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第一章 ~追放と出会い~
17 トワイライト
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
~火の王国・トワイライト~
冒険者ギルドを後にしたレイとローラ。
空を飛ぶこと数分…目的地であるトワイライトの町へ着いた。
王都フレイムから少し離れた静かで自然豊かな町。
そんなイメージのあるトワイライトで、例えEランクとはいえ討伐の依頼を出すとは珍しいなと思うローラ。
二人は街に降り立ち依頼主の元へと向かった。
少し歩くと依頼主の家が見えてきた。
ローラのイメージ通り町は静かで辺りは自然が豊かである。
農作物を営んでいる家が多いトワイライトではあちこちで牛や豚を飼育したり、様々な野菜や果物を育てている畑や農園が多く見られ、静かで自然豊かな街だが人々に活気がある。
間違いなく火の王国の食を支えているとても魅力ある町だ。
のどかな景色を見ながら歩いているうちにレイとローラは依頼主の家に着いた。
「こんにちはー!」と大きな声でレイが呼びかけると、家のすぐ横にある広い畑から依頼主と思われる男の人が歩いてきた。
畑で何か作業していたであろうその男の人は、首にかけていたタオルで顔の汗を拭き持っていた鍬を止めてある作業車に立て掛けた。
「――見かけない子達だね。何かご用かな?」
「俺はレイ!こっちはローラ!俺達ハンターなんですけど、ゴブリンの討伐依頼で来ました!」
「おお!そうだったのかい。それはわざわざありがとう。私はその依頼を出したトワイライトの町長です。宜しくね若いハンターさん!」
町長さんは二人にそう言うと、事情を詳しく話すので中へどうぞとレイとローラを家に入れお茶を出した。
頂きますと二人がお茶を飲み町長さんも自分のお茶を一口飲むと、今回のクエストの依頼について話し始めた。
「―ここまで足を運んでくれてありがとう。早速依頼の事だけど……ここ二ヵ月程、すぐ横にある畑は勿論トワイライト全体で畑がゴブリンに荒らされるというのが何度かあってね……。
この町にも何人かハンターの者がおるからゴブリンを追い払うようにお願いしていたんだが、ここにおるハンター達もメインは農業の者が多くてね。討伐の経験は少なくていくらゴブリンといえども数や荒らしが増えてきてしまって手に負えないんだ……」
「じゃあそのゴブリン達を一掃すればいいんですね?俺に任せて下さい!」
レイはドンと胸を叩きやる気満々だったが、一つ気になる事があったローラは町長さんに聞いた。
「お話は分かりました。ゴブリンなら私達に任せて下さい。ただ一つ気になった事が……」
この先のローラの言葉を町長さんは分かっていたらしく確認するように聞いてきた。
「“何故急にゴブリンが来るようになったか”……だね?」
「はい。何かあったのでしょうか?」
「実はそこが私達も気になっていてね……。今までこんな事はなかったから理由が分からないんだ。だからもし可能であれば、ゴブリンの討伐とその出所を調べてもらえるととても助かるんだが……」
「分かりました!その原因も私達が調べてみます!」
ローラも困っている町長さんを見て助けたいと強く思った。
レイとローラは顔を合わせ「よし」と頷くと、町長さんにゴブリンが出てくる場所や数、時間帯などを聞き作戦を練った。
ゴブリンを待ち伏せたいが場所がバラバラで特定できない為、どちらか一人が飛んで上から見張り、もう一人は下で畑を見て回ろうという事になった。上と下からなら普通よりも早く見つけ出せるだろうと考えた二人は直ぐに行動に移した。
空担当になったローラはホウキでトワイライトを見渡せる程の高さまで上昇していき、下に残ったレイは町長さんに貰ったトワイライトの地図で近くにある畑から順に見て回る。
町長さんの話では朝、昼、晩と荒らされる時間帯はバラバラで、人がいるいないに関わらず急に現れて畑の農作物を食べたり奪っていくという。
いつ現れるかも分からないゴブリン達にレイとローラは警戒しつつも気長に待とうと話していたが、タイミングが良いのか悪いのか早くも動きが見られた―。
「――こちらローラ。東の方向にある雑木林で何か動いているのを発見直ぐに向かって!」
「――こちらレイ!了解した!すぐ現場に向かう!」
二人は耳に小型のイヤホンとマイクが付いた無線機で連絡を取り合っている。
常にお互いを確認できる程の距離と高さだったので大声で叫ぶなり魔力で合図するなり方法あったのだが、レイがまず形から入るのも大事だと警察やスパイのマネをした小型の無線機にしようと如何にも男の子な意見を出した。
直ぐに却下したローラだが、魔色0のレイではそもそも簡単な合図さえ魔法で出せないという結論にいたり仕方なく今回のスタイルを受け入れたのだ。
呆れた様子でローラは無線機を二人分魔法で創り出し一つをレイに渡した。
本来なら魔力を使えない自分を恥じるところだが、レイは警察やスパイにでもなりきったのか一人テンションが高かった。
取り敢えずその事はさて置いて、何やら動くものを見つけたローラとレイは雑木林の一番近くにある畑へと向かった。
雑木林の西から東へ動いているいくつかの影……。
高度を下げ“標的”をしっかり確認したローラが再び無線でレイに報告する。
「――こちらローラ…標的を確認!動いてそっちに向かっているのは三体の“ゴブリン”。私が飛んでいる真下の位置から真っ直ぐトワイライトへ向かっているわ!」
「――こちらレイ!報告感謝だローラ!ゴブリン達の先回りをする!雑木林を抜けた畑で落ち合おう!」
ゴブリンを確認したローラはスピードを上げレイの言った畑に降りる。
その数秒後に色々やる気満々でノリに乗っているレイも到着した。
二人はゴブリン達が抜けてくる雑木林の数十メートル手前で待ち構える。
「足早いわねアンタ。」
「運動神経はいいからな!しかも今はやる気も満ちているから更に速ぇ!」
「訳分かんない体の仕組みね……。一番はドラゴン食べて平気な所だけど。」
<どうでもいいがもうくるぞ>
くだらない会話をしている二人にゴブリンの魔力を感知していたドーランが言う。
それとほぼ同時にゴブリン三体が勢いよく雑木林を抜けレイ達の前に現れた―。
~火の王国・トワイライト~
冒険者ギルドを後にしたレイとローラ。
空を飛ぶこと数分…目的地であるトワイライトの町へ着いた。
王都フレイムから少し離れた静かで自然豊かな町。
そんなイメージのあるトワイライトで、例えEランクとはいえ討伐の依頼を出すとは珍しいなと思うローラ。
二人は街に降り立ち依頼主の元へと向かった。
少し歩くと依頼主の家が見えてきた。
ローラのイメージ通り町は静かで辺りは自然が豊かである。
農作物を営んでいる家が多いトワイライトではあちこちで牛や豚を飼育したり、様々な野菜や果物を育てている畑や農園が多く見られ、静かで自然豊かな街だが人々に活気がある。
間違いなく火の王国の食を支えているとても魅力ある町だ。
のどかな景色を見ながら歩いているうちにレイとローラは依頼主の家に着いた。
「こんにちはー!」と大きな声でレイが呼びかけると、家のすぐ横にある広い畑から依頼主と思われる男の人が歩いてきた。
畑で何か作業していたであろうその男の人は、首にかけていたタオルで顔の汗を拭き持っていた鍬を止めてある作業車に立て掛けた。
「――見かけない子達だね。何かご用かな?」
「俺はレイ!こっちはローラ!俺達ハンターなんですけど、ゴブリンの討伐依頼で来ました!」
「おお!そうだったのかい。それはわざわざありがとう。私はその依頼を出したトワイライトの町長です。宜しくね若いハンターさん!」
町長さんは二人にそう言うと、事情を詳しく話すので中へどうぞとレイとローラを家に入れお茶を出した。
頂きますと二人がお茶を飲み町長さんも自分のお茶を一口飲むと、今回のクエストの依頼について話し始めた。
「―ここまで足を運んでくれてありがとう。早速依頼の事だけど……ここ二ヵ月程、すぐ横にある畑は勿論トワイライト全体で畑がゴブリンに荒らされるというのが何度かあってね……。
この町にも何人かハンターの者がおるからゴブリンを追い払うようにお願いしていたんだが、ここにおるハンター達もメインは農業の者が多くてね。討伐の経験は少なくていくらゴブリンといえども数や荒らしが増えてきてしまって手に負えないんだ……」
「じゃあそのゴブリン達を一掃すればいいんですね?俺に任せて下さい!」
レイはドンと胸を叩きやる気満々だったが、一つ気になる事があったローラは町長さんに聞いた。
「お話は分かりました。ゴブリンなら私達に任せて下さい。ただ一つ気になった事が……」
この先のローラの言葉を町長さんは分かっていたらしく確認するように聞いてきた。
「“何故急にゴブリンが来るようになったか”……だね?」
「はい。何かあったのでしょうか?」
「実はそこが私達も気になっていてね……。今までこんな事はなかったから理由が分からないんだ。だからもし可能であれば、ゴブリンの討伐とその出所を調べてもらえるととても助かるんだが……」
「分かりました!その原因も私達が調べてみます!」
ローラも困っている町長さんを見て助けたいと強く思った。
レイとローラは顔を合わせ「よし」と頷くと、町長さんにゴブリンが出てくる場所や数、時間帯などを聞き作戦を練った。
ゴブリンを待ち伏せたいが場所がバラバラで特定できない為、どちらか一人が飛んで上から見張り、もう一人は下で畑を見て回ろうという事になった。上と下からなら普通よりも早く見つけ出せるだろうと考えた二人は直ぐに行動に移した。
空担当になったローラはホウキでトワイライトを見渡せる程の高さまで上昇していき、下に残ったレイは町長さんに貰ったトワイライトの地図で近くにある畑から順に見て回る。
町長さんの話では朝、昼、晩と荒らされる時間帯はバラバラで、人がいるいないに関わらず急に現れて畑の農作物を食べたり奪っていくという。
いつ現れるかも分からないゴブリン達にレイとローラは警戒しつつも気長に待とうと話していたが、タイミングが良いのか悪いのか早くも動きが見られた―。
「――こちらローラ。東の方向にある雑木林で何か動いているのを発見直ぐに向かって!」
「――こちらレイ!了解した!すぐ現場に向かう!」
二人は耳に小型のイヤホンとマイクが付いた無線機で連絡を取り合っている。
常にお互いを確認できる程の距離と高さだったので大声で叫ぶなり魔力で合図するなり方法あったのだが、レイがまず形から入るのも大事だと警察やスパイのマネをした小型の無線機にしようと如何にも男の子な意見を出した。
直ぐに却下したローラだが、魔色0のレイではそもそも簡単な合図さえ魔法で出せないという結論にいたり仕方なく今回のスタイルを受け入れたのだ。
呆れた様子でローラは無線機を二人分魔法で創り出し一つをレイに渡した。
本来なら魔力を使えない自分を恥じるところだが、レイは警察やスパイにでもなりきったのか一人テンションが高かった。
取り敢えずその事はさて置いて、何やら動くものを見つけたローラとレイは雑木林の一番近くにある畑へと向かった。
雑木林の西から東へ動いているいくつかの影……。
高度を下げ“標的”をしっかり確認したローラが再び無線でレイに報告する。
「――こちらローラ…標的を確認!動いてそっちに向かっているのは三体の“ゴブリン”。私が飛んでいる真下の位置から真っ直ぐトワイライトへ向かっているわ!」
「――こちらレイ!報告感謝だローラ!ゴブリン達の先回りをする!雑木林を抜けた畑で落ち合おう!」
ゴブリンを確認したローラはスピードを上げレイの言った畑に降りる。
その数秒後に色々やる気満々でノリに乗っているレイも到着した。
二人はゴブリン達が抜けてくる雑木林の数十メートル手前で待ち構える。
「足早いわねアンタ。」
「運動神経はいいからな!しかも今はやる気も満ちているから更に速ぇ!」
「訳分かんない体の仕組みね……。一番はドラゴン食べて平気な所だけど。」
<どうでもいいがもうくるぞ>
くだらない会話をしている二人にゴブリンの魔力を感知していたドーランが言う。
それとほぼ同時にゴブリン三体が勢いよく雑木林を抜けレイ達の前に現れた―。
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