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第5章:傲慢貴族と白衣の聖女編
第24話:女神との交信・セーラ編
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チュンチュンチュン……。
心地よい朝が来る。
窓から漏れる太陽、充実感のある気だるさが、昨日の愛あるアバンチュールを思い出させる。
隣では、セーラが静かな寝息を立てて眠っている。
「また、新しい彼女を作ってしまったか……」
『何ですか? そのどっかのサムライみたいなセリフ』
「そんなつもりは無かったんだがな」
いつも通り、女神メルヴィーナの声が響いてくる。
もう、カーニバル後の登場にも慣れてしまった。
『いやいやー、今回も大活躍でしたね! レオさん! すごいですよぉ!』
メルヴィーナがパチパチと拍手で称えてくれる。
見えないが……。
「いやいや……今回はほとんどハルカたちの力だったんじゃないか? キブラと対立していたのだって俺たちと言うよりはハルカたちの方だったし」
『何言ってんですか! 捕らえられてるハルカさんたちを救ったのはレオさんでしょうが。ララさんがギルドに駆け込んだ時、エルゼリア追放覚悟でレオさんたちが助けに行かなければ、悪徳貴族キブラは野放し、ハルカさんたちやセーラさんは黄金の騎士団にたくさん酷いコトされてましたよ?』
「そういうものか、大したことしたつもりじゃないんだがな」
『そういうもんです。レオさんは、自分がされた行動を、いつも過小評価しすぎです』
メルヴィーナは一つため息をして、言葉を続ける。
『……ひとつ、実際に起きたお話をしましょう。あるところに、一人の青年がいました。青年はいつも、村の近くの森で魔物を狩って、素材を売り、肉を食べて生活していました。ギルドにも所属せず、そんなことを続ける彼を、村の人は偏屈な人だと思っていました。彼自身も、自分が食べるためにしている事なので、村の人に偏屈と思われようがどうでもよかったのです』
「ふむ」
俺の相槌を聞いて、メルヴィーナが続ける。
『ある日、青年が熱を出して寝込んでしまいました。するとどうでしょう。森の中の魔物が一日、二日、三日と経つごとに多くなり、遂には村にまで押し寄せてくるようになりました。そう、青年が魔物を狩らなくなったことで、飽和した魔物が村に押し寄せてしまったのです。青年が狩る魔物はせいぜい一日五匹程度。彼にとっても村人にとっても『些細なこと』でしたが、そんな少ない魔物を狩るだけでも、間接的に彼は村を救っていたのです。つまり!! 何が言いたいかと言いますと——』
メルヴィーナが話を締めるように続ける。
『どんなに小さな言動でも、『他人』や『世界』に大きな影響をもたらすものなのですよ。良い方向にも、悪い方向にもね』
なるほど。バタフライエフェクトというやつか。
ともすれば、俺が冒険者として行ってきた一つ一つの行動が、俺の仲間や彼女、ひいては世界に影響をもたらしていると言っても過言ではない。
事実、今の俺の周りの環境なんかは、その賜物だとも言えるのだから。
「ありがとう、メルヴィーナ。よく分かったよ」
大切なことに気づかせてもらったお礼を、メルヴィーナに述べる。
『いえいえ、たまには女神らしいコトしませんと! そうだ! これからのご予定はどうするのですか?』
「うーん、とりあえず一流冒険者になりたいな。当面の目標は適当なダンジョンを攻略しつつ、前にボニーが言っていた四属性ダンジョンを踏破することだろう」
『うんうん! 次なる目標がちゃんと定まっているレオさんは偉いです!』
女神に褒められる、なんだか、むず痒いが。
『とりあえず今は一流冒険者への道、突っ走っちゃってくださいな! まあ、その前に何度か朝チュンがある気がしないでもないですが……ではでは、ハブ・ア・ナイスライフ!!』
女神の声が途切れる。
「一流冒険者か……」
ルクシアでは初級冒険者の道を歩み、今はエルゼリアで一般冒険者となり活動している。
この世界へ転生した目的は、人生を楽しむこと、つまり、自分がどれだけ大きな存在になれるかにかかっている。
「頑張らないとな……」
ポツリと呟いた俺の背中をふわりと温かいものが包む。
「何を頑張るのですかぁ? レオ様ぁ……?」
今さっき起きたのか、後ろからまだ眠気を帯びた声で抱きついてくるセーラ。
「セーラも彼女に加わったし、より一層、彼氏として冒険者として頑張らないとなって思ったんだよ」
俺が答えると、セーラはニマーッと嬉しそうに顔を緩めて、頬に口づけてくれる。
「私も、レオ様のお役に立てるように頑張ります。だから、彼女としても仲間としても、たくさん頼ってくださいませ」
「ありがとう」
彼女の言葉に嬉しくなって抱きしめ合う。
そうして、セーラとの初めての朝が過ぎていくのだった。
しばらく、セーラとゆったりと過ごした後、食堂に降りるとリズたちが談笑していた。
「お! お目覚めだね、お二人さん」
「昨夜はお楽しみだったようだな」
リズとキアラが、笑ってからかってくる。
セーラは顔を真っ赤にして俯いてしまった。
シレイドは、フレンチトーストらしき食べ物を、パクパクと食べるのに夢中だ。
「三人とも、もう起きていたんだな。セーラも正式に仲間に加わったことだし、これからのことについて少し話しておきたい」
同じテーブルにつき、先ほど考えていたことを話すことにする。
「これから俺たちは、付近のダンジョンで活動しつつ、準備を整えて、四属性ダンジョンを目指すことにする」
「四属性ダンジョン……一流冒険者への登竜門と呼ばれる四つのダンジョンだな」
俺の言葉を聞いたキアラが呟く。
「ああ。だが、さっきも言った通り、ちゃんと準備を整えてからだ」
「ん……賛成……。セーラも加わって、後衛が三人になった……前衛がご主人様とキアラの二人……前にも話したけど、もう一人前衛を探すべき」
「ああ。それについては考えがある。ルクシアの奴隷商館にもう一度、出向くことにする」
「それが手っ取り早いかもねー。仲間といっても、その辺の冒険者をホイホイ入れる訳にもいかないし、館主のローガンとは見知っていて実績がある分、安心できるしね」
「うむ、私も賛成だ。セーラはハルカの紹介だったからな。間接的にも、あの馬鹿貴族から私たちを守ろうとしてくれていたというのもあって、信用にたる人物だったが……他の冒険者だと、そう簡単には信用できまい」
シレイドの提案に応えてやると、リズやキアラも賛同の色を見せる。
「奴隷を仲間にするとなれば、先立つものが必要だろう? 魔物素材も貯まりに貯まっている。どうする? ルクシアにあるシャロンの魔道具屋に卸すか? それとも、ギルドで換金してしまうか?」
「それについても考えていることがある。ジュリアから良い仲介人を紹介してもらえる手筈になっている」
キアラの言葉に俺が答えると、ジュリアがレモン水を俺とセーラに差出しがてら、ニッコリと笑う。
「エルゼリア一の商人さ。ボウヤたちのことを伝えると『喜んでお会いしたい』って返事が来たよ。これ、店の場所だから、行ってみな」
「ありがとう。ジュリア」
俺が礼を言うと、ウインクと住所を記した小さな羊皮紙を残して、去っていく。
「うふふ、順風満帆ですね」
セーラが一連のやり取りを見て微笑む。
「よし、これからやることも決まったし、一流冒険者になるため、より良い生活のために頑張るぞ!」
「「「「おー!!」」」」
俺の号令に、四人は大きく返事したのだった。
心地よい朝が来る。
窓から漏れる太陽、充実感のある気だるさが、昨日の愛あるアバンチュールを思い出させる。
隣では、セーラが静かな寝息を立てて眠っている。
「また、新しい彼女を作ってしまったか……」
『何ですか? そのどっかのサムライみたいなセリフ』
「そんなつもりは無かったんだがな」
いつも通り、女神メルヴィーナの声が響いてくる。
もう、カーニバル後の登場にも慣れてしまった。
『いやいやー、今回も大活躍でしたね! レオさん! すごいですよぉ!』
メルヴィーナがパチパチと拍手で称えてくれる。
見えないが……。
「いやいや……今回はほとんどハルカたちの力だったんじゃないか? キブラと対立していたのだって俺たちと言うよりはハルカたちの方だったし」
『何言ってんですか! 捕らえられてるハルカさんたちを救ったのはレオさんでしょうが。ララさんがギルドに駆け込んだ時、エルゼリア追放覚悟でレオさんたちが助けに行かなければ、悪徳貴族キブラは野放し、ハルカさんたちやセーラさんは黄金の騎士団にたくさん酷いコトされてましたよ?』
「そういうものか、大したことしたつもりじゃないんだがな」
『そういうもんです。レオさんは、自分がされた行動を、いつも過小評価しすぎです』
メルヴィーナは一つため息をして、言葉を続ける。
『……ひとつ、実際に起きたお話をしましょう。あるところに、一人の青年がいました。青年はいつも、村の近くの森で魔物を狩って、素材を売り、肉を食べて生活していました。ギルドにも所属せず、そんなことを続ける彼を、村の人は偏屈な人だと思っていました。彼自身も、自分が食べるためにしている事なので、村の人に偏屈と思われようがどうでもよかったのです』
「ふむ」
俺の相槌を聞いて、メルヴィーナが続ける。
『ある日、青年が熱を出して寝込んでしまいました。するとどうでしょう。森の中の魔物が一日、二日、三日と経つごとに多くなり、遂には村にまで押し寄せてくるようになりました。そう、青年が魔物を狩らなくなったことで、飽和した魔物が村に押し寄せてしまったのです。青年が狩る魔物はせいぜい一日五匹程度。彼にとっても村人にとっても『些細なこと』でしたが、そんな少ない魔物を狩るだけでも、間接的に彼は村を救っていたのです。つまり!! 何が言いたいかと言いますと——』
メルヴィーナが話を締めるように続ける。
『どんなに小さな言動でも、『他人』や『世界』に大きな影響をもたらすものなのですよ。良い方向にも、悪い方向にもね』
なるほど。バタフライエフェクトというやつか。
ともすれば、俺が冒険者として行ってきた一つ一つの行動が、俺の仲間や彼女、ひいては世界に影響をもたらしていると言っても過言ではない。
事実、今の俺の周りの環境なんかは、その賜物だとも言えるのだから。
「ありがとう、メルヴィーナ。よく分かったよ」
大切なことに気づかせてもらったお礼を、メルヴィーナに述べる。
『いえいえ、たまには女神らしいコトしませんと! そうだ! これからのご予定はどうするのですか?』
「うーん、とりあえず一流冒険者になりたいな。当面の目標は適当なダンジョンを攻略しつつ、前にボニーが言っていた四属性ダンジョンを踏破することだろう」
『うんうん! 次なる目標がちゃんと定まっているレオさんは偉いです!』
女神に褒められる、なんだか、むず痒いが。
『とりあえず今は一流冒険者への道、突っ走っちゃってくださいな! まあ、その前に何度か朝チュンがある気がしないでもないですが……ではでは、ハブ・ア・ナイスライフ!!』
女神の声が途切れる。
「一流冒険者か……」
ルクシアでは初級冒険者の道を歩み、今はエルゼリアで一般冒険者となり活動している。
この世界へ転生した目的は、人生を楽しむこと、つまり、自分がどれだけ大きな存在になれるかにかかっている。
「頑張らないとな……」
ポツリと呟いた俺の背中をふわりと温かいものが包む。
「何を頑張るのですかぁ? レオ様ぁ……?」
今さっき起きたのか、後ろからまだ眠気を帯びた声で抱きついてくるセーラ。
「セーラも彼女に加わったし、より一層、彼氏として冒険者として頑張らないとなって思ったんだよ」
俺が答えると、セーラはニマーッと嬉しそうに顔を緩めて、頬に口づけてくれる。
「私も、レオ様のお役に立てるように頑張ります。だから、彼女としても仲間としても、たくさん頼ってくださいませ」
「ありがとう」
彼女の言葉に嬉しくなって抱きしめ合う。
そうして、セーラとの初めての朝が過ぎていくのだった。
しばらく、セーラとゆったりと過ごした後、食堂に降りるとリズたちが談笑していた。
「お! お目覚めだね、お二人さん」
「昨夜はお楽しみだったようだな」
リズとキアラが、笑ってからかってくる。
セーラは顔を真っ赤にして俯いてしまった。
シレイドは、フレンチトーストらしき食べ物を、パクパクと食べるのに夢中だ。
「三人とも、もう起きていたんだな。セーラも正式に仲間に加わったことだし、これからのことについて少し話しておきたい」
同じテーブルにつき、先ほど考えていたことを話すことにする。
「これから俺たちは、付近のダンジョンで活動しつつ、準備を整えて、四属性ダンジョンを目指すことにする」
「四属性ダンジョン……一流冒険者への登竜門と呼ばれる四つのダンジョンだな」
俺の言葉を聞いたキアラが呟く。
「ああ。だが、さっきも言った通り、ちゃんと準備を整えてからだ」
「ん……賛成……。セーラも加わって、後衛が三人になった……前衛がご主人様とキアラの二人……前にも話したけど、もう一人前衛を探すべき」
「ああ。それについては考えがある。ルクシアの奴隷商館にもう一度、出向くことにする」
「それが手っ取り早いかもねー。仲間といっても、その辺の冒険者をホイホイ入れる訳にもいかないし、館主のローガンとは見知っていて実績がある分、安心できるしね」
「うむ、私も賛成だ。セーラはハルカの紹介だったからな。間接的にも、あの馬鹿貴族から私たちを守ろうとしてくれていたというのもあって、信用にたる人物だったが……他の冒険者だと、そう簡単には信用できまい」
シレイドの提案に応えてやると、リズやキアラも賛同の色を見せる。
「奴隷を仲間にするとなれば、先立つものが必要だろう? 魔物素材も貯まりに貯まっている。どうする? ルクシアにあるシャロンの魔道具屋に卸すか? それとも、ギルドで換金してしまうか?」
「それについても考えていることがある。ジュリアから良い仲介人を紹介してもらえる手筈になっている」
キアラの言葉に俺が答えると、ジュリアがレモン水を俺とセーラに差出しがてら、ニッコリと笑う。
「エルゼリア一の商人さ。ボウヤたちのことを伝えると『喜んでお会いしたい』って返事が来たよ。これ、店の場所だから、行ってみな」
「ありがとう。ジュリア」
俺が礼を言うと、ウインクと住所を記した小さな羊皮紙を残して、去っていく。
「うふふ、順風満帆ですね」
セーラが一連のやり取りを見て微笑む。
「よし、これからやることも決まったし、一流冒険者になるため、より良い生活のために頑張るぞ!」
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俺の号令に、四人は大きく返事したのだった。
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