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第一章 ~追放と出会い~
22 黒龍の拳
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「―行くわよレイ!」
「おう!」
ローラは走りながら魔法を繰り出す―。
生み出された無数の火の弾“F・ショット”をビッグ・G目掛けあらゆる方向から撃ち込む。
――ダダダダダダダダダダッ……!!!
火の弾がビッグ・Gに当たり連続で爆破が起こっている。爆破の煙と土埃がビッグ・Gとその周辺を覆いつくした。
煙幕状になった煙でビッグ・Gの姿が確認できないが間違いなく攻撃は当たっている。全ての火の弾を放ったローラは一旦立ち止まり様子を伺った。
静けさの中徐々に煙がはれていく―。
うっすらと姿が確認できたビッグ・Gはその場から動かない。
ローラの攻撃が予想以上に効いたのかと思った矢先、その大きな巨体が動き出した―。
「――小賢しいわッ!!」
ビッグ・Gは攻撃してきたローラ目掛け突進し、その勢いのまま更にこん棒で攻撃した。
鈍く響き渡る轟音……巨大こん棒が大地をへこませる。ビッグ・Gの動きに反応していたローラは素早くその攻撃を交わしまた距離を取るとすぐさま反撃の体勢に入った。
「ローラ大丈夫か⁉」
「私は平気ッ!レイは自分の攻撃に集中して!(……やっぱり私の魔力じゃまともにダメージ与えられないわね……。強いわこのゴブリン……)」
自分の魔力では大したダメージを与えられないと分かっていたローラは直ぐに切り替え間髪入れずに攻撃を仕掛ける。
さっきのF・ショットよりも強い攻撃魔法。
ローラの頭上に集まった魔力は形を変えビッグ・Gの持つ巨大こん棒と同じぐらい大きい一本の矢が生まれた。
火の弾より圧縮された強い魔力……攻撃を交わされ体勢を崩しているビッグ・Gに狙いを定め、ローラは矢を放った―。
「……“F・アロー”!!」
光の如く放たれた矢は一瞬でビッグ・Gを捉えその勢いのままビッグ・Gの巨体をぶっ飛ばした。
―――ズガァァァンッッ!!!
アジトの一番遠い壁まで飛ばされたビッグ・Gの巨体は壁を破壊し外まで転がっていった。
「ひょっとして効いた……?」
数十メートル前方で倒れるビッグ・Gは動かない。
ローラは意外と自分の攻撃が効いたのかなと期待を膨らませたが、その淡い思いは秒でかき消される。
のそりと上半身を起こしたビッグ・Gはそのまま立ち上がり、ゆっくりと二人の元へ向かって歩き出した。
「やっぱ全然効いてないじゃん……ショック……」
残念そうに肩を落とすローラ。一方でレイがようやく攻撃体勢に入った。
「援護ありがとなローラ!おかげで魔力集まったぜ」
そういったレイの右腕には魔力が集まり、ゴブリン三体と雑木林をなぎ倒したあのドラゴンの腕が再び現れていた。
相変わらずの魔力の強さにローラは勿論、遠くで戦闘を見ていたゴブリン達も皆その魔力にゾッとしている。
ゆっくりと歩いていたビッグ・Gは遂にレイとローラに留めを差しきた―。
「いつまでもチョロチョロと鬱陶しくてしょうがない……次で終わりだガキ共ッ!!」
言葉通りビッグ・Gは今までよりも更に魔力を高めた。
限界まで高められたであろうその魔力の強さで、次で終わりという言葉がハッタリではない事が分かる。
次の一撃がラスト―。
レイとローラは近い距離におり、ビッグ・Gにとってはまとめて潰せる好都合の位置だった。
のそりのそりと歩いていたかと思ったら次の瞬間には二人の視界からビッグ・G消えた。
右、左、と見渡すがビッグ・Gの姿がない。
何処へ行ったと探していると足元の地面に動く影を見つけた―。
「――上だッ!」
そう……。
消えたと思ったビッグ・Gは高くジャンプしていた。今までとは比べ物にならないスピード。
ビッグ・Gは両手でこん棒を振り上げ、レイとローラの頭上から隕石の様な巨体で襲い掛かる―。
「――死ねッッ!!!」
若干反応が遅れたレイとローラだが二人は冷静だった。
ローラは魔法で再び小さな火の弾を飛ばし、ビッグ・Gの目元で爆破させた。
威力はまるで無いが急所を的確に狙ったローラの業あり。食らったビッグ・Gは目を開けられなかった。
しかし、ビッグ・Gはなりふり構わずそのままこん棒を叩きつけた―。
「クソがッ……!!潰れろッ!!」
「ラスト頼むわよ!」
「よっしゃ!!」
ビッグ・Gの巨大なこん棒が二人にぶつかる寸前、そのこん棒よりも更に速いレイの攻撃がビッグ・Gの巨体を豪快に捉えた―。
「――“黒龍の拳”ッ……!!!」
ビッグ・Gの巨体を殴り飛ばすドラゴンの拳―。
殴られたビッグ・Gは自らがジャンプした高さよりも遥かに高い上空まで飛ばされていった―。
生い茂る木々の中、どこまで飛ばされたかしっかり確認するのは難しかった。
「だいぶ飛んでいったわね。フゥ~……これで一件落着っと。これでもう悪さしないでしょ!皆ビビッて速攻で逃げてたから一体もゴブリンいないし」
ローラの言った通り、いつの間にか大量にいたゴブリン達が一体もいなかった。
ビッグ・Gがやられ皆一斉に逃げた様だ。
今日でゴブリン帝国はその歴史に幕を閉じる事となった―。
<……まぁまぁだったな。今回の事に懲りたのなら直ぐに強くなれ、レイよ>
「ああ」
レイは真剣な眼差しで頷き、強くなるとドーランに誓った。
「さぁ!これで無事クエストも済んだし、トワイライトに戻りましょ!」
「そうだな!でも……まさか一番下のEランクがこんなに大変だったとは……」
「これはイレギュラーよ。あのビッグ・Gとかいうゴブリンは間違いなく中級クラスの強さだったわ。ランクで言ったらC~Bランクのクエストよきっと。ホントに危なかったわ!」
レイとローラはそんな会話をしながらトワイライトへと戻って行った―。
「おう!」
ローラは走りながら魔法を繰り出す―。
生み出された無数の火の弾“F・ショット”をビッグ・G目掛けあらゆる方向から撃ち込む。
――ダダダダダダダダダダッ……!!!
火の弾がビッグ・Gに当たり連続で爆破が起こっている。爆破の煙と土埃がビッグ・Gとその周辺を覆いつくした。
煙幕状になった煙でビッグ・Gの姿が確認できないが間違いなく攻撃は当たっている。全ての火の弾を放ったローラは一旦立ち止まり様子を伺った。
静けさの中徐々に煙がはれていく―。
うっすらと姿が確認できたビッグ・Gはその場から動かない。
ローラの攻撃が予想以上に効いたのかと思った矢先、その大きな巨体が動き出した―。
「――小賢しいわッ!!」
ビッグ・Gは攻撃してきたローラ目掛け突進し、その勢いのまま更にこん棒で攻撃した。
鈍く響き渡る轟音……巨大こん棒が大地をへこませる。ビッグ・Gの動きに反応していたローラは素早くその攻撃を交わしまた距離を取るとすぐさま反撃の体勢に入った。
「ローラ大丈夫か⁉」
「私は平気ッ!レイは自分の攻撃に集中して!(……やっぱり私の魔力じゃまともにダメージ与えられないわね……。強いわこのゴブリン……)」
自分の魔力では大したダメージを与えられないと分かっていたローラは直ぐに切り替え間髪入れずに攻撃を仕掛ける。
さっきのF・ショットよりも強い攻撃魔法。
ローラの頭上に集まった魔力は形を変えビッグ・Gの持つ巨大こん棒と同じぐらい大きい一本の矢が生まれた。
火の弾より圧縮された強い魔力……攻撃を交わされ体勢を崩しているビッグ・Gに狙いを定め、ローラは矢を放った―。
「……“F・アロー”!!」
光の如く放たれた矢は一瞬でビッグ・Gを捉えその勢いのままビッグ・Gの巨体をぶっ飛ばした。
―――ズガァァァンッッ!!!
アジトの一番遠い壁まで飛ばされたビッグ・Gの巨体は壁を破壊し外まで転がっていった。
「ひょっとして効いた……?」
数十メートル前方で倒れるビッグ・Gは動かない。
ローラは意外と自分の攻撃が効いたのかなと期待を膨らませたが、その淡い思いは秒でかき消される。
のそりと上半身を起こしたビッグ・Gはそのまま立ち上がり、ゆっくりと二人の元へ向かって歩き出した。
「やっぱ全然効いてないじゃん……ショック……」
残念そうに肩を落とすローラ。一方でレイがようやく攻撃体勢に入った。
「援護ありがとなローラ!おかげで魔力集まったぜ」
そういったレイの右腕には魔力が集まり、ゴブリン三体と雑木林をなぎ倒したあのドラゴンの腕が再び現れていた。
相変わらずの魔力の強さにローラは勿論、遠くで戦闘を見ていたゴブリン達も皆その魔力にゾッとしている。
ゆっくりと歩いていたビッグ・Gは遂にレイとローラに留めを差しきた―。
「いつまでもチョロチョロと鬱陶しくてしょうがない……次で終わりだガキ共ッ!!」
言葉通りビッグ・Gは今までよりも更に魔力を高めた。
限界まで高められたであろうその魔力の強さで、次で終わりという言葉がハッタリではない事が分かる。
次の一撃がラスト―。
レイとローラは近い距離におり、ビッグ・Gにとってはまとめて潰せる好都合の位置だった。
のそりのそりと歩いていたかと思ったら次の瞬間には二人の視界からビッグ・G消えた。
右、左、と見渡すがビッグ・Gの姿がない。
何処へ行ったと探していると足元の地面に動く影を見つけた―。
「――上だッ!」
そう……。
消えたと思ったビッグ・Gは高くジャンプしていた。今までとは比べ物にならないスピード。
ビッグ・Gは両手でこん棒を振り上げ、レイとローラの頭上から隕石の様な巨体で襲い掛かる―。
「――死ねッッ!!!」
若干反応が遅れたレイとローラだが二人は冷静だった。
ローラは魔法で再び小さな火の弾を飛ばし、ビッグ・Gの目元で爆破させた。
威力はまるで無いが急所を的確に狙ったローラの業あり。食らったビッグ・Gは目を開けられなかった。
しかし、ビッグ・Gはなりふり構わずそのままこん棒を叩きつけた―。
「クソがッ……!!潰れろッ!!」
「ラスト頼むわよ!」
「よっしゃ!!」
ビッグ・Gの巨大なこん棒が二人にぶつかる寸前、そのこん棒よりも更に速いレイの攻撃がビッグ・Gの巨体を豪快に捉えた―。
「――“黒龍の拳”ッ……!!!」
ビッグ・Gの巨体を殴り飛ばすドラゴンの拳―。
殴られたビッグ・Gは自らがジャンプした高さよりも遥かに高い上空まで飛ばされていった―。
生い茂る木々の中、どこまで飛ばされたかしっかり確認するのは難しかった。
「だいぶ飛んでいったわね。フゥ~……これで一件落着っと。これでもう悪さしないでしょ!皆ビビッて速攻で逃げてたから一体もゴブリンいないし」
ローラの言った通り、いつの間にか大量にいたゴブリン達が一体もいなかった。
ビッグ・Gがやられ皆一斉に逃げた様だ。
今日でゴブリン帝国はその歴史に幕を閉じる事となった―。
<……まぁまぁだったな。今回の事に懲りたのなら直ぐに強くなれ、レイよ>
「ああ」
レイは真剣な眼差しで頷き、強くなるとドーランに誓った。
「さぁ!これで無事クエストも済んだし、トワイライトに戻りましょ!」
「そうだな!でも……まさか一番下のEランクがこんなに大変だったとは……」
「これはイレギュラーよ。あのビッグ・Gとかいうゴブリンは間違いなく中級クラスの強さだったわ。ランクで言ったらC~Bランクのクエストよきっと。ホントに危なかったわ!」
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