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ご飯だけでは足らない
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絵里は毎朝お弁当を準備しつつ、朝食の準備。いつもは、ひとりでしていたのが、今は雅和が隣で手伝っている。主に、食器に盛り付けになっているが、それでも違う。
雅和は、以前と表情が違ってきている。生き生きとした表情というか、本当に嬉しそうにしている。会社では、相変わらず絵里にしか表情が分からないのでは? という状態のままだが。
「課長!! イィカゲンにしてくださいよね!!」
「なにがだ?」
「~~っ……だぁかぁらぁっ!! 絵里を盾にしないで欲しいんですけどっ!!」
絵里は雅和の机のやや前に立っていて、その机の後ろに雅和はいる。優歌は、絵里を前に出された状態。
憤慨している優歌は、今回の企画のことで怒り心頭になっている。自分が作った企画書、『おうちご飯』シリーズの新シリーズを企画までは良かった。絵里も加わり、順調に進んでいた。
それが、今月に入って『沢くんを、企画のメインからサポートにする』と言い渡された。絵里も意外な表情になっていた。
「課長、わたしはサポートになる理由を知りたいです」
「……企画には関わる……」
「それ、答えになってない!!」
「おまえに言ってない」
「っ~~。絵里、いいの? これで!!」
「……さん……課長、ちゃんと教えて欲しいです。わたし」
絵里が小さな声で、「雅和さん」と言っていたのを、オオカミさんは聞き逃さず尻尾を大きく振り始める。
ご機嫌になり始めたオオカミさんは、思わず……赤ずきんちゃんの愛らしい寝顔や、キスをしている時の甘い啼き声に吐息を思い出し……。
「……っ……」
「あの、大丈夫ですか?」
やや、若干、前屈みで。颯爽と席を外した。
赤ずきんちゃんを想いながら、オオカミさん。とってもとっても……した。シタ。した。シタ。
そして、スッキリして戻ってきた。
何か変なものを食べさせたのでは? と、心配とは裏腹に。盛りに盛っているオオカミさんなだけ。
優歌は、結局、話しをなぁなぁにされて苛々の状態。絵里自身も、何故、企画から外れたのか? 気になっている。昼休みは最近、優歌とランチが増えていた。企画の話しもあったが、兄の近況も聞いていたのだ。
「でね、健人さんが……絵里と一緒に話しをしたいって」
「うん、いいけど……わたしの部屋?……」
「久し振りに行きたいから、ダメかな?」
「だめ、じゃないよ」
「じゃぁ、今夜行くから!!」
健人は、絵里の兄2人の1人で、優歌と同棲している。優歌たちは順調に付き合いがいっていて、絵里も安心している。2人とも過保護なのだが……。
絵里は、今夜という言葉を思い出した。部屋には、雅和と一緒に暮らし始めて彼の荷物が徐々に増えており。あらゆる場所に、彼と暮らしているという【物証】がある。
高井課長と仕事上、犬猿の仲というか、衝突が絶えない2人。今夜、来ても大丈夫だろうか? と、不安があった。なんとなく、後ろめたさが出てきた。親友の優歌に、雅和さんと一緒にいると言っていないことを。
【今夜、優歌が来るのでよろしくお願いします】
絵里から、メッセージが届いた文を読んだが、優歌とは誰だ? の高井。
まぁ、女友だちだろうと、高をくくっていた。
その日の仕事も、残業もなく終わり絵里は雅和と一緒に帰って夕飯の支度をしていた。
支度を終わった頃に、玄関チャイムが鳴り彼女はパタパタと迎えに出た。
「絵里!! 元気だったか?!」
玄関の方から、男の声がして。絵里と、呼んでいた。優歌とかいう女がくるはずだったのでは? 玄関に行くと、ガタイの良い男が絵里を抱き締めている。
思わず、身体が動き絵里から引き離し抱き締めていた。
「きゃっ!!」
「絵里? 誰だ? この、男」
「ソレはコッチの台詞だ……お前、誰?」
「ま、雅和さん?!」
「ごめーん、絵里……だぁぁぁぁ!! 課長っ?????」
ダイニングでの夕食は、いつもと違った。相手を伺う兄・健人。課長がいることに、困惑している優歌。我、関せずと絵里を見つめて食事する雅和。縮こまっている絵里。
「絵里、食べないのか?」
「た、食べてるよ」
「……高井さん、でしたっけ?」
「健人さん。あぁ、えっと、一応。私と絵里の上司、この高井課長」
「一応では、ない。優歌って、コレか?」
雅和が、まさかのまさか。優歌の名前をフルネームで、覚えていないのが発覚。
優歌は、もういいやという表情。健人は……目の前で、最愛の妹が男に頬ずりされているのを見てショックを隠し切れていない。
「ま、雅和さん……食器を片したいので……」
「んっ、俺も」
一緒に食器を片しに行っていると思うと、台所から甘い声が少し。雅和は、我慢がしきれず……大好きな赤ずきんちゃんの唇を堪能し始めている。
一緒に暮らし始めて1ヶ月。理人になかなか相談できずに過ごし、絵里への気持ちばかりが高まり性欲というか、もう、溜まりに溜まっている。
硬く熱いものを、最近は絵里の下腹部にあててくる始末。
「んっ、ら、めぇ……」
「はぁ、かわいい……もっと欲しい」
「んんっ、ぁ、んっ」
「我慢、もっとしないと」
我慢って、誰が誰に対して? とツッコミどころ満載の言葉が聞こえて健人や優歌は、あの絵里が、絵里が?! と妄想状態になっている。
「どっ、どうしよう? 絵里が、絵里がぁ……」
「俺たちの可愛い絵里が……けがっ、けっ、穢され……」
「「と、とめる!!」」
ガタッっと、2人同時に椅子から立ち上がると。顔を赤らめて潤んだ瞳の絵里と。ガチ勃ちじゃないのか? という、雅和が戻ってきた。
「失礼」
ひと言いい、雅和は寝室に消えた。
10分程すると、雅和はとぉっても、とても、スッキリした顔で戻ってきた。
あぁ、ガチで出した。と、健人は察した。
改めてというか、微妙な雰囲気の中。健人と優歌が真面目な顔で。
「私、健人さんからプロポーズされて婚約することにしたの」
「優歌、健人兄ちゃんおめでとう!!」
「「ありがとう」」
「んっ」
「雅和さんも、おめでとうって」
「「へっっ?!」」
いやいや、今。「んっ」しか、言ってないし。どこから、どうしてそうなる? 会った時、口数はまぁそれなりに少ないけど。あったと思うけど。絵里に関してだけ……いや、他の人間に対して、塩対応過ぎじゃぁないですか? と、優歌と健人は内心思った。
絵里がちらりと隣に座る雅和を見てから、意を決して話した。
「あのね、今……高井課長と。雅和さんと暮らしてるの!!」
「えぇっと、付き合ってるっていうので。いいんだよね? 絵里」
「つきあ、う? えっと、雅和さん?」
「んっ」
「「…………」」
「だ、だって、私。雅和さんに初めて言われたよ?」
「「……いま、なんて?……」」
「私のこと、好きって」
「「はっ?!」」
「んっ」
「「わからない」」
「えっ? だって、ちゃんと……えっ? あれ?! 私はちゃんと、分かるよ?」
「いやいや、わからないって!! んっ、だけだよ?」
小さな疑問が、大きな疑問。私、なんで雅和さんのこと。こんなに分かっているんだろう? 一緒に居るようになったからでもないし。あれっ?!
彼女は彼の瞳を見つめて、考えてみたが……やっぱり、わかってしまう。彼が、「一緒に居たい」「絵里、好き」「絵里とのキス、もっとしたい」「俺といて」と色々ダダ漏れなのが……。
顔を真っ赤にして俯いた絵里に、優しく頬を大きな彼の手が撫でて唇を奪いキスをした。
目の前に、兄と優歌がいるのにも関わらず……絵里が、大きなオオカミに啼かされてキスをしている。のだ。
うん、今日は帰ろう。と、2人は考えて絵里が啼かされ続けている状態から避難した。
「「……絵里、大丈夫かなぁ……」」
違う心配を始めた、2人。
雅和は、以前と表情が違ってきている。生き生きとした表情というか、本当に嬉しそうにしている。会社では、相変わらず絵里にしか表情が分からないのでは? という状態のままだが。
「課長!! イィカゲンにしてくださいよね!!」
「なにがだ?」
「~~っ……だぁかぁらぁっ!! 絵里を盾にしないで欲しいんですけどっ!!」
絵里は雅和の机のやや前に立っていて、その机の後ろに雅和はいる。優歌は、絵里を前に出された状態。
憤慨している優歌は、今回の企画のことで怒り心頭になっている。自分が作った企画書、『おうちご飯』シリーズの新シリーズを企画までは良かった。絵里も加わり、順調に進んでいた。
それが、今月に入って『沢くんを、企画のメインからサポートにする』と言い渡された。絵里も意外な表情になっていた。
「課長、わたしはサポートになる理由を知りたいです」
「……企画には関わる……」
「それ、答えになってない!!」
「おまえに言ってない」
「っ~~。絵里、いいの? これで!!」
「……さん……課長、ちゃんと教えて欲しいです。わたし」
絵里が小さな声で、「雅和さん」と言っていたのを、オオカミさんは聞き逃さず尻尾を大きく振り始める。
ご機嫌になり始めたオオカミさんは、思わず……赤ずきんちゃんの愛らしい寝顔や、キスをしている時の甘い啼き声に吐息を思い出し……。
「……っ……」
「あの、大丈夫ですか?」
やや、若干、前屈みで。颯爽と席を外した。
赤ずきんちゃんを想いながら、オオカミさん。とってもとっても……した。シタ。した。シタ。
そして、スッキリして戻ってきた。
何か変なものを食べさせたのでは? と、心配とは裏腹に。盛りに盛っているオオカミさんなだけ。
優歌は、結局、話しをなぁなぁにされて苛々の状態。絵里自身も、何故、企画から外れたのか? 気になっている。昼休みは最近、優歌とランチが増えていた。企画の話しもあったが、兄の近況も聞いていたのだ。
「でね、健人さんが……絵里と一緒に話しをしたいって」
「うん、いいけど……わたしの部屋?……」
「久し振りに行きたいから、ダメかな?」
「だめ、じゃないよ」
「じゃぁ、今夜行くから!!」
健人は、絵里の兄2人の1人で、優歌と同棲している。優歌たちは順調に付き合いがいっていて、絵里も安心している。2人とも過保護なのだが……。
絵里は、今夜という言葉を思い出した。部屋には、雅和と一緒に暮らし始めて彼の荷物が徐々に増えており。あらゆる場所に、彼と暮らしているという【物証】がある。
高井課長と仕事上、犬猿の仲というか、衝突が絶えない2人。今夜、来ても大丈夫だろうか? と、不安があった。なんとなく、後ろめたさが出てきた。親友の優歌に、雅和さんと一緒にいると言っていないことを。
【今夜、優歌が来るのでよろしくお願いします】
絵里から、メッセージが届いた文を読んだが、優歌とは誰だ? の高井。
まぁ、女友だちだろうと、高をくくっていた。
その日の仕事も、残業もなく終わり絵里は雅和と一緒に帰って夕飯の支度をしていた。
支度を終わった頃に、玄関チャイムが鳴り彼女はパタパタと迎えに出た。
「絵里!! 元気だったか?!」
玄関の方から、男の声がして。絵里と、呼んでいた。優歌とかいう女がくるはずだったのでは? 玄関に行くと、ガタイの良い男が絵里を抱き締めている。
思わず、身体が動き絵里から引き離し抱き締めていた。
「きゃっ!!」
「絵里? 誰だ? この、男」
「ソレはコッチの台詞だ……お前、誰?」
「ま、雅和さん?!」
「ごめーん、絵里……だぁぁぁぁ!! 課長っ?????」
ダイニングでの夕食は、いつもと違った。相手を伺う兄・健人。課長がいることに、困惑している優歌。我、関せずと絵里を見つめて食事する雅和。縮こまっている絵里。
「絵里、食べないのか?」
「た、食べてるよ」
「……高井さん、でしたっけ?」
「健人さん。あぁ、えっと、一応。私と絵里の上司、この高井課長」
「一応では、ない。優歌って、コレか?」
雅和が、まさかのまさか。優歌の名前をフルネームで、覚えていないのが発覚。
優歌は、もういいやという表情。健人は……目の前で、最愛の妹が男に頬ずりされているのを見てショックを隠し切れていない。
「ま、雅和さん……食器を片したいので……」
「んっ、俺も」
一緒に食器を片しに行っていると思うと、台所から甘い声が少し。雅和は、我慢がしきれず……大好きな赤ずきんちゃんの唇を堪能し始めている。
一緒に暮らし始めて1ヶ月。理人になかなか相談できずに過ごし、絵里への気持ちばかりが高まり性欲というか、もう、溜まりに溜まっている。
硬く熱いものを、最近は絵里の下腹部にあててくる始末。
「んっ、ら、めぇ……」
「はぁ、かわいい……もっと欲しい」
「んんっ、ぁ、んっ」
「我慢、もっとしないと」
我慢って、誰が誰に対して? とツッコミどころ満載の言葉が聞こえて健人や優歌は、あの絵里が、絵里が?! と妄想状態になっている。
「どっ、どうしよう? 絵里が、絵里がぁ……」
「俺たちの可愛い絵里が……けがっ、けっ、穢され……」
「「と、とめる!!」」
ガタッっと、2人同時に椅子から立ち上がると。顔を赤らめて潤んだ瞳の絵里と。ガチ勃ちじゃないのか? という、雅和が戻ってきた。
「失礼」
ひと言いい、雅和は寝室に消えた。
10分程すると、雅和はとぉっても、とても、スッキリした顔で戻ってきた。
あぁ、ガチで出した。と、健人は察した。
改めてというか、微妙な雰囲気の中。健人と優歌が真面目な顔で。
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「「ありがとう」」
「んっ」
「雅和さんも、おめでとうって」
「「へっっ?!」」
いやいや、今。「んっ」しか、言ってないし。どこから、どうしてそうなる? 会った時、口数はまぁそれなりに少ないけど。あったと思うけど。絵里に関してだけ……いや、他の人間に対して、塩対応過ぎじゃぁないですか? と、優歌と健人は内心思った。
絵里がちらりと隣に座る雅和を見てから、意を決して話した。
「あのね、今……高井課長と。雅和さんと暮らしてるの!!」
「えぇっと、付き合ってるっていうので。いいんだよね? 絵里」
「つきあ、う? えっと、雅和さん?」
「んっ」
「「…………」」
「だ、だって、私。雅和さんに初めて言われたよ?」
「「……いま、なんて?……」」
「私のこと、好きって」
「「はっ?!」」
「んっ」
「「わからない」」
「えっ? だって、ちゃんと……えっ? あれ?! 私はちゃんと、分かるよ?」
「いやいや、わからないって!! んっ、だけだよ?」
小さな疑問が、大きな疑問。私、なんで雅和さんのこと。こんなに分かっているんだろう? 一緒に居るようになったからでもないし。あれっ?!
彼女は彼の瞳を見つめて、考えてみたが……やっぱり、わかってしまう。彼が、「一緒に居たい」「絵里、好き」「絵里とのキス、もっとしたい」「俺といて」と色々ダダ漏れなのが……。
顔を真っ赤にして俯いた絵里に、優しく頬を大きな彼の手が撫でて唇を奪いキスをした。
目の前に、兄と優歌がいるのにも関わらず……絵里が、大きなオオカミに啼かされてキスをしている。のだ。
うん、今日は帰ろう。と、2人は考えて絵里が啼かされ続けている状態から避難した。
「「……絵里、大丈夫かなぁ……」」
違う心配を始めた、2人。
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