39 / 51
3杯目~悪酒~
38 盗賊団頭、ルルカ
しおりを挟む
「――はい。これで大丈夫ですヨ」
「助かったぞリフェル。ありがとう」
リフェルの治癒魔法によってタヌキの傷がどんどん治っていく。傷も塞がり、さっきまでの荒々しい呼吸も落ち着いてきた様子だ。
「これタヌキ……だよな?」
「多分」
「タヌキって羽生えてたか?」
「タヌキに羽なんてあるわけないでしょ。それに羽と言うより鳥の翼みたいだけど」
「確かに……って、どっちにしても可笑しいだろ。タヌキなんだから。こういう種族なのかな」
「いや、こんな種族は存在しない筈だ」
「私もアクルと同じ意見でス。私のデータに存在しませン」
「じゃあこれは一体……」
話しをしていると、意識が戻ったのかタヌキが動き出した。
そしてこれが、この島で起こる俺達の物語の始まりだった――。
「……」
「お、動いたぞ。何はともあれ大丈夫そうだな。羽の生えたタヌキなんて初めて見た。ほら、元気になったなら森へ戻りな」
「――“動物扱いされてもな”」
「ん?……何か言ったか?」
声が聞こえた俺はリフェル達を見た。だが誰も言葉を発しない。3人共不思議そうに互いの顔を見た後、再び俺を見てきた。
「いや。オラ達じゃないぞ……」
「え? だって今何か喋っただろ?」
「私ではないでス」
「私も」
ん……? 皆困惑した表情を浮かべている。ふざけている……訳じゃないよな?
でも今確かに誰かッ……「――“俺だよ旦那”」
また声がした。
俺はリフェル達を見たが全員首を振っている。訳が分からねぇ。皆も無意識の内に辺りをキョロキョロ見渡していた。
気のせいではなく確かに聞こえる。でも俺達じゃない。
なら一体これは誰のッ……「――“お~い、こっちこっち! ここだよ”」
「「――⁉⁉」」
俺は……じゃなく、全員が目を疑った。
「良かった良かった。やっと気が付いてくれたみたいだな」
おいおいおい……どうなってんだこれは……。
「いや~、危ない所を助けてもらってマジで感謝! もうダメかと思ってたんよ」
これまでの人生でも目を疑う様な事はそれなりにあった。だがその中でもコレはまた異様――。
「ありがとう! 旦那達のお陰で助かったぜ」
俺達が今見ているものが夢でなければ、この世界の誰が信じてくれるだろうか。
ついさっきまで大怪我をして力尽きそうだったタヌキが、何故か羽を生やしている挙句にこちらに向かって“喋っている”なんて。
一体何処の誰が信じてくれようか――。
「な、なッ……何なんだお前はぁぁぁ⁉⁉」
ヘクセンリーパーという悪名高き魔女の島にいる事を忘れ、俺は思わず大声で叫んでしまった。でもこれはしょうがねぇ。
だってあろう事かタヌキが喋っているんだからな!
しかも流暢に。しかも人間みたいに2本足で立ってるし。
「まぁまぁまぁ。驚くのは分かるけどさ、取り敢えず深呼吸して落ち着きなよ。話はそれから」
まだ現実を受け止めきれていない上に、俺は今ひょっとしてタヌキに気遣われている?
アクルとエマも驚いているのか、タヌキを見て珍しく呆然としている様だ。しかもこんな摩訶不思議な状況にも関わらず、流石と言うべきなのかリフェルが1番最初に言葉を返した。
「アナタは何者ですか?」
「お、お姉さんすげー美人だね。 ラッキー! こんな美女に助けてもらったのか俺は。名前は?」
「私の質問が先ですヨ」
「これは失礼。助けてもらったのに自己紹介がまだだった。改めて……危ない所を助けてくれてサンキューな。俺の名前は“ルルカ・ヴィクラム・デーヴィ”。信じられないと思うけど、これでもれっきとした人間なんよ。それと一応盗賊やってるんで宜しく!」
「はい。分かりましタ」
「軽ッ! お姉さん面白いね。ヒャハハ」
ルルカと名乗った羽つきタヌキ。 見れば見るほど不思議でならん。
「もしかして……“デーヴィ盗賊団”?」
そう口にしたのはエマであった。
「ん? 俺らの事知ってるのか、獣人族のお嬢ちゃん」
「私のデータからも抽出されましタ。ルルカ・ヴィクラム・デーヴィ。年齢21歳。男。女好きで軽い人間ですが、盗賊としての才能は折り紙付き。彼が10代で結成したデーヴィ盗賊団はその界隈で一躍名を轟かせていますネ」
このタヌキが盗賊団の頭? それも名のある……つか、その前に人間ってどういう事? 情報が渋滞してやがる。
「はぁ~、これは驚いた。お嬢ちゃんもお姉さんも知ってるなんて、俺も随分有名になってるなぁ。お姉さんなんて最早俺のファンだよね」
「あり得ませン。ただアナタの情報を申し上げているだけでス」
清々しいまでの一刀両断。お調子者の彼も流石に戸惑ったみたいだな。
一旦会話が止まった所で今度は俺が彼に聞いた。
「なぁタヌキ。お前が人間ってどういう事だ」
「今度は旦那が質問ね。それにその答えは話すとまぁ長いんよ……。でも噓ではない。お姉さんが言った様に俺は盗賊団の頭であり、ルルカという1人の人間だ。今は“魔女の呪い”によってこんな姿だけどよ」
疑いたくもなるが、そう語るルルカというタヌキの瞳は真剣だった。
「魔女の呪いって……もしかしてこの島にいるヘクセンリーパーか?」
「そうさ。俺が言うのも変だけど、旦那達こそ何者なんよ? こんな所にいて。まさか奴の友達とかじゃないよね」
「まさか。友達どころか見た事もねぇ。何なら名前もさっき知ったばっかりだ。俺達はその魔女にちょっと聞きたいことがあってな」
「へぇ……。まぁ旦那達があの魔女に何の用があるか知らないけど、それは無理かもしれんよ」
「何故だ?」
「何故って……ヘクセンリーパーは俺が“殺す”から」
今までの軽い雰囲気からは一転。
彼の最後の一言からはとてつもない殺意と覚悟の重さを感じた――。
「助かったぞリフェル。ありがとう」
リフェルの治癒魔法によってタヌキの傷がどんどん治っていく。傷も塞がり、さっきまでの荒々しい呼吸も落ち着いてきた様子だ。
「これタヌキ……だよな?」
「多分」
「タヌキって羽生えてたか?」
「タヌキに羽なんてあるわけないでしょ。それに羽と言うより鳥の翼みたいだけど」
「確かに……って、どっちにしても可笑しいだろ。タヌキなんだから。こういう種族なのかな」
「いや、こんな種族は存在しない筈だ」
「私もアクルと同じ意見でス。私のデータに存在しませン」
「じゃあこれは一体……」
話しをしていると、意識が戻ったのかタヌキが動き出した。
そしてこれが、この島で起こる俺達の物語の始まりだった――。
「……」
「お、動いたぞ。何はともあれ大丈夫そうだな。羽の生えたタヌキなんて初めて見た。ほら、元気になったなら森へ戻りな」
「――“動物扱いされてもな”」
「ん?……何か言ったか?」
声が聞こえた俺はリフェル達を見た。だが誰も言葉を発しない。3人共不思議そうに互いの顔を見た後、再び俺を見てきた。
「いや。オラ達じゃないぞ……」
「え? だって今何か喋っただろ?」
「私ではないでス」
「私も」
ん……? 皆困惑した表情を浮かべている。ふざけている……訳じゃないよな?
でも今確かに誰かッ……「――“俺だよ旦那”」
また声がした。
俺はリフェル達を見たが全員首を振っている。訳が分からねぇ。皆も無意識の内に辺りをキョロキョロ見渡していた。
気のせいではなく確かに聞こえる。でも俺達じゃない。
なら一体これは誰のッ……「――“お~い、こっちこっち! ここだよ”」
「「――⁉⁉」」
俺は……じゃなく、全員が目を疑った。
「良かった良かった。やっと気が付いてくれたみたいだな」
おいおいおい……どうなってんだこれは……。
「いや~、危ない所を助けてもらってマジで感謝! もうダメかと思ってたんよ」
これまでの人生でも目を疑う様な事はそれなりにあった。だがその中でもコレはまた異様――。
「ありがとう! 旦那達のお陰で助かったぜ」
俺達が今見ているものが夢でなければ、この世界の誰が信じてくれるだろうか。
ついさっきまで大怪我をして力尽きそうだったタヌキが、何故か羽を生やしている挙句にこちらに向かって“喋っている”なんて。
一体何処の誰が信じてくれようか――。
「な、なッ……何なんだお前はぁぁぁ⁉⁉」
ヘクセンリーパーという悪名高き魔女の島にいる事を忘れ、俺は思わず大声で叫んでしまった。でもこれはしょうがねぇ。
だってあろう事かタヌキが喋っているんだからな!
しかも流暢に。しかも人間みたいに2本足で立ってるし。
「まぁまぁまぁ。驚くのは分かるけどさ、取り敢えず深呼吸して落ち着きなよ。話はそれから」
まだ現実を受け止めきれていない上に、俺は今ひょっとしてタヌキに気遣われている?
アクルとエマも驚いているのか、タヌキを見て珍しく呆然としている様だ。しかもこんな摩訶不思議な状況にも関わらず、流石と言うべきなのかリフェルが1番最初に言葉を返した。
「アナタは何者ですか?」
「お、お姉さんすげー美人だね。 ラッキー! こんな美女に助けてもらったのか俺は。名前は?」
「私の質問が先ですヨ」
「これは失礼。助けてもらったのに自己紹介がまだだった。改めて……危ない所を助けてくれてサンキューな。俺の名前は“ルルカ・ヴィクラム・デーヴィ”。信じられないと思うけど、これでもれっきとした人間なんよ。それと一応盗賊やってるんで宜しく!」
「はい。分かりましタ」
「軽ッ! お姉さん面白いね。ヒャハハ」
ルルカと名乗った羽つきタヌキ。 見れば見るほど不思議でならん。
「もしかして……“デーヴィ盗賊団”?」
そう口にしたのはエマであった。
「ん? 俺らの事知ってるのか、獣人族のお嬢ちゃん」
「私のデータからも抽出されましタ。ルルカ・ヴィクラム・デーヴィ。年齢21歳。男。女好きで軽い人間ですが、盗賊としての才能は折り紙付き。彼が10代で結成したデーヴィ盗賊団はその界隈で一躍名を轟かせていますネ」
このタヌキが盗賊団の頭? それも名のある……つか、その前に人間ってどういう事? 情報が渋滞してやがる。
「はぁ~、これは驚いた。お嬢ちゃんもお姉さんも知ってるなんて、俺も随分有名になってるなぁ。お姉さんなんて最早俺のファンだよね」
「あり得ませン。ただアナタの情報を申し上げているだけでス」
清々しいまでの一刀両断。お調子者の彼も流石に戸惑ったみたいだな。
一旦会話が止まった所で今度は俺が彼に聞いた。
「なぁタヌキ。お前が人間ってどういう事だ」
「今度は旦那が質問ね。それにその答えは話すとまぁ長いんよ……。でも噓ではない。お姉さんが言った様に俺は盗賊団の頭であり、ルルカという1人の人間だ。今は“魔女の呪い”によってこんな姿だけどよ」
疑いたくもなるが、そう語るルルカというタヌキの瞳は真剣だった。
「魔女の呪いって……もしかしてこの島にいるヘクセンリーパーか?」
「そうさ。俺が言うのも変だけど、旦那達こそ何者なんよ? こんな所にいて。まさか奴の友達とかじゃないよね」
「まさか。友達どころか見た事もねぇ。何なら名前もさっき知ったばっかりだ。俺達はその魔女にちょっと聞きたいことがあってな」
「へぇ……。まぁ旦那達があの魔女に何の用があるか知らないけど、それは無理かもしれんよ」
「何故だ?」
「何故って……ヘクセンリーパーは俺が“殺す”から」
今までの軽い雰囲気からは一転。
彼の最後の一言からはとてつもない殺意と覚悟の重さを感じた――。
0
お気に入りに追加
368
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
異世界災派 ~1514億4000万円を失った自衛隊、海外に災害派遣す~
ス々月帶爲
ファンタジー
元号が令和となり一年。自衛隊に数々の災難が、襲い掛かっていた。
対戦闘機訓練の為、東北沖を飛行していた航空自衛隊のF-35A戦闘機が何の前触れもなく消失。そのF-35Aを捜索していた海上自衛隊護衛艦のありあけも、同じく捜索活動を行っていた、いずも型護衛艦2番艦かがの目の前で消えた。約一週間後、厄災は東北沖だけにとどまらなかった事を知らされた。陸上自衛隊の車両を積載しアメリカ合衆国に向かっていたC-2が津軽海峡上空で消失したのだ。
これまでの損失を計ると、1514億4000万円。過去に類をみない、恐ろしい損害を負った防衛省・自衛隊。
防衛省は、対策本部を設置し陸上自衛隊の東部方面隊、陸上総隊より選抜された部隊で混成団を編成。
損失を取り返すため、何より一緒に消えてしまった自衛官を見つけ出す為、混成団を災害派遣する決定を下したのだった。
派遣を任されたのは、陸上自衛隊のプロフェッショナル集団、陸上総隊の隷下に入る中央即応連隊。彼等は、国際平和協力活動等に尽力する為、先遣部隊等として主力部隊到着迄活動基盤を準備する事等を主任務とし、日々訓練に励んでいる。
其の第一中隊長を任されているのは、暗い過去を持つ新渡戸愛桜。彼女は、この派遣に於て、指揮官としての特殊な苦悩を味い、高みを目指す。
海上自衛隊版、出しました
→https://ncode.syosetu.com/n3744fn/
※作中で、F-35A ライトニングⅡが墜落したことを示唆する表現がございます。ですが、実際に墜落した時より前に書かれた表現ということをご理解いただければ幸いです。捜索が打ち切りとなったことにつきまして、本心から残念に思います。搭乗員の方、戦闘機にご冥福をお祈り申し上げます。
「小説家になろう」に於ても投稿させて頂いております。
→https://ncode.syosetu.com/n3570fj/
「カクヨム」に於ても投稿させて頂いております。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889229369
一般トレジャーハンターの俺が最強の魔王を仲間に入れたら世界が敵になったんだけど……どうしよ?
大好き丸
ファンタジー
天上魔界「イイルクオン」
世界は大きく分けて二つの勢力が存在する。
”人類”と”魔族”
生存圏を争って日夜争いを続けている。
しかしそんな中、戦争に背を向け、ただひたすらに宝を追い求める男がいた。
トレジャーハンターその名はラルフ。
夢とロマンを求め、日夜、洞窟や遺跡に潜る。
そこで出会った未知との遭遇はラルフの人生の大きな転換期となり世界が動く
欺瞞、裏切り、秩序の崩壊、
世界の均衡が崩れた時、終焉を迎える。
最悪から始まった新たな生活。運命は時に悪戯をするようだ。
久遠 れんり
ファンタジー
男主人公。
勤務中体調が悪くなり、家へと帰る。
すると同棲相手の彼女は、知らない男達と。
全員追い出した後、頭痛はひどくなり意識を失うように眠りに落ちる。
目を覚ますとそこは、異世界のような現実が始まっていた。
そこから始まる出会いと、変わっていく人々の生活。
そんな、よくある話。
異世界転生 我が主のために ~不幸から始まる絶対忠義~ 冒険・戦い・感動を織りなすファンタジー
紫電のチュウニー
ファンタジー
第四部第一章 新大陸開始中。 開始中(初投稿作品)
転生前も、転生後も 俺は不幸だった。
生まれる前は弱視。
生まれ変わり後は盲目。
そんな人生をメルザは救ってくれた。
あいつのためならば 俺はどんなことでもしよう。
あいつの傍にずっといて、この生涯を捧げたい。
苦楽を共にする多くの仲間たち。自分たちだけの領域。
オリジナルの世界観で描く 感動ストーリーをお届けします。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令嬢の騎士
コムラサキ
ファンタジー
帝都の貧しい家庭に育った少年は、ある日を境に前世の記憶を取り戻す。
異世界に転生したが、戦争に巻き込まれて悲惨な最期を迎えてしまうようだ。
少年は前世の知識と、あたえられた特殊能力を使って生き延びようとする。
そのためには、まず〈悪役令嬢〉を救う必要がある。
少年は彼女の騎士になるため、この世界で生きていくことを決意する。
御者のお仕事。
月芝
ファンタジー
大陸中を巻き込んだ戦争がようやく終わった。
十三あった国のうち四つが地図より消えた。
大地のいたるところに戦争の傷跡が深く刻まれ、人心は荒廃し、文明もずいぶんと退化する。
狂った環境に乱れた生態系。戦時中にバラ撒かれた生体兵器「慮骸」の脅威がそこいらに充ち、
問題山積につき夢にまでみた平和とはほど遠いのが実情。
それでも人々はたくましく、復興へと向けて歩き出す。
これはそんな歪んだ世界で人流と物流の担い手として奮闘する御者の男の物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる