上 下
188 / 220
第6章:灼炎の祠と銀狼獣人編

閑話:ラズベリーのスープその2【♡ラズベリー】

しおりを挟む
「こんなになってしまったのは、私の料理のせいみたいですし……お世話、させてください」
 下着姿で跨るラズベリーが下半身を俺のテントに擦りつけてくる。
「ラズベリー……くっ、本当に最初からこのつもりだっただろう……」
「さあ……どうでしょう? スープで元気をつけて欲しかったのは本当です。でも、同時に精力もつけて欲しかった……あなたに久しぶりに会えてこういう気分にならない理由はないでしょう?」
 そう言うと、先ほどの軽いキスとは違い、深く酔ってしまいそうな熱いキスをしてくるラズベリー。
 キスをしながら、手早く俺のズボンを脱がしてくる。
 露わになった愚息は、我慢できないとばかりに大きく反り返り、我慢汁を流している。
「ちゅう、ちゅぱ……んちゅう♡ ふふっ、すごく硬くなってますね……ココ♡ んちゅ……♡」
 亀頭を覆うように手のひらでイチモツを包み込んでくる。
 愛おしさをぶつけるように、舌同士を絡めたディープキスも忘れない。
 口の中に残ったトマトの味が、段々とラズベリーの甘いキスの味に塗り替えられていく。
 俺もたまらなくなって、ラズベリーの小ぶりの胸を揉む。
「ひあんっ♡」
 膨らみこそ無いものの、十分柔らかいし、何より感度が強く彼女の反応が楽しい。
「ひゃん……あんっ♡ も、もう……こんな小さい胸を揉んでも面白くないでしょうに……」
「そんなことないさ。ラズベリーの胸だから、触れたいし揉みたいんだ」
 照れを隠すように、俺の言葉に少し目線を逸らせて「そうですか」とボソリと呟くラズベリー。
「そろそろ、入れますよ……」
 責められたのが悔しかったのか、愛撫もそこそこに自分の膣内に俺を迎え入れてくれる。
 今日は下着を脱がずに、隙間からイチモツを入れるようだ。
 ズブブブブブブブブッ‼
 鈍く淫靡な水音と共に、俺の愚息がラズベリーの中に入っていく。
 最奥にコツンと当たると、わずかにラズベリーの顔が快感で歪む。
「くぅ……♡ はぁ……はぁ……♡ 入りましたね……♡ 相変わらず、大きいこと……♡」
 ラズベリーは少し苦しそうに、でも、幸せそうに自らの下腹部を撫でる。
「ラズベリーの中はいつも、キツキツだな。俺の形にぴったりだ」
「それはそうでしょう……あなた専用なのですから、あなたの大きさに慣らされてしまったんです」
 俺の言葉にうっとりとした顔で答えるラズベリー。
 互いに堪らなくなって、熱いキスを再び交わす。
「んちゅう♡ ちゅぱぁ♡ じゅるっ♡ んぢゅう♡」
 お互いに、自分の方が『愛』が強いと競い合うようにキスの応酬をする。
 唇が触れ合い、舌が絡み合うたびに膣壁がウネウネと蠢き、膣内がギュウッとしまる。
「くっ……ラズベリー。もう限界だ……動きたい……!」
「んふふ……こらえ性の無いオチ○ポですね……レオさんは病み上がりなのですから、今日は私に任せていてください」
 そう言うと、ラズベリーは腰を上下させてズリュズリュとイチモツを扱きあげてくる。
 挿入した時は、少し濡れが足りないかとも思ったが、キスと胸の愛撫のお陰か膣内はぐっしょりと濡れそぼっていた。
 いつもなら、俺も突き上げるが今日一日歩き回ったせいか、すでに快感にやられて腰に力が入らない。
「すまない……今日はラズベリーに任せるよ」
「はい……♡ 任せてください……♡」
 緩急を付けながらズボズボと俺の愚息を擦り上げて出し入れする。
 彼女もかなり感じているらしく「あっ♡ あっ♡」という可愛く短い喘ぎ声が部屋の中に響く。
 バキバキになった俺の愚息は、何度も溢れかえりそうになり限界が近づく。
「ラズベリー……そろそろ、出そうだ……!」
「あんっ♡ はぁん♡ はいぃ♡ はぃいっ、出してぇ♡ 出してくださいぃ♡ いつでも、いつでもイイですからぁ♡ 私も一緒にイキますからぁ♡」
 ラズベリーが快感でぐしゃぐしゃにした顔で懇願してくる。
 腰の動きはさっきよりもさらに速まっており、粒々の膣壁に擦れたイチモツがズリュズリュと音を立てている。
 戦場になっているソファーと周辺の床は、汗と愛液でベチャベチャになっている。
 そろそろだな……。
 俺は対面座位の状態の彼女の身体をそっと抱き寄せる。
 彼女もそれに応じるように、俺の首に腕を回してくる。
「好きだぞ、ラズベリー」
「私も……♡ 私も好き……大好きです……愛してますっ♡ いっぱい膣奥に出して……ください♡ 私で気持ちよくなってください……‼」
 密着した彼女の身体はじっとりと汗ばみ、甘いフェロモンの香りが漂っている。
 細身ながら、柔らかくしなやかなその身体は、抱いていて守ってあげたくなる愛おしさだ。
「くっ……出るぞ!」
「はいっ♡ 出してっ♡ 出してっ♡ 私も、イックううううううううううぅぅぅっ‼」
 ドビュルルルルルルルルルルルルルッ!
「あっ♡ ……かはぁあっ♡ きてるっ♡ 奥にぃ♡ まだいっぱい出てるぅ……♡ イッてるぅ♡ 私も、またイッてますぅ♡」
「く……まだ出るっ……!」
 スープの影響か、いつもより多く長く吐精している。
 何度か互いにビクリビクリと大きく震えて、ようやく落ち着く。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「はっ♡ はぁっ♡ はぁ♡」
 お互いに息を整えながら見つめ合う。
「はぁ♡ はぁ♡ ふふっ……こんなに膣内に出されたら……出来てしまうかもしれませんよ♡」
 いたずらな笑みで俺に言うラズベリー。
「ラズベリーとの子供なら、きっと賢い子になるだろうな」
 その言葉にニッコリ笑って返すと、ラズベリーはキョトンとした顔を浮かべる。
「お嫌じゃないんですか?」
「嫌なものか。愛する彼女との間に子供ができるなら願ったり叶ったりだ。もとより、そのつもりで付き合っているんだから」
 真面目な顔で返してやると、ラズベリーは柔らかい微笑みを浮かべる。
「やっぱり……あなたを好きになって良かったです」
 そう言って、軽く口づけをしてくる。
「残念ながら、今日はできない日です……♡ でも、今の言葉、とっても嬉しかったです。いつか『本当』にしてくれますか?」
 彼女の可愛い問いかけに「もちろんだ」と答え、将来を約束するように再び口づけをするのだった。
 その後、エルゼリアに帰った俺は「帰りが遅い」「ルクシアに行くなら言ってから行け」とパーティのみんなにお叱りを受けたのだった。
しおりを挟む
感想 22

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜

自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成! 理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」 これが翔の望んだ力だった。 スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!? ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。 ※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 ***************************** ***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。*** ***************************** マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

男女貞操逆転世界で、自己肯定感低めのお人好し男が、自分も周りも幸せにするお話

カムラ
ファンタジー
※下の方に感想を送る際の注意事項などがございます! お気に入り登録は積極的にしていただけると嬉しいです! ーーーーーーーーーーーーーーーーーー あらすじ    学生時代、冤罪によってセクハラの罪を着せられ、肩身の狭い人生を送ってきた30歳の男、大野真人(おおのまさと)。  ある日仕事を終え、1人暮らしのアパートに戻り眠りについた。  そこで不思議な夢を見たと思ったら、目を覚ますと全く知らない場所だった。  混乱していると部屋の扉が開き、そこには目を見張るほどの美女がいて…!?  これは自己肯定感が低いお人好し男が、転生した男女貞操逆転世界で幸せになるお話。 ※本番はまぁまぁ先ですが、#6くらいから結構Hな描写が増えます。 割とガッツリ性描写は書いてますので、苦手な方は気をつけて! ♡つきの話は性描写ありです! ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 誤字報告、明らかな矛盾点、良かったよ!、続きが気になる! みたいな感想は大歓迎です! どんどん送ってください! 逆に、否定的な感想は書かないようにお願いします。 受け取り手によって変わりそうな箇所などは報告しなくて大丈夫です!(言い回しとか、言葉の意味の違いとか) 作者のモチベを上げてくれるような感想お待ちしております!

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~

トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。 旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。 この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。 こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

処理中です...