103 / 206
第4章:エルゼリアと無骨なエルフ騎士編
第20話:エルゼリア平原
しおりを挟む
翌日——。
「おっし! それじゃあ、頑張るか!」
「ええ!」
「ん……」
「ああ!」
俺たちはエルゼリアの正門を出て、平原の入口に立っていた。
今日から、エルゼリアでの冒険者生活が本格的に始まる。
昨日、報酬で手に入れた『サンドボアコート』と『風霊の剣』を装備すると、もう田舎臭い駆け出し冒険者という感じはしなくなっていた。
この『サンドボアコート』……ベージュ色のロングコートなのだが、光沢のある質感が高級感を醸し出している。
その上、依頼書に書いてあった通り、多少の刃物程度なら通さないくらい、かなり丈夫そうな生地だ。
黒を基調とした上下のインナーもセットで付いており、重ねて着ると、オシャレなブランド物を着ているという感じで見栄えが良く、俺自身、すっかり気に入っていた。
「うん! もういっぱし超えて、一流の冒険者って感じだね、レオ! カッコイイよ!」
「ん……ご主人様、いい感じ」
「うむ。似合っているぞ……その……惚れなおしてしまいそうだ……」
彼女たちにも、概ね好評だ。褒められて悪い気はしない。
緩みそうになる頬を引き締める。
もう俺たちは駆け出しではない、いっぱしの冒険者だ。
まずは、エルゼリア周辺にどんな魔物が出るのかの調査をしよう。
そう思っていると、リズとキアラが何故か自信ありげな顔をしている。
「まあ、この周辺の魔物はキアラと一緒にある程度調べてきたから、大船に乗った気でいてよ!」
「ああ、その通りだ。エルゼリア平原の冒険攻略冊子は無料で見れたからな!」
『鑑定』を使えば、瞬時に詳細は分かるが、リズとキアラはギルドに置いてある冒険攻略冊子で下調べをしてきたらしい。
俺はというと、ダンジョンだけではなくフィールドにも攻略冊子があることに気が付かなかったのだが。
「ははは、そうか。期待しているよ」
冒険において、準備をし過ぎることはないと思うし。
彼女たちのやる気を、ありがたく受け取っておこう。
「シレイドはガイド、見てこなかったのか?」
「ガイドに頼りすぎるのは危険……不測の事態はつきもの……魔物は目で見て肌で感じて判断する……いざという時に対応する力が無くなるから……」
危ない橋をいくつも渡ってきたであろうシレイドの言う事は違う。
どちらが正しいとは言えないか。
「まあ、今日はせっかく調べて来てくれた二人に甘えていこうか」
「ん……」
俺の言葉に、シレイドは首肯する。
平原を歩いてしばらくすると、早速魔物に遭遇する。
ルクシアには出てこなかった赤色のスライムが三匹。
「あれは『レッドスライム』だ。普通のスライムより溶解液の濃度が高く、冒険者を取り込んで捕食するらしい。刃物は通りにくい。弱点は他のスライムと同じく『火属性』だ」
キアラがスラスラと教えてくれる。
念のため、鑑定もしてみる。
名前:レッドスライム
危険度:D+
説明:スライム種の中でも中流に位置する魔物。普通のスライムよりも溶解液の濃度が高くなっており、取り込まれると極めて危険。また、溶解液を遠距離から飛ばしてくることもあるので注意。
素材:『赤い溶解液』
レア素材:『レッドスライムの核』
俺は、三匹のレッドスライムに向かってフレイムを放つ。
すると、スライムたちは炎の中で苦しそうに蠢く。
火が収まってきて倒したかと思ったが、三匹ともまだニュルニュルと動いている。
なるほど、初級魔法ではきつくなってきたか。
剣でとどめを刺してもいいが、説明によると刃物は通らないらしいし、取り込まれると危険だと出た。
俺は、遠距離から再度魔法を放つ。
「モアフレイム!!」
火属性の下級魔法だ。
先ほどよりも大きな火柱が、スライムたちを包んだ。
すると、シュウウッという蒸発音と共に、スライムが形を崩した。
後に残った、ゼリーのような素材を回収する。
核はドロップしなかった。
「一撃じゃ倒せないみたいだね……」
リズが戦闘の様子を見て言う。
「だな。下級魔法なら二発、中級魔法レベルで一発ってところだろう。初級魔法じゃあ、もう心許ないかもな」
「魔法があるだけありがたいがな……戦闘時間がかなり短縮できる上、危険な接近戦に持ち込まずに済む」
俺の言葉にキアラが呟く。
「でも……それだと、シレイドたちの戦闘経験にはならない……適度に接近戦も混ぜていく方がいい」
「だな」
『絆の魔法』により、誰かが倒した魔物の経験値はパーティ全体に割り振られるが、実戦を通しての経験は得られない。
シレイドの提案に、その通りだと首肯する。
次に現れたのは大きな前歯を持つ巨大なネズミだ。
大きさは中型犬くらいあるだろうか。
ずんぐりむっくりで、手を口の前でクシクシと動かしている。
群れを成しており、五匹ほどいるだろうか。
「ビッグラットだね……ガイドで見たよ。大きな前歯の噛みつきに注意。魔法は全般的に効くらしいし、肉質も柔らかいから接近戦でもいけるらしいわよ」
リズが教えてくれる。
鑑定を使う。
名前:ビッグラット
危険度:D+
説明:大きなネズミの魔物。巨大な前歯で獲物に噛みつく。主に農作物を狙って活動することが多い害魔獣。時折、敵意を見せて人間にも噛みつく。
素材:『大鼠の前歯』
あまり、換金額には期待できなさそうな素材だが。
「よし、ここは私とシレイドに任せてもらおう」
「ん……『白銀のダガー』の切れ味、見るがいい……」
キアラとシレイドが前に出て、ビッグラット五匹に突撃する。
ビッグラットも素早い動きで応戦するが、二人の動きの方が上だ。
キアラが薙ぎ払えば三匹が沈み、討ち漏らした二匹をシレイドが着実に仕留めた。
ビッグラットは危険度D+の中でも特に弱いそうだが、今のところ大きな問題は無く倒せる。
お次は、黒い大きな犬の魔物と、にょろにょろした蔦を動かす花のような魔物が二匹ずつ。
「ヘルハウンドとデビルプラントだね。犬の方は素早くて獰猛、花の方は蔦を伸ばして遠距離攻撃をしてくるから注意だよ」
「デビルプラントは炎が弱点だ。レオの魔法で一網打尽にするのがいいだろう」
リズとキアラが再び教えてくれる。
ここでも、一応鑑定を使う。
名前:ヘルハウンド
危険度:D+
説明:大きな犬型の魔物。鋭い牙と爪で冒険者や家畜などを襲う。遠吠えすることで仲間を呼ぶので注意。
素材:『魔犬の毛皮』
レア素材:『魔犬の牙』
名前:デビルプラント
危険度:D+
説明:草原を住処にする食人植物の魔物。長い蔦を操り、敵の動きを封じたり鞭のように攻撃したりする。
素材:『悪魔花の蔦』
レア素材:『悪魔花のはなびら』
両方とも危険度D+。
先ほど遭遇したレッドスライムやビッグラットも危険度D+だった。
このエルゼリア平原では危険度D+が基本らしい。
前に苦戦した、ルクシアの森のキングボアと同じ危険度だ。
さて、どうなるかな。
「よし、俺がデビルプラント二匹を受け持つ。ヘルハウンドの方は頼んでいいか?」
「了解した」
俺の言葉にキアラが頷き、リズとシレイドに目配せをしてヘルハウンドに突っ込んでいく。
三人の連携と統率がちゃんと取れているが、危険度D+には通用するだろうか。
俺は、デビルプラントに中級の火属性魔法を放つ。
「エルフレイム!!」
ゴオオオオオオオオオッ!!
凄まじい火柱がデビルプラントを包む。
たちまち悪魔花たちは断末魔を上げて動かなくなる。
やはり、中級魔法の威力は半端ない。
一撃で屠ってしまった。
魔導書を譲ってくれたシャロン、ありがとう。
俺は心の中で感謝を述べ、ヘルハウンドの方向を見た。
「おっし! それじゃあ、頑張るか!」
「ええ!」
「ん……」
「ああ!」
俺たちはエルゼリアの正門を出て、平原の入口に立っていた。
今日から、エルゼリアでの冒険者生活が本格的に始まる。
昨日、報酬で手に入れた『サンドボアコート』と『風霊の剣』を装備すると、もう田舎臭い駆け出し冒険者という感じはしなくなっていた。
この『サンドボアコート』……ベージュ色のロングコートなのだが、光沢のある質感が高級感を醸し出している。
その上、依頼書に書いてあった通り、多少の刃物程度なら通さないくらい、かなり丈夫そうな生地だ。
黒を基調とした上下のインナーもセットで付いており、重ねて着ると、オシャレなブランド物を着ているという感じで見栄えが良く、俺自身、すっかり気に入っていた。
「うん! もういっぱし超えて、一流の冒険者って感じだね、レオ! カッコイイよ!」
「ん……ご主人様、いい感じ」
「うむ。似合っているぞ……その……惚れなおしてしまいそうだ……」
彼女たちにも、概ね好評だ。褒められて悪い気はしない。
緩みそうになる頬を引き締める。
もう俺たちは駆け出しではない、いっぱしの冒険者だ。
まずは、エルゼリア周辺にどんな魔物が出るのかの調査をしよう。
そう思っていると、リズとキアラが何故か自信ありげな顔をしている。
「まあ、この周辺の魔物はキアラと一緒にある程度調べてきたから、大船に乗った気でいてよ!」
「ああ、その通りだ。エルゼリア平原の冒険攻略冊子は無料で見れたからな!」
『鑑定』を使えば、瞬時に詳細は分かるが、リズとキアラはギルドに置いてある冒険攻略冊子で下調べをしてきたらしい。
俺はというと、ダンジョンだけではなくフィールドにも攻略冊子があることに気が付かなかったのだが。
「ははは、そうか。期待しているよ」
冒険において、準備をし過ぎることはないと思うし。
彼女たちのやる気を、ありがたく受け取っておこう。
「シレイドはガイド、見てこなかったのか?」
「ガイドに頼りすぎるのは危険……不測の事態はつきもの……魔物は目で見て肌で感じて判断する……いざという時に対応する力が無くなるから……」
危ない橋をいくつも渡ってきたであろうシレイドの言う事は違う。
どちらが正しいとは言えないか。
「まあ、今日はせっかく調べて来てくれた二人に甘えていこうか」
「ん……」
俺の言葉に、シレイドは首肯する。
平原を歩いてしばらくすると、早速魔物に遭遇する。
ルクシアには出てこなかった赤色のスライムが三匹。
「あれは『レッドスライム』だ。普通のスライムより溶解液の濃度が高く、冒険者を取り込んで捕食するらしい。刃物は通りにくい。弱点は他のスライムと同じく『火属性』だ」
キアラがスラスラと教えてくれる。
念のため、鑑定もしてみる。
名前:レッドスライム
危険度:D+
説明:スライム種の中でも中流に位置する魔物。普通のスライムよりも溶解液の濃度が高くなっており、取り込まれると極めて危険。また、溶解液を遠距離から飛ばしてくることもあるので注意。
素材:『赤い溶解液』
レア素材:『レッドスライムの核』
俺は、三匹のレッドスライムに向かってフレイムを放つ。
すると、スライムたちは炎の中で苦しそうに蠢く。
火が収まってきて倒したかと思ったが、三匹ともまだニュルニュルと動いている。
なるほど、初級魔法ではきつくなってきたか。
剣でとどめを刺してもいいが、説明によると刃物は通らないらしいし、取り込まれると危険だと出た。
俺は、遠距離から再度魔法を放つ。
「モアフレイム!!」
火属性の下級魔法だ。
先ほどよりも大きな火柱が、スライムたちを包んだ。
すると、シュウウッという蒸発音と共に、スライムが形を崩した。
後に残った、ゼリーのような素材を回収する。
核はドロップしなかった。
「一撃じゃ倒せないみたいだね……」
リズが戦闘の様子を見て言う。
「だな。下級魔法なら二発、中級魔法レベルで一発ってところだろう。初級魔法じゃあ、もう心許ないかもな」
「魔法があるだけありがたいがな……戦闘時間がかなり短縮できる上、危険な接近戦に持ち込まずに済む」
俺の言葉にキアラが呟く。
「でも……それだと、シレイドたちの戦闘経験にはならない……適度に接近戦も混ぜていく方がいい」
「だな」
『絆の魔法』により、誰かが倒した魔物の経験値はパーティ全体に割り振られるが、実戦を通しての経験は得られない。
シレイドの提案に、その通りだと首肯する。
次に現れたのは大きな前歯を持つ巨大なネズミだ。
大きさは中型犬くらいあるだろうか。
ずんぐりむっくりで、手を口の前でクシクシと動かしている。
群れを成しており、五匹ほどいるだろうか。
「ビッグラットだね……ガイドで見たよ。大きな前歯の噛みつきに注意。魔法は全般的に効くらしいし、肉質も柔らかいから接近戦でもいけるらしいわよ」
リズが教えてくれる。
鑑定を使う。
名前:ビッグラット
危険度:D+
説明:大きなネズミの魔物。巨大な前歯で獲物に噛みつく。主に農作物を狙って活動することが多い害魔獣。時折、敵意を見せて人間にも噛みつく。
素材:『大鼠の前歯』
あまり、換金額には期待できなさそうな素材だが。
「よし、ここは私とシレイドに任せてもらおう」
「ん……『白銀のダガー』の切れ味、見るがいい……」
キアラとシレイドが前に出て、ビッグラット五匹に突撃する。
ビッグラットも素早い動きで応戦するが、二人の動きの方が上だ。
キアラが薙ぎ払えば三匹が沈み、討ち漏らした二匹をシレイドが着実に仕留めた。
ビッグラットは危険度D+の中でも特に弱いそうだが、今のところ大きな問題は無く倒せる。
お次は、黒い大きな犬の魔物と、にょろにょろした蔦を動かす花のような魔物が二匹ずつ。
「ヘルハウンドとデビルプラントだね。犬の方は素早くて獰猛、花の方は蔦を伸ばして遠距離攻撃をしてくるから注意だよ」
「デビルプラントは炎が弱点だ。レオの魔法で一網打尽にするのがいいだろう」
リズとキアラが再び教えてくれる。
ここでも、一応鑑定を使う。
名前:ヘルハウンド
危険度:D+
説明:大きな犬型の魔物。鋭い牙と爪で冒険者や家畜などを襲う。遠吠えすることで仲間を呼ぶので注意。
素材:『魔犬の毛皮』
レア素材:『魔犬の牙』
名前:デビルプラント
危険度:D+
説明:草原を住処にする食人植物の魔物。長い蔦を操り、敵の動きを封じたり鞭のように攻撃したりする。
素材:『悪魔花の蔦』
レア素材:『悪魔花のはなびら』
両方とも危険度D+。
先ほど遭遇したレッドスライムやビッグラットも危険度D+だった。
このエルゼリア平原では危険度D+が基本らしい。
前に苦戦した、ルクシアの森のキングボアと同じ危険度だ。
さて、どうなるかな。
「よし、俺がデビルプラント二匹を受け持つ。ヘルハウンドの方は頼んでいいか?」
「了解した」
俺の言葉にキアラが頷き、リズとシレイドに目配せをしてヘルハウンドに突っ込んでいく。
三人の連携と統率がちゃんと取れているが、危険度D+には通用するだろうか。
俺は、デビルプラントに中級の火属性魔法を放つ。
「エルフレイム!!」
ゴオオオオオオオオオッ!!
凄まじい火柱がデビルプラントを包む。
たちまち悪魔花たちは断末魔を上げて動かなくなる。
やはり、中級魔法の威力は半端ない。
一撃で屠ってしまった。
魔導書を譲ってくれたシャロン、ありがとう。
俺は心の中で感謝を述べ、ヘルハウンドの方向を見た。
207
お気に入りに追加
1,910
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる