48 / 112
第二章 ~仲間~
47 現れたケルベロス
しおりを挟む
床に倒れ込むリエンナ。
目の前にはスケルトンだけでなく、いつの間にかオーガも立ちはだかっていた。
(――死っ…………)
リエンナの頭を過る“死”―。
恐怖で体に力が入らない。
震えるリエンナを見下ろしながら、スケルトンとオーガはリエンナ目掛けて攻撃を繰り出した―。
――ドゴォォンッ!!
スケルトンの剣とオーガの拳は、自らよりも小さいリエンナの体を潰した―。
砕かれた床からは土埃が舞い、スケルトンとオーガはゆっくりとその剣と拳を床から離す。
土埃を払いながらリエンナを確認するスケルトンとオーガ。
だがそこに、潰した筈のリエンナの姿は無かった―。
「――お怪我はありませんか?」
「だッ、大団長様ッ⁉」
攻撃が当たる直前、水の王国の騎士団大団長が、寸での所でリエンナを助けていた。
大団長は抱えているリエンナを、モンスター達から遠ざけた場所で優しく下ろすと、「離れていて下さい」と言いモンスター達の方へ向かって歩いて行った。
正確には、モンスター達の更に奥にいる二人の男達。
大団長の視界の先には数体のモンスター達がいたが、そんなモンスター達には気にも留めず、ただただ奥に佇む二人を睨みつけていた。
大団長の顔はどこか全てを悟った様子である。
この城内のパニックとはまた違った別の空気が流れる―。
「“ウルギル”、“マートン”……。お前達ここで何をしている?」
ウルギルとマートン。そう呼ばれた男達。
大団長は同じ騎士団の甲冑を着ている仲間に問う。
聞いてはいるものの、既に答えは理解していた。
何かの間違いであってほしいという大団長の僅かな思いか―。
無情にもその思いは一瞬で消え去る事となる……。
「大団長……」
「な~んだ……。その顔、もう分かっていたな?いつから気付いた」
赤い紋章の団長ウルギルは、大団長の表情と言いぐさから自分達の行動がバレていたと理解した。
「騎士団の中で不穏な動きがあると耳にしていてな……。少し前からお前達が何か企んでいる事が分かった。
だがまさか今日この食事会後を狙うとは……。何が目的だ」
「王家への復讐」
ヒッヒッヒッと笑いながら言うウルギル。
二人は何やら王家への恨みがる様だ。
「復讐だと……?王家への襲撃など、如何なる理由があろうと只では済まされんぞ」
「知ったこっちゃねぇな!邪魔するならアンタも始末してやるよ……大団長!」
ウルギルが更に魔力を高めた。
団長クラスとなるとその実力もかなりのもの。ハンターランクで言えば確実にAランクはあるだろう。
ウルギルは召喚魔法の使い手。
高めた魔力で新たな魔法陣を刻み始めた。
それを見た大団長は背中に差してある大剣を抜き、地面を力強く踏み込むと一直線にウルギル目掛けて攻撃を仕掛けた。
――ガキィィィンッ……!!!
素早いスピードで一気に間合いを詰めた大団長とウルギルの間に割って入るマートン。
移動魔法を巧みに使い、瞬時に大団長の攻撃を自身の槍で防いだ。
マートンは魔法で繰り出したその槍で防ぐや否や、ガタイのいい体から生まれるパワーでそのまま大団長を振り払った。
「マートン……。お前まで何か王家に恨みがあるのか」
「人の事情は人にしか分からないものだ」
今度はマートンが大団長に攻撃を繰り出す。
二撃、三撃、四撃……長く重い槍を自在に操る。
大団長もその大剣の見た目からは想像できない程の速さで、マートンの攻撃を難なく防いでいた。
「準備OK……下がってろマートン!」
ウルギルがそう声を出すと、マートンは指示通り大団長と一旦距離を置いた。
「召喚魔法……出てこいッ!“死の番犬”!!」
これまでよりも強力な魔力で放たれた召喚魔法は、大きな魔法陣と眩い光と共に、その広い部屋を覆いつくす程巨大な一頭のケルベロスが召喚された―。
首には大きな鉄の首輪が付いており頭は三つ。
「ヴヴァッッーーー!!!」
城が揺れる程の雄たけび。
その巨大な体にはこの大きな部屋もさぞ狭かったのか、雄たけびを上げ終わると同時に三つの大きな口が、鋭い牙むき出しで大団長に食い掛かった―。
――ズドォォォンッッ!!!!
突撃したケルベロスは大団長ごと城の壁を粉砕した。
「――大団長様ッ!!」
離れた所にいたリエンナは何とか攻撃を避けることが出来た。
崩れた大きな瓦礫と辺り一面に舞う砂塵。
リエンナが大声で大団長を呼ぶも声は返ってこず、視界が悪くて姿も確認出来ない。
壁を破壊したケルベロスはそのまますぐ横の中庭まで行っていた。
良くも悪くも壁が破壊されたことにより、外の風が曇った視界をクリアにしていく。
「――何だあの化け物はッ!!」
リエンナの頭上から声が聞こえ、上へと視線を移すとそこにはレイ達の姿が―。
「レイさん!……皆さん来てくれたんですね!」
空からリエンナのいる地上へと降り立つレイ達。
ずっと心配していたローラがリエンナに飛びついた。
「リエンナ大丈夫だった⁉」
「ええ。危ない所を大団長様に助けて頂いて……そ、そうでした!今大団長様があの大きなモンスターにッ……「―ご心配には及びませんよお嬢様」
リエンナの声を遮る様に、どこからともなく大団長の声が聞こえる。
ガラガラッ……!と大きな瓦礫の下から現れた大団長。
これだけの攻撃に巻き込まれるも、大団長はかすり傷一つ付いていなかった。
「まぁ今のじゃ流石にやられねぇよな、大団長さんよ」
大団長の実力を知っているウルギルとマートンは少しも警戒を怠ってはいなかった。
むしろいつでも次の攻撃に備えられる様構えている。
「何か友達が増えていますね。さぁ……ここは危険ですから、子供達は早く非難するように!」
大団長がリエンナとレイ達皆に言った。
「あのガキ……また後付けてきやがったか」
「えらく好かれたもんだな」
ウルギルとマートンもレイ達が来た事に気付いた。
他の騎士団員達が集まってきたら状況が不利になる……。
そう考えているウルギル達は更にギアを上げ一気に畳みかける方法に出た。
「さっさとコイツ片づけて、王家の人間殺しに行くぞッ!」
「邪魔する者は皆排除だ」
魔力を上げたウルギルとマートンは同時に大団長へと攻撃を仕掛けた―。
目の前にはスケルトンだけでなく、いつの間にかオーガも立ちはだかっていた。
(――死っ…………)
リエンナの頭を過る“死”―。
恐怖で体に力が入らない。
震えるリエンナを見下ろしながら、スケルトンとオーガはリエンナ目掛けて攻撃を繰り出した―。
――ドゴォォンッ!!
スケルトンの剣とオーガの拳は、自らよりも小さいリエンナの体を潰した―。
砕かれた床からは土埃が舞い、スケルトンとオーガはゆっくりとその剣と拳を床から離す。
土埃を払いながらリエンナを確認するスケルトンとオーガ。
だがそこに、潰した筈のリエンナの姿は無かった―。
「――お怪我はありませんか?」
「だッ、大団長様ッ⁉」
攻撃が当たる直前、水の王国の騎士団大団長が、寸での所でリエンナを助けていた。
大団長は抱えているリエンナを、モンスター達から遠ざけた場所で優しく下ろすと、「離れていて下さい」と言いモンスター達の方へ向かって歩いて行った。
正確には、モンスター達の更に奥にいる二人の男達。
大団長の視界の先には数体のモンスター達がいたが、そんなモンスター達には気にも留めず、ただただ奥に佇む二人を睨みつけていた。
大団長の顔はどこか全てを悟った様子である。
この城内のパニックとはまた違った別の空気が流れる―。
「“ウルギル”、“マートン”……。お前達ここで何をしている?」
ウルギルとマートン。そう呼ばれた男達。
大団長は同じ騎士団の甲冑を着ている仲間に問う。
聞いてはいるものの、既に答えは理解していた。
何かの間違いであってほしいという大団長の僅かな思いか―。
無情にもその思いは一瞬で消え去る事となる……。
「大団長……」
「な~んだ……。その顔、もう分かっていたな?いつから気付いた」
赤い紋章の団長ウルギルは、大団長の表情と言いぐさから自分達の行動がバレていたと理解した。
「騎士団の中で不穏な動きがあると耳にしていてな……。少し前からお前達が何か企んでいる事が分かった。
だがまさか今日この食事会後を狙うとは……。何が目的だ」
「王家への復讐」
ヒッヒッヒッと笑いながら言うウルギル。
二人は何やら王家への恨みがる様だ。
「復讐だと……?王家への襲撃など、如何なる理由があろうと只では済まされんぞ」
「知ったこっちゃねぇな!邪魔するならアンタも始末してやるよ……大団長!」
ウルギルが更に魔力を高めた。
団長クラスとなるとその実力もかなりのもの。ハンターランクで言えば確実にAランクはあるだろう。
ウルギルは召喚魔法の使い手。
高めた魔力で新たな魔法陣を刻み始めた。
それを見た大団長は背中に差してある大剣を抜き、地面を力強く踏み込むと一直線にウルギル目掛けて攻撃を仕掛けた。
――ガキィィィンッ……!!!
素早いスピードで一気に間合いを詰めた大団長とウルギルの間に割って入るマートン。
移動魔法を巧みに使い、瞬時に大団長の攻撃を自身の槍で防いだ。
マートンは魔法で繰り出したその槍で防ぐや否や、ガタイのいい体から生まれるパワーでそのまま大団長を振り払った。
「マートン……。お前まで何か王家に恨みがあるのか」
「人の事情は人にしか分からないものだ」
今度はマートンが大団長に攻撃を繰り出す。
二撃、三撃、四撃……長く重い槍を自在に操る。
大団長もその大剣の見た目からは想像できない程の速さで、マートンの攻撃を難なく防いでいた。
「準備OK……下がってろマートン!」
ウルギルがそう声を出すと、マートンは指示通り大団長と一旦距離を置いた。
「召喚魔法……出てこいッ!“死の番犬”!!」
これまでよりも強力な魔力で放たれた召喚魔法は、大きな魔法陣と眩い光と共に、その広い部屋を覆いつくす程巨大な一頭のケルベロスが召喚された―。
首には大きな鉄の首輪が付いており頭は三つ。
「ヴヴァッッーーー!!!」
城が揺れる程の雄たけび。
その巨大な体にはこの大きな部屋もさぞ狭かったのか、雄たけびを上げ終わると同時に三つの大きな口が、鋭い牙むき出しで大団長に食い掛かった―。
――ズドォォォンッッ!!!!
突撃したケルベロスは大団長ごと城の壁を粉砕した。
「――大団長様ッ!!」
離れた所にいたリエンナは何とか攻撃を避けることが出来た。
崩れた大きな瓦礫と辺り一面に舞う砂塵。
リエンナが大声で大団長を呼ぶも声は返ってこず、視界が悪くて姿も確認出来ない。
壁を破壊したケルベロスはそのまますぐ横の中庭まで行っていた。
良くも悪くも壁が破壊されたことにより、外の風が曇った視界をクリアにしていく。
「――何だあの化け物はッ!!」
リエンナの頭上から声が聞こえ、上へと視線を移すとそこにはレイ達の姿が―。
「レイさん!……皆さん来てくれたんですね!」
空からリエンナのいる地上へと降り立つレイ達。
ずっと心配していたローラがリエンナに飛びついた。
「リエンナ大丈夫だった⁉」
「ええ。危ない所を大団長様に助けて頂いて……そ、そうでした!今大団長様があの大きなモンスターにッ……「―ご心配には及びませんよお嬢様」
リエンナの声を遮る様に、どこからともなく大団長の声が聞こえる。
ガラガラッ……!と大きな瓦礫の下から現れた大団長。
これだけの攻撃に巻き込まれるも、大団長はかすり傷一つ付いていなかった。
「まぁ今のじゃ流石にやられねぇよな、大団長さんよ」
大団長の実力を知っているウルギルとマートンは少しも警戒を怠ってはいなかった。
むしろいつでも次の攻撃に備えられる様構えている。
「何か友達が増えていますね。さぁ……ここは危険ですから、子供達は早く非難するように!」
大団長がリエンナとレイ達皆に言った。
「あのガキ……また後付けてきやがったか」
「えらく好かれたもんだな」
ウルギルとマートンもレイ達が来た事に気付いた。
他の騎士団員達が集まってきたら状況が不利になる……。
そう考えているウルギル達は更にギアを上げ一気に畳みかける方法に出た。
「さっさとコイツ片づけて、王家の人間殺しに行くぞッ!」
「邪魔する者は皆排除だ」
魔力を上げたウルギルとマートンは同時に大団長へと攻撃を仕掛けた―。
0
お気に入りに追加
1,383
あなたにおすすめの小説
無属性魔術師、最強パーティの一員でしたが去りました。
ぽてさら
ファンタジー
ヴェルダレア帝国に所属する最強冒険者パーティ『永遠の色調《カラーズ・ネスト》』は強者が揃った世界的にも有名なパーティで、その名を知らぬ者はいないとも言われるほど。ある事情により心に傷を負ってしまった無属性魔術師エーヤ・クリアノートがそのパーティを去っておよそ三年。エーヤは【エリディアル王国】を拠点として暮らしていた。
それからダンジョン探索を避けていたが、ある日相棒である契約精霊リルからダンジョン探索を提案される。渋々ダンジョンを探索しているとたった一人で魔物を相手にしている美少女と出会う。『盾の守護者』だと名乗る少女にはある目的があって―――。
個の色を持たない「無」属性魔術師。されど「万能の力」と定義し無限の可能性を創造するその魔術は彼だけにしか扱えない。実力者でありながら凡人だと自称する青年は唯一無二の無属性の力と仲間の想いを胸に再び戦場へと身を投げ出す。
青年が扱うのは無属性魔術と『罪』の力。それらを用いて目指すのは『七大迷宮』の真の踏破。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
大切”だった”仲間に裏切られたので、皆殺しにしようと思います
騙道みりあ
ファンタジー
魔王を討伐し、世界に平和をもたらした”勇者パーティー”。
その一員であり、”人類最強”と呼ばれる少年ユウキは、何故か仲間たちに裏切られてしまう。
仲間への信頼、恋人への愛。それら全てが作られたものだと知り、ユウキは怒りを覚えた。
なので、全員殺すことにした。
1話完結ですが、続編も考えています。
ゴミアイテムを変換して無限レベルアップ!
桜井正宗
ファンタジー
辺境の村出身のレイジは文字通り、ゴミ製造スキルしか持っておらず馬鹿にされていた。少しでも強くなろうと帝国兵に志願。お前のような無能は雑兵なら雇ってやると言われ、レイジは日々努力した。
そんな努力もついに報われる日が。
ゴミ製造スキルが【経験値製造スキル】となっていたのだ。
日々、優秀な帝国兵が倒したモンスターのドロップアイテムを廃棄所に捨てていく。それを拾って【経験値クリスタル】へ変換して経験値を獲得。レベルアップ出来る事を知ったレイジは、この漁夫の利を使い、一気にレベルアップしていく。
仲間に加えた聖女とメイドと共にレベルを上げていくと、経験値テーブルすら操れるようになっていた。その力を使い、やがてレイジは帝国最強の皇剣となり、王の座につく――。
※HOTランキング1位ありがとうございます!
※ファンタジー7位ありがとうございます!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
収納大魔導士と呼ばれたい少年
カタナヅキ
ファンタジー
収納魔術師は異空間に繋がる出入口を作り出し、あらゆる物体を取り込むことができる。但し、他の魔術師と違って彼等が扱える魔法は一つに限られ、戦闘面での活躍は期待できない――それが一般常識だった。だが、一人の少年が収納魔法を極めた事で常識は覆される。
「収納魔術師だって戦えるんだよ」
戦闘には不向きと思われていた収納魔法を利用し、少年は世間の収納魔術師の常識を一変させる伝説を次々と作り出す――
追放された美少女を助けた底辺おっさんが、実は元”特級冒険者”だった件について。
いちまる
ファンタジー
【毎週木曜日更新!】
採取クエストしか受けない地味なおっさん冒険者、ダンテ。
ある日彼は、ひょんなことからA級冒険者のパーティーを追放された猫耳族の少女、セレナとリンの面倒を見る羽目になってしまう。
最初は乗り気でなかったダンテだが、ふたりの夢を聞き、彼女達の力になると決意した。
――そして、『特級冒険者』としての実力を隠すのをやめた。
おっさんの正体は戦闘と殺戮のプロ!
しかも猫耳少女達も実は才能の塊だった!?
モンスターと悪党を物理でぶちのめす、王道冒険譚が始まる――!
※本作はカクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる