63 / 206
第3章:エルフの国と優しい女王編
第19話:灰熊の掌煮込み
しおりを挟む
「ありがとう、レオ。君は命の恩人だ」
「ああ、気にするな……ケガはないか?」
「あ、ああ……その、ケガはないが……まだ、ドキドキしている。あんなに強く男性に抱き寄せられたのは初めてで……」
「す、すまないな。ああするしかなかった」
そっと自らを抱いて、ポッと顔を赤らめるキアラ。
その姿に、思わず俺も照れてしまう。
「こ、コホン! し、シレイドもありがとう。ポイズンスネークを倒してくれて助かった」
キアラがシレイドに手を差し出す。
「んーん……気にしないで……お菓子くれたから、おあいこ……」
シレイドはキアラの手をしっかりと握り、にっこりと微笑む。
「さて、ここからが大変だな……」
焼けた巣には、五十匹以上のポイズンスネークと巨大なジャイアントコブラ。
後処理に時間がかかりそうだ。
俺たちは、汗だくになりながら素材を剥ぎ取った。
そのおかげで大量の蛇皮と、毒袋、そしてジャイアントコブラの大きな牙が手に入った。
「ご主人様……毒袋、何個かもらっていい……?」
「ああ、構わないぞ。危ない素材だから気を付けて扱うんだぞ」
「ん……」
普段、素材を欲しがらないシレイドが毒袋をいくつか受け取り、ホクホク顔で魔法の袋にしまっている。
こういうものに惹かれるのは裏家業の名残なのだろうか、まあ、欲しがるなら好きにさせてやればいいか。
ちなみに、リズは要らないらしい。
結果、ほとんどの素材を俺が引き取ることになった。
「ふいー、終わった終わった! レオ、帰ろう♪」
素材を剥ぎ取り終えた時には空が赤らみ始めていた。
「だな。お疲れ様……シレイドもキアラも帰ろうか」
「ん……」
「ああ。女王様に良い報告ができるな」
俺たちは帰路に着いた。
途中、リズが思い出したようにキアラに尋ねる。
「そういえばさ。キアラの苗字って、ルーティア女王と同じガラテアなんだね。もしかして、娘とか?」
「いや、違うぞ。エルフの間で苗字は出身国を指す言葉になるんだ。だから、ガラテアの国に住むエルフはみんな『ガラテア』の姓を受ける」
「あ、そうなんだ! 謎が解けたよ!」
「私の両親は小さい頃、魔物に襲われて命を落とした。ルーティア女王は、そんな私を引き取って育ててくれたんだ」
「そっか……辛かったね」
「いや。私は幸せ者なんだと思うよ。世の中は孤児になっても引き取り手が無く、厳しい環境に身を置く者が多いからな」
リズとキアラが話し込んでいる。
孤児だったシレイドにはキツイ話かと思い見ると、昨日あげたマノハチノコをプチプチと食べていた。
全然、気にしていないようだ。
「私の方からも疑問がある。もしかして、シレイドはレオの奴隷なのか?」
「ん……そう」
シレイドが自分の服をまくり上げて、肩にある蹄鉄のような焼印を見せる。
「何かマズいのか?」
「いや、疑問に思っただけだ。レオのことを『ご主人様』と言っていたし、素材を受け取る際も妙に遠慮しているみたいだったから。女王様もその辺は心配になるほど寛容だ」
「そうか、良かったよ」
キアラの返答に俺は胸をなでおろした。
「奴隷も同等に扱う……か。素晴らしい男だな……レオは」
キアラは聞こえない声でポツリと呟いた。
王宮に着き、女王の間にて報告をする。
「まあ……! 素晴らしいですわ! 早速、依頼の一つを完了してしまうなんて……!」
ルーティア女王が目を輝かせて喜ぶ。
「いえ、まだ二つ、依頼が残っています。完遂できるように頑張ります」
「ありがとうございます。でも、無理はなさらないでくださいね? こちらとしては騎士団が来るまで護衛していただけるだけで嬉しいのですから」
俺の言葉に、ルーティア女王が優しい瞳で答える。
「はい。無理はしません。ただ、指名依頼を受けた以上、この国をきちんと救いたいのも本当です」
「……そうですか、嬉しいです。女王として、またガラテアの一人の民として」
俺の強い言葉に、潤み垂れた瞳をさらに細める女王。
さながら、聖母のような雰囲気だ。
思わず、いけない気持ちを抱いてしまいそうになる。
「して、次の獲物は何だ? レオ」
「ああ。ゴブリンの巣穴だ」
キアラの言葉にしっかり答える。
リズとシレイドと話し合って決めたことだ。
危険度D+のキングボアは最後に回す。
ゴブリンは戦ったことがあるし、冒険者の間では知られている魔物らしく、掴んでいる情報が多い。
勝算が大きい方を先に潰すのが上策だ。
もっとも、群れのリーダーであると言われているゴブリンマージというのが少し懸念ではあるが。
「なるほど。では、今回はエルフの兵士たちも十人ほど連れて行ってください。ゴブリンは数が多い上に個々で自由に動きます。巣穴を叩くのなら討ち漏らしはなるべく抑えたいのです。それに何より、エルフの女性が何人も連れ去られているのです。彼女たちを助けてあげたいのです」
ルーティア女王が切実に訴えてくる。
確かに、連れ去られた人までフォローするには俺たち四人じゃ少し足りないか。
「分かりました」
「巣穴には片道三日ほどかかる。帰ってくるのは約一週間後になるだろう。物資などはレオたちの分もこちらが用意する。出発は明日でいいか?」
俺がリズとシレイドを見ると、二人とも力強く首肯する。
「ああ、それでいい」
キアラの問いかけに俺は答える。
「それでは、今日はゆっくり休んでください。本当にお疲れさまでした」
ルーティア女王の言葉で謁見と報告が締められる。
俺たちは、部屋に戻った。
キアラも、明日の準備があるらしく別れる。
今日は忘れずに『灰熊の熊掌』をメイドさんに調理してもらうように頼んだ。
「ふいー、今日は大勝利だったわね!」
「ん……シレイドたち、普通に強い……ご主人様の采配も見事」
互いにねぎらい合いながら、部屋で休む。
しばらくすると、料理が運ばれてくる。
「お、来たぞ!」
エルフの料理は野菜中心の健康的な料理が多い。
その中央に、ドドンと置かれた大きな『灰熊の掌煮込み』。
まごうことなき熊の手だ。
ソースで煮込まれたのか美味しそうな色をしているが、そのフォルムは戸惑うものがある。
「本来、エルフの里では肉料理は普段あまり食べないのですが、ジャイアントコブラを倒してくださった勇者様のために調理させていただきました」
メイドさんがにっこりと微笑む。
「こ、これが、熊の手……。貴族が愛する高級料理……?」
「シレイドも初めて見る……なんとも言い難い形……」
俺だけじゃなく、リズもシレイドも戸惑っている。
「それでは食べやすいように切り分けさせてもらいますね」
煮込まれた熊の手にナイフを入れるメイドさん。
掌の骨を抜き、肉の部分を切り分けて俺たちの皿にそれぞれ置いてくれる。
インパクトの強い手の形から、盛り付けられて美味しそうな肉料理の形になった。
「食べやすくなったな。では、頂くか……」
「うん、頂きます!」
「……いただきます」
灰熊の掌煮込みを口に放り込む。
ジュワァ……!
「う……美味い!!」
「おいしいー! 何これ! すごい!」
「ハグハグ……もぐもぐ……むふー♪」
その美味さに、俺たちはそれぞれ感動の声を漏らす。
獣の肉ということで警戒していたが、下処理が良いのか獣臭さは全然なく、コラーゲンのようなプルプルした部分と、ほどよくある肉の部分のバランスが良い。
味は、豚足のような味だろうか。
肉々しく、それでいてソースも絡まりコクがある味わい。
あっという間に食べ終えてしまった。
その後、エルフの国の野菜料理に舌鼓を打つ。
「はぁー♪ 幸せ……これなら、もう一個くらい『灰色の熊掌』調理してもらえばよかったね」
「だな。まあ、また森でグレイベアを狩ることもあるだろうし、その時でいいだろう」
これは、すこぶる高く売れそうだしな。
「シレイド……お腹いっぱい……」
つつがなく食事が終わる。
明日の遠征に向けて英気を養った俺たちは、風呂に入り、また三人仲良く同じベッドで眠るのだった。
「ああ、気にするな……ケガはないか?」
「あ、ああ……その、ケガはないが……まだ、ドキドキしている。あんなに強く男性に抱き寄せられたのは初めてで……」
「す、すまないな。ああするしかなかった」
そっと自らを抱いて、ポッと顔を赤らめるキアラ。
その姿に、思わず俺も照れてしまう。
「こ、コホン! し、シレイドもありがとう。ポイズンスネークを倒してくれて助かった」
キアラがシレイドに手を差し出す。
「んーん……気にしないで……お菓子くれたから、おあいこ……」
シレイドはキアラの手をしっかりと握り、にっこりと微笑む。
「さて、ここからが大変だな……」
焼けた巣には、五十匹以上のポイズンスネークと巨大なジャイアントコブラ。
後処理に時間がかかりそうだ。
俺たちは、汗だくになりながら素材を剥ぎ取った。
そのおかげで大量の蛇皮と、毒袋、そしてジャイアントコブラの大きな牙が手に入った。
「ご主人様……毒袋、何個かもらっていい……?」
「ああ、構わないぞ。危ない素材だから気を付けて扱うんだぞ」
「ん……」
普段、素材を欲しがらないシレイドが毒袋をいくつか受け取り、ホクホク顔で魔法の袋にしまっている。
こういうものに惹かれるのは裏家業の名残なのだろうか、まあ、欲しがるなら好きにさせてやればいいか。
ちなみに、リズは要らないらしい。
結果、ほとんどの素材を俺が引き取ることになった。
「ふいー、終わった終わった! レオ、帰ろう♪」
素材を剥ぎ取り終えた時には空が赤らみ始めていた。
「だな。お疲れ様……シレイドもキアラも帰ろうか」
「ん……」
「ああ。女王様に良い報告ができるな」
俺たちは帰路に着いた。
途中、リズが思い出したようにキアラに尋ねる。
「そういえばさ。キアラの苗字って、ルーティア女王と同じガラテアなんだね。もしかして、娘とか?」
「いや、違うぞ。エルフの間で苗字は出身国を指す言葉になるんだ。だから、ガラテアの国に住むエルフはみんな『ガラテア』の姓を受ける」
「あ、そうなんだ! 謎が解けたよ!」
「私の両親は小さい頃、魔物に襲われて命を落とした。ルーティア女王は、そんな私を引き取って育ててくれたんだ」
「そっか……辛かったね」
「いや。私は幸せ者なんだと思うよ。世の中は孤児になっても引き取り手が無く、厳しい環境に身を置く者が多いからな」
リズとキアラが話し込んでいる。
孤児だったシレイドにはキツイ話かと思い見ると、昨日あげたマノハチノコをプチプチと食べていた。
全然、気にしていないようだ。
「私の方からも疑問がある。もしかして、シレイドはレオの奴隷なのか?」
「ん……そう」
シレイドが自分の服をまくり上げて、肩にある蹄鉄のような焼印を見せる。
「何かマズいのか?」
「いや、疑問に思っただけだ。レオのことを『ご主人様』と言っていたし、素材を受け取る際も妙に遠慮しているみたいだったから。女王様もその辺は心配になるほど寛容だ」
「そうか、良かったよ」
キアラの返答に俺は胸をなでおろした。
「奴隷も同等に扱う……か。素晴らしい男だな……レオは」
キアラは聞こえない声でポツリと呟いた。
王宮に着き、女王の間にて報告をする。
「まあ……! 素晴らしいですわ! 早速、依頼の一つを完了してしまうなんて……!」
ルーティア女王が目を輝かせて喜ぶ。
「いえ、まだ二つ、依頼が残っています。完遂できるように頑張ります」
「ありがとうございます。でも、無理はなさらないでくださいね? こちらとしては騎士団が来るまで護衛していただけるだけで嬉しいのですから」
俺の言葉に、ルーティア女王が優しい瞳で答える。
「はい。無理はしません。ただ、指名依頼を受けた以上、この国をきちんと救いたいのも本当です」
「……そうですか、嬉しいです。女王として、またガラテアの一人の民として」
俺の強い言葉に、潤み垂れた瞳をさらに細める女王。
さながら、聖母のような雰囲気だ。
思わず、いけない気持ちを抱いてしまいそうになる。
「して、次の獲物は何だ? レオ」
「ああ。ゴブリンの巣穴だ」
キアラの言葉にしっかり答える。
リズとシレイドと話し合って決めたことだ。
危険度D+のキングボアは最後に回す。
ゴブリンは戦ったことがあるし、冒険者の間では知られている魔物らしく、掴んでいる情報が多い。
勝算が大きい方を先に潰すのが上策だ。
もっとも、群れのリーダーであると言われているゴブリンマージというのが少し懸念ではあるが。
「なるほど。では、今回はエルフの兵士たちも十人ほど連れて行ってください。ゴブリンは数が多い上に個々で自由に動きます。巣穴を叩くのなら討ち漏らしはなるべく抑えたいのです。それに何より、エルフの女性が何人も連れ去られているのです。彼女たちを助けてあげたいのです」
ルーティア女王が切実に訴えてくる。
確かに、連れ去られた人までフォローするには俺たち四人じゃ少し足りないか。
「分かりました」
「巣穴には片道三日ほどかかる。帰ってくるのは約一週間後になるだろう。物資などはレオたちの分もこちらが用意する。出発は明日でいいか?」
俺がリズとシレイドを見ると、二人とも力強く首肯する。
「ああ、それでいい」
キアラの問いかけに俺は答える。
「それでは、今日はゆっくり休んでください。本当にお疲れさまでした」
ルーティア女王の言葉で謁見と報告が締められる。
俺たちは、部屋に戻った。
キアラも、明日の準備があるらしく別れる。
今日は忘れずに『灰熊の熊掌』をメイドさんに調理してもらうように頼んだ。
「ふいー、今日は大勝利だったわね!」
「ん……シレイドたち、普通に強い……ご主人様の采配も見事」
互いにねぎらい合いながら、部屋で休む。
しばらくすると、料理が運ばれてくる。
「お、来たぞ!」
エルフの料理は野菜中心の健康的な料理が多い。
その中央に、ドドンと置かれた大きな『灰熊の掌煮込み』。
まごうことなき熊の手だ。
ソースで煮込まれたのか美味しそうな色をしているが、そのフォルムは戸惑うものがある。
「本来、エルフの里では肉料理は普段あまり食べないのですが、ジャイアントコブラを倒してくださった勇者様のために調理させていただきました」
メイドさんがにっこりと微笑む。
「こ、これが、熊の手……。貴族が愛する高級料理……?」
「シレイドも初めて見る……なんとも言い難い形……」
俺だけじゃなく、リズもシレイドも戸惑っている。
「それでは食べやすいように切り分けさせてもらいますね」
煮込まれた熊の手にナイフを入れるメイドさん。
掌の骨を抜き、肉の部分を切り分けて俺たちの皿にそれぞれ置いてくれる。
インパクトの強い手の形から、盛り付けられて美味しそうな肉料理の形になった。
「食べやすくなったな。では、頂くか……」
「うん、頂きます!」
「……いただきます」
灰熊の掌煮込みを口に放り込む。
ジュワァ……!
「う……美味い!!」
「おいしいー! 何これ! すごい!」
「ハグハグ……もぐもぐ……むふー♪」
その美味さに、俺たちはそれぞれ感動の声を漏らす。
獣の肉ということで警戒していたが、下処理が良いのか獣臭さは全然なく、コラーゲンのようなプルプルした部分と、ほどよくある肉の部分のバランスが良い。
味は、豚足のような味だろうか。
肉々しく、それでいてソースも絡まりコクがある味わい。
あっという間に食べ終えてしまった。
その後、エルフの国の野菜料理に舌鼓を打つ。
「はぁー♪ 幸せ……これなら、もう一個くらい『灰色の熊掌』調理してもらえばよかったね」
「だな。まあ、また森でグレイベアを狩ることもあるだろうし、その時でいいだろう」
これは、すこぶる高く売れそうだしな。
「シレイド……お腹いっぱい……」
つつがなく食事が終わる。
明日の遠征に向けて英気を養った俺たちは、風呂に入り、また三人仲良く同じベッドで眠るのだった。
246
お気に入りに追加
1,910
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる