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第五章 ~秘宝の眠る島(トレジャーアイランド)編~
71 グニ―島
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
~ソウル海域~
「――海だぁぁぁぁ!!」
青い海に潮の香り。
大きな船の帆が、風を受けて大海原を前進していく。
「いい気持ち~!」
「船なんて私初めて乗りました!」
「な!このクエストで正解だっただろ?」
レイ達は大きな船に乗り海に出ていた。
クエストを受けた一行は、ギルドから渡された地図を受け取り、早速島へ向かおうと“飛ぶ”準備をしていたのだが、どうやらそう思っていたのはローラとリエンナだけだった。
そしてそんな二人に、レイとランベルは「何をしているんだ」と注意をする。
宝の地図を持ち、目的地が宝島ならば、これは大冒険なのだから当然移動は“船”だと言い出し、あれから一行は直ぐに港に向かい、目的のグニ―島を通る船に乗り込んだ。
幾つもの波を超え暫く進んで行くと、船の先にグニ―島が見えてきた。
「島が見えたぞぉぉぉ!!」
船の帆柱から垂れる網目のロープ部分に上り、丸くした手を目に当てる。望遠鏡の真似事をしながら島を確認したレイの気分は完全に海賊そのものだった。
レイとランベルは終始テンションが上がりっぱなしであったが、実際に目の当たりにする海や船に、いつの間にかローラとリエンナも気持ちが高ぶっていった。
「危ないから降りなさいよレイ!」
「やっと着いたぜ宝島!」
ローラの声は当たり前の様にレイには届いていなかった。
そして船はグニ―島に到着し、レイ達を降ろしてまた出航していくのだった。
~グニ―島~
「早速お宝探しといきますか!」
「よっしゃ!」
ここグニ―島は、自然が生い茂る無人の島。
島にレイ達以外の人間はいないが、動物や野良のモンスターは生息している。
ギルドで貰った地図を開くと、宝を示す場所には如何にも宝の地図っぽい✕印が書かれていた。
「この地図で見る限り、宝はあの山ね。登らないといけないのかしら?」
「そんな事より早く行こうぜ!」
「そうだそうだ!考えても始まらねぇ。冒険は待ってくれないからな!」
少しは考えないといけないし、言ってる意味もさっぱり分からないと思ったローラだが、相手にするのは面倒な為そのままスルーして歩み始めた。
「お、おい!待てよローラ。先行くなって」
ローラを追いかけるように、レイ、ランベル、リエンナも宝を目指して歩き出した―。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
~グニ―島・洞窟内~
「――ボス!“お宝”までもう少しっすね!」
「ガハハッ!これで金持ちまで後一歩だな。……おい、でくの坊!さっさと先に行って安全かどうか確かめてこい!」
グニ―島のとある洞窟内に男達がいた。
ボスと呼ばれた髭を生やしたガタイのいい男と、目が細いひょろっとした体系の男に、背が低く小太りな男の三人。
そして一際体の大きい、茶色の毛並みをした獣人族の男が一人。四人の男達は薄暗い洞窟の中で何かを探している様だ。
一番先頭を歩いていた獣人族の男は、ボスに命令されるがまま先の道を確かめに行った。
「……大丈夫だ。何もない」
安全を確認した獣人族の男は、ボスと呼ばれている男にそう告げた。
「そうかそうか。よし!そうと分かればどんどん進むぞお前ら!」
ボスは豪快に笑いながら洞窟の奥へと進んでいき、他の男達もそれについて行った。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
~グニ―島・山麓~
グニ―島には、島のちょうど真ん中付近に大きな岩山が聳え立っている。
そしてその岩山の麓にはジャングルの様に木々が生い茂っていた。
無造作に生えた草木を掻き分けながら、レイ達は岩山を目指しひたすら歩いていた。
「――キャッ!」
「どうした⁉」
「虫よ!虫!もう最悪!」
「たかが虫でギャーギャー騒ぐな」
「もう!飛べばすぐ着くじゃない!」
そう。
ローラの言う通り、いつもの様に空を飛べば一瞬で済む話なのだが、レイとランベル曰く、今回のクエストに関してそれは“ズル”だと言い張って聞かないのだ。
こんな無人島に……しかも普通では見つけられない場所にわざわざ宝を隠したって事は、相当凄いお宝なんだと言うレイとランベル。
宝の地図、島、航海、宝探し。男なら聞いただけでワクワクするようなこの冒険に、水を差す様なことはあってはならないとレイとランベルはわざわざ歩いているのだ。
「そうやってすぐ飛んで楽をしようとするな!」
「そうだぞローラ!宝を隠した人だって、きっと苦労してそこの場所に辿り着いたんだ!」
「知らないわよそんなの!飛べば最短で辿り着くのに、何でわざわざこんな歩きにくい虫が出る道をダラダラ歩かなきゃいけないのよ!」
この発言に心底呆れたレイとランベルは軽蔑の目を向けた。
「やっぱり女のローラには分からねぇか……」
「冒険は男の子のロマン何だぞ?そんな簡単に宝に辿り着いたって面白くないだろ」
「やめとけランベル。いくら言ってもローラには分からん」
肩を落とし呆れながら言うレイとランベル。
何故か自分が悪い状況になったローラは、遂に堪忍袋の緒が切れた。
「何時までもふざけてんじゃねぇぞクソ男共ッ!!!!!!!!!!」
島中に響き渡ったのではと思えるぐらいの怒号。
鬼の形相で、禍々しい殺気を放ちながら睨みつけるローラ。突然の凄まじい怒りに、レイとランベルは動けない。
まるで蛇に睨まれた蛙だ―。
「冒険だぁ?男のロマンだぁ?知るかそんな事!!そんなに冒険したいならこの島に住め!私はさっさとクエスト終わらせるからね!」
憤怒しているローラはそのまま得意のホウキを出して跨った。
「行きましょリエンナ」
「え、ええ……でも……」
優しいリエンナはバツが悪そうにレイとランベルを見た。
今しがた、凄まじい恐怖体験をしたレイとランベルは、慌てふためきながら「どうぞどうぞッ……!」と、リエンナもローラと一緒に行くように促した。
そして、ローラとリエンナの二人はホウキで優雅に飛び立っていった。
「グリムリーパーより怖かったな……」
「あんな恐ろしいのがこの世に存在するとは……」
そう呟いたレイとランベルは、ローラ達が飛んでいった空を見上げながら何故か手を合わせ祈っていた―。
「よし。気を取り直して俺達も岩山を目指そう!」
「そうだな。地図には岩山に✕印が付いてるけど、何処に宝があるかまでは分からない。こりゃ探しがいがあるぜ!」
再び冒険モードになったレイとランベルは、軽快な足取りで岩山を目指すのであった。
~ソウル海域~
「――海だぁぁぁぁ!!」
青い海に潮の香り。
大きな船の帆が、風を受けて大海原を前進していく。
「いい気持ち~!」
「船なんて私初めて乗りました!」
「な!このクエストで正解だっただろ?」
レイ達は大きな船に乗り海に出ていた。
クエストを受けた一行は、ギルドから渡された地図を受け取り、早速島へ向かおうと“飛ぶ”準備をしていたのだが、どうやらそう思っていたのはローラとリエンナだけだった。
そしてそんな二人に、レイとランベルは「何をしているんだ」と注意をする。
宝の地図を持ち、目的地が宝島ならば、これは大冒険なのだから当然移動は“船”だと言い出し、あれから一行は直ぐに港に向かい、目的のグニ―島を通る船に乗り込んだ。
幾つもの波を超え暫く進んで行くと、船の先にグニ―島が見えてきた。
「島が見えたぞぉぉぉ!!」
船の帆柱から垂れる網目のロープ部分に上り、丸くした手を目に当てる。望遠鏡の真似事をしながら島を確認したレイの気分は完全に海賊そのものだった。
レイとランベルは終始テンションが上がりっぱなしであったが、実際に目の当たりにする海や船に、いつの間にかローラとリエンナも気持ちが高ぶっていった。
「危ないから降りなさいよレイ!」
「やっと着いたぜ宝島!」
ローラの声は当たり前の様にレイには届いていなかった。
そして船はグニ―島に到着し、レイ達を降ろしてまた出航していくのだった。
~グニ―島~
「早速お宝探しといきますか!」
「よっしゃ!」
ここグニ―島は、自然が生い茂る無人の島。
島にレイ達以外の人間はいないが、動物や野良のモンスターは生息している。
ギルドで貰った地図を開くと、宝を示す場所には如何にも宝の地図っぽい✕印が書かれていた。
「この地図で見る限り、宝はあの山ね。登らないといけないのかしら?」
「そんな事より早く行こうぜ!」
「そうだそうだ!考えても始まらねぇ。冒険は待ってくれないからな!」
少しは考えないといけないし、言ってる意味もさっぱり分からないと思ったローラだが、相手にするのは面倒な為そのままスルーして歩み始めた。
「お、おい!待てよローラ。先行くなって」
ローラを追いかけるように、レイ、ランベル、リエンナも宝を目指して歩き出した―。
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~グニ―島・洞窟内~
「――ボス!“お宝”までもう少しっすね!」
「ガハハッ!これで金持ちまで後一歩だな。……おい、でくの坊!さっさと先に行って安全かどうか確かめてこい!」
グニ―島のとある洞窟内に男達がいた。
ボスと呼ばれた髭を生やしたガタイのいい男と、目が細いひょろっとした体系の男に、背が低く小太りな男の三人。
そして一際体の大きい、茶色の毛並みをした獣人族の男が一人。四人の男達は薄暗い洞窟の中で何かを探している様だ。
一番先頭を歩いていた獣人族の男は、ボスに命令されるがまま先の道を確かめに行った。
「……大丈夫だ。何もない」
安全を確認した獣人族の男は、ボスと呼ばれている男にそう告げた。
「そうかそうか。よし!そうと分かればどんどん進むぞお前ら!」
ボスは豪快に笑いながら洞窟の奥へと進んでいき、他の男達もそれについて行った。
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~グニ―島・山麓~
グニ―島には、島のちょうど真ん中付近に大きな岩山が聳え立っている。
そしてその岩山の麓にはジャングルの様に木々が生い茂っていた。
無造作に生えた草木を掻き分けながら、レイ達は岩山を目指しひたすら歩いていた。
「――キャッ!」
「どうした⁉」
「虫よ!虫!もう最悪!」
「たかが虫でギャーギャー騒ぐな」
「もう!飛べばすぐ着くじゃない!」
そう。
ローラの言う通り、いつもの様に空を飛べば一瞬で済む話なのだが、レイとランベル曰く、今回のクエストに関してそれは“ズル”だと言い張って聞かないのだ。
こんな無人島に……しかも普通では見つけられない場所にわざわざ宝を隠したって事は、相当凄いお宝なんだと言うレイとランベル。
宝の地図、島、航海、宝探し。男なら聞いただけでワクワクするようなこの冒険に、水を差す様なことはあってはならないとレイとランベルはわざわざ歩いているのだ。
「そうやってすぐ飛んで楽をしようとするな!」
「そうだぞローラ!宝を隠した人だって、きっと苦労してそこの場所に辿り着いたんだ!」
「知らないわよそんなの!飛べば最短で辿り着くのに、何でわざわざこんな歩きにくい虫が出る道をダラダラ歩かなきゃいけないのよ!」
この発言に心底呆れたレイとランベルは軽蔑の目を向けた。
「やっぱり女のローラには分からねぇか……」
「冒険は男の子のロマン何だぞ?そんな簡単に宝に辿り着いたって面白くないだろ」
「やめとけランベル。いくら言ってもローラには分からん」
肩を落とし呆れながら言うレイとランベル。
何故か自分が悪い状況になったローラは、遂に堪忍袋の緒が切れた。
「何時までもふざけてんじゃねぇぞクソ男共ッ!!!!!!!!!!」
島中に響き渡ったのではと思えるぐらいの怒号。
鬼の形相で、禍々しい殺気を放ちながら睨みつけるローラ。突然の凄まじい怒りに、レイとランベルは動けない。
まるで蛇に睨まれた蛙だ―。
「冒険だぁ?男のロマンだぁ?知るかそんな事!!そんなに冒険したいならこの島に住め!私はさっさとクエスト終わらせるからね!」
憤怒しているローラはそのまま得意のホウキを出して跨った。
「行きましょリエンナ」
「え、ええ……でも……」
優しいリエンナはバツが悪そうにレイとランベルを見た。
今しがた、凄まじい恐怖体験をしたレイとランベルは、慌てふためきながら「どうぞどうぞッ……!」と、リエンナもローラと一緒に行くように促した。
そして、ローラとリエンナの二人はホウキで優雅に飛び立っていった。
「グリムリーパーより怖かったな……」
「あんな恐ろしいのがこの世に存在するとは……」
そう呟いたレイとランベルは、ローラ達が飛んでいった空を見上げながら何故か手を合わせ祈っていた―。
「よし。気を取り直して俺達も岩山を目指そう!」
「そうだな。地図には岩山に✕印が付いてるけど、何処に宝があるかまでは分からない。こりゃ探しがいがあるぜ!」
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