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第十一章 邪恋
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だが、仮とはいえ母の姉となれば話は別である。
「わたしが戦女神フィオリナの長子トールです」
「「初めまして」」
「エドワード王子の問題については、ご本人から伺いました。正直なところを申し上げてよろしいでしょうか?」
「どうぞ」
「ご覧の通りわたしは男です。エドワード王子とは同性になります。勿論私の神力をもってすれば、性別の転換は容易なことです。ですが男として生まれ育ってきたことも事実。正直なところを申し上げれば、今すぐ彼のことを特別な眼で見るように言われても困ってしまいます」
この丁寧な説明にふたりの顔色が悪くなる。
「王子には望みがないと?」
震える問いに透はかぶりを振る。
「そうは申しておりません。あくまでも今の時点での気持ちです。将来のことまではわかりません。勿論時間制限があるのは承知しています。ですが事は心の領域。強制されても心は動かないのです。流れに身を任すしかないものだと思います」
「神子殿……」
「それに……わたしは神です。万が一エドワード王子を選んだ場合、神の血が人間に混じるという事態が、一体なにを招くのか、それも考えなければなりません。母の場合とは違いますから」
「どう……違うのですか? あの娘と?」
王妃の声は震えていた。
王妃にとって母はまだ妹なのだ。
戦女神ではなく。
「母は神の身でランドール王と結ばれたわけではありません。あくまでもビクトリアとしての母は人間です。ですからアスベルたちも神ではなく人間として産まれました。ですがわたしは生粋の神なのです。
人間として仮の生を生きているわけでもない。つまりおふたりの望み通りにわたしがエドワード王子を愛して、更に女性になることを選んだ場合、ログレス王家に神の血が混じることになります。
イーグルよりも上をいくことになるのです。この言葉の意味はイーグル王家が今巻き込まれている事態を念頭に入れて頂ければ、ご理解頂けるものと思っています」
エドワードが生き延びるということは、ログレスがこのイーグルをも超える神の血を得るということだと聞かされて国王夫妻は言葉がない。
事態が切羽詰まるまで、そういうことは考えなかったからだ。
「ただ弟であるアスベルに関しては、ルーイよりも血が濃く半人半神の身です。ログレスがわたしを迎え入れた場合、おそらく産まれてくる子供はアスベルを超えるでしょう」
「アスベルを……超える……」
「息子を助けたい。その気持ちはわかります。ですがそういう現実が待ち受けていることもご理解頂きたいのです」
そう言って透は頭を下げた。
普段の彼とは別人のようで彼を知る四人は呆気に取られている。
普段からこうならいいのにと四人の脳裏に過ったが、透には知ったことではなかった。
しなければならないからしているだけで、したくてしているわけではないので。
透が言い終わるとログレス王は、改めてアスベルに声をかけた。
「色々苦労したね、アスベル」
「はい。伯父上」
「きみは今多数の求婚を受けている身だね?」
「……何故ご存じなんですか?」
そう。
今アスベルは数えきれないほどの求婚を受けている。
勿論ルーイの下にも来ているが。
ふたりは気高い戦女神の血を引くイーグルの王子。
それがわかって周囲の態度は面白いくらいに変わった。
それまど申し込まれたことのないアスベルが、今では選り取りみどりである。
正直白けてしまって、どれも真剣に受け取っていない。
それまでの仕打ちを思えば真剣に受け止められるわけがない。
ふとフィーナを見れば彼女は落ち込んだように俯いている。
なにを落ち込んでいるんだろう? とアスベルは首を傾げる。
だが、この後の科白でわかった。
「きみとフィーナの婚約は、きみにフィーナ以外の相手が現れる可能性が低いから決めたことだった。その危惧が断られた今選ぶ権利はきみにある。きみが望むならフィーナとの婚約は破棄しても……」
「待ってください。伯父上。破棄? どういうことですか?」
アスベルは驚いていた。
現状では申し込まれることはあっても、まさか破棄を申し込んでくる人がいるなんて思わなかったからだ。
だから、フィーナは落ち込んでいるのだと急に理解できた。
自惚れかもしれないが、ここ暫くの触れ合いから、アスベルはフィーナが自分を気に入ってくれていることを知っていた。
子供や孫の話までしていたのだ。
嫌がっていたわけがない。
だが、状況が変わった。
だから、フィーナは落ち込んでいる。
アスベルとの婚約が破棄されるかもしれないから。
「ランドール王。きみも知っている通り、アスベルとの婚約は将来的なものを見越しての救済処置だった。アスベルにその心配がなくなったのなら」
「伯父上!! おれを見くびらないで下さい!!」
「……アスベル」
「確かに数えきれないほどの求婚はありました。ですがどれも受ける気はありません」
「しかし今のきみなら好きな姫を選び放題だろう?」
「そうですね。戦女神フィオリナの子であるアスベル王子になら、言い寄ってくれる姫は大勢います。ですがおれが邪眼の王子と呼ばれ忌み嫌われているとき、それでもいいからと手を差し伸べて選んでくれたのは、フィーナ姫だけです」
「アスベル様……」
フィーナが泣き出しそうな顔でアスベルを見た。
「彼女との婚約を破棄する意志は、おれにはありません。彼女が破棄を望むなら別ですが、それは伯父上が言い出したことですから」
「フィーナでいいのかい?」
「フィーナ姫がいいんです」
アスベルの答えにフィーナは兄にすがり付いて泣いた。
破棄を覚悟していたので。
「取り敢えず兄上。エドの問題もある。エドとフィーナのふたりはもう少しこちらで預かりたい。構わないだろうか?」
「構わないがきみのところの負担になるんじゃないかい? かなり大変みたいだし」
「しかし現状でトールを他の国にやるわけにはいかないのだ」
「何故だい?」
「このイーグル城にはビクトリアが、フィオリナが施してくれた強固な結界が幾つかある。今の神子にはそれが欠かせないのだ。他国へ行けばその守護が消える。それは神子にとって災いにしかならない。だから、エドの問題があっても、神子をログレスへ送ることはできない」
「なるほど」
「だが、神子も言ったように時間制限があるのは事実。となるとエドとフィーナのふたりを預かるしかないだろう? フィーナだってまだアスベルと一緒にいたいだろうし」
この揶揄いにはアスベルは顔を染めてそっぽを向き、フィーナは思わず叔父に言い返してしまった。
「いやだっ!! 叔父様っ!! 変な言い方しないでっ!! わたしはっ!!」
「好きなのだろう? アスベルが?」
露骨に言われてフィーナは絶句した。
叔父様って意地悪かもしれないとフィーナはこっそり思った。
「わたしが戦女神フィオリナの長子トールです」
「「初めまして」」
「エドワード王子の問題については、ご本人から伺いました。正直なところを申し上げてよろしいでしょうか?」
「どうぞ」
「ご覧の通りわたしは男です。エドワード王子とは同性になります。勿論私の神力をもってすれば、性別の転換は容易なことです。ですが男として生まれ育ってきたことも事実。正直なところを申し上げれば、今すぐ彼のことを特別な眼で見るように言われても困ってしまいます」
この丁寧な説明にふたりの顔色が悪くなる。
「王子には望みがないと?」
震える問いに透はかぶりを振る。
「そうは申しておりません。あくまでも今の時点での気持ちです。将来のことまではわかりません。勿論時間制限があるのは承知しています。ですが事は心の領域。強制されても心は動かないのです。流れに身を任すしかないものだと思います」
「神子殿……」
「それに……わたしは神です。万が一エドワード王子を選んだ場合、神の血が人間に混じるという事態が、一体なにを招くのか、それも考えなければなりません。母の場合とは違いますから」
「どう……違うのですか? あの娘と?」
王妃の声は震えていた。
王妃にとって母はまだ妹なのだ。
戦女神ではなく。
「母は神の身でランドール王と結ばれたわけではありません。あくまでもビクトリアとしての母は人間です。ですからアスベルたちも神ではなく人間として産まれました。ですがわたしは生粋の神なのです。
人間として仮の生を生きているわけでもない。つまりおふたりの望み通りにわたしがエドワード王子を愛して、更に女性になることを選んだ場合、ログレス王家に神の血が混じることになります。
イーグルよりも上をいくことになるのです。この言葉の意味はイーグル王家が今巻き込まれている事態を念頭に入れて頂ければ、ご理解頂けるものと思っています」
エドワードが生き延びるということは、ログレスがこのイーグルをも超える神の血を得るということだと聞かされて国王夫妻は言葉がない。
事態が切羽詰まるまで、そういうことは考えなかったからだ。
「ただ弟であるアスベルに関しては、ルーイよりも血が濃く半人半神の身です。ログレスがわたしを迎え入れた場合、おそらく産まれてくる子供はアスベルを超えるでしょう」
「アスベルを……超える……」
「息子を助けたい。その気持ちはわかります。ですがそういう現実が待ち受けていることもご理解頂きたいのです」
そう言って透は頭を下げた。
普段の彼とは別人のようで彼を知る四人は呆気に取られている。
普段からこうならいいのにと四人の脳裏に過ったが、透には知ったことではなかった。
しなければならないからしているだけで、したくてしているわけではないので。
透が言い終わるとログレス王は、改めてアスベルに声をかけた。
「色々苦労したね、アスベル」
「はい。伯父上」
「きみは今多数の求婚を受けている身だね?」
「……何故ご存じなんですか?」
そう。
今アスベルは数えきれないほどの求婚を受けている。
勿論ルーイの下にも来ているが。
ふたりは気高い戦女神の血を引くイーグルの王子。
それがわかって周囲の態度は面白いくらいに変わった。
それまど申し込まれたことのないアスベルが、今では選り取りみどりである。
正直白けてしまって、どれも真剣に受け取っていない。
それまでの仕打ちを思えば真剣に受け止められるわけがない。
ふとフィーナを見れば彼女は落ち込んだように俯いている。
なにを落ち込んでいるんだろう? とアスベルは首を傾げる。
だが、この後の科白でわかった。
「きみとフィーナの婚約は、きみにフィーナ以外の相手が現れる可能性が低いから決めたことだった。その危惧が断られた今選ぶ権利はきみにある。きみが望むならフィーナとの婚約は破棄しても……」
「待ってください。伯父上。破棄? どういうことですか?」
アスベルは驚いていた。
現状では申し込まれることはあっても、まさか破棄を申し込んでくる人がいるなんて思わなかったからだ。
だから、フィーナは落ち込んでいるのだと急に理解できた。
自惚れかもしれないが、ここ暫くの触れ合いから、アスベルはフィーナが自分を気に入ってくれていることを知っていた。
子供や孫の話までしていたのだ。
嫌がっていたわけがない。
だが、状況が変わった。
だから、フィーナは落ち込んでいる。
アスベルとの婚約が破棄されるかもしれないから。
「ランドール王。きみも知っている通り、アスベルとの婚約は将来的なものを見越しての救済処置だった。アスベルにその心配がなくなったのなら」
「伯父上!! おれを見くびらないで下さい!!」
「……アスベル」
「確かに数えきれないほどの求婚はありました。ですがどれも受ける気はありません」
「しかし今のきみなら好きな姫を選び放題だろう?」
「そうですね。戦女神フィオリナの子であるアスベル王子になら、言い寄ってくれる姫は大勢います。ですがおれが邪眼の王子と呼ばれ忌み嫌われているとき、それでもいいからと手を差し伸べて選んでくれたのは、フィーナ姫だけです」
「アスベル様……」
フィーナが泣き出しそうな顔でアスベルを見た。
「彼女との婚約を破棄する意志は、おれにはありません。彼女が破棄を望むなら別ですが、それは伯父上が言い出したことですから」
「フィーナでいいのかい?」
「フィーナ姫がいいんです」
アスベルの答えにフィーナは兄にすがり付いて泣いた。
破棄を覚悟していたので。
「取り敢えず兄上。エドの問題もある。エドとフィーナのふたりはもう少しこちらで預かりたい。構わないだろうか?」
「構わないがきみのところの負担になるんじゃないかい? かなり大変みたいだし」
「しかし現状でトールを他の国にやるわけにはいかないのだ」
「何故だい?」
「このイーグル城にはビクトリアが、フィオリナが施してくれた強固な結界が幾つかある。今の神子にはそれが欠かせないのだ。他国へ行けばその守護が消える。それは神子にとって災いにしかならない。だから、エドの問題があっても、神子をログレスへ送ることはできない」
「なるほど」
「だが、神子も言ったように時間制限があるのは事実。となるとエドとフィーナのふたりを預かるしかないだろう? フィーナだってまだアスベルと一緒にいたいだろうし」
この揶揄いにはアスベルは顔を染めてそっぽを向き、フィーナは思わず叔父に言い返してしまった。
「いやだっ!! 叔父様っ!! 変な言い方しないでっ!! わたしはっ!!」
「好きなのだろう? アスベルが?」
露骨に言われてフィーナは絶句した。
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