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第5章:傲慢貴族と白衣の聖女編
第4話:次の目標
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「まあ、色々話したけど……。ハッキリ言えば、私たち『赤の女王』はキブラを失脚させて、友達のセーラや、虐げられている下位のメンバーを救い出そうとしているの。言い逃れできない不正や犯罪の証拠も、今、たくさん揃えてるところ」
「まあ、その事に相手方も薄々感づいているのは少し不安ではあるけどね」
ハルカの言葉にケイティが付け加える。
「なるほどな……何か俺たちが動いた方がいいことはあるか?」
「おっ……? 死にかけたのに、協力を申し出るとは……やっぱり面白いな、レオは!」
「カリーナ、茶化さない」
冗談交じりに言うカリーナをケイティが窘める。
「ふふ、ありがとう。でも、気持ちだけで充分よ。とりあえず、今日話したかったのはなぜレオくんがギルドで襲われていたのか知りたかっただけだから」
「そうか……悪いな。俺たちの方が色々と訊いちゃって」
「ううん。キブラの悪事をレオくんたちには知る権利があると思って話したんだし。……ボニーを救ったレオくんは間違ってないよ。何も心配しないで、冒険を続ければいいからね」
ハルカが俺たちにニッコリと微笑んでくれる。
「長話になってしまったわね……そろそろ切り上げましょう? ハルカ」
「そうだなぁ! そろそろ行くかぁ!」
「ええ。またね、レオくんたち」
ハルカたち三人は、話し終えると『ラック・ステラ』を後にするのだった。
ハルカたちと話し合った日の深夜——。
俺は、『バー・ラックステラ』で飲んでいた。
ギルドでのキブラとのいざこざをジュリアたちに話して、注意喚起するためだ。
もちろん、ハルカたちとの話し合いの内容はできるだけ伏せたままで。
「あのバカ貴族……報復なんて、そこまで腐った奴だったとはねぇ」
ジュリアさんが本気で怒ってる。怖い。
「ああ、ボニーには興味なくなったみたいなことを言っていたから大丈夫だとは思うけど、一応二人も気をつけて」
「やーん♪ あたし怖いー……もし危ない目に遭ったら、お兄さん助けてね♪」
「分かった」
全然、怖くなさそうにボニーが怖がっている。
いざ襲われても、ぶっちゃけ一人でどうにかできてしまいそうなんだよなぁ……この二人。
「それで? お兄さんは、明日以降は冒険どうするの? 普通に続けるの?」
「ああ。俺たちに『赤の女王』たちの後ろ盾があるって分かったはずだから、露骨な嫌がらせや襲撃は無いだろうしな。とりあえず、手ごろなダンジョンを調べて、また近々踏破する予定だ」
リズたちとも、あの後、これからの方針を話し合って決めた。
ハルカたちが何もするなと言っている以上、静観するしかない。
下手に手出ししたら足手まといになる可能性が高いしな。
だが、できる限りの備えと、心の準備はしておくつもりだ。
いつでもハルカたちの助けになれるように。
ボニーの問いかけに答えると「そっかぁ♪ 早く一流になるんだよ♪」と言って彼女は腕に抱きついてくる。
すっかり気に入られたようだ。
俺は、二人と語り合いつつ、夜を越した。
翌日——。
「よし! 気を取り直して、冒険に行くぞ!」
「「「おー!!」」」
俺の号令に三人が元気よく応える。
「あ、でも、『いざないの洞窟』を踏破したばかりだからな。一週間くらいは緩い活動にしようと思っているぞ」
「はーい」
「ん……了解」
「わかった」
三人とも引きずりすぎていないみたいでよかった。
まあ、ここは異世界だしな。
いちいち、トラブルがあるごとに感傷的になっていたら身が持たないという側面も大きいのだろう。
ギルドに入ると、昨日の雰囲気は嘘のように、活気あふれる様子に戻っていた。
掲示板を確認して、平原で受けられる討伐クエストと納品クエストの依頼書を剥がす。
それをカウンターに持っていくと、受付嬢さんがニッコリ出迎えてくれた。
「あらぁ、おはようございますぅ。依頼の受注ですかぁ?」
「ああ。今日もよろしく頼む」
「はい~。少々お待ちを~」
受付嬢が手早く事務処理してくれる。
本当に、キブラの嫌がらせなどが無いか少しだけ危惧していたが、ハルカたちが言った通りギルドは基本的に中立の姿勢のようだ。
まあ、あくまで賄賂関係になっているのはギルドマスターだけみたいだしな。
『あの冒険者だけを差別しろ——』なんて命令は、そう簡単に下せないのだろうな。
「完了しましたよぉ」
「ありがとう。それと『いざないの洞窟』を踏破した後、次はどのダンジョンを目指すのがベストだろう?」
「う~ん、そうですねぇ。候補はいくつか、あるのですがぁ……少々お待ちくださいねぇ」
俺の質問に受付嬢さんが候補地を書き出してくれる。
その数は、軽く十は超えていた。
エルゼリアの周りには無数のダンジョンがあると聞いていたが、初心者向けでもこんなに数があるのか。
その中に『霧の森』というものがあった。
「ん? ここって……」
「あー、ルクシアからここに来た時に通った森だよね」
「確か、ミストマタンゴが大量発生していた場所だな」
「ん……霧茸スープ、美味しかった……」
「あぁ~、そこは年中霧が出ている森のダンジョンですねぇ。浅い場所ではミストマタンゴしか出てきませんが、奥地は色々な魔物が出てきますぅ。もちろん、ボスモンスターもいるんですよぉ」
俺たちの反応を見て受付嬢さんが教えてくれる。
なるほど、ここなら入ったことがあるから、どういう場所かある程度解っている。
霧が出ていたとしても、リズの『マッピング』があるから迷わないし。
瘴気も無かったっぽいから、エルゼリアにいつでも帰って来ることができるだろうし。
うん。次のダンジョンとして最適だろう。
「みんな、『霧の森』踏破してみないか?」
「うん! いいよ!」
「ん……霧茸グルメ尽くし……!」
「難易度も丁度いいだろうな。私も賛成だ」
提案に三人とも乗ってくれた。
「よし。本格的な攻略は休息期間をはさんだ一週間後からにしよう」
「「「了解!」」」
次のダンジョンが決まったところで、いつも通りのんびりと平原での冒険者活動を始めるのだった。
「まあ、その事に相手方も薄々感づいているのは少し不安ではあるけどね」
ハルカの言葉にケイティが付け加える。
「なるほどな……何か俺たちが動いた方がいいことはあるか?」
「おっ……? 死にかけたのに、協力を申し出るとは……やっぱり面白いな、レオは!」
「カリーナ、茶化さない」
冗談交じりに言うカリーナをケイティが窘める。
「ふふ、ありがとう。でも、気持ちだけで充分よ。とりあえず、今日話したかったのはなぜレオくんがギルドで襲われていたのか知りたかっただけだから」
「そうか……悪いな。俺たちの方が色々と訊いちゃって」
「ううん。キブラの悪事をレオくんたちには知る権利があると思って話したんだし。……ボニーを救ったレオくんは間違ってないよ。何も心配しないで、冒険を続ければいいからね」
ハルカが俺たちにニッコリと微笑んでくれる。
「長話になってしまったわね……そろそろ切り上げましょう? ハルカ」
「そうだなぁ! そろそろ行くかぁ!」
「ええ。またね、レオくんたち」
ハルカたち三人は、話し終えると『ラック・ステラ』を後にするのだった。
ハルカたちと話し合った日の深夜——。
俺は、『バー・ラックステラ』で飲んでいた。
ギルドでのキブラとのいざこざをジュリアたちに話して、注意喚起するためだ。
もちろん、ハルカたちとの話し合いの内容はできるだけ伏せたままで。
「あのバカ貴族……報復なんて、そこまで腐った奴だったとはねぇ」
ジュリアさんが本気で怒ってる。怖い。
「ああ、ボニーには興味なくなったみたいなことを言っていたから大丈夫だとは思うけど、一応二人も気をつけて」
「やーん♪ あたし怖いー……もし危ない目に遭ったら、お兄さん助けてね♪」
「分かった」
全然、怖くなさそうにボニーが怖がっている。
いざ襲われても、ぶっちゃけ一人でどうにかできてしまいそうなんだよなぁ……この二人。
「それで? お兄さんは、明日以降は冒険どうするの? 普通に続けるの?」
「ああ。俺たちに『赤の女王』たちの後ろ盾があるって分かったはずだから、露骨な嫌がらせや襲撃は無いだろうしな。とりあえず、手ごろなダンジョンを調べて、また近々踏破する予定だ」
リズたちとも、あの後、これからの方針を話し合って決めた。
ハルカたちが何もするなと言っている以上、静観するしかない。
下手に手出ししたら足手まといになる可能性が高いしな。
だが、できる限りの備えと、心の準備はしておくつもりだ。
いつでもハルカたちの助けになれるように。
ボニーの問いかけに答えると「そっかぁ♪ 早く一流になるんだよ♪」と言って彼女は腕に抱きついてくる。
すっかり気に入られたようだ。
俺は、二人と語り合いつつ、夜を越した。
翌日——。
「よし! 気を取り直して、冒険に行くぞ!」
「「「おー!!」」」
俺の号令に三人が元気よく応える。
「あ、でも、『いざないの洞窟』を踏破したばかりだからな。一週間くらいは緩い活動にしようと思っているぞ」
「はーい」
「ん……了解」
「わかった」
三人とも引きずりすぎていないみたいでよかった。
まあ、ここは異世界だしな。
いちいち、トラブルがあるごとに感傷的になっていたら身が持たないという側面も大きいのだろう。
ギルドに入ると、昨日の雰囲気は嘘のように、活気あふれる様子に戻っていた。
掲示板を確認して、平原で受けられる討伐クエストと納品クエストの依頼書を剥がす。
それをカウンターに持っていくと、受付嬢さんがニッコリ出迎えてくれた。
「あらぁ、おはようございますぅ。依頼の受注ですかぁ?」
「ああ。今日もよろしく頼む」
「はい~。少々お待ちを~」
受付嬢が手早く事務処理してくれる。
本当に、キブラの嫌がらせなどが無いか少しだけ危惧していたが、ハルカたちが言った通りギルドは基本的に中立の姿勢のようだ。
まあ、あくまで賄賂関係になっているのはギルドマスターだけみたいだしな。
『あの冒険者だけを差別しろ——』なんて命令は、そう簡単に下せないのだろうな。
「完了しましたよぉ」
「ありがとう。それと『いざないの洞窟』を踏破した後、次はどのダンジョンを目指すのがベストだろう?」
「う~ん、そうですねぇ。候補はいくつか、あるのですがぁ……少々お待ちくださいねぇ」
俺の質問に受付嬢さんが候補地を書き出してくれる。
その数は、軽く十は超えていた。
エルゼリアの周りには無数のダンジョンがあると聞いていたが、初心者向けでもこんなに数があるのか。
その中に『霧の森』というものがあった。
「ん? ここって……」
「あー、ルクシアからここに来た時に通った森だよね」
「確か、ミストマタンゴが大量発生していた場所だな」
「ん……霧茸スープ、美味しかった……」
「あぁ~、そこは年中霧が出ている森のダンジョンですねぇ。浅い場所ではミストマタンゴしか出てきませんが、奥地は色々な魔物が出てきますぅ。もちろん、ボスモンスターもいるんですよぉ」
俺たちの反応を見て受付嬢さんが教えてくれる。
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「うん! いいよ!」
「ん……霧茸グルメ尽くし……!」
「難易度も丁度いいだろうな。私も賛成だ」
提案に三人とも乗ってくれた。
「よし。本格的な攻略は休息期間をはさんだ一週間後からにしよう」
「「「了解!」」」
次のダンジョンが決まったところで、いつも通りのんびりと平原での冒険者活動を始めるのだった。
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