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第7章:海竜の洞窟と美人漁師編
第3話:ハルカと会議二回目【☆】
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再びグリフォンに乗り、エルゼリアに戻ってくる。
宿までの帰り道、ハルカはおずおずと切り出した。
「あ、あのさ……レオくん、もしかして、日本人?」
「あ、ああ。ハルカもか?」
「え、ええ……」
こんなに近くに同郷がいたとは知らず、互いにたどたどしく言葉を紡ぐ。
セーラはグリフォンの乗り心地が相当気に入ったらしく、まだふわふわと上の空だ。
「向こうの世界で死んだあと、女神に魂を拾われてな。なんだかんだあって、半年くらい前に転生してきた」
「あ、あたしは三年半くらい前かな。同じく、死んだ後で女神さまに会って、この世界に転生することになって……剣の適性がすごく高くて、いろいろやってるうちにここまで来ちゃった」
お互いに今まで気づかなかったことを隠すように気まずそうに「ハハハ」と笑う。
積もる話はたくさんあるが、いざ突然「どうぞ」と言われたら、なかなか言葉が出てこないものだ。
一緒に戦ったとはいえ、ハルカとはまだまだそれなりの仲だ。
あちらも、いつもとは違い少し距離を図るようにこちらを見ている。
そうこうしていると、ラックステラに着いてしまった。
どうしたものかと思っていると、ハルカが言う。
「ね、ねえ。談話室で、二人で話さない? 訊きたいことも色々あるしさ」
「ああ。もちろんだ」
先輩であるハルカが、勇気を出して一歩踏み出してくれた。
俺もそれに応えるように、力強く頷く。
こうして、二人の転生者の道が確かに交わり合ったのだった。
談話室——。
「なるほどねぇ。レオくんも大変だったんだね」
互いにここまでの経緯を話し終えた後、ハルカは深々と言う。
ハルカは三年半前にあちらの世界で病死。
その後、女神メルヴィーナに魂を拾われて、俺と同じく第二の人生を楽しめるようにとアルティナに転生させてもらったらしい。
剣適正SSS、魔法適正Sで属性は『火』というなかなかの高スペックでの転生だったらしい。
ルクシアの町では、注目されるのを避けて旅人のふりをしていたようだ。
冒険者にならずとも、魔物を狩って店に素材を卸売りすることで生計を立てられるしな。
あの町では、同じ冒険者でも無用な交流は避けて不干渉なところがあったし、寝首を掻かれることもあるから、女の子のハルカは余計に慎重になっていたらしい。
そうして、資金を溜めたのち王都へ出向き、冒険者登録し技を鍛えながら仲間を増やし『赤の女王』を結成。
王都は色々と疲れるらしく、現在はエルゼリアを拠点に活動しているようだ。
「にしても、女神と何回も交信できてるなんてすごいねー。私なんて、転生前に会ったっきりなのに」
「ははは……。まぁ、運がよかったんだろうな」
流石に、初めての相手と熱い一夜を繰り広げるのが条件だとは言えない。
地球の考え方が根本にあるハルカに『節操のないプレイボーイ』と思われるのは嫌だしな。
こんなにたくさん愛しい彼女ができたのも本当に運がよかったというところもあるし……うん、嘘はついていない。
「それにしても、女神様が私たちを転生させてくれた理由ってなんだろう? 本当に楽しい人生を送ってほしかっただけなのかな?」
「それについては俺も疑問があった。訊いてみたが、とにかく善行を積んでほしいと言っていたな。善行を積むことで何かの『開花』の可能性が減るみたいなことも言っていた」
「『開花』……ねぇ。何のことだろう……」
「魔物や賊がどんどん力を持ってマズいということも言っていたな」
「ということは、それに関係する話ってことよね……?」
「俺もそうにらんでる。ただ、直接俺たちに詳細を伝えるわけにはいかないらしい」
「確かに凶暴な魔物は各地で増えているみたいだけど」
俺とハルカは首をひねりながら考えていた。
「まぁ、善意だけで私を転生させてくれたとは思ってなかったけど、女神様にも女神様なりに『世界を良くする』っていう打算があったわけね」
「俺はそれでもありがたいがな。転生前の身体より今の身体の方が動きやすいし。生活もかなり充実してるしな」
「それは違いないわね」
俺の言葉にハルカが同意する。
「そうだ。凶暴な魔物で言えば……前に、魔物を倒した時に水色の玉みたいなのが体内から出てくることがあったんだけど、ハルカは何か知っているか? 鑑定をかけても、情報が表示されなかったんだ。貴重な素材だと思うんだが」
「あー!! それ、私もあったよ!! 前に、あるダンジョンでボスモンスターを食べちゃう魔物がいるって噂が流れてさ。その魔物を倒した時に、ポロっと口から出てきたの。すぐに粉々になっちゃったけど」
「なるほど……なんか、怪しいな」
ハルカも見たことがあるということは、それなりに頻度が多い事象なのか?
俺もシルバーウルフとレッドオークの二回見ているわけだし。
もしかして、『開花』と関係があったりとか?
「なんなんだろうね、あれ。それに、そいつを倒したおかげで変な異名まで付いちゃったし」
「『鳳凰殺し』か?」
「そうよー! 可愛くないでしょう!? 女の子に対して『何とか殺し』とか! ひどくない? 困ってるって言うから倒してあげたのにー!」
ハルカは泣きそうな顔で悔しがっている。
「まあ、とにかく……女神様が私たちをここに転生させたのは『この世界をより良くする』『何かの開花を止める』っていうのが目的ってことね」
「ああ。そして、俺たちはあまり気にせずに好きなように活動すればいいってことだ。あくまで『天界の都合』らしいからな。少なくとも、今は」
俺とハルカは話し合った結果、そう結論付けた。
「そうだ。レオくん、次の目的地はどこなの?」
「『海竜の洞窟』だな。とりあえず、一流冒険者になるために四属性ダンジョンをクリアするために動いてるから」
「そっかー。あたしが四属性ダンジョンを踏破したのはもう二年くらい前だからねー。ポートルートは魚料理が美味しかったっけ……懐かしいなぁ。あの辺も、けっこう魔物が活発になってるらしいし、気を付けて頑張るんだよ!」
「ああ、ありがとう。頑張ってハルカに追いつくよ」
先輩のハルカがくれるエールに笑顔で返す。
俺の言葉に、ハルカもにっこりと笑う。
こうして、話し合いは終了した。
今後も何か情報が入れば、適宜交流を図る方向で意見が一致したのだった。
ハルカ
宿までの帰り道、ハルカはおずおずと切り出した。
「あ、あのさ……レオくん、もしかして、日本人?」
「あ、ああ。ハルカもか?」
「え、ええ……」
こんなに近くに同郷がいたとは知らず、互いにたどたどしく言葉を紡ぐ。
セーラはグリフォンの乗り心地が相当気に入ったらしく、まだふわふわと上の空だ。
「向こうの世界で死んだあと、女神に魂を拾われてな。なんだかんだあって、半年くらい前に転生してきた」
「あ、あたしは三年半くらい前かな。同じく、死んだ後で女神さまに会って、この世界に転生することになって……剣の適性がすごく高くて、いろいろやってるうちにここまで来ちゃった」
お互いに今まで気づかなかったことを隠すように気まずそうに「ハハハ」と笑う。
積もる話はたくさんあるが、いざ突然「どうぞ」と言われたら、なかなか言葉が出てこないものだ。
一緒に戦ったとはいえ、ハルカとはまだまだそれなりの仲だ。
あちらも、いつもとは違い少し距離を図るようにこちらを見ている。
そうこうしていると、ラックステラに着いてしまった。
どうしたものかと思っていると、ハルカが言う。
「ね、ねえ。談話室で、二人で話さない? 訊きたいことも色々あるしさ」
「ああ。もちろんだ」
先輩であるハルカが、勇気を出して一歩踏み出してくれた。
俺もそれに応えるように、力強く頷く。
こうして、二人の転生者の道が確かに交わり合ったのだった。
談話室——。
「なるほどねぇ。レオくんも大変だったんだね」
互いにここまでの経緯を話し終えた後、ハルカは深々と言う。
ハルカは三年半前にあちらの世界で病死。
その後、女神メルヴィーナに魂を拾われて、俺と同じく第二の人生を楽しめるようにとアルティナに転生させてもらったらしい。
剣適正SSS、魔法適正Sで属性は『火』というなかなかの高スペックでの転生だったらしい。
ルクシアの町では、注目されるのを避けて旅人のふりをしていたようだ。
冒険者にならずとも、魔物を狩って店に素材を卸売りすることで生計を立てられるしな。
あの町では、同じ冒険者でも無用な交流は避けて不干渉なところがあったし、寝首を掻かれることもあるから、女の子のハルカは余計に慎重になっていたらしい。
そうして、資金を溜めたのち王都へ出向き、冒険者登録し技を鍛えながら仲間を増やし『赤の女王』を結成。
王都は色々と疲れるらしく、現在はエルゼリアを拠点に活動しているようだ。
「にしても、女神と何回も交信できてるなんてすごいねー。私なんて、転生前に会ったっきりなのに」
「ははは……。まぁ、運がよかったんだろうな」
流石に、初めての相手と熱い一夜を繰り広げるのが条件だとは言えない。
地球の考え方が根本にあるハルカに『節操のないプレイボーイ』と思われるのは嫌だしな。
こんなにたくさん愛しい彼女ができたのも本当に運がよかったというところもあるし……うん、嘘はついていない。
「それにしても、女神様が私たちを転生させてくれた理由ってなんだろう? 本当に楽しい人生を送ってほしかっただけなのかな?」
「それについては俺も疑問があった。訊いてみたが、とにかく善行を積んでほしいと言っていたな。善行を積むことで何かの『開花』の可能性が減るみたいなことも言っていた」
「『開花』……ねぇ。何のことだろう……」
「魔物や賊がどんどん力を持ってマズいということも言っていたな」
「ということは、それに関係する話ってことよね……?」
「俺もそうにらんでる。ただ、直接俺たちに詳細を伝えるわけにはいかないらしい」
「確かに凶暴な魔物は各地で増えているみたいだけど」
俺とハルカは首をひねりながら考えていた。
「まぁ、善意だけで私を転生させてくれたとは思ってなかったけど、女神様にも女神様なりに『世界を良くする』っていう打算があったわけね」
「俺はそれでもありがたいがな。転生前の身体より今の身体の方が動きやすいし。生活もかなり充実してるしな」
「それは違いないわね」
俺の言葉にハルカが同意する。
「そうだ。凶暴な魔物で言えば……前に、魔物を倒した時に水色の玉みたいなのが体内から出てくることがあったんだけど、ハルカは何か知っているか? 鑑定をかけても、情報が表示されなかったんだ。貴重な素材だと思うんだが」
「あー!! それ、私もあったよ!! 前に、あるダンジョンでボスモンスターを食べちゃう魔物がいるって噂が流れてさ。その魔物を倒した時に、ポロっと口から出てきたの。すぐに粉々になっちゃったけど」
「なるほど……なんか、怪しいな」
ハルカも見たことがあるということは、それなりに頻度が多い事象なのか?
俺もシルバーウルフとレッドオークの二回見ているわけだし。
もしかして、『開花』と関係があったりとか?
「なんなんだろうね、あれ。それに、そいつを倒したおかげで変な異名まで付いちゃったし」
「『鳳凰殺し』か?」
「そうよー! 可愛くないでしょう!? 女の子に対して『何とか殺し』とか! ひどくない? 困ってるって言うから倒してあげたのにー!」
ハルカは泣きそうな顔で悔しがっている。
「まあ、とにかく……女神様が私たちをここに転生させたのは『この世界をより良くする』『何かの開花を止める』っていうのが目的ってことね」
「ああ。そして、俺たちはあまり気にせずに好きなように活動すればいいってことだ。あくまで『天界の都合』らしいからな。少なくとも、今は」
俺とハルカは話し合った結果、そう結論付けた。
「そうだ。レオくん、次の目的地はどこなの?」
「『海竜の洞窟』だな。とりあえず、一流冒険者になるために四属性ダンジョンをクリアするために動いてるから」
「そっかー。あたしが四属性ダンジョンを踏破したのはもう二年くらい前だからねー。ポートルートは魚料理が美味しかったっけ……懐かしいなぁ。あの辺も、けっこう魔物が活発になってるらしいし、気を付けて頑張るんだよ!」
「ああ、ありがとう。頑張ってハルカに追いつくよ」
先輩のハルカがくれるエールに笑顔で返す。
俺の言葉に、ハルカもにっこりと笑う。
こうして、話し合いは終了した。
今後も何か情報が入れば、適宜交流を図る方向で意見が一致したのだった。
ハルカ
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