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第3章~建設と武術と転生カエル~
29 エデン
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♢♦♢
~ギルドファクトリー~
「――こんにちは!」
「お。来たねティファーナちゃん」
記録更新。
僅か5日で3億G以上を稼ぎ出した僕達は、早速トビオさんの元へ来ていた。
「まさかここまで早く資金を集めるとは。と言うかよくこんな稼げたね。いや、ホント驚いてるよ俺。ティファ―ナちゃんもディオルド君も……2人共とんでもないね」
「全く同意見です」
「話していた通り、こっちももう準備が進んでるからね」
「ありがとうございます」
そう。海上ギルドの資金集めが始まった初日。ディオルドが加わった事により、まさかと思っていたが案の定、凄い金額を稼いできた。これは思った以上にヤバい事になりそうだと、僕は前もってトビオさんに連絡しておいた。
恐ろしい事に、資金が集まりそうなので早めにご連絡しておきますと、一報を入れておいたのだ。
だからトビオさん達も早速色々と動いてくれていたみたい。ありがとうございます。
「ここからは俺達に任せてくれ。最高のギルドを造らせてもらうよ」
「はい!お願いします!」
トビオさんを始め、ギルドファクトリーの皆さんも凄く活気に満ちている様子。まさか本当に海の上にギルドを建てる事になるなんて。自分達の事なのにあまり実感がないや。
「楽しみ~!いつ出来るの?明日?」
「ハハハ。流石にそれは無理だな。総動員でやるけど、完成には約2ヵ月は掛かるね」
「え~、そんなに掛かるんだ」
「当り前だろ。寧ろ海に建てるんだから早い方だぜ。なぁトビオさん」
「そう言ってくれると助かるよ。勿論1日でも早く仕上げるけど、どうせ造るなら一切妥協もしたくない。デザイン、強度、利便性、安全性、暮らしやすさ、商売繁盛。全てを最高に実現できる様、頑張らせてもらうね」
海上ギルドはトビオさん達に任せておけば何も問題なさそうだ。
「早く見たいなぁギルド。それまで私達はどうする? ジル」
「う~ん、確かにどうしようか」
ギルドが完成するまでまだまだ日にちがある。色々準備したいのは山々だが、それは別に今すぐじゃなくてもいい。少しギルドが完成に近づいたぐらいの方が、きっと僕達も必要な物とかイメージしやすいだろうし。
「やる事決まってねぇなら1ついいか?」
僕が悩んでいると、意外にもディオルドから提案があった。
「何かやりたい事あるの?」
「ああまぁな。やりたいって言うか、お頭。ギルド建てるって事は当然建てて終わりじゃなくて、その先があるだろ?」
「そうだね。ギルドを建てて安定した経営を目指してたけど、君達の存在で最早その心配はなくなった」
「何だそれ。そんな心配は兎も角よ、折角ギルド建てるんならやっぱ“狙う”よな?お頭」
ディオルドの言葉でハッとした。
「狙うって何を?」
ティファーナはまだ知らないか。
この世界の冒険者で……いや、この世界中で多くの人が1度は耳にした事があるであろう話。
スマイル・ベット同様、遥か昔より語り継がれている神話みたいなものだ。
人々は、それを『エデン』と呼ぶ――。
「ディオルドがあれを信じてるなんて意外だな」
「どうせならあると思って生きてた方が面白いだろ。実際、“誰も”否定出来ていないしよ」
「ねぇ、何の話なの?」
僕は、そのエデンの神話をティファ―ナに話した。
遥か昔より語り継がれている神話。本当にそのままだ。
この世界に数多存在するギルドの中で、嘘か誠か、その頂点に立ったギルドは『エデン』と称され、何でも“1つだけ願いを叶えてくれる”と言われている。
未だかつて、本当に願いを叶えてもらったなんて誰も聞いたことが無い。それは勿論、誰もそれを成しえていないからだ。
でもそれも当たり前。だってそもそも、1番のギルドなんて誰がどうやって何基準で決めるのかも分からない。1番のギルドを決める大会でもあるのなら話は別だけど、そんなものは無い。
それに、願いを叶えるっていうのも誰が?っていう話にもなる。具体的な事が1つもないんだよこの神話には……。
それなのに、何故か常識の様に何百年も語り継がれているんだから、よくよく考えてみれば可笑しな話だ。
でも実際、本気でこのエデンを目指してる人もいると、風の噂程度で聞くことがある。それこそ噓か誠か分からない事だ。僕は実際にそんな人に会った事が無いし、知り合いにもエデンを目指してる人なんていないからね。
「へぇ~。何か面白そう」
「だろ?でもこんなの誰もがガキの頃に聞くお伽話だ」
「でも、今ディオルドがそのエデンっていうの狙うって言ったじゃん」
「ああ、言ったぜ。俺も存在しないお伽話だと、“この間”まで思っていたからな」
ディオルドが意味深な発言をした。まさか、何かエデンの情報を知ったとでも言うのか?
「どういう意味?」
「お頭だよお頭。考えてみろって。俺とティファ―ナに起きたこの奇跡の魔力をよ。普通有り得ないだろこんなの。魔力がほぼ無限状態で扱えるし、強さも異常だ。お頭の力こそお伽話の世界だぜ」
「確かにね」
「こんな身近で、しかも自分に起きたとなりゃ、他のお伽話やら神話やら奇跡を少しぐらい真に受けてみてもいいだろうよ」
自信ありげな表情で言うディオルド。これこそ雲を掴む様な話で全く現実味が無いが、当然ティファ―ナは乗り気だし、そんな話嘘に決まってると決めつけるのも簡単だが、どうしてだろう? エデンなんて今ディオルドが言うまで覚えてもいなかったのに、何故だが僕も急に目指してみたくなった。
「もし私達がギルドNo.1のエデンになったら、私は世界で1番の結婚式をジルと挙げたいってお願いしよ~!ディオルドは何をお願いする?」
「そうだな~」
いくら何でも気が早過ぎるぞ。
「やっぱ、この世界で1番変な俺の体質を治してもらう」
「いいね。ジルは?」
こんな事考えもしなかったな。もし本当に、願いが叶えられるとしら――。
「う~ん……もし願いが叶うなら、そうだなぁ……。僕は――」
~ギルドファクトリー~
「――こんにちは!」
「お。来たねティファーナちゃん」
記録更新。
僅か5日で3億G以上を稼ぎ出した僕達は、早速トビオさんの元へ来ていた。
「まさかここまで早く資金を集めるとは。と言うかよくこんな稼げたね。いや、ホント驚いてるよ俺。ティファ―ナちゃんもディオルド君も……2人共とんでもないね」
「全く同意見です」
「話していた通り、こっちももう準備が進んでるからね」
「ありがとうございます」
そう。海上ギルドの資金集めが始まった初日。ディオルドが加わった事により、まさかと思っていたが案の定、凄い金額を稼いできた。これは思った以上にヤバい事になりそうだと、僕は前もってトビオさんに連絡しておいた。
恐ろしい事に、資金が集まりそうなので早めにご連絡しておきますと、一報を入れておいたのだ。
だからトビオさん達も早速色々と動いてくれていたみたい。ありがとうございます。
「ここからは俺達に任せてくれ。最高のギルドを造らせてもらうよ」
「はい!お願いします!」
トビオさんを始め、ギルドファクトリーの皆さんも凄く活気に満ちている様子。まさか本当に海の上にギルドを建てる事になるなんて。自分達の事なのにあまり実感がないや。
「楽しみ~!いつ出来るの?明日?」
「ハハハ。流石にそれは無理だな。総動員でやるけど、完成には約2ヵ月は掛かるね」
「え~、そんなに掛かるんだ」
「当り前だろ。寧ろ海に建てるんだから早い方だぜ。なぁトビオさん」
「そう言ってくれると助かるよ。勿論1日でも早く仕上げるけど、どうせ造るなら一切妥協もしたくない。デザイン、強度、利便性、安全性、暮らしやすさ、商売繁盛。全てを最高に実現できる様、頑張らせてもらうね」
海上ギルドはトビオさん達に任せておけば何も問題なさそうだ。
「早く見たいなぁギルド。それまで私達はどうする? ジル」
「う~ん、確かにどうしようか」
ギルドが完成するまでまだまだ日にちがある。色々準備したいのは山々だが、それは別に今すぐじゃなくてもいい。少しギルドが完成に近づいたぐらいの方が、きっと僕達も必要な物とかイメージしやすいだろうし。
「やる事決まってねぇなら1ついいか?」
僕が悩んでいると、意外にもディオルドから提案があった。
「何かやりたい事あるの?」
「ああまぁな。やりたいって言うか、お頭。ギルド建てるって事は当然建てて終わりじゃなくて、その先があるだろ?」
「そうだね。ギルドを建てて安定した経営を目指してたけど、君達の存在で最早その心配はなくなった」
「何だそれ。そんな心配は兎も角よ、折角ギルド建てるんならやっぱ“狙う”よな?お頭」
ディオルドの言葉でハッとした。
「狙うって何を?」
ティファーナはまだ知らないか。
この世界の冒険者で……いや、この世界中で多くの人が1度は耳にした事があるであろう話。
スマイル・ベット同様、遥か昔より語り継がれている神話みたいなものだ。
人々は、それを『エデン』と呼ぶ――。
「ディオルドがあれを信じてるなんて意外だな」
「どうせならあると思って生きてた方が面白いだろ。実際、“誰も”否定出来ていないしよ」
「ねぇ、何の話なの?」
僕は、そのエデンの神話をティファ―ナに話した。
遥か昔より語り継がれている神話。本当にそのままだ。
この世界に数多存在するギルドの中で、嘘か誠か、その頂点に立ったギルドは『エデン』と称され、何でも“1つだけ願いを叶えてくれる”と言われている。
未だかつて、本当に願いを叶えてもらったなんて誰も聞いたことが無い。それは勿論、誰もそれを成しえていないからだ。
でもそれも当たり前。だってそもそも、1番のギルドなんて誰がどうやって何基準で決めるのかも分からない。1番のギルドを決める大会でもあるのなら話は別だけど、そんなものは無い。
それに、願いを叶えるっていうのも誰が?っていう話にもなる。具体的な事が1つもないんだよこの神話には……。
それなのに、何故か常識の様に何百年も語り継がれているんだから、よくよく考えてみれば可笑しな話だ。
でも実際、本気でこのエデンを目指してる人もいると、風の噂程度で聞くことがある。それこそ噓か誠か分からない事だ。僕は実際にそんな人に会った事が無いし、知り合いにもエデンを目指してる人なんていないからね。
「へぇ~。何か面白そう」
「だろ?でもこんなの誰もがガキの頃に聞くお伽話だ」
「でも、今ディオルドがそのエデンっていうの狙うって言ったじゃん」
「ああ、言ったぜ。俺も存在しないお伽話だと、“この間”まで思っていたからな」
ディオルドが意味深な発言をした。まさか、何かエデンの情報を知ったとでも言うのか?
「どういう意味?」
「お頭だよお頭。考えてみろって。俺とティファ―ナに起きたこの奇跡の魔力をよ。普通有り得ないだろこんなの。魔力がほぼ無限状態で扱えるし、強さも異常だ。お頭の力こそお伽話の世界だぜ」
「確かにね」
「こんな身近で、しかも自分に起きたとなりゃ、他のお伽話やら神話やら奇跡を少しぐらい真に受けてみてもいいだろうよ」
自信ありげな表情で言うディオルド。これこそ雲を掴む様な話で全く現実味が無いが、当然ティファ―ナは乗り気だし、そんな話嘘に決まってると決めつけるのも簡単だが、どうしてだろう? エデンなんて今ディオルドが言うまで覚えてもいなかったのに、何故だが僕も急に目指してみたくなった。
「もし私達がギルドNo.1のエデンになったら、私は世界で1番の結婚式をジルと挙げたいってお願いしよ~!ディオルドは何をお願いする?」
「そうだな~」
いくら何でも気が早過ぎるぞ。
「やっぱ、この世界で1番変な俺の体質を治してもらう」
「いいね。ジルは?」
こんな事考えもしなかったな。もし本当に、願いが叶えられるとしら――。
「う~ん……もし願いが叶うなら、そうだなぁ……。僕は――」
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