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第1章:病弱青年とある女冒険者編
第2話:異世界での目覚め【☆】
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「ん……ここは……? 俺は、確か……あのアホ女神に転生させられて……?」
葉と葉の間から漏れるサラサラとした日の光が眩しくて、目が覚める。
どうやら、平原にある大きな樹の下で眠っていたらしい。
「ここが、異世界『アルティナ』……」
自分の服装を見ると、見事に異世界スタイルに変わっていた。
黒を基調としたシンプルな上着とズボン、どちらも普通の布素材で出来ているようだ。
普段着として着る分には文句のない服だ。
体つきがムキムキになっていたりは……しない。
だが、病弱でいつも気だるげだったのが嘘のように身体が軽く、動いても息切れをすることはない。
近くに小川が流れていたので、自分の顔を確認する。
ふむ、顔つきは元の自分のモノ、身長も伸びた気はしない。
ここがファンタジー世界というなら、ごくごく平凡な村人と言ったところか。
「まあ、ここでボーっとしていても仕方ないし。とりあえず、歩くか……」
大した変化も感じられないまま、思ったよりあっさりと異世界生活はスタートした。
「こんな緑が多い場所、今まで来たことなかったな……」
地球にいた時は、割と都会の方に住んでいたこともあって、だだっ広い緑の原っぱが広がっている光景は見たことがなかった。
その自然の美しさに、立ち止まると、自分の中の心が洗われていく感じが分かる。
「これは、田舎にリフレッシュしに行く人の気持ちがよく理解できるな」
ポツリとこぼした後、再びゆっくりと歩いていく。
心はすっかりと高揚してしまっていた。
しばらく歩いていると、近くの草むらがカサカサと動く。
(……動物でも居るのか?)
少し警戒していると後ろの草むらもカサカサと動き出す。
「……まさか!?」
イヤな予感が頭をよぎり、とっさに真横に飛ぶと、謎の物体が前後から飛び出してきて、ぶつかり合う!
ドゴン!
鈍い音が響くと、それらはすぐに地面に落ち、丸く粘性の二つの青い物体となってこちらを睨んでいた。
「どう見ても魔物だよな……!? あの見た目は、スライムか!?」
ゲームなどでよく見ていた風貌に思わず興奮して見とれてしまう。
「へー、こんな感じなんだ。スライムって。目は無いんだな……」
指先でツンツン突くとプルルンと震える。
「弾力はあるけど……あんまり柔らかくは無いかな……硬いゼリーみたいだ」
掴んで伸ばしたり、持ち上げたりしているとスライムが急に鳴き声を上げ、顔面に向かって体当たりしてきた。
「ビギー!!」
ドゴッ!!
「うげへええ!!」
痛い。めちゃくちゃちゃんと痛かった。
そうこうしていると、二匹目のスライムも突っ込んでくる。
武器になるようなものは持っていない。
「あの駄目女神!! 武器も無いのにいきなりこんなところに飛ばしやがって、どうすりゃいいんだよ!?」
ひとまず、全力で平原を逃げ回る。
「くそっ! すげー凶暴なんだな! 魔物は魔物ってことか! って、うおあああ!!」
「きゃああああ!?」
なめてかかっていたことを後悔しながら、走り回ること五分。
後ろを振り返りながら走っていると、平原の真ん中でしゃがみこんでいる影に気づかずに思いっきりぶつかった。
「いたた……何なのよ!? あんた!!」
押し倒す形で影に重なり、目を開けると、碧眼金髪ツインテールの女の子がこちらを睨みつけていた。
「うおお!? 人間まで、ファンタジーだな!! わ、悪い!! それより、魔物に追われていて!!」
「『それより』! この手をどけろおおおお!!」
ドゴン!!
「ぐへっ!!?」
偶然、膨らみに当たってしまっていた手のせいで、顔面に重いパンチを喰らい吹っ飛ぶ。
「ピギー!!」
「ピギー!!」
2匹のスライムがその間に追いついてきた。
起き上がった女の子が、俺とスライムを交互に見る。
「ひっ、す、スライム? ちょっと、あんた! なに引き連れてきてるのよ!」
「やっぱり、あいつら『スライム』だったのか。 っていうか、当たったらめちゃくちゃ痛いんだぞ!? あれ!!」
「『ポイズンスライム』や『アシッドスライム』や『ジャイアントスライム』ならまだしも、普通の『スライム』で逃げ回ってるってことは……あんた、もしかして新人?」
「まあ、新人と言えば新人だな。どうやって倒したらいいのかも分かってない。武器も持ってない」
女の子は俺の言葉にため息をつく。
「あ、呆れた……武器を持ってないところを見るに魔法使えるんでしょ? まあ、魔力が尽きた時のことを考えたらナイフくらいは持ってた方が良いと思うけど……」
「知らん。魔法なんて使ったことない、そもそも使い方が分からん」
「あんた、そんなんでよく町からここまで出てきたわね……」
そんな俺と女の子の会話をスライムが戸惑うように聞いていた。
「この世界に魔力の無い人間なんていないんだから、今から私の言うとおりにして魔法でスライムを倒してみなさい。各属性の単純魔法なら大したMPも使わないし、詠唱無しで撃てるでしょ」
「いや……そもそも、俺、この世界の人間じゃ――」
「ごちゃごちゃ言わない!! 早くする! まず、開いた手を敵の方に向ける!!」
「わ、分かったよ。どうなっても知らねえぞ!?」
有無を言わない迫力に、言うとおりに手をスライムに向ける。
「次。スライムに効果的なのは火。燃えさかる炎を想像して、身体の端から指先に力を移動させるような感じで……」
「そんな事したって……って、マジかよ……」
女の子の言うとおりにすると、指先がぼんやり白く光りだす。
「そのまま、その力を切り離して飛ばすようにイメージして……放つ!!」
「おらああああああ!!」
ゴオオオオオオオオオオッ!!
力いっぱい言うとおりにすると、指先から真っ赤な光と共に、勢いよく炎が飛び出し、スライムを焼き飛ばす!
その勢いは凄まじく、周囲の草花が太い一直線上に焦げていた。
「うそ……? 単純魔法であの威力なの……? あんた……どんな魔力してんのよ」
女の子がポカンとした顔で俺を見る。
「よ、よく分からんが、そうらしいな……自分でもちょっと引いてる……」
初めての魔法、しかも、手からドデカい炎をぶっ放すという体験をして俺も戸惑いまくっていた。
「しかも、この威力……」
女の子が黒焦げになったスライムと周囲を見回す。
「ふ、ふふふ、ふふふふ……これは、とんでもないみっけもんしちゃったかも……これなら、あたしもこの平原から抜け出せる……!!」
女の子が静かに笑っている。
「な、なあ。何笑ってんだよ?」
俺が呼びかけると居ずまいを正して、言葉を続ける。
「こ、コホン……自己紹介がまだだったわね。あたしの名前は『リズ』。近くにある『ルクシアの町』で冒険者をしてるの」
「は、はあ……」
突然自己紹介をするリズに呆気に取られていると、リズは目を輝かせてこう言った。
「あんた、あたしとパーティを組まない!?」
リズ
葉と葉の間から漏れるサラサラとした日の光が眩しくて、目が覚める。
どうやら、平原にある大きな樹の下で眠っていたらしい。
「ここが、異世界『アルティナ』……」
自分の服装を見ると、見事に異世界スタイルに変わっていた。
黒を基調としたシンプルな上着とズボン、どちらも普通の布素材で出来ているようだ。
普段着として着る分には文句のない服だ。
体つきがムキムキになっていたりは……しない。
だが、病弱でいつも気だるげだったのが嘘のように身体が軽く、動いても息切れをすることはない。
近くに小川が流れていたので、自分の顔を確認する。
ふむ、顔つきは元の自分のモノ、身長も伸びた気はしない。
ここがファンタジー世界というなら、ごくごく平凡な村人と言ったところか。
「まあ、ここでボーっとしていても仕方ないし。とりあえず、歩くか……」
大した変化も感じられないまま、思ったよりあっさりと異世界生活はスタートした。
「こんな緑が多い場所、今まで来たことなかったな……」
地球にいた時は、割と都会の方に住んでいたこともあって、だだっ広い緑の原っぱが広がっている光景は見たことがなかった。
その自然の美しさに、立ち止まると、自分の中の心が洗われていく感じが分かる。
「これは、田舎にリフレッシュしに行く人の気持ちがよく理解できるな」
ポツリとこぼした後、再びゆっくりと歩いていく。
心はすっかりと高揚してしまっていた。
しばらく歩いていると、近くの草むらがカサカサと動く。
(……動物でも居るのか?)
少し警戒していると後ろの草むらもカサカサと動き出す。
「……まさか!?」
イヤな予感が頭をよぎり、とっさに真横に飛ぶと、謎の物体が前後から飛び出してきて、ぶつかり合う!
ドゴン!
鈍い音が響くと、それらはすぐに地面に落ち、丸く粘性の二つの青い物体となってこちらを睨んでいた。
「どう見ても魔物だよな……!? あの見た目は、スライムか!?」
ゲームなどでよく見ていた風貌に思わず興奮して見とれてしまう。
「へー、こんな感じなんだ。スライムって。目は無いんだな……」
指先でツンツン突くとプルルンと震える。
「弾力はあるけど……あんまり柔らかくは無いかな……硬いゼリーみたいだ」
掴んで伸ばしたり、持ち上げたりしているとスライムが急に鳴き声を上げ、顔面に向かって体当たりしてきた。
「ビギー!!」
ドゴッ!!
「うげへええ!!」
痛い。めちゃくちゃちゃんと痛かった。
そうこうしていると、二匹目のスライムも突っ込んでくる。
武器になるようなものは持っていない。
「あの駄目女神!! 武器も無いのにいきなりこんなところに飛ばしやがって、どうすりゃいいんだよ!?」
ひとまず、全力で平原を逃げ回る。
「くそっ! すげー凶暴なんだな! 魔物は魔物ってことか! って、うおあああ!!」
「きゃああああ!?」
なめてかかっていたことを後悔しながら、走り回ること五分。
後ろを振り返りながら走っていると、平原の真ん中でしゃがみこんでいる影に気づかずに思いっきりぶつかった。
「いたた……何なのよ!? あんた!!」
押し倒す形で影に重なり、目を開けると、碧眼金髪ツインテールの女の子がこちらを睨みつけていた。
「うおお!? 人間まで、ファンタジーだな!! わ、悪い!! それより、魔物に追われていて!!」
「『それより』! この手をどけろおおおお!!」
ドゴン!!
「ぐへっ!!?」
偶然、膨らみに当たってしまっていた手のせいで、顔面に重いパンチを喰らい吹っ飛ぶ。
「ピギー!!」
「ピギー!!」
2匹のスライムがその間に追いついてきた。
起き上がった女の子が、俺とスライムを交互に見る。
「ひっ、す、スライム? ちょっと、あんた! なに引き連れてきてるのよ!」
「やっぱり、あいつら『スライム』だったのか。 っていうか、当たったらめちゃくちゃ痛いんだぞ!? あれ!!」
「『ポイズンスライム』や『アシッドスライム』や『ジャイアントスライム』ならまだしも、普通の『スライム』で逃げ回ってるってことは……あんた、もしかして新人?」
「まあ、新人と言えば新人だな。どうやって倒したらいいのかも分かってない。武器も持ってない」
女の子は俺の言葉にため息をつく。
「あ、呆れた……武器を持ってないところを見るに魔法使えるんでしょ? まあ、魔力が尽きた時のことを考えたらナイフくらいは持ってた方が良いと思うけど……」
「知らん。魔法なんて使ったことない、そもそも使い方が分からん」
「あんた、そんなんでよく町からここまで出てきたわね……」
そんな俺と女の子の会話をスライムが戸惑うように聞いていた。
「この世界に魔力の無い人間なんていないんだから、今から私の言うとおりにして魔法でスライムを倒してみなさい。各属性の単純魔法なら大したMPも使わないし、詠唱無しで撃てるでしょ」
「いや……そもそも、俺、この世界の人間じゃ――」
「ごちゃごちゃ言わない!! 早くする! まず、開いた手を敵の方に向ける!!」
「わ、分かったよ。どうなっても知らねえぞ!?」
有無を言わない迫力に、言うとおりに手をスライムに向ける。
「次。スライムに効果的なのは火。燃えさかる炎を想像して、身体の端から指先に力を移動させるような感じで……」
「そんな事したって……って、マジかよ……」
女の子の言うとおりにすると、指先がぼんやり白く光りだす。
「そのまま、その力を切り離して飛ばすようにイメージして……放つ!!」
「おらああああああ!!」
ゴオオオオオオオオオオッ!!
力いっぱい言うとおりにすると、指先から真っ赤な光と共に、勢いよく炎が飛び出し、スライムを焼き飛ばす!
その勢いは凄まじく、周囲の草花が太い一直線上に焦げていた。
「うそ……? 単純魔法であの威力なの……? あんた……どんな魔力してんのよ」
女の子がポカンとした顔で俺を見る。
「よ、よく分からんが、そうらしいな……自分でもちょっと引いてる……」
初めての魔法、しかも、手からドデカい炎をぶっ放すという体験をして俺も戸惑いまくっていた。
「しかも、この威力……」
女の子が黒焦げになったスライムと周囲を見回す。
「ふ、ふふふ、ふふふふ……これは、とんでもないみっけもんしちゃったかも……これなら、あたしもこの平原から抜け出せる……!!」
女の子が静かに笑っている。
「な、なあ。何笑ってんだよ?」
俺が呼びかけると居ずまいを正して、言葉を続ける。
「こ、コホン……自己紹介がまだだったわね。あたしの名前は『リズ』。近くにある『ルクシアの町』で冒険者をしてるの」
「は、はあ……」
突然自己紹介をするリズに呆気に取られていると、リズは目を輝かせてこう言った。
「あんた、あたしとパーティを組まない!?」
リズ
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