3 / 50
第一章 異世界
(2)
しおりを挟む「すい君ごめんね。僕もすい君と仲良くしたい。これからよろしく」
そう言って僕からギューしに行ってすい君も背が高いからちょっと背伸びしてチュッチュッとした。
一瞬動きが止まったけどすぐにすい君もしてくれた。
そして最後にもう1回ギューってして来て耳元ですい君が
「先輩…僕…」
と何か言いかけた所で海里君が俺もー!とドンッとすい君を押した。
そしてギューチュッチュッと挨拶して来た。
僕も返して海里君越しに紫音君が黙ってこっちを見てるのが見えた。
だから少し海里君と離れて紫音君に向かって手を広げた。
「えっ…?」
「紫音君も!僕と仲良くしてくれる?」
そう聞くとギクシャクと歩いて来て
「もちろんです」
と言って挨拶してくれた。
だから僕も笑って少し強めにギューってしてチュッチュッと返した。
「僕に可愛い後輩がこんなに沢山出来た。嬉しい」
と笑いかけた所で
「こんなとこいた!!」大和
「何でこんな端っこにいるんだよ」煌
「探したんだよ」灯夜
「あれー?紫音達といるー」だいちゃん
「心配…した…」龍君
と1年組のみんなが来た。
「みんな!朝ぶりー!他の子達はいいの?」
きっと中等部の人達や高等部の人達は5人と話をしたいはずだ。
だってさっきからずっとこっちを見てる人達が沢山いる。
「いやー、俺達はいいの!てか、俺達は桜李と話がしたいんだよ。それに多分、これは桜李目当てだと思うけど」
と灯夜が言ってみんな頷いていた。
「なーにを言ってんのー」
とアハハと笑っていると後ろからフワッと誰かに包まれた。
「やっと会えた。桜李」
そう言って僕からギューしに行ってすい君も背が高いからちょっと背伸びしてチュッチュッとした。
一瞬動きが止まったけどすぐにすい君もしてくれた。
そして最後にもう1回ギューってして来て耳元ですい君が
「先輩…僕…」
と何か言いかけた所で海里君が俺もー!とドンッとすい君を押した。
そしてギューチュッチュッと挨拶して来た。
僕も返して海里君越しに紫音君が黙ってこっちを見てるのが見えた。
だから少し海里君と離れて紫音君に向かって手を広げた。
「えっ…?」
「紫音君も!僕と仲良くしてくれる?」
そう聞くとギクシャクと歩いて来て
「もちろんです」
と言って挨拶してくれた。
だから僕も笑って少し強めにギューってしてチュッチュッと返した。
「僕に可愛い後輩がこんなに沢山出来た。嬉しい」
と笑いかけた所で
「こんなとこいた!!」大和
「何でこんな端っこにいるんだよ」煌
「探したんだよ」灯夜
「あれー?紫音達といるー」だいちゃん
「心配…した…」龍君
と1年組のみんなが来た。
「みんな!朝ぶりー!他の子達はいいの?」
きっと中等部の人達や高等部の人達は5人と話をしたいはずだ。
だってさっきからずっとこっちを見てる人達が沢山いる。
「いやー、俺達はいいの!てか、俺達は桜李と話がしたいんだよ。それに多分、これは桜李目当てだと思うけど」
と灯夜が言ってみんな頷いていた。
「なーにを言ってんのー」
とアハハと笑っていると後ろからフワッと誰かに包まれた。
「やっと会えた。桜李」
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
その捕虜は牢屋から離れたくない
さいはて旅行社
BL
敵国の牢獄看守や軍人たちが大好きなのは、鍛え上げられた筋肉だった。
というわけで、剣や体術の訓練なんか大嫌いな魔導士で細身の主人公は、同僚の脳筋騎士たちとは違い、敵国の捕虜となっても平穏無事な牢屋生活を満喫するのであった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
使命を全うするために俺は死にます。
あぎ
BL
とあることで目覚めた主人公、「マリア」は悪役というスペックの人間だったことを思い出せ。そして悲しい過去を持っていた。
とあることで家族が殺され、とあることで婚約破棄をされ、その婚約破棄を言い出した男に殺された。
だが、この男が大好きだったこともしかり、その横にいた女も好きだった
なら、昔からの使命である、彼らを幸せにするという使命を全うする。
それが、みなに忘れられても_
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
新しい道を歩み始めた貴方へ
mahiro
BL
今から14年前、関係を秘密にしていた恋人が俺の存在を忘れた。
そのことにショックを受けたが、彼の家族や友人たちが集まりかけている中で、いつまでもその場に居座り続けるわけにはいかず去ることにした。
その後、恋人は訳あってその地を離れることとなり、俺のことを忘れたまま去って行った。
あれから恋人とは一度も会っておらず、月日が経っていた。
あるとき、いつものように仕事場に向かっているといきなり真上に明るい光が降ってきて……?
※沢山のお気に入り登録ありがとうございます。深く感謝申し上げます。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
フローブルー
とぎクロム
BL
——好きだなんて、一生、言えないままだと思ってたから…。
高二の夏。ある出来事をきっかけに、フェロモン発達障害と診断された雨笠 紺(あまがさ こん)は、自分には一生、パートナーも、子供も望めないのだと絶望するも、その後も前向きであろうと、日々を重ね、無事大学を出て、就職を果たす。ところが、そんな新社会人になった紺の前に、高校の同級生、日浦 竜慈(ひうら りゅうじ)が現れ、紺に自分の息子、青磁(せいじ)を預け(押し付け)ていく。——これは、始まり。ひとりと、ひとりの人間が、ゆっくりと、激しく、家族になっていくための…。
十七歳の心模様
須藤慎弥
BL
好きだからこそ、恋人の邪魔はしたくない…
ほんわか読者モデル×影の薄い平凡くん
柊一とは不釣り合いだと自覚しながらも、
葵は初めての恋に溺れていた。
付き合って一年が経ったある日、柊一が告白されている現場を目撃してしまう。
告白を断られてしまった女の子は泣き崩れ、
その瞬間…葵の胸に卑屈な思いが広がった。
※fujossy様にて行われた「梅雨のBLコンテスト」出品作です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる