、姫巫女さまは裏山へと行き。大神の嫁として、番となり子を多く為していきます。
それから、その村では大災はなくなりました。しかし、姫巫女さまのいなくなった社は廃れて寂れていき存在を忘れられていき……大神は別の土地へと姫巫女さまと、子どもたちと行かれてしまいました。
子ども達は、強く逞しい綺麗な姿をしており。オスは女を魅了し、メスは男を魅了する。しかし、番を持つのは難しく大神と姫巫女さまは、厳しく云うのです。
『番になれるとしても、相手次第』
と、2人はたまたまの出逢いで一緒になりましたが。そこからは互いの関係を築き子をなしたと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「叔父上が、よく云っていた話し。覚えてるだろ? 雅?」
「……んっ……たぶん……」
「いやいや、ソレ。叔父上が聞いたら泣くよ? あの叔父上、結構涙もろいし」
「?」
「まぁ、お前はよく知らないだろうから。朝に聞いてみるといいよ? 自分の父親の面白い話し」
「んっ」
最後の一口のコーヒーを飲みほし、理人に礼を言う。結局のところ……雅和の盛りに盛った、絵里に対する性欲というか、欲とか、ヨクとか、よくとか、ありとあらゆるのは。
解決、しなかった。
ひとつ言えるのは……超絶絶倫だろう、と。わかったこと。絵里とキスだけで、このまま我慢……できるだろうか?
悶々とした気持ちで、大好きな赤ずきんちゃんのいる部屋へと帰る。
隣の部屋で聞いてしまった楓は、理人に抱き締められながら自分の毎晩の状況を考えると……絵里のことがいたたまれなくなってくる。
「あの、理人? あの……アレは、ほんっとうに大変なんですが……」
「んー? あっ、今日は回数プラス濃厚にイキたい?」
「いやいやいや!! そういう話し、でもなくもなくて……じゃなくて!!」
「濃厚度数を増やす? それとも……もっと、激しさも加えよっか?」
瞳の奥の深いところから楓をとらえて離さない。ドクドクと全身が熱くなり、きゅぅっと下腹部が疼く。
流されたら終わりでもないが、もう、楓には理人から離れられない理由もある。本能がもう、離して欲しくないと叫んでいるし。なにより、楓は理人を愛している。
暴力的だとか、散々な言われをしてきた楓の本質をみて、受け止めてくれた理人。彼にも色々と育ってきた事情も抱えていたり。互いに一緒に居たい、と。
楓は、絵里のことをとても可愛がっている。だけど、大切な人の家族の雅和のこともキライという訳でもなかった。この理人たちの関係を知っているし、不器用な男たちの関係も。
「……と、いいなぁ……」
「楓ちゃんは心配性だなぁ」
「んっ、だ、だめ!!」
「だめ? いいでしょ? ほぉら、楓?」
「理人、手加減……して、くれる?」
「んーーっ、それは。どうかな?」
その日の夜。翌日が週末だと、すっかり忘れていた楓は。喉が枯れに枯れてしまうほどに理人に……ハードで濃厚度数MAXの激しい愛され方を、久々に味あわされた。
理人は、楓と結婚して新婚生活を満喫中。ぶーぶー文句を言いながらも、楓は雅和にお茶と茶請けを用意してくれた。「勝手に話してれば? 私は部屋にいるから!!」と言いながら、気を遣ってくれたようだ。
「で、やっぱり……アレか? 我慢できなくなって……」
「……ない……」
「えっ、まだシテないの?!」
「んっ」
「うっわぁぁぁ!! ほんっとうに? 辛いだろ?」
「……んっ……その……」
会話の成り立つ理由。もう、分からないが……この雅和の口数の少なさというか、理解出来る者の方が珍しいのだ。なにせ、幼い頃から大きな屋敷に会話という会話をする相手がいなかったのだ。雅和には。
たまに来る、弟の朝と理人くらい。ばあやが、「坊ちゃんのためです!!」とか言いながら、人を選び話す相手も選び続けたためだ。
坂口家の家のため。というのを、はき違えて教育をしてきた。というのが、本当の理由だったのだが。
理人は自身の経験を踏まえて話したが……驚愕に値するように思えてきた。
つまり、坂口の血が濃い男は雄としての力も強く自分の子孫を強く残すための力も強く……超絶倫だ、そうだ。まぁ、持久力に、激しさ、どれもこれもが……らしい。
何故、そうなのか? というのは、家の逸話に由来すると云われている。
「お前も坂口の人間なら、ニホンオオカミの存在は分かるだろ?」
「……あぁ……」
「ニホンオオカミと贄に捧げられた村姫巫女が結ばれて、子をたくさん為したのが始まり」
「んっ」
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昔、むかし。あるところの小さな村。村姫巫女さまが住まう社。村の周りの大災があり、姫巫女さまは毎日まいにち祈祷をされていました。
村人たちは、それはそれは姫巫女さまに大災を何とか鎮めて欲しいと願うばかり。彼女自身も、村人たちを救いたいと身を粉にして働き、捧げ物は村人たちの貧しいものにも分け与えていました。
ある日、村の権力者が村人たちに云うのです。
『われわれが苦しいのは、捧げ物が足らぬのでは?』
『ささげもの?』
『そう、この村周りを護ってくださっている神に捧げるモノが……ヒメミコさま自身が我々を救ってくださるはず』
『ささげる……ヒメミコさま』
そして、社の周りには多くのひとびとが集まり。姫巫女さまに云うのです。
『大災を鎮めるため、我々を助けるため、捧げものになってください!!』
『捧げものに!!』
毎日、毎晩、1日中。何日も、なんにちも……。そして、姫巫女さまは涙しました。このままでは、村人たちが大切な社さえも壊してしまう。村人たちの心までも……嘆き哀しみ、暗い涙を流していました。
ある夜、動物の咆哮がします。社の裏山から。
大きなニホンオオカミ。神の大神。
『タイサイをしずめてほしいか? ムラビトたちよ?』
『しずめてください!!』
『では、ムラのなかからヒトリ。キムスメをわがヨメとして。ツガイとしてむかえいれよう!!』
『よめ? つがい?』
ザワザワと騒ぐ村人の前にでたのは、姫巫女さま。
『わたしが、あなた様のツガイとなります』
そのひと言で、姫巫女さまは裏山へと行き。大神の嫁として、番となり子を多く為していきます。
それから、その村では大災はなくなりました。しかし、姫巫女さまのいなくなった社は廃れて寂れていき存在を忘れられていき……大神は別の土地へと姫巫女さまと、子どもたちと行かれてしまいました。
子ども達は、強く逞しい綺麗な姿をしており。オスは女を魅了し、メスは男を魅了する。しかし、番を持つのは難しく大神と姫巫女さまは、厳しく云うのです。
『番になれるとしても、相手次第』
と、2人はたまたまの出逢いで一緒になりましたが。そこからは互いの関係を築き子をなしたと。
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「叔父上が、よく云っていた話し。覚えてるだろ? 雅?」
「……んっ……たぶん……」
「いやいや、ソレ。叔父上が聞いたら泣くよ? あの叔父上、結構涙もろいし」
「?」
「まぁ、お前はよく知らないだろうから。朝に聞いてみるといいよ? 自分の父親の面白い話し」
「んっ」
最後の一口のコーヒーを飲みほし、理人に礼を言う。結局のところ……雅和の盛りに盛った、絵里に対する性欲というか、欲とか、ヨクとか、よくとか、ありとあらゆるのは。
解決、しなかった。
ひとつ言えるのは……超絶絶倫だろう、と。わかったこと。絵里とキスだけで、このまま我慢……できるだろうか?
悶々とした気持ちで、大好きな赤ずきんちゃんのいる部屋へと帰る。
隣の部屋で聞いてしまった楓は、理人に抱き締められながら自分の毎晩の状況を考えると……絵里のことがいたたまれなくなってくる。
「あの、理人? あの……アレは、ほんっとうに大変なんですが……」
「んー? あっ、今日は回数プラス濃厚にイキたい?」
「いやいやいや!! そういう話し、でもなくもなくて……じゃなくて!!」
「濃厚度数を増やす? それとも……もっと、激しさも加えよっか?」
瞳の奥の深いところから楓をとらえて離さない。ドクドクと全身が熱くなり、きゅぅっと下腹部が疼く。
流されたら終わりでもないが、もう、楓には理人から離れられない理由もある。本能がもう、離して欲しくないと叫んでいるし。なにより、楓は理人を愛している。
暴力的だとか、散々な言われをしてきた楓の本質をみて、受け止めてくれた理人。彼にも色々と育ってきた事情も抱えていたり。互いに一緒に居たい、と。
楓は、絵里のことをとても可愛がっている。だけど、大切な人の家族の雅和のこともキライという訳でもなかった。この理人たちの関係を知っているし、不器用な男たちの関係も。
「……と、いいなぁ……」
「楓ちゃんは心配性だなぁ」
「んっ、だ、だめ!!」
「だめ? いいでしょ? ほぉら、楓?」
「理人、手加減……して、くれる?」
「んーーっ、それは。どうかな?」
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