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第3章:エルフの国と優しい女王編

第29話:宴の夜にその3【♡ルーティア】

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「おほおおおおぉおぉおっ……♡ イックぅううううっ……♡」
 ルーティアの最奥を突き上げてやると、女王らしからぬ獣のようなイキ声を上げる。
 プシャプシャと潮を噴き、ルーティアは体を震わせた。
「行くぞ……!!」
 俺は、四つん這いになる女王の蜜壺に怒張を激しく出し入れする。
 重力で釣鐘のように垂れ下がった巨大な乳がぶるんぶるんと揺れている。
「ああんっ♡ ああっ♡ れお、しゃま♡ こ、こんにゃ……♡ 獣みたいな、かっこうでぇえ♡ ら、らめれすぅ♡」
 快感で舌が回らないのか、乱れまくるルーティア。
「何を言ってるんだよ。ルーティアは好きだろ? こういうセックス……こんな、メス牛みたいに大きな胸なんだからさ」
 俺はルーティアに被さり、耳元で言葉攻めを行う。
 そして、両手を使ってだらしなく垂れ下がった超乳を揉みしだく。
 ぽにゅぽにゅとしたその柔らかさは何とも言えない気持ちよさだ。
「そ、そうですぅ♡ ルーティアはメス牛ですぅ♡ うっくぅ♡ あうぅ♡ あんっ♡ はぁあっ♡ レオ様♡ いっぱい、いっぱい躾けてくださいませ♡」
 攻め過ぎたかと思ったが、やはり、ドМか。
 過剰な言葉攻めも嬉しいようだ。
 嗜虐心を煽る声で、激しくよがってくる。
「ルーティア……可愛いぞ……たっぷり気持ちよくなっていいからな」
「あんっ♡ は、はいぃ♡ ああっ♡ 気持ちよくなりますぅ♡ ああっん♡ も、もう、いっぱい気持ちいいですぅ♡」
 腰を打ちつける度、甘い喘ぎ声を上げ、淫らな言葉を放つルーティア。
 俺は、ルーティアの綺麗な長い耳に舌を差し込んで舐めまわす。
「んっひいっ♡ おおぉっ♡ みみぃ、ぞ、ぞくぞくするぅ♡ 気持ちいいれすぅ♡」
 もはや何をしても快感に変換されているようだ。
 生娘のような気恥ずかしさはないが、快楽を貪るようなセックス。
 あの女神のように慈愛にあふれ、いつも清廉としているルーティア女王をよがらせ、支配している感覚は筆舌に尽くしがたい多幸感だ。
「レオ様ぁ♡ わ、私ぃ♡ も、もうっ、イッてしまいますぅ♡ お慈悲おぉっ♡ くださいませぇ♡」
 ルーティアは真っ赤に上気した顔で俺の方を向いてお願いしてくる。
「分かった。そろそろ、出すとしよう!」
 打ち付ける腰をさらに激しく動かす。
「おおおおっ♡ おおんっ♡ おほおっ♡ レオしゃま♡ レオしゃま♡ しゅきぃ♡ らいしゅきれすぅ♡ 愛しておりますぅっ♡」
「俺もだ……俺も好きだぞ。ルーティア」
 一心不乱に乱れ狂うルーティアと、愛の言葉を交わし合う。
「嬉しいっ♡ 嬉しいれすっ♡ 中で、中でいいですぅっ♡ 出してくださいぃ♡ レオ様の子種、出してくださいませっ♡」
「くっ、中に出すぞ! ルーティア!!」
「ああっあっ♡ イッグううううううううううううぅぅぅっ♡」
 再び獣のような喘ぎ声を放ち、絶頂するルーティア。
 膣がぎゅうっと締まり、耐え切れなくなった俺の怒張から欲望が爆発する。
 ドビュルルルウルルルッルウルルルルルウッ!!
 凄まじい勢いで放たれる激情の精。
 ルーティアは身体をビクンビクンと震わせながら、それを甘受していた。
「おおっ♡ おほおっ♡ おおっおっ♡」
 声にならない声で喘ぎ、ベッドに突っ伏してしまうルーティア。
 どうやら、快感で腰が抜けたらしい。
「レオしゃまぁ……♡ も、もう、いきしゅぎて……♡ 私、壊れそうですぅ……♡」
 ルーティアが降参するも、禁欲の影響か、ラヴァーズベリーの果実水の影響か、俺の怒張は収まらない。
「悪い。ルーティア……まだ全然、収まりそうにない」
「へぇっ……!?」
 ルーティアはゆっくりと体勢を変えて俺のイチモツを凝視する。
 反り返ったままの、それを見て潤んだ瞳でゴクリと喉を鳴らす。
「い、いけませんよ……? も、もう、これ以上は……♡」
 そう言いつつ、腰をよじり期待するような目で俺を見つめる。
「ああっ……♡」
 俺が抱き寄せると、何の抵抗もなく腕に収まってくる。
「俺は、女神のように魅力的なルーティアをもっと抱きたい」
 そう言うと、ルーティアは「はぁっ……♡」と感嘆するような声を漏らす。
 そして、答えを待っていると、おずおずと言葉を紡ぐ。
「し、仕方ないですわね……♡ す、好きなだけ、私を可愛がってくださいませ……♡」
 ルーティアの答えを聞き、俺は彼女をそっと押し倒してキスをする。
 その後、俺もルーティアも性を貪り、お互いの欲望が空になるまで激しく交わった。
 睦み合いが終わったころには、窓からぼんやり明るくなった空が見えた。
 俺はルーティアの腕に抱かれて、豊満な胸に顔をうずめていた。
「レオ様ったら……先ほどまで、あんなに激しかったのに今は赤子のように胸に顔を押し付けて……可愛らしいですね」
「すまない……あまりにも心地よくて……こんなに温かい胸に抱かれるのは久しぶりで……」
 ルーティアは少し黙って問いかけてくる。
「レオ様、ご家族はいらっしゃらないのですか……?」
 俺の言葉に何かを感じ取ったのだろうか。
「幼い頃、父も母も亡くなった。兄弟もいない。親戚はいたが、遠く離れた場所で暮らしていた。……ずっと、独りだった」
 転生前の孤独な日々を思い出す。
 いかんな。自分の思った以上に弱々しい声になってしまった。
 久しぶりに、眩しいくらいの母性に触れてしまったからだろうか。
「……そうですか」
 ルーティアはポツリと声をこぼした。
「……ならば、今日から私があなたの母になります……だから、そんなに悲しい声を出さないで……」
 俺の寂しい気持ちを感じ取ってか、ルーティアが俺の頭をきつく抱き寄せて撫でてくれる。
 俺は、静かにそれを受け入れていた。
「ルーティア……」
「はい……あなたの恋人で、母親のルーティアですよ……」
 俺が呼ぶと、俺の頭を撫でたまま、ルーティアが返事をしてくれる。
 想い人が抱きしめてくれる。返事をしてくれる。
「ありがとう……」
 その幸福と安らぎに全身を委ねて感謝を述べ、そのまま心地よい眠りの中に落ちていくのだった。
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