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第5章~創造とエデンと2つの力
63 有名な握手商人
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これまたイェルメスさんの言う通り、見た目の割に賢いんだよディオルドは。
「だろ? だったらわざわざ探しす必要はねぇ。そのうち自然と引き寄せ合うさ。寧ろもう動き出してるだろ。どっちかって言うと」
「そうですね。ディオルド君ッ……じゃなかったですね、ディオルドの言う通り、互いが引き合う運命にあるのでしたら、それは神様がきっと導いてくれています」
ディオルドは兎も角、ロセリーヌさんの言葉はとても素敵だなぁ。同じニュアンスの事を言っているのに、伝わる有難みが全然違う。やはり次のシスターになる聖女は違うな~。
「彼らの言う事は一理あるぞジル。もしロストの力を持つ者が我々の様に争う事を望んでいないのならば、その時は何時か自然と平和に引かれ合う事だろう。だが、もし相手が君の力を狙っているとするならば……考え得る限り結果は最悪な形となるかもしれないな」
「そんな……。最悪な結果って、やっぱり第四次世界大魔戦が起きちゃうって事だよね……?ダメダメ! そんなの絶対にダメだよ!」
無駄な争いなんて絶対に起こしちゃダメだ。
「そうだな。多くの者が争いなど望んでいない。しかし最悪という可能性がある以上、君達に出来る事はもう決まっている。そうだろディオルドや」
「ああ。俺らが探すのはロストを持つ奴じゃねぇ。お頭のその力を与えられる対象者……つまり、残りの“6人”を探し出すんだ」
「残りの対象者を……⁉」
「そうだ。どの道ロストを持つ奴も対象者って奴らも手掛かりなんてないだろ?イェルメス」
「あればもう教えているさ」
「ほらな。だったら俺らは先ず対象者を探すべきだろうがよ。最も最悪な展開を見越してな。もう既にロストの奴は動き出しているかもしれない。お頭の様に力も覚醒して、俺らよりも対象者をみつけているかもな。1番最悪なのは大魔戦が起こる事じゃない。
本当の終わりは、俺らよりも奴らの方が強かった場合だ。そうなったらもう何も出来ねぇ」
言われてみれば確かにそうだよね……。
今までは何も分からずに過ごしてきたけど、僕達の知らない所でもう動き出してるかもしれないんだ。
「うん。そうだねディオルド……。向こうの情報が一切分からない以上、今の僕達に出来る事はそれしかない。万が一に備えて“仲間”を見つけなくちゃ。ロストの力が強大であったとしても、僕達がそれ以上に強ければ止められるし守れる」
「そう言う事。やっと上を向き始めたな。何時も遅ぇんだよお頭は」
「ハハハ、迷惑をお掛けしてますホント……」
「じゃあジルさ、ロセリーヌと手繋いでみてよ!」
衝撃的なティファーナの登場。
まずは冷静になろう……よし。
「また突然何を言い出すんだよ君は」
「だって私達みたいな仲間探すんでしょ? だったら早く手繋いでよ。紋章出るかもしれないじゃん!」
「成程ね……」
確かにティファーナ達も皆握手でその力が発生したけど、正直確率はかなり低い。初めてティファーナに魔力を渡せた時から散々試した結果がディオルドとバレンだ。
因みに、僕は君達がクエストに行ってる間にも、色んな人と握手をして試している。挨拶代わりにね。お陰ですっかり“握手商人”として巷では有名になっているらしい。
ギルドの受付の人がそう言っていたからね。
それにバレンの時は直接触れなくても、この力が発動した……。
「誰これ構わず手を繋いだからと言ってこの力は覚醒されん。ジル本人が1番分かっているだろうがな。寧ろもう3人も対象者が見つかっている事自体奇跡に近い」
「やっぱりそうなんですね」
「そう言えばよ、この力の“真の力”を解放するには10人必要って言っていたが、そもそもこの魔力を与えるっていうのがお頭の持つバースの力じゃねぇのか?」
「ああ。私も見た事が無いからそうだとは言い切れぬが、どうやらバースの真の力と言うのは魔力を与える事が出来るのは勿論の事、バースの力を宿す“本人”も使える様になる――」
僕もこの魔力を……?
「今はジル本人に特別な魔力は無く、たまたま対象者と握手をした時にバースの力が覚醒されている様だが……本来はバースの力を持つ本人に凄まじい魔力が備わる。対象者に与えている魔力など氷山の一角に過ぎないぐらいだろう」
「え⁉ そ、そんなに凄い魔力が……⁉ この力に……⁉」
「これだけの魔力が氷山の一角とは末恐ろしいゲロ」
「そりゃ世界規模の戦争が起こる訳だ。手にした奴によって簡単に世界がひっくり返るじゃねぇかよ」
やっぱ危ない力だなコレ。 まぁ仮にそれだけの魔力があっても僕にとっては宝の持ち腐れだけどね。
「ビビッてんじゃねぇよお頭。バースがそれだけの力って事は、当然ロストも同等だ」
「その通り。ジルのバースと対照的に、ロストは魔力を奪う力。本来のロストの力であれば、本人は奪えば奪った分だけ魔力を自分のものに出来る。
恐らく、今は対象者にその力の一部が覚醒されているだろう。君達の様にな。力の効果は全く別物だが」
そうか。僕が皆に魔力を与えているのとは逆に、ロストは対象者達が魔力を奪うって事だね。どちらも使い方によっては本当に危険な力だ……。
「へぇ。じゃあ10人揃えばお頭はほぼ無限の魔力を手にする最強商人となるが、それはまた向こう然り。相手は無限に魔力を奪える最強盗人って感じか」
「最強盗人はまだ強そうだけど、ジルの最強商人は多分弱いゲロよ」
「ハッハッハッハッ!確かにな」
弱いのは自覚しているけどさ……そんなに笑わなくても……。
「だ・か・ら! そんな事より早くロセリーヌと手繋いでよジル!」
おっと。そう言えばずっとそんな事を言っていたね君は。まぁ結果はどうであれ僕もロセリーヌさんと手は繋いでみたいけど。
「手を繋ぐとその対象者というのが分かるんですよね……?」
「そうだよ。だからやってみてロセリーヌ」
「聞いてなかったのかよティファーナ。そんな簡単に見つからねぇんだこれは。まぁ、お頭はそんな事関係なく手は繋ぎたいって顔してるけどな」
なッ、何を言い出すんだディオルド……!
まずい。また感情が分かりやすく顔に出てしまっていたか。でも確かにロセリーヌさんと手を繋いでみたい。
自分の煩悩に嫌気が差す。
この変態商人め――。
「だろ? だったらわざわざ探しす必要はねぇ。そのうち自然と引き寄せ合うさ。寧ろもう動き出してるだろ。どっちかって言うと」
「そうですね。ディオルド君ッ……じゃなかったですね、ディオルドの言う通り、互いが引き合う運命にあるのでしたら、それは神様がきっと導いてくれています」
ディオルドは兎も角、ロセリーヌさんの言葉はとても素敵だなぁ。同じニュアンスの事を言っているのに、伝わる有難みが全然違う。やはり次のシスターになる聖女は違うな~。
「彼らの言う事は一理あるぞジル。もしロストの力を持つ者が我々の様に争う事を望んでいないのならば、その時は何時か自然と平和に引かれ合う事だろう。だが、もし相手が君の力を狙っているとするならば……考え得る限り結果は最悪な形となるかもしれないな」
「そんな……。最悪な結果って、やっぱり第四次世界大魔戦が起きちゃうって事だよね……?ダメダメ! そんなの絶対にダメだよ!」
無駄な争いなんて絶対に起こしちゃダメだ。
「そうだな。多くの者が争いなど望んでいない。しかし最悪という可能性がある以上、君達に出来る事はもう決まっている。そうだろディオルドや」
「ああ。俺らが探すのはロストを持つ奴じゃねぇ。お頭のその力を与えられる対象者……つまり、残りの“6人”を探し出すんだ」
「残りの対象者を……⁉」
「そうだ。どの道ロストを持つ奴も対象者って奴らも手掛かりなんてないだろ?イェルメス」
「あればもう教えているさ」
「ほらな。だったら俺らは先ず対象者を探すべきだろうがよ。最も最悪な展開を見越してな。もう既にロストの奴は動き出しているかもしれない。お頭の様に力も覚醒して、俺らよりも対象者をみつけているかもな。1番最悪なのは大魔戦が起こる事じゃない。
本当の終わりは、俺らよりも奴らの方が強かった場合だ。そうなったらもう何も出来ねぇ」
言われてみれば確かにそうだよね……。
今までは何も分からずに過ごしてきたけど、僕達の知らない所でもう動き出してるかもしれないんだ。
「うん。そうだねディオルド……。向こうの情報が一切分からない以上、今の僕達に出来る事はそれしかない。万が一に備えて“仲間”を見つけなくちゃ。ロストの力が強大であったとしても、僕達がそれ以上に強ければ止められるし守れる」
「そう言う事。やっと上を向き始めたな。何時も遅ぇんだよお頭は」
「ハハハ、迷惑をお掛けしてますホント……」
「じゃあジルさ、ロセリーヌと手繋いでみてよ!」
衝撃的なティファーナの登場。
まずは冷静になろう……よし。
「また突然何を言い出すんだよ君は」
「だって私達みたいな仲間探すんでしょ? だったら早く手繋いでよ。紋章出るかもしれないじゃん!」
「成程ね……」
確かにティファーナ達も皆握手でその力が発生したけど、正直確率はかなり低い。初めてティファーナに魔力を渡せた時から散々試した結果がディオルドとバレンだ。
因みに、僕は君達がクエストに行ってる間にも、色んな人と握手をして試している。挨拶代わりにね。お陰ですっかり“握手商人”として巷では有名になっているらしい。
ギルドの受付の人がそう言っていたからね。
それにバレンの時は直接触れなくても、この力が発動した……。
「誰これ構わず手を繋いだからと言ってこの力は覚醒されん。ジル本人が1番分かっているだろうがな。寧ろもう3人も対象者が見つかっている事自体奇跡に近い」
「やっぱりそうなんですね」
「そう言えばよ、この力の“真の力”を解放するには10人必要って言っていたが、そもそもこの魔力を与えるっていうのがお頭の持つバースの力じゃねぇのか?」
「ああ。私も見た事が無いからそうだとは言い切れぬが、どうやらバースの真の力と言うのは魔力を与える事が出来るのは勿論の事、バースの力を宿す“本人”も使える様になる――」
僕もこの魔力を……?
「今はジル本人に特別な魔力は無く、たまたま対象者と握手をした時にバースの力が覚醒されている様だが……本来はバースの力を持つ本人に凄まじい魔力が備わる。対象者に与えている魔力など氷山の一角に過ぎないぐらいだろう」
「え⁉ そ、そんなに凄い魔力が……⁉ この力に……⁉」
「これだけの魔力が氷山の一角とは末恐ろしいゲロ」
「そりゃ世界規模の戦争が起こる訳だ。手にした奴によって簡単に世界がひっくり返るじゃねぇかよ」
やっぱ危ない力だなコレ。 まぁ仮にそれだけの魔力があっても僕にとっては宝の持ち腐れだけどね。
「ビビッてんじゃねぇよお頭。バースがそれだけの力って事は、当然ロストも同等だ」
「その通り。ジルのバースと対照的に、ロストは魔力を奪う力。本来のロストの力であれば、本人は奪えば奪った分だけ魔力を自分のものに出来る。
恐らく、今は対象者にその力の一部が覚醒されているだろう。君達の様にな。力の効果は全く別物だが」
そうか。僕が皆に魔力を与えているのとは逆に、ロストは対象者達が魔力を奪うって事だね。どちらも使い方によっては本当に危険な力だ……。
「へぇ。じゃあ10人揃えばお頭はほぼ無限の魔力を手にする最強商人となるが、それはまた向こう然り。相手は無限に魔力を奪える最強盗人って感じか」
「最強盗人はまだ強そうだけど、ジルの最強商人は多分弱いゲロよ」
「ハッハッハッハッ!確かにな」
弱いのは自覚しているけどさ……そんなに笑わなくても……。
「だ・か・ら! そんな事より早くロセリーヌと手繋いでよジル!」
おっと。そう言えばずっとそんな事を言っていたね君は。まぁ結果はどうであれ僕もロセリーヌさんと手は繋いでみたいけど。
「手を繋ぐとその対象者というのが分かるんですよね……?」
「そうだよ。だからやってみてロセリーヌ」
「聞いてなかったのかよティファーナ。そんな簡単に見つからねぇんだこれは。まぁ、お頭はそんな事関係なく手は繋ぎたいって顔してるけどな」
なッ、何を言い出すんだディオルド……!
まずい。また感情が分かりやすく顔に出てしまっていたか。でも確かにロセリーヌさんと手を繋いでみたい。
自分の煩悩に嫌気が差す。
この変態商人め――。
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