bathroom【BL】

水月 花音

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「右京さん、勃ってる?」

 油断していたのか、手を伸ばしたらあっさり触れた。

「綾……!」

「おっきい」

 優しく握ると、ドクンと脈打って大きくなった気がした。
 すべすべしてて、すごく硬い。

「や……めろ」

「ここも、洗ってあげるね」

 大人って、こんなになるんだ。

 先っぽ変なの。
 両手で軽く握って、上下にこする。

「んっ…」

 右京さんが、エロい!
 熱くて、何だか変な気分になってきた。

「綾兎……大人が怖いってわからせてやる」

 右京さんが僕を抱っこして、左の膝に座らせる。そのまま乳首を触り始めた。

「くすぐったいよ、右京さんっ」

 しばらく乳首を弄ってた右京さんはパクンと左の乳首を食べた。そのままベロベロ舐められる。
 なんだか背中がゾクゾクする。

 すると、右京さんは石鹸を手に取って右手に塗ると、僕のおちんちんに触れてきた。ぬるぬるしてて、気持ちいい。

「綾兎、乳首立ってる」

 ピンク色の乳首は、いつのまにか僕が知らない形になって、ピンピンに上を向いていた。触られるとビリビリする。

「右京さん、ビリビリするっ」

「気持ちいいっていうんだよ」

「気持ち、いい?」

「そう、乳首弄られて気持ちいいって言ってごらん」

 耳元で右京さんの声がして、ちょっと出ちゃった。耳でもゾクゾクして、これが気持ちいいってことなんだってわかった。

「ちくび、いじられて…気持ちいいよぉ」

 恥ずかしいことを言わされて、乳首とおちんちん同時に触られて頭がチカチカする。

「可愛い、綾兎」

 大好きな右京さんに囁かれて、両方いっぱいこすられてイッてしまった。

「綾兎、ここに手をついて、お尻こっちに向けて」

「うん……」

 恥ずかしいけど、右京さんの言うことを聞いて、バスタブに手をつく。右京さんになら何されてもいい。

 右京さんは、ゴクリと唾を飲み込むと両手でお尻を揉んできた。

「綾兎、従兄って奴にもこんなことさせてるの?」

「修平?修平は勝手に触ってくる」

「ここは?」

 多分、お尻の穴を触られてる。

「そこも勝手に……ひゃっ!」

 お尻に右京さんの顔がくっついてて、ぬるぬるし始めた。これ、お尻舐められてる。

「こうやって、されたことは?」

「ないよっ」

(あるわけない!そんなとこ舐めるなんて!)

 恥ずかしさのあまり死んじゃいそうだ。それでも右京さんはやめなくて、中を舐めてくる。

 しばらく舐めるとやめてくれた。ホッとすると、右京さんが困ったように笑った。


 また、右京さんはお尻を弄り始めた。今度は指が入ってくる。
 従兄にされたみたいに、嫌悪感はなくて、すごく不思議な感じ。従兄が入れてきたら、いつも噛みついて撃退している。

「右京さ…ん」

 右京さんは、どこか探してるみたいに僕の中をこする。すると、全身がビリビリとする場所があった。

「あっ、なに?こわい」

「やっと怖くなった?」

 すりすりと中をこすられると、気持ちよすぎて右京さんの指をぎゅうと締めつけてしまう。

「もう、こんなこと誰にもしないなら、辞めてあげる」

 やめちゃうの?気持ちいいのに。

「もっと、なか、こすってぇ」

「綾兎……!」

 右京さんの指が早くなって、気持ちいいとこに当たってる。

「あっ、あ、気持ち、いいっ」

「クソっ……」

 必死にバスタブの縁にしがみつく。気持ち良すぎて、あたまチカチカしてる。

「あん、あ、ン」

 バカみたいな声が出る。僕はどうやらバカになってしまったらしい。
 こすられるとどうしようもなく気持ち良くて、いつのまにか指が3本になってるなんて僕は知らなかった。
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