26 / 220
第2章:ルクシアの森と奴隷暗殺者編
第3話:ラズベリー【☆】
しおりを挟む
「お邪魔だったかな?」
「い、いえ。邪魔というわけでは」
俺の言葉に、受付嬢さんが慌てたように否定する。
褐色肌のお姉さんが葡萄酒の瓶と、木のコップ二つを持って来てくれた。
俺とリズは葡萄酒を注ぎ、一口飲む。
甘い……が、アルコールを強く感じる。
酒を初めて飲む俺は、あまり飲み過ぎない方が良いだろう。
この世界じゃ16歳で成人らしいから、いくら飲んでも法律上は問題ないらしいが。
リズは、何も考えてないようでごくごく飲んでいる。
「そうだ、受付嬢さん」
「今はプライベートです。ラズベリーと呼んで頂いて構いません」
ピシャリと言われたので、甘んじて受け入れる。
「ラズベリーにいくつか訊きたいことがあるんだ。仕事っぽい内容になっちゃうけどいいか?」
「なんでしょうか」
顔を赤らめながら、ラズベリーがじっと見つめてくる。
いつもの鋭い視線ではない、艶めかしい色香に思わず惑わされそうになる。
いかんいかん、質問しているのはこっちだ。
「ジョブについてだ。今、俺は冒険者のジョブについているが上のジョブに就くにはどうすればいい?」
前々から思っていた事を訊く。
ジョブという概念がある以上、強くなるにはこれを利用するのも重要だろう。
危険度が上の方の魔物と戦うためには適性に頼るだけではなく、ちゃんと経験値を積んで確実な『能力』を身に付ける必要がある。
「冒険者Lvを20まで上げてください。その上でギルドに来ていただければ、初級職の冒険者から下級職にジョブチェンジできます」
「下級職ってことは、もっと上のジョブもあるのか?」
「はい。低い順に初級職、下級職、中級職、上級職、最上級職まであります。上のジョブに就くための必要レベルも段階的に上がっていきます。もっともルクシア地方は魔物が弱い地域。経験値自体も溜まりにくいですから、上の方のジョブを目指すのは骨が折れるでしょうね」
「そうなのか、それだけジョブにも種類があるなら、もっと簡単に上がってもよさそうだが、そうでもないんだな」
「はい。実際ギルドにいる冒険者のほぼ全員が初級職か下級職です。この地域の領主でさえ中級職止まりと聞きます。王都の方に行けば、最上級職の冒険者もお目にかかれるかもしれませんが」
淡々と、しかし、丁寧に答えてくれるラズベリー。
「なるほど、なんとなく疑問に思っていたんだが、冒険者以外の普通の一般市民、農家や漁師の人のジョブってどうなってるんだ?」
「一般的に『村人』と表示されます。農業や漁業をしてもジョブは変わりません。冒険者にならない者は一生そのままの方も多いです。ジョブを変えたい場合は、ちゃんとした場所でジョブ変更の魔法をかけてもらう必要があります」
「なるほど、例えば?」
「一番簡単なのはギルドを訪れて初級職に就くことですね。その他、騎士団に入り騎士系のジョブに就くか、商会に入り商人系のジョブに就くか、あとは財産と功績を築いた上で、国に申請すれば貴族系のジョブに就くことも可能です。そうそう、罪を犯して捕まれば、問答無用で悪人系のジョブに変更させられますのでご注意ください」
かなり酔いも回っているはずなのに丁寧で明瞭な説明だ。
リズは早くも葡萄酒にやられたのか、机に突っ伏している。
「リズ? 大丈夫か?」
「らいじょうぶ、らいじょうぶー。ちょっと、ねむいらけー……ぐー……」
「お酒に弱いみたいですねリズさん」
ラズベリーが苦笑している。
初めて、ちゃんと微笑む顔を見た気がする。
元々クールビューティだが、笑うとギャップがあってすごく良い。
「ん? なにか?」
「いや、初めてラズベリーが笑うのを見たと思ってな。思っていた以上に綺麗でビックリした」
ラズベリーの問いかけに答えると、ラズベリーが顔を真っ赤にして慌てる。
「な、ななな、なにを馬鹿なことを言ってるんですか……」
照れ隠しの不機嫌そうな顔も美人だった。
そうこうしていると、ラズベリーが二本目の葡萄酒の瓶を開ける。
「お酒、好きなんだな」
「ええ。私の唯一の趣味と言っても過言ではありません。友達も少ないですし、恋人ももう長い間いませんし……あっ」
しまったという顔で俺を見る。
つい愚痴ってしまったようだ。
「す、すみません。私ったら、気を抜きすぎてしまっているようで」
「いや、構わない。プライベートなんだろ? しかし、ラズベリーほどの美人を放っておくなんて、周りの男たちの目は節穴だな」
「な、ななな、なにを素っ頓狂なことを言ってるんですか……!?」
今度は少し狙ってみた。
案の定、慌てふためき顔を伏せるラズベリー。
嘘はついていない。
俺から見てもラズベリーは充分魅力的だ。
酒場のカウンターで作業している褐色肌のお姉さんが、計画通りといった笑みを浮かべているのは放っておこう。
「れ、レオさん……その、そういった発言は気のない女性にするものではないと思いますよ……」
「なら大丈夫だな。俺はラズベリーに気があるから」
いかんいかん、気が大きくなっている。
毎日リズとしっぽり過ごしていて、サマンサという美少女ともフィーバーしたら、さすがの俺でも女性に対してある程度免疫はできている。
俺も酔いが回ってきているらしい。
そう思い、ふとラズベリーを見ると、沸騰したような顔で俺を見つめる。
あまりの真剣な形相に、思わず俺もビビる。
「…………い、いま、なんと?」
「い、いや。俺はラズベリーと、もっと親密になれたらいいなと思っているからな」
ええい、こういうのは勢いだ。
言ってしまったものは覆せない。
ちゃんと肯定しておこう。
リズは、グースカ寝ていることだし。
「そ、そう……ですか……」
ラズベリーは耐え切れなくなったように俯いてしまった。
その後、しばらくラズベリーと話すも『……ええ』『……はい』という一言でしか返してくれない。
このままここにいても、ラズベリーは俯いたままだろう。
今日のところは退散するとしよう。
「さて、リズも寝ちゃってるし、今日はそろそろ帰るよ」
「は、はい。お気をつけて」
二人分のお代を机に置き、リズをおぶって、宿に戻ろうとするとラズベリーが少し大きな声で呼び止めてくる。
「あ、あの……!」
「ん? なんだ?」
「私は、たいてい毎日この店で飲んでいます。じ、時間が合えば、また、ご一緒……しま、しょう……」
消え入りそうな声で、誘ってくれるラズベリー。
酔いのせいか、照れているのか、その顔は相変わらず赤く火照っている。
「ああ、もちろんだ」
俺は、快く了承してその場を後にするのだった。
ラズベリー
「い、いえ。邪魔というわけでは」
俺の言葉に、受付嬢さんが慌てたように否定する。
褐色肌のお姉さんが葡萄酒の瓶と、木のコップ二つを持って来てくれた。
俺とリズは葡萄酒を注ぎ、一口飲む。
甘い……が、アルコールを強く感じる。
酒を初めて飲む俺は、あまり飲み過ぎない方が良いだろう。
この世界じゃ16歳で成人らしいから、いくら飲んでも法律上は問題ないらしいが。
リズは、何も考えてないようでごくごく飲んでいる。
「そうだ、受付嬢さん」
「今はプライベートです。ラズベリーと呼んで頂いて構いません」
ピシャリと言われたので、甘んじて受け入れる。
「ラズベリーにいくつか訊きたいことがあるんだ。仕事っぽい内容になっちゃうけどいいか?」
「なんでしょうか」
顔を赤らめながら、ラズベリーがじっと見つめてくる。
いつもの鋭い視線ではない、艶めかしい色香に思わず惑わされそうになる。
いかんいかん、質問しているのはこっちだ。
「ジョブについてだ。今、俺は冒険者のジョブについているが上のジョブに就くにはどうすればいい?」
前々から思っていた事を訊く。
ジョブという概念がある以上、強くなるにはこれを利用するのも重要だろう。
危険度が上の方の魔物と戦うためには適性に頼るだけではなく、ちゃんと経験値を積んで確実な『能力』を身に付ける必要がある。
「冒険者Lvを20まで上げてください。その上でギルドに来ていただければ、初級職の冒険者から下級職にジョブチェンジできます」
「下級職ってことは、もっと上のジョブもあるのか?」
「はい。低い順に初級職、下級職、中級職、上級職、最上級職まであります。上のジョブに就くための必要レベルも段階的に上がっていきます。もっともルクシア地方は魔物が弱い地域。経験値自体も溜まりにくいですから、上の方のジョブを目指すのは骨が折れるでしょうね」
「そうなのか、それだけジョブにも種類があるなら、もっと簡単に上がってもよさそうだが、そうでもないんだな」
「はい。実際ギルドにいる冒険者のほぼ全員が初級職か下級職です。この地域の領主でさえ中級職止まりと聞きます。王都の方に行けば、最上級職の冒険者もお目にかかれるかもしれませんが」
淡々と、しかし、丁寧に答えてくれるラズベリー。
「なるほど、なんとなく疑問に思っていたんだが、冒険者以外の普通の一般市民、農家や漁師の人のジョブってどうなってるんだ?」
「一般的に『村人』と表示されます。農業や漁業をしてもジョブは変わりません。冒険者にならない者は一生そのままの方も多いです。ジョブを変えたい場合は、ちゃんとした場所でジョブ変更の魔法をかけてもらう必要があります」
「なるほど、例えば?」
「一番簡単なのはギルドを訪れて初級職に就くことですね。その他、騎士団に入り騎士系のジョブに就くか、商会に入り商人系のジョブに就くか、あとは財産と功績を築いた上で、国に申請すれば貴族系のジョブに就くことも可能です。そうそう、罪を犯して捕まれば、問答無用で悪人系のジョブに変更させられますのでご注意ください」
かなり酔いも回っているはずなのに丁寧で明瞭な説明だ。
リズは早くも葡萄酒にやられたのか、机に突っ伏している。
「リズ? 大丈夫か?」
「らいじょうぶ、らいじょうぶー。ちょっと、ねむいらけー……ぐー……」
「お酒に弱いみたいですねリズさん」
ラズベリーが苦笑している。
初めて、ちゃんと微笑む顔を見た気がする。
元々クールビューティだが、笑うとギャップがあってすごく良い。
「ん? なにか?」
「いや、初めてラズベリーが笑うのを見たと思ってな。思っていた以上に綺麗でビックリした」
ラズベリーの問いかけに答えると、ラズベリーが顔を真っ赤にして慌てる。
「な、ななな、なにを馬鹿なことを言ってるんですか……」
照れ隠しの不機嫌そうな顔も美人だった。
そうこうしていると、ラズベリーが二本目の葡萄酒の瓶を開ける。
「お酒、好きなんだな」
「ええ。私の唯一の趣味と言っても過言ではありません。友達も少ないですし、恋人ももう長い間いませんし……あっ」
しまったという顔で俺を見る。
つい愚痴ってしまったようだ。
「す、すみません。私ったら、気を抜きすぎてしまっているようで」
「いや、構わない。プライベートなんだろ? しかし、ラズベリーほどの美人を放っておくなんて、周りの男たちの目は節穴だな」
「な、ななな、なにを素っ頓狂なことを言ってるんですか……!?」
今度は少し狙ってみた。
案の定、慌てふためき顔を伏せるラズベリー。
嘘はついていない。
俺から見てもラズベリーは充分魅力的だ。
酒場のカウンターで作業している褐色肌のお姉さんが、計画通りといった笑みを浮かべているのは放っておこう。
「れ、レオさん……その、そういった発言は気のない女性にするものではないと思いますよ……」
「なら大丈夫だな。俺はラズベリーに気があるから」
いかんいかん、気が大きくなっている。
毎日リズとしっぽり過ごしていて、サマンサという美少女ともフィーバーしたら、さすがの俺でも女性に対してある程度免疫はできている。
俺も酔いが回ってきているらしい。
そう思い、ふとラズベリーを見ると、沸騰したような顔で俺を見つめる。
あまりの真剣な形相に、思わず俺もビビる。
「…………い、いま、なんと?」
「い、いや。俺はラズベリーと、もっと親密になれたらいいなと思っているからな」
ええい、こういうのは勢いだ。
言ってしまったものは覆せない。
ちゃんと肯定しておこう。
リズは、グースカ寝ていることだし。
「そ、そう……ですか……」
ラズベリーは耐え切れなくなったように俯いてしまった。
その後、しばらくラズベリーと話すも『……ええ』『……はい』という一言でしか返してくれない。
このままここにいても、ラズベリーは俯いたままだろう。
今日のところは退散するとしよう。
「さて、リズも寝ちゃってるし、今日はそろそろ帰るよ」
「は、はい。お気をつけて」
二人分のお代を机に置き、リズをおぶって、宿に戻ろうとするとラズベリーが少し大きな声で呼び止めてくる。
「あ、あの……!」
「ん? なんだ?」
「私は、たいてい毎日この店で飲んでいます。じ、時間が合えば、また、ご一緒……しま、しょう……」
消え入りそうな声で、誘ってくれるラズベリー。
酔いのせいか、照れているのか、その顔は相変わらず赤く火照っている。
「ああ、もちろんだ」
俺は、快く了承してその場を後にするのだった。
ラズベリー
390
お気に入りに追加
1,922
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
男女貞操逆転世界で、自己肯定感低めのお人好し男が、自分も周りも幸せにするお話
カムラ
ファンタジー
※下の方に感想を送る際の注意事項などがございます!
お気に入り登録は積極的にしていただけると嬉しいです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あらすじ
学生時代、冤罪によってセクハラの罪を着せられ、肩身の狭い人生を送ってきた30歳の男、大野真人(おおのまさと)。
ある日仕事を終え、1人暮らしのアパートに戻り眠りについた。
そこで不思議な夢を見たと思ったら、目を覚ますと全く知らない場所だった。
混乱していると部屋の扉が開き、そこには目を見張るほどの美女がいて…!?
これは自己肯定感が低いお人好し男が、転生した男女貞操逆転世界で幸せになるお話。
※本番はまぁまぁ先ですが、#6くらいから結構Hな描写が増えます。
割とガッツリ性描写は書いてますので、苦手な方は気をつけて!
♡つきの話は性描写ありです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誤字報告、明らかな矛盾点、良かったよ!、続きが気になる! みたいな感想は大歓迎です!
どんどん送ってください!
逆に、否定的な感想は書かないようにお願いします。
受け取り手によって変わりそうな箇所などは報告しなくて大丈夫です!(言い回しとか、言葉の意味の違いとか)
作者のモチベを上げてくれるような感想お待ちしております!
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる