145 / 206
第5章:傲慢貴族と白衣の聖女編
第21話:ささやきの洞窟・弔い
しおりを挟む
しばらく進むと今度は、茶色くて小さな狼が数匹ウロウロと通路を徘徊している。
こちらも、鑑定を行う。
名前:ホールウルフ
危険度:D+
説明:仄暗い場所に棲む狼の魔物。茶色く、暗闇で目立たない保護色の毛を持つ。素早く、爪なども鋭いが、目が退化しているため、細かく動きを読まれることは少ない。
素材:『穴狼の毛皮』
レア素材:『穴狼の鋭爪』
「数が多いな。魔法で一撃とはいかなそうだ」
「なら、私たちの出番だな」
「ん……!!」
「準備できてるよ!」
俺の言葉にリズやキアラたちが意気込んでいる。
俺も剣を抜いて、機を窺う。
「私は後方から援護いたします」
セーラも戦闘準備をする。
「よし! 行くぞ!!」
俺が号令をかけると、シレイドとキアラがホールウルフに突撃していく。
キアラが薙ぎ払いで数匹を吹っ飛ばし、まだ息のある穴狼をシレイドがダガーで仕留めていく。
遠くにいる個体は、リズのクロスボウが射抜いていく。
「エルシャイン!!」
「ギャイン!!」
セーラが唱えると、光の矢がホールウルフを貫く。
あれが、光の攻撃魔法か……。
穴狼二匹を相手にしながら、セーラの戦いぶりを見る。
これならば、充分パーティでやっていけそうだな。
「おっと……ふんっ! エルファイア!!」
斬り払いで動きがのろくなったホールウルフからの攻撃を避ける。
そして、その首元を掴み、火属性魔法を発射。
「グルウゥ……」
ホールウルフは力なく倒れる。
「あと一匹……!」
ホールウルフと対峙した瞬間、真横からざっと影が飛び出してくる。
シレイドだ。
防具が新しくなって上機嫌で張り切っているらしく、残り一匹のホールウルフを瞬時に切り裂いて倒す。
「むふー♪ 新しくなったシレイドは無敵……! ご主人様……褒めて褒めてー!」
「おう、ありがとな。シレイドは偉いぞー」
ひしっとズボンにしがみついてくる彼女の頭を撫でてやると、満足げに微笑む。
「シレイドさんは随分とレオ様に懐いているようですね」
「レオは奴隷でも、ちゃんと一人の女の子として接してくれるからね」
「うむ。頼りになるリーダーであり、みんなの恋人だ」
セーラの言葉に、リズとキアラが笑って応える。
「……皆さんの恋人……ですか……」
その言葉を聞いて、セーラは頬を緩ませる。
何はともあれ戦闘終了だ。
ホールウルフの素材を回収して先に進む。
その後も、何度か戦闘を繰り返して洞窟の奥へと進んでいく。
『いざないの洞窟』で一度戦っていた『インプ』はもちろん、『リトルゴーレム』『ホールウルフ』も俺たちの敵ではなかった。
まあ、ダンジョンにおいては余裕を持ちながら攻略するようにしているしな。
セーラの話から、危険度は『いざないの洞窟』の少し上だと推測出来ていた。
彼女が仲間に加わったことで、単純に戦力もアップしたので、案の定、気が緩みそうになるくらい簡単に攻略できている。
そうして、探索を開始して二時間ほど経った頃だろうか。
「そろそろ、私の仲間が眠る場所です」
沈痛な面持ちを少しばかり浮かべて、セーラが教えてくれる。
狭い通路を抜けると、少し広い小部屋のような空間に出る。
「ここか……」
前方に人骨が三体ほど見える。
そばには剣や盾、ボロボロになった鎧などが散乱していた。
「ここで……私がいたパーティは、見たことも無い魔物の軍団に襲われました……。どの魔物も危険度が高く、中級冒険者の私たちでは歯が立たない強さでした。リーダーは勇敢な青年だったのですが、仲間を逃がそうと盾になって一番最初に犠牲に……次々に襲われ倒れていく仲間たちに何もできず、私も手傷を負わされて気を失いました」
仲間の亡骸の前で跪き、祈りを捧げるセーラは、苦しそうな顔で言葉を続ける。
「目を覚ますと魔物の姿はなく、黄金の騎士団とキブラが立っていました。『自分たちの仲間になれ。そうすれば助けてやる』と言われて、藁にも縋る思いで首を縦に振りました……それが、全部キブラの策略とも知らずに……」
罪の意識で押しつぶされそうなのであろう彼女の肩にそっと手を置く。
リズとキアラも優しく彼女に寄り添う。
シレイドは近くにあった平べったい石を使い、器用に骨を埋める為の穴を掘っていた。
「君のせいじゃない」
俺が一言だけ彼女に言葉を投げかけると、決壊したように涙を流すセーラ。
そんな彼女をしばらく慰める。
どのくらい経っただろうか、シレイドが全員分の穴を掘り終わり、駆け寄ってくる。
「死んだ人は……ちゃんと弔う……そうすれば、また世界を回す歯車に加われる……。その歯車がセーラと噛み合えば、生まれ変わりだろうが何だろうが、いずれ……また会える」
「うふふ……そうですね、シレイドさん」
シレイドの言葉に、セーラが頬を濡らし優しく笑う。
傍にあった大きな石を墓石にして、三人をそれぞれの穴に納骨した。
リズが採集していたフィールドアイテムの花を捧げる。
「装備品はどうする?」
「ギルドを通して、家族の元に届けてもらおうと思います。亡くなったという事実は知らされているでしょうが、遺品は持っていないでしょうから」
セーラは三人の装備などを丁重に袋の中に入れる。
俺たち五人は、墓の前で手を合わせる。
「セーラのことは、俺たちが引き受けます……だから、安らかにお眠りください」
俺の言葉を聞いて、セーラはまた、一筋の涙を流す。
セーラのパーティの仲間だった三人の弔いが終わる。
「ありがとうございます。皆さん。ここまでついて来てくださって」
深々と頭を下げるセーラ。
「いいって、そんな畏まらなくても。俺たちは仲間だ。当然のことをしただけだよ」
リズたちも、うんうんと頷いている。
「さーて、帰るか」
俺の言葉に、みんなも賛成し、ささやきの洞窟を後にするのだった。
こちらも、鑑定を行う。
名前:ホールウルフ
危険度:D+
説明:仄暗い場所に棲む狼の魔物。茶色く、暗闇で目立たない保護色の毛を持つ。素早く、爪なども鋭いが、目が退化しているため、細かく動きを読まれることは少ない。
素材:『穴狼の毛皮』
レア素材:『穴狼の鋭爪』
「数が多いな。魔法で一撃とはいかなそうだ」
「なら、私たちの出番だな」
「ん……!!」
「準備できてるよ!」
俺の言葉にリズやキアラたちが意気込んでいる。
俺も剣を抜いて、機を窺う。
「私は後方から援護いたします」
セーラも戦闘準備をする。
「よし! 行くぞ!!」
俺が号令をかけると、シレイドとキアラがホールウルフに突撃していく。
キアラが薙ぎ払いで数匹を吹っ飛ばし、まだ息のある穴狼をシレイドがダガーで仕留めていく。
遠くにいる個体は、リズのクロスボウが射抜いていく。
「エルシャイン!!」
「ギャイン!!」
セーラが唱えると、光の矢がホールウルフを貫く。
あれが、光の攻撃魔法か……。
穴狼二匹を相手にしながら、セーラの戦いぶりを見る。
これならば、充分パーティでやっていけそうだな。
「おっと……ふんっ! エルファイア!!」
斬り払いで動きがのろくなったホールウルフからの攻撃を避ける。
そして、その首元を掴み、火属性魔法を発射。
「グルウゥ……」
ホールウルフは力なく倒れる。
「あと一匹……!」
ホールウルフと対峙した瞬間、真横からざっと影が飛び出してくる。
シレイドだ。
防具が新しくなって上機嫌で張り切っているらしく、残り一匹のホールウルフを瞬時に切り裂いて倒す。
「むふー♪ 新しくなったシレイドは無敵……! ご主人様……褒めて褒めてー!」
「おう、ありがとな。シレイドは偉いぞー」
ひしっとズボンにしがみついてくる彼女の頭を撫でてやると、満足げに微笑む。
「シレイドさんは随分とレオ様に懐いているようですね」
「レオは奴隷でも、ちゃんと一人の女の子として接してくれるからね」
「うむ。頼りになるリーダーであり、みんなの恋人だ」
セーラの言葉に、リズとキアラが笑って応える。
「……皆さんの恋人……ですか……」
その言葉を聞いて、セーラは頬を緩ませる。
何はともあれ戦闘終了だ。
ホールウルフの素材を回収して先に進む。
その後も、何度か戦闘を繰り返して洞窟の奥へと進んでいく。
『いざないの洞窟』で一度戦っていた『インプ』はもちろん、『リトルゴーレム』『ホールウルフ』も俺たちの敵ではなかった。
まあ、ダンジョンにおいては余裕を持ちながら攻略するようにしているしな。
セーラの話から、危険度は『いざないの洞窟』の少し上だと推測出来ていた。
彼女が仲間に加わったことで、単純に戦力もアップしたので、案の定、気が緩みそうになるくらい簡単に攻略できている。
そうして、探索を開始して二時間ほど経った頃だろうか。
「そろそろ、私の仲間が眠る場所です」
沈痛な面持ちを少しばかり浮かべて、セーラが教えてくれる。
狭い通路を抜けると、少し広い小部屋のような空間に出る。
「ここか……」
前方に人骨が三体ほど見える。
そばには剣や盾、ボロボロになった鎧などが散乱していた。
「ここで……私がいたパーティは、見たことも無い魔物の軍団に襲われました……。どの魔物も危険度が高く、中級冒険者の私たちでは歯が立たない強さでした。リーダーは勇敢な青年だったのですが、仲間を逃がそうと盾になって一番最初に犠牲に……次々に襲われ倒れていく仲間たちに何もできず、私も手傷を負わされて気を失いました」
仲間の亡骸の前で跪き、祈りを捧げるセーラは、苦しそうな顔で言葉を続ける。
「目を覚ますと魔物の姿はなく、黄金の騎士団とキブラが立っていました。『自分たちの仲間になれ。そうすれば助けてやる』と言われて、藁にも縋る思いで首を縦に振りました……それが、全部キブラの策略とも知らずに……」
罪の意識で押しつぶされそうなのであろう彼女の肩にそっと手を置く。
リズとキアラも優しく彼女に寄り添う。
シレイドは近くにあった平べったい石を使い、器用に骨を埋める為の穴を掘っていた。
「君のせいじゃない」
俺が一言だけ彼女に言葉を投げかけると、決壊したように涙を流すセーラ。
そんな彼女をしばらく慰める。
どのくらい経っただろうか、シレイドが全員分の穴を掘り終わり、駆け寄ってくる。
「死んだ人は……ちゃんと弔う……そうすれば、また世界を回す歯車に加われる……。その歯車がセーラと噛み合えば、生まれ変わりだろうが何だろうが、いずれ……また会える」
「うふふ……そうですね、シレイドさん」
シレイドの言葉に、セーラが頬を濡らし優しく笑う。
傍にあった大きな石を墓石にして、三人をそれぞれの穴に納骨した。
リズが採集していたフィールドアイテムの花を捧げる。
「装備品はどうする?」
「ギルドを通して、家族の元に届けてもらおうと思います。亡くなったという事実は知らされているでしょうが、遺品は持っていないでしょうから」
セーラは三人の装備などを丁重に袋の中に入れる。
俺たち五人は、墓の前で手を合わせる。
「セーラのことは、俺たちが引き受けます……だから、安らかにお眠りください」
俺の言葉を聞いて、セーラはまた、一筋の涙を流す。
セーラのパーティの仲間だった三人の弔いが終わる。
「ありがとうございます。皆さん。ここまでついて来てくださって」
深々と頭を下げるセーラ。
「いいって、そんな畏まらなくても。俺たちは仲間だ。当然のことをしただけだよ」
リズたちも、うんうんと頷いている。
「さーて、帰るか」
俺の言葉に、みんなも賛成し、ささやきの洞窟を後にするのだった。
194
お気に入りに追加
1,910
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる