114 / 206
第4章:エルゼリアと無骨なエルフ騎士編
第31話:依頼達成と踏破祝い
しおりを挟む
「ふぅ……もういいだろう……!」
トロールを最初に撃破してから数時間、俺たちは休憩をはさみながらワープを使ってトロールとの再戦を何度も繰り返していた。
最初は、皆の不完全燃焼を解消する目的だったが、ボスは経験値も高い上に、素材も希少だという事で、とりあえず体力的にきつくなるまで戦うことになった。
ボスといっても今の俺たちの敵ではなく、キアラが前に出て、シレイドとリズが援護射撃をし続ければ十分もあれば倒せるくらいだった。
まあ、いざとなれば『ルーンブレード』を使って一撃で倒せるし。
回数にして二十回ほど戦っただろうか。
おかげで素材も結構手に入った。
「ご主人様……シレイド、おなか減った……」
「ふふふ、同感だ。多分、もう昼頃だろうしな。レオ、どうだ? そろそろエルゼリアに戻らないか?」
「さんせーい! さすがにちょっと疲れちゃったよ」
シレイドの言葉を受けて、キアラが提案してくる。
リズもそろそろキツいみたいだ。
「ああ、そうだな。経験値もかなり稼げたと思うし、素材も充分だろう。そろそろ戻るか」
俺たちはワープを使って『ラック・ステラ』に移動した。
いきなり現れた俺たちに驚いたように目を開けるジュリア。
「おや、おかえり……ふぅん『ワープ』なんて使えたんだね、ボウヤ。流石、適性SSSなだけあるねぇ」
ニンマリとした顔で言われた。
「それで? 『いざないの洞窟』は攻略できたのかい?」
「ああ。バッチリだ!」
サムズアップする俺たちを見て、ジュリアは「そうかい」と一言呟き笑う。
「ご主人様……! ごはん! ごはん!」
「はいはい、シレイドちゃん。気持ちはわかるけどお風呂入ってからにしようねー。ダンジョン探索でドロドロでしょ?」
キラキラした目で俺にねだってくるシレイドを引っ張って、リズが部屋の風呂場に向かう。
キアラも苦笑しながらそれに続いた。
そうこうしていると、ボニーがカウンター奥の部屋から出てくる。
「あっ! お兄さん! 帰ってきたのね♪」
「ああ。あ、そうだ、忘れないうちに渡しておくよ。ほら。『リザードマンの尻尾』だ」
「わぁ! お兄さん、ちゃんと採ってきてくれたんだねぇ!? 大変だったでしょう? ごめんね、ありがとうっ♪」
俺が丸太のような尻尾を取り出すと、ボニーが跳びはねながらそれを受け取る。
「いやー、例の貴族、毎日バーに来て催促してきてさー。そろそろ、はぐらかすのも限界だったんだー」
「そうだったのか、なんとか間に合ってよかったよ」
『リザードマンの尻尾』を抱きかかえるボニーが微笑んでいるのを見ると、心底そう思う。
「とりあえず、俺も風呂に入ってくるよ。その後、昼飯を食べて、少し寝ることにする」
「うん! あ、そうだ! 特別に、今日のお昼は食堂で出してあげる! 外に食べに行くの、しんどいでしょう? いいよね? ジュリアさん?」
「ああ、構わないさ。依頼をちゃんと果たしてくれたんだ。それくらいじゃ足りないくらいだよ」
「ははは、ありがとう。じゃあ、頼むよ」
昼はボニーとジュリアの厚意に甘えることにして、俺は風呂でダンジョンでの汚れを洗い流したのだった。
「じゃあ、改めて。『いざないの洞窟』踏破、お疲れ様!!」
「「「お疲れ様―!!」」」
俺たち以外誰もいない、貸し切り状態の食堂で宴を上げた。
みんな、風呂に入ってさっぱりしたのか、若干疲れ具合がマシになっている。
「はいはーい! みんな、お仕事ご苦労様♪ あたしの依頼も達成してくれてホントに助かったよ♪ 今日はジャンジャン食べてね♪」
ボニーが、机に並べきれないほどの料理を運んでくる。
彼女が腕によりをかけて作った特別なご馳走は、言うまでもなく美味かった。
「うーん! 美味しい! やっぱり、ダンジョンで食べる料理よりも、全然イイね!」
「ああ! 確かに美味い! でも、外で食べるリズの料理も美味かったぞ? ダンジョンの中でも随分、贅沢させてもらったと思ってるよ」
「ん……リズもミレーユもボニーも、みんな料理上手……シレイド、下手だからすごいと思う……」
「私もそう思うぞ? エルフの料理は、正直、焼くだけ煮るだけの簡単なものばかりだからな。味付けを巧みにできるリズは立派だ」
「えへへー♪ そうかなぁ、あんがと♪」
褒めてやると、にへっと顔をほころばせるリズ。
「もぐもぐ、かつかつ……んぐっ!?」
「もう、急いで食べるからだぞ? ……ほら、水だ。落ち着いて食べろ、シレイド。ごちそうは逃げていかんぞ?」
「んくっ、んくっ、んくっ……ぷはっ! ごめん、キアラ……シレイド、不覚……気を付ける」
喉を詰まらせるシレイドに優しく水を差しだすキアラ。
宴の時間は楽しく、賑やかに過ぎていったのだった。
食事が終わり、俺たちはそれぞれ部屋に戻り、久しぶりにベッドで横になる。
ギルドへの報告は明日にすることにした。
エルゼリア周辺の中で一番簡単とはいえ、ダンジョンを踏破したのだ。
しばらく、冒険を休んでゆっくりしてもいいだろう。
リズもシレイドもキアラも、たくさん頑張ってくれたしな。
俺はそんなことを思いながら、眠りについた。
「ん……んん……ふぁあ~、よく寝たな……今、何時くらいだ?」
窓の外はもう真っ暗だ。
部屋に備え付けられている時計を見ると十一時を指していた。
「バーでも行くか……」
例の貴族が最近いつも来ているみたいなことボニーが言っていたしな。
『リザードマンの尻尾』を譲ったから、大丈夫だとは思うが……。
「ミレーユの件もあるしなぁ……」
異世界の貴族の横暴さと往生際の悪さは、すでに見て知っている。
念のため、そばにいた方が良いだろう。
俺は、所持金が入っている魔法の袋を持ってバーに向かった。
トロールを最初に撃破してから数時間、俺たちは休憩をはさみながらワープを使ってトロールとの再戦を何度も繰り返していた。
最初は、皆の不完全燃焼を解消する目的だったが、ボスは経験値も高い上に、素材も希少だという事で、とりあえず体力的にきつくなるまで戦うことになった。
ボスといっても今の俺たちの敵ではなく、キアラが前に出て、シレイドとリズが援護射撃をし続ければ十分もあれば倒せるくらいだった。
まあ、いざとなれば『ルーンブレード』を使って一撃で倒せるし。
回数にして二十回ほど戦っただろうか。
おかげで素材も結構手に入った。
「ご主人様……シレイド、おなか減った……」
「ふふふ、同感だ。多分、もう昼頃だろうしな。レオ、どうだ? そろそろエルゼリアに戻らないか?」
「さんせーい! さすがにちょっと疲れちゃったよ」
シレイドの言葉を受けて、キアラが提案してくる。
リズもそろそろキツいみたいだ。
「ああ、そうだな。経験値もかなり稼げたと思うし、素材も充分だろう。そろそろ戻るか」
俺たちはワープを使って『ラック・ステラ』に移動した。
いきなり現れた俺たちに驚いたように目を開けるジュリア。
「おや、おかえり……ふぅん『ワープ』なんて使えたんだね、ボウヤ。流石、適性SSSなだけあるねぇ」
ニンマリとした顔で言われた。
「それで? 『いざないの洞窟』は攻略できたのかい?」
「ああ。バッチリだ!」
サムズアップする俺たちを見て、ジュリアは「そうかい」と一言呟き笑う。
「ご主人様……! ごはん! ごはん!」
「はいはい、シレイドちゃん。気持ちはわかるけどお風呂入ってからにしようねー。ダンジョン探索でドロドロでしょ?」
キラキラした目で俺にねだってくるシレイドを引っ張って、リズが部屋の風呂場に向かう。
キアラも苦笑しながらそれに続いた。
そうこうしていると、ボニーがカウンター奥の部屋から出てくる。
「あっ! お兄さん! 帰ってきたのね♪」
「ああ。あ、そうだ、忘れないうちに渡しておくよ。ほら。『リザードマンの尻尾』だ」
「わぁ! お兄さん、ちゃんと採ってきてくれたんだねぇ!? 大変だったでしょう? ごめんね、ありがとうっ♪」
俺が丸太のような尻尾を取り出すと、ボニーが跳びはねながらそれを受け取る。
「いやー、例の貴族、毎日バーに来て催促してきてさー。そろそろ、はぐらかすのも限界だったんだー」
「そうだったのか、なんとか間に合ってよかったよ」
『リザードマンの尻尾』を抱きかかえるボニーが微笑んでいるのを見ると、心底そう思う。
「とりあえず、俺も風呂に入ってくるよ。その後、昼飯を食べて、少し寝ることにする」
「うん! あ、そうだ! 特別に、今日のお昼は食堂で出してあげる! 外に食べに行くの、しんどいでしょう? いいよね? ジュリアさん?」
「ああ、構わないさ。依頼をちゃんと果たしてくれたんだ。それくらいじゃ足りないくらいだよ」
「ははは、ありがとう。じゃあ、頼むよ」
昼はボニーとジュリアの厚意に甘えることにして、俺は風呂でダンジョンでの汚れを洗い流したのだった。
「じゃあ、改めて。『いざないの洞窟』踏破、お疲れ様!!」
「「「お疲れ様―!!」」」
俺たち以外誰もいない、貸し切り状態の食堂で宴を上げた。
みんな、風呂に入ってさっぱりしたのか、若干疲れ具合がマシになっている。
「はいはーい! みんな、お仕事ご苦労様♪ あたしの依頼も達成してくれてホントに助かったよ♪ 今日はジャンジャン食べてね♪」
ボニーが、机に並べきれないほどの料理を運んでくる。
彼女が腕によりをかけて作った特別なご馳走は、言うまでもなく美味かった。
「うーん! 美味しい! やっぱり、ダンジョンで食べる料理よりも、全然イイね!」
「ああ! 確かに美味い! でも、外で食べるリズの料理も美味かったぞ? ダンジョンの中でも随分、贅沢させてもらったと思ってるよ」
「ん……リズもミレーユもボニーも、みんな料理上手……シレイド、下手だからすごいと思う……」
「私もそう思うぞ? エルフの料理は、正直、焼くだけ煮るだけの簡単なものばかりだからな。味付けを巧みにできるリズは立派だ」
「えへへー♪ そうかなぁ、あんがと♪」
褒めてやると、にへっと顔をほころばせるリズ。
「もぐもぐ、かつかつ……んぐっ!?」
「もう、急いで食べるからだぞ? ……ほら、水だ。落ち着いて食べろ、シレイド。ごちそうは逃げていかんぞ?」
「んくっ、んくっ、んくっ……ぷはっ! ごめん、キアラ……シレイド、不覚……気を付ける」
喉を詰まらせるシレイドに優しく水を差しだすキアラ。
宴の時間は楽しく、賑やかに過ぎていったのだった。
食事が終わり、俺たちはそれぞれ部屋に戻り、久しぶりにベッドで横になる。
ギルドへの報告は明日にすることにした。
エルゼリア周辺の中で一番簡単とはいえ、ダンジョンを踏破したのだ。
しばらく、冒険を休んでゆっくりしてもいいだろう。
リズもシレイドもキアラも、たくさん頑張ってくれたしな。
俺はそんなことを思いながら、眠りについた。
「ん……んん……ふぁあ~、よく寝たな……今、何時くらいだ?」
窓の外はもう真っ暗だ。
部屋に備え付けられている時計を見ると十一時を指していた。
「バーでも行くか……」
例の貴族が最近いつも来ているみたいなことボニーが言っていたしな。
『リザードマンの尻尾』を譲ったから、大丈夫だとは思うが……。
「ミレーユの件もあるしなぁ……」
異世界の貴族の横暴さと往生際の悪さは、すでに見て知っている。
念のため、そばにいた方が良いだろう。
俺は、所持金が入っている魔法の袋を持ってバーに向かった。
212
お気に入りに追加
1,910
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる