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二頁 アジサイの涙
18話 チュートリアル観察
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……運命というのはなんと残酷なものなのだろう。
「今日からこのクラスに編入となったクラルテさんです。彼は出自こそ平民ですが、編入試験を突破されるほど優秀な生徒です。皆にとっても良き刺激となるでしょう。これから仲良くするように」
ゲーム内でクラルテがどのクラスになったのかは明言されていなかった。ただある人物と同じだという情報だけが言及されていた。
攻略対象たちの中でクラルテが一番に心を開き、どのルートを選んでも必ず親友になる人物。
ーーアウル・オルニス
面倒見が良く、もっとも人気の高かった人物だ。
シュヴァリエはクラスメイトたちにさえ興味関心を抱かず、入学してからずっとひとりで過ごしていた。だからクラスメイトの名前さえろくにわからないという普通ならあり得ない状態になっていたのだ。
もっとも柊紅夏の記憶が戻るまでは、という但し書きがつくけど。
その点、クラルテは持ち前の人の良さであっという間にクラスに打ち解ける。アウルはそのきっかけになる人物だ。何故ならクラルテが指定される席は。
「それじゃあ、クラルテさんの席はオルニスさんの隣にしましょう。オルニスさん、クラルテさんのことよろしくお願いしますね」
「はい」
緊張した面持ちでクラルテが指定された席へと歩いていく……ん? なんか、今、目が合ったような? って、ちょっと待てなんでお前こっちに来るんだ!?
内心驚愕している間もクラルテの足は進み、俺の前でぴたりと止まる。
「あ、あの……僕クラルテといいます。先程はありがとうございました」
爆弾投下。うわぁ……視線が突き刺さる……。いきなりなにかましてくれちゃってんだこいつ。
「なんの話だ」
「迷った僕を助けてくれたのにお礼もろくにできなかったので」
クラルテはぺこりと頭を下げ、春の晴天のような笑顔を俺に向けてきた。
ごめん、むしろ関わらないでくれることの方が俺にとっては感謝にあたるんだが。
ていうかこんなシーンはゲームになかったはずだぞ。まさか初エンカウントの時に駄々喋りしたせいで最初からシナリオ変わった? いや俺が無事でいられるっていうなら変わるのは全然いいんだけど! あんたと関わっちゃったらいろいろ不都合なことになるんだよ! はあ、向こうからやってくるものはどう回避したらいいんだろうか。誰か教えてくれ。
とりあえずここはいつものシュヴァリエとして冷たくしておこう。
「君に礼を言われる筋合いはない。そんなくだらないことでこの私に声をかけるな。さっさと失せろ」
「は、はい……失礼しました」
やや沈んだ様子のクラルテはおずおずと自分の席へと向かった。クラスメイトはクラルテに同情や哀れみの目を向けると同時に恐怖の中に微かな非難を混ぜ込んだような視線を俺へと向ける。うん、気持ちはすごくわかる。お礼を言いにきた相手に失せろなんて言葉は普通使わないもんね。
柊紅夏の人格が出てきたせいで誰かに意図的に冷たくするって嫌な気分だけど、家でならともかくここは学園で噂の温床だ。そんな場所で迂闊にシュヴァリエとしての振る舞いを変えるわけにはいかないだろ。ただでさえ今は離縁の件で話題の的になって鬱陶しいのにシュヴァリエの人格まで変わろうものなら一体どんなことになるやら。これからゲームの本編と関わらないように動くだけでも神経を使うっていうのに、さらに自分でハードル上げるなんざどこの馬鹿だっつーの。
なんて考えているうちにクラルテは席についた。
「クラルテです。よろしくお願いします」
「アウル・オルニスだ。こちらこそよろしく頼む」
まさにゲーム内のやり取りが展開された。このやり取りを経て二人は自然と言葉を交わすことが多くなっていく。
今のやり取りでアウルとの出会いは終了。次の出会いはーー昼休みだ。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
あっという間に昼休み。え、授業? ちゃんと受けたっての。板書が異様に早い教師っていうのはどこにでもいるものだな。そして消すのも早いっていうね。しかも字が細かいから見づらいし。
そういう先生の板書ってみんなどんな風にノートとっているのか気になってたんだよな。ちなみに高校の時クラスに勇者がいた。どう勇者かというと授業中にスマホのカメラを起動してバレないように撮影していた。それ法律に引っかかるんじゃね? とか思っていたけど、そういうことを許容できそうな奴らでグループ作って流していたわ。しかも音声やら映っている先生やら生徒やらを消した編集済みのやつがその日のうちにグループにのる。当然俺も仲間入り。おかげで超楽だった。その勇者、結局卒業まで先生にバレなかった。
……とまあ、くだらない前置きは置いておいて。
俺は今、学園のカフェテリアで昼食を摂っている。もちろん側には誰も座らない。うん、シュヴァリエにとっては日常だ。それに下手に隣のやつに気を使わなくていいから楽だよ。学生時代は利き手が違う友達と食べると時々肘ぶつかるんだよな。だからぶつからないように結構気を遣っていた。でもぼっちのシュヴァリエにはその心配はない……ちょっと寂しいけど。
さりげなく周囲を見渡すと、クラルテとアウルが料理を選んでいるのが目に入った。ゲーム内でもアウルがカフェテリアの使い方を教えながら一緒にお昼を食べていたっけ。
そして、まさにここでクラルテに第三の出会いが訪れる。
「あっ!」
「っと、すまない」
別の料理を取りに行こうとしたクラルテと接触し、危うく落としかけたトレーを片手で支えた一人の生徒。濃紺の髪に鋭利な赤い瞳を持つ美丈夫。
ーークオーレ・カンパニュラ
寡黙で朴訥、堅実にして実直。まさに誇り高き武人といった風体のクオーレは攻略が比較的簡単なキャラだった。俺も結構好きだったし。
今もクラルテに対してかっちりと礼をしているところだ。なにを話しているかは遠くて聞こえないが、ぶつかったことを改まって謝罪しているんだろう。多分ゲームのセリフそのままだとは思うけど。
クオーレは学年が違うし、どこかの誰かと違って下手に出しゃばったりしないからなんとか回避できるかもしれない。アウルはしばらくクラルテにつくだろうからクラルテに接触しさえしなければ大丈夫だろうけど、教室で一番に話しかけられたことを考えれば今後かなり警戒していかないとならんな。
……。
……視線がウザい。
朝からずっとチクチクいい加減やかましいんだが!? そんなに暇なのかお前らは! 急いで食べてさっさと出よう。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
放課後。
「くそ、暇人どもが……」
復学初日をなんとか乗り切り校舎を出た俺は、道端に寄りシュヴァリエとしての皮を脱ぎ捨てて悪態をついた。誰だ人の噂も七十五日とか言った奴は。そんな長期間好奇の視線に耐えられるもんか畜生!
「はあ……けどこれで攻略対象は一番攻略が簡単な人物と一番難しい人物との接触のみか」
初日を終えたクラルテが教員室へ寄った後、モブ生徒に絡まれたところを助けるのが一人、そして寮への帰り道で偶然鉢合わせるのが一人だ。その後用事を終えたアウルと合流し四人で寮へと向かう。寮の前まで来ると攻略対象が全員揃ったスチルが出る。これがめちゃくちゃカッコいいとユーザーたちが騒いでいたっけ。
「……ん?」
ゲームのことを思い出していると、図ったように主人公と攻略対象がやって来た。俺は咄嗟に木の影に身を潜めた。朝の二の舞はごめんなんだよ。まあ見つかりたくないならさっさと帰れっつー話だけど…………どうせなら、スチルを生で見たい。
そんな欲望が込み上げた俺は間違っても関わる羽目にならないように注意しながらこっそりと覗いた。
クラルテの隣に立っているのは攻略対象の中でもっとも難易度が低く、青春という二文字を具現化したような人物。
ーーリベルタ・イル・ツヴィトーク
どことなくクラルテと共通する部分があるこの国の第三王子。方向性は若干違えど無垢という共通点の二人は欲愛エンドの中でも一番ソフトだった。
ていうかもう仲良くなっているっぽいんだけど。
しばらく観察していると談笑している二人に誰かが背後から声をかけたらしい。ーー来た。
最後の攻略対象にして完クリするにあたっての最難関。
ーーエヴェイユ・イル・ツヴィトーク
スティルペース学園の生徒会長でありこのツヴィトーク王国第二王子。正直クラルテの次に関わりたくない。あれに敵認定されるとか最悪すぎる。なにがなんでも回避してやるわ。なんといっても欲愛エンドにおけるシュヴァリエの末路を考えたのは他でもない奴だし。なにが悲しくてそんな野郎に好き好んで近づかにゃならんのだ。
……これで攻略対象者全員と出会ったことになる。お、アウルも合流したな。
…………よし、尾行しよう。
不自然にならないように四人組の後ろを歩き、時にはさりげなく隠れたりしながら寮の正門前までやって来た。
……よし、最高のポジション確保。さあ、いよいよスチルとご対面!
「……うわあ、花と光の粒のエフェクトが見えるわ。ていうかやっぱ超カッケーな」
俺の目の前ではスチルそのままの光景が広がっていた。まさか二次元のイラストを三次元で見る日が来ようとは。……贅沢すぎてうっかり自慢しようものならガチ勢ユーザーから叩かれるかもしれない。まあこの後は全力で避けさせていただきますけどね。
どうか俺が趣味を満喫できますように!
………………スチルだけは回収しようかな。
「今日からこのクラスに編入となったクラルテさんです。彼は出自こそ平民ですが、編入試験を突破されるほど優秀な生徒です。皆にとっても良き刺激となるでしょう。これから仲良くするように」
ゲーム内でクラルテがどのクラスになったのかは明言されていなかった。ただある人物と同じだという情報だけが言及されていた。
攻略対象たちの中でクラルテが一番に心を開き、どのルートを選んでも必ず親友になる人物。
ーーアウル・オルニス
面倒見が良く、もっとも人気の高かった人物だ。
シュヴァリエはクラスメイトたちにさえ興味関心を抱かず、入学してからずっとひとりで過ごしていた。だからクラスメイトの名前さえろくにわからないという普通ならあり得ない状態になっていたのだ。
もっとも柊紅夏の記憶が戻るまでは、という但し書きがつくけど。
その点、クラルテは持ち前の人の良さであっという間にクラスに打ち解ける。アウルはそのきっかけになる人物だ。何故ならクラルテが指定される席は。
「それじゃあ、クラルテさんの席はオルニスさんの隣にしましょう。オルニスさん、クラルテさんのことよろしくお願いしますね」
「はい」
緊張した面持ちでクラルテが指定された席へと歩いていく……ん? なんか、今、目が合ったような? って、ちょっと待てなんでお前こっちに来るんだ!?
内心驚愕している間もクラルテの足は進み、俺の前でぴたりと止まる。
「あ、あの……僕クラルテといいます。先程はありがとうございました」
爆弾投下。うわぁ……視線が突き刺さる……。いきなりなにかましてくれちゃってんだこいつ。
「なんの話だ」
「迷った僕を助けてくれたのにお礼もろくにできなかったので」
クラルテはぺこりと頭を下げ、春の晴天のような笑顔を俺に向けてきた。
ごめん、むしろ関わらないでくれることの方が俺にとっては感謝にあたるんだが。
ていうかこんなシーンはゲームになかったはずだぞ。まさか初エンカウントの時に駄々喋りしたせいで最初からシナリオ変わった? いや俺が無事でいられるっていうなら変わるのは全然いいんだけど! あんたと関わっちゃったらいろいろ不都合なことになるんだよ! はあ、向こうからやってくるものはどう回避したらいいんだろうか。誰か教えてくれ。
とりあえずここはいつものシュヴァリエとして冷たくしておこう。
「君に礼を言われる筋合いはない。そんなくだらないことでこの私に声をかけるな。さっさと失せろ」
「は、はい……失礼しました」
やや沈んだ様子のクラルテはおずおずと自分の席へと向かった。クラスメイトはクラルテに同情や哀れみの目を向けると同時に恐怖の中に微かな非難を混ぜ込んだような視線を俺へと向ける。うん、気持ちはすごくわかる。お礼を言いにきた相手に失せろなんて言葉は普通使わないもんね。
柊紅夏の人格が出てきたせいで誰かに意図的に冷たくするって嫌な気分だけど、家でならともかくここは学園で噂の温床だ。そんな場所で迂闊にシュヴァリエとしての振る舞いを変えるわけにはいかないだろ。ただでさえ今は離縁の件で話題の的になって鬱陶しいのにシュヴァリエの人格まで変わろうものなら一体どんなことになるやら。これからゲームの本編と関わらないように動くだけでも神経を使うっていうのに、さらに自分でハードル上げるなんざどこの馬鹿だっつーの。
なんて考えているうちにクラルテは席についた。
「クラルテです。よろしくお願いします」
「アウル・オルニスだ。こちらこそよろしく頼む」
まさにゲーム内のやり取りが展開された。このやり取りを経て二人は自然と言葉を交わすことが多くなっていく。
今のやり取りでアウルとの出会いは終了。次の出会いはーー昼休みだ。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
あっという間に昼休み。え、授業? ちゃんと受けたっての。板書が異様に早い教師っていうのはどこにでもいるものだな。そして消すのも早いっていうね。しかも字が細かいから見づらいし。
そういう先生の板書ってみんなどんな風にノートとっているのか気になってたんだよな。ちなみに高校の時クラスに勇者がいた。どう勇者かというと授業中にスマホのカメラを起動してバレないように撮影していた。それ法律に引っかかるんじゃね? とか思っていたけど、そういうことを許容できそうな奴らでグループ作って流していたわ。しかも音声やら映っている先生やら生徒やらを消した編集済みのやつがその日のうちにグループにのる。当然俺も仲間入り。おかげで超楽だった。その勇者、結局卒業まで先生にバレなかった。
……とまあ、くだらない前置きは置いておいて。
俺は今、学園のカフェテリアで昼食を摂っている。もちろん側には誰も座らない。うん、シュヴァリエにとっては日常だ。それに下手に隣のやつに気を使わなくていいから楽だよ。学生時代は利き手が違う友達と食べると時々肘ぶつかるんだよな。だからぶつからないように結構気を遣っていた。でもぼっちのシュヴァリエにはその心配はない……ちょっと寂しいけど。
さりげなく周囲を見渡すと、クラルテとアウルが料理を選んでいるのが目に入った。ゲーム内でもアウルがカフェテリアの使い方を教えながら一緒にお昼を食べていたっけ。
そして、まさにここでクラルテに第三の出会いが訪れる。
「あっ!」
「っと、すまない」
別の料理を取りに行こうとしたクラルテと接触し、危うく落としかけたトレーを片手で支えた一人の生徒。濃紺の髪に鋭利な赤い瞳を持つ美丈夫。
ーークオーレ・カンパニュラ
寡黙で朴訥、堅実にして実直。まさに誇り高き武人といった風体のクオーレは攻略が比較的簡単なキャラだった。俺も結構好きだったし。
今もクラルテに対してかっちりと礼をしているところだ。なにを話しているかは遠くて聞こえないが、ぶつかったことを改まって謝罪しているんだろう。多分ゲームのセリフそのままだとは思うけど。
クオーレは学年が違うし、どこかの誰かと違って下手に出しゃばったりしないからなんとか回避できるかもしれない。アウルはしばらくクラルテにつくだろうからクラルテに接触しさえしなければ大丈夫だろうけど、教室で一番に話しかけられたことを考えれば今後かなり警戒していかないとならんな。
……。
……視線がウザい。
朝からずっとチクチクいい加減やかましいんだが!? そんなに暇なのかお前らは! 急いで食べてさっさと出よう。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
放課後。
「くそ、暇人どもが……」
復学初日をなんとか乗り切り校舎を出た俺は、道端に寄りシュヴァリエとしての皮を脱ぎ捨てて悪態をついた。誰だ人の噂も七十五日とか言った奴は。そんな長期間好奇の視線に耐えられるもんか畜生!
「はあ……けどこれで攻略対象は一番攻略が簡単な人物と一番難しい人物との接触のみか」
初日を終えたクラルテが教員室へ寄った後、モブ生徒に絡まれたところを助けるのが一人、そして寮への帰り道で偶然鉢合わせるのが一人だ。その後用事を終えたアウルと合流し四人で寮へと向かう。寮の前まで来ると攻略対象が全員揃ったスチルが出る。これがめちゃくちゃカッコいいとユーザーたちが騒いでいたっけ。
「……ん?」
ゲームのことを思い出していると、図ったように主人公と攻略対象がやって来た。俺は咄嗟に木の影に身を潜めた。朝の二の舞はごめんなんだよ。まあ見つかりたくないならさっさと帰れっつー話だけど…………どうせなら、スチルを生で見たい。
そんな欲望が込み上げた俺は間違っても関わる羽目にならないように注意しながらこっそりと覗いた。
クラルテの隣に立っているのは攻略対象の中でもっとも難易度が低く、青春という二文字を具現化したような人物。
ーーリベルタ・イル・ツヴィトーク
どことなくクラルテと共通する部分があるこの国の第三王子。方向性は若干違えど無垢という共通点の二人は欲愛エンドの中でも一番ソフトだった。
ていうかもう仲良くなっているっぽいんだけど。
しばらく観察していると談笑している二人に誰かが背後から声をかけたらしい。ーー来た。
最後の攻略対象にして完クリするにあたっての最難関。
ーーエヴェイユ・イル・ツヴィトーク
スティルペース学園の生徒会長でありこのツヴィトーク王国第二王子。正直クラルテの次に関わりたくない。あれに敵認定されるとか最悪すぎる。なにがなんでも回避してやるわ。なんといっても欲愛エンドにおけるシュヴァリエの末路を考えたのは他でもない奴だし。なにが悲しくてそんな野郎に好き好んで近づかにゃならんのだ。
……これで攻略対象者全員と出会ったことになる。お、アウルも合流したな。
…………よし、尾行しよう。
不自然にならないように四人組の後ろを歩き、時にはさりげなく隠れたりしながら寮の正門前までやって来た。
……よし、最高のポジション確保。さあ、いよいよスチルとご対面!
「……うわあ、花と光の粒のエフェクトが見えるわ。ていうかやっぱ超カッケーな」
俺の目の前ではスチルそのままの光景が広がっていた。まさか二次元のイラストを三次元で見る日が来ようとは。……贅沢すぎてうっかり自慢しようものならガチ勢ユーザーから叩かれるかもしれない。まあこの後は全力で避けさせていただきますけどね。
どうか俺が趣味を満喫できますように!
………………スチルだけは回収しようかな。
応援ありがとうございます!
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