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第四章【学園都市】

第五十九話 口の中

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 同じように脱がせようとしたけど、モタモタしてしまう。上手くいかなかったけど、エリオネルが脱ぐのを手伝ってくれた。

 やっぱりエリオネルのすごい。グロテスクな見た目のソレは、俺と一緒のはずなのに全然違って見えた。
 そっと手を伸ばして握ってみる。熱くて血管が浮かび上がってる。色も俺とは違って、赤みがかっていて濃かった。

 自分の中にコレが挿入っていたなんて信じられない。気持ち悪い感じがしないのは、エリオネルの一部だからだろうか?

「マリヤ…?そんなに見られたら恥ずかしい」

 近くでガン見してしまった。れ、と舌を伸ばしてみる。いきなり口の中に入れる勇気は俺にはなかった。

「マリヤ!そんなことしなくていい!」

「何で?エリオネルもしてくれたじゃん?」

 エリオネルの制止を無視して舌を這わせる。なんか、思ったより変な味がしない。
 ハリのある肌の感触と、思ったよりツルツルした感触を舌で楽しむ。エリオネルが我慢するような吐息をさっきから漏らしていて、それに興奮してきた。

(感じてるんだ……)

 そう思うと、もっとしてあげたくなる。先の方を舐める勇気がなかったので、思い切って口の中に入れた。

「うっ……」

 エリオネルが感じてくれてる。それが嬉しくて、頭を少し上下に動かす。待って、顎外れそう。デカくない?

 しばらくフェラしていると、エリオネルのをしゃぶっていること自体にも興奮してきて、次第に動かし方が大胆になってきた。と言っても、大きすぎて、3分の1も口に入りきらない。

「マリヤ、出るから離して」

 この勢いのまま飲んでみたいんだけど。ちゅーと吸ってみると、少ししょっぱい味がした。

「ダメだよ」

 ズルッと口から引き抜かれる。なんで。

「何で?気持ちよくなかった?」

「よかったよ、すごく」

「俺の口に出したくない?」

 れ、と舌を出して自分の指を舐める。

「マリヤ!そんなことどこで覚えてくるの!」

「出したくないの?」

 今度は、エリオネルのそそり立ったモノを舐める。自分の涎でぬらぬらしていて、いやらしい。

「嫌だったらすぐ吐いてね」

 欲望に負けたのか、エリオネルが白旗を振った。
 また、口の中にいれて頭を上下させる。

「出すよ、マリヤ」

「んっ」

 目いっぱい口の中に入れて、エリオネルが射精するのを待つ。すぐに口の中のモノがビクビクし始めて、喉に液体がかかるのがわかった。驚いて飲み込んでしまう。

「ぷはっ」

「大丈夫?マリヤ?」

「ん。何か大丈夫みたい」

 ちょっと青臭い気がするけど、あんまり味しなかった。

「すごく気持ちよかったよ」

「よかった。俺もエリオネルがしてくれるのよかった」

 そのあとは、まだ自分で解す勇気がないので、エリオネルに解してもらいながら、俺は手でエリオネルを扱いてあげた。
 手でするのもエリオネルはすごい喜んでくれて、何でもしてあげたくなる。

「エリオネル、きて……」

 向かい合ってするの好き。エリオネルの顔が情欲に染まってるのが、たまらなく好き。
 鍛え上げられた筋肉が近くにあって興奮する。何でこの人は、こんなに完璧なんだろう。

 ビキビキに勃ち上がったソレが、挿入される瞬間が一際ドキドキした。
 大きいモノを俺の中がぎゅうぎゅうと締めあげて苦しい。全体が大きいからか、擦られなくても中の良いところに当たっていた。

「いっぱい突いて」

 それでもいっぱい良いところを擦ってほしくて、エリオネルを煽る。
 キスをしながらエリオネルは腰の動きを早めた。チカチカするくらい気持ちよくて、意識が飛びそうになる。

「あ、あんっ、好きっ」

 エリオネルも、エッチも大好き。

「愛してる」

「あっ、あん、あっ」

 愛してると言われて、胸とお腹が同時にキュンキュンした。今までで1番気持ちいい。

「あ、イッちゃう!ンンッ」

「私も……」

 俺が自分のお腹に精液を飛ばすと、エリオネルは俺の中にドクドクと注ぎこんだ。エリオネルのでお腹がいっぱいになる。

 俺は満たされた気分で、また意識を手放した。
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